仮装にコスプレで泥を熱く走る、爆笑シングルスピードクラス

2013/11/22(金) - 09:23

野辺山シクロクロス2日目にのみ用意されたシングルスピードクラスの愉快な模様を写真とムービーでお届けします。仮装コスプレに何でもありの熱気をご覧ください。

仮装ライダーがズラリと並んだシングルスピードクラスのスタート
2日間とも、ほぼ同じ種目が用意された野辺山シクロクロス。しかし例外は2日目、日曜日のみに設定されたシングルスピードクラスだ。参加資格はバイクがシングルスピードになっていること。変速機のない自転車限定だが、変速機を固定して単速にした状態でも出場が可能。他に前後ブレーキを装着していること。他の種目とのダブルエントリーが可能とあって、その後のUCIレースに出場するエリート選手もお遊びで出場できる。

スーパーサイヤ人とまりもっこり。いいのかそれ...苦笑

グラマーなHOOTERSガールの4人（さて女性は居るでしょうか？）

シングルスピードといえば昨今は「仮装が正装」と言われるほどで、ナゼか（？）何かしら笑いを取るコスチュームを身につけることがこの頃の習わしになっている。スタート地点に集まった選手たちの姿で、すでにご飯が3杯イケるほど可笑しい。

進撃の巨人。いやマジで怖いって....

地味に消防団のはっぴ姿。ほんものです。

シクロクロスに出ちゃうポタガール埼玉のSANAさん

グラマーなHOOTERSガールの4人には男性も混じっているし、女子高生ルックスのオトコ、スーパーサイヤ人、スーパーマリオに今年はルイージも加わった。長身の目玉おやじ、サンタクロース、忍者、アシモを忠実に再現したBUCYOコーヒーの人（中味はもちろん筧さん）、カエル、子供が化けた小さなミニーマウスもよく見れば女装している。

可愛いコスプレの女性はポタガール埼玉のメンバーでもあるSANAさん。北海道発、ゆるキャラとしては批判続出の「まりもっこり」、葉巻を加えたコブラに結構怖い筋肉スーツの「進撃の巨人」。朝の連ドラ「あまちゃん」の仮装の選手はもちろん「じぇじぇじぇ」を発しながら走る。松本駿選手はスコットのライダーに戻ったことを記念してかデビュー当時のバイクとウェアで懐かしい姿を披露。とにかくひとりひとりの工夫を観ているだけで抱腹絶倒である。

アシモの中はもちろんBUCYOコーヒーの筧さんです

かわいいコスプレですね...

レトロなウェアにスコットのクロモリバイクでデビュー当時を再現した松本駿選手

レース時間は50分。実は結構走りのレベルが高いことも特徴で、素晴らしい走りを披露したのはC1ライダーでもある「すくみず」氏。最近はけしからんと批判を浴びることも増えた中、堂々の走りでトップでゴール。それらの批判を吹き飛ばすほどの感動を呼んでいた。