ダウンヒル競技の永田隼也がアキ・ファクトリーチームへ移籍することが本人、及びチームから発表された。今年はワールドカップでの飛躍と全日本タイトルの獲得を胸に、新たなジャージを纏い2014年シーズンを戦う。



急峻なコースで知られるイタリア、ヴァルディソーレを走る永田(画像は2013年)急峻なコースで知られるイタリア、ヴァルディソーレを走る永田(画像は2013年) photo:Hiroyuki.NAKAGAWA/SLm
清水一輝がイギリスのマディソン・サラセンチームに移籍する事となり、新たなライダーの獲得が注目されていたアキ・ファクトリーチームだが、2013年度ランキング6位の永田隼也をチームに迎え、国内はもとより、海外のレースにも参戦していく方針を明らかにした。

ここ数年、海外志向を強く打ち出し、積極的にワールドカップへ参戦してきた永田。新しいチーム加入、そして今年の活動について聞いた。

スコットランドの名門コース、フォートウィリアムのジャンプを飛ぶ(画像は2013年)スコットランドの名門コース、フォートウィリアムのジャンプを飛ぶ(画像は2013年) photo:Hiroyuki.NAKAGAWA/SLm先日のシクロクロス東京ではAKIコーポレーション登録でレースを走った。DH競技のみに留まらない幅広い活動を行う先日のシクロクロス東京ではAKIコーポレーション登録でレースを走った。DH競技のみに留まらない幅広い活動を行う photo:Kei Tsujiー移籍の話はいつ頃からあったのですか?

去年の10月頃ですかね。もっとレースに集中したくて、ライダーとしてより良い環境を模索し始めました。アキさんには中学生の頃、ライダーとして活動をし始めた頃にお世話になっていた事もあって、とても親身に話を聞いて頂く事ができました。

ーバイクはすでに手元に届いていますか?

ダウンヒルには コナのオペレーターカーボン、エンデューロはプロセス153に乗ります。すでにオペレーターには乗っています。とてもしっかりした印象のバイクで、大きな衝撃でも突っ込んでいけるような剛性があるフレームだっていうのが第一印象ですね。

ーここ数年、ワールドカップへの参戦を続けていますが、今年の計画や目標を教えて下さい。

海外への挑戦は継続していきますよ!ヨーロッパ、北米のワールドカップと、新しいジャンルであるエンデューロシリーズにも挑戦したい思っています。目標としてはワールドカップではやはりヨーロッパでの予選通過ですね。予選通過だけじゃなくて、少なくとも40番ぐらいを常に狙えるように準備していきたいと思っています。国内では全日本選手権、これはどうしても獲りたいタイトルですので。あと、レース参戦だけではなく、いくつか面白いプロジェクトも進みつつあります。こちらも楽しみにしておいて下さい。



以下は、本人のオフィシャルサイトに掲載されたメッセージ。

移籍した永田隼也。KONAのSUPREME OPERATORと移籍した永田隼也。KONAのSUPREME OPERATORと (c)junya-style.com今シーズンから、アキファクトリーチームとして活動をさせて頂く事となりました!バイクはKONA、GARNEAU、BHに乗り、国内はもちろん、今まで挑戦を続けているUCI WorldCup、そして新たにエンデューロシリーズにも挑戦をして行きます。

国内では全日本チャンピオンの称号を今年は何としても取りに行きます。また、世界の舞台でも、昨年から挑戦しているヨーロッパラウンドでまずは予選突破、そして更に上を目指して行きます。世界へ出て行くと言う事は今の現状、多くの壁がありますが一つ一つクリアしてしっかり自分のシーンを造り上げて行きたいと思っています。その他にも色々な活動で、このマウンテンバイクシーンを盛り上げて行きます。



移籍の情報は本人のオフィシャルサイトもしくは所属するアキコーポレーションのホームページにて確認できる。

photo&text:Hiroyuki.NAKAGAWA/SLm

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