2013年シーズンをベルギーのコンチネンタルチーム「コルバ・スペラーノハム」に所属し、欧州を中心に活動していた竹之内悠が「ベランクラシック-ドルチーニ(Veranclassic-Doltcini)」と来季の契約を交わした。

監督のウォルター マース(右)は少ない予算の中でも結果を残すチームの運営を得意とし、監督として20年以上のキャリアがある監督のウォルター マース(右)は少ない予算の中でも結果を残すチームの運営を得意とし、監督として20年以上のキャリアがある

2013年はコルバ・スペラーノハムで走った竹之内悠2013年はコルバ・スペラーノハムで走った竹之内悠 「ベランクラシック-ドルチーニ」は、2013年には「ドルチーニ・フランダース」の名前で活動していたベルギーのUCIコンチネンタルチーム。

エースとなるべき候補の選手が複数名いるが、そのなかでもヴァカンソレイユから移籍したマルティン・カイゼル(オランダ/1988年3月25日生)がエースとなるだろう。カイゼルは2013年ジロ・デ・イタリアで108位で完走。2011年にはUCI1.1クラスのレース「Boucles de l'Aulne(ブクル・ド・ローヌ」で優勝している。
よりレベルの高い環境に移る竹之内が、どのような結果を残していくか期待される。

契約書にサインを交わす竹之内悠契約書にサインを交わす竹之内悠 竹之内はNIPPOのサポートを受け、2010年に渡欧。その後もNIPPOからのサポートが継続的に行われている。


ウォルター・マース監督のコメント

「ユウは常にアグレッシブなレースを展開し、最後まで全力で走っている。今年の成績は1年目としては上出来だが、内容はそれ以上のものがある。ユウが来年、このベランクラシック・ドルチーニでより良い成績を残す事を期待している」。


竹之内悠のコメント
2013年に所属していたコルバと2014年も契約するつもりで話を進めていたが、夏頃にチームがコンチネンタルチーム登録を行わない事を告げられた。しかし、その後ドルチーニ監督のマースさんから声をかけていただき、2014年もベルギーのコンチネンタルチームで走らせてもらえる事となった。

今年は大きな結果は残せてないけれど、自分でも覚悟していたのでイメージ通り。ヨーロッパを中心にコンチネンタルサーキットを走るのは簡単ではなかったけど、レースで掴んだきっかけはたくさんある。2014年はそれを結果に表していかなくちゃいけないシーズン。マース監督を含めチームからの期待も大きい、やりがいのあるシーズンになると思う。
今まで支えてきて頂いてる皆様に感謝しています。2014年もがんばります。


ベランクラシック・ドルチーニのチームロゴベランクラシック・ドルチーニのチームロゴ 竹之内 悠 プロフィール
1988年9月1日生 京都府出身
2005年 岡山国体個人ロードレース少年の部 優勝
2009年 全日本選手権個人ロードレースU23 3位
2010年 よりチームユーラシアのサポートを受けて拠点をベルギーに移す。
2012年 GP Bunbrugge, 優勝
     GP Gommegnie(フランス」エリートナショナル) 優勝
2013年
4月12日Paris – Mantes UCI Fra1.2 13th
5月1日 GP,te Hoboken UCI Bel1.2 13th
5月11日 Houthalen- Helchteren El.Ind 13th
5月18日 G.P. Claude Criquillion UCI Bel1.2 8th
5月20日 Borsboek  El. Ind 14th
8月21日 Druiben Koers Overijse UCI Bel1.1 37th
8月24日 MEULEBEKE El.Ind 8th
8月28日96° STADSPRIJS GERAARDSBERGEN El.Ind 8th

edit:Makoto.AYANO
資料等は橋川健(チームユーラシアIRCタイヤ監督、NIPPOスタッフ)による


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