2013/10/22(火) - 21:37
5月のツアー・オブ・ジャパンに続いて今年2度目の来日となったランプレ・メリダ。ダミアーノ・クネゴやマヌエーレ・モーリら、日本でもお馴染みのライダーが参加して和やかな雰囲気に包まれたアフターパーティーの様子をレポートしよう。
ランプレメリダのジャパンカップ出場メンバーが勢揃い
ジャパンカップ終了後の午後6時、チームが泊まっていた宇都宮のホテルニューイタヤで開催されたランプレ・メリダのアフターパーティー。3位の表彰台を獲得したクネゴや5位に入ったモーリ、エリア・ファヴィッリ、シモーネ・ストルトーニ、ヴァレリオ・コンティの5人のライダーに加え、監督のブルーノ・ヴィッチーノ、メカニックのマッティア・ダニーロ、マッサーのマッシミリアーノ・ナポリターノ、そして日本からサポートに加わった穴田悠吾マッサーらが勢揃い。
山本雅道と益子直美夫妻、そしてTEAM MASAMICHIのメンバーがランプレ・メリダジャージで参加
会場にはメリダのハイエンドモデルがズラリと並んだ
このパーティーは、チームが使用するメリダの輸入代理店を務めるミヤタサイクルが主催し、ヘルメットを供給するカブトが協賛する形で開催。事前応募でエントリーをした多くの熱心なファンが集まり、参加者は約100人を数えた。ミヤタサイクルの社長・高谷信一郎さんと、カブトのC.D.S課部長のの中島英一さんによる乾杯と共にパーティーは午後6時の定刻通りにスタート。
雨と寒さのサバイバルレースを無事に終えたこともあり、チーム全体がホッとした様子で、会場は和やかな雰囲気に包まれる。そして、待ってましたと言わんばかりにパーティーメニューを食す選手たち。日本が初めての選手は見慣れない日本食に興味津々な様子だった。
やっぱり大人気のダミアーノ・クネゴ
気さくにサインに応じるマヌエーレ・モーリ
箸を断念してフォークで寿司を食べるシモーネ・ストルトーニ
エリア・ファヴィッリが持つ皿にはケーキが山盛り
対照的にクネゴはパーティーメニューには殆ど目もくれず、ひたすらエクレアやケーキなどの甘い物をパクリ。他のメンバーもシーズン中ではあまり口にしない揚げ物やお酒を楽しんでいた。ジャパンカップ終了と共にオフシーズンに入ったというこもあり、監督も大目に見ていたようだ。
今大会では積極的にファンサービスをする姿が見られたランプレ・メリダだが、パーティーではより気さくにサインや記念撮影のリクエストに応じてくれた。特に人気があったのはモーリで、会食が始まった途端に男女問わずサインを求める長い列が出来るほど。
モーリのファンクラブMMFC.jpの皆さん
オリジナルのTシャツにモーリも興味津々
背中の七転び八起きはモーリが優勝した2007年のジャパンカップの勝ち方をモチーフにしているのだとか
常に笑顔でファンに接していたモーリ
「素気ない選手も多い中、ファン一人一人に最高の笑顔で対応してくれる所に魅了されてしまいますね。また、今日の様な厳しいレースを得意としていたり、何度落車したって直ぐに起き上がって走り出すタフさも魅力です。」と人気の理由を語ってくれたのは日本のモーリファンクラブ「MMFC.jp」のみなさん。
実はメリダのバイクのオーナーのみを対象としていたこのパーティーだが、モーリのリクエストに応える形で10名のファンクラブメンバーが特別に参加出来たとのこと。モーリ自身のキャリア唯一の勝利が2007年のジャパンカップであることも手伝ってか、日本のファンとの間には固い絆で結ばれている様だ。
ちょっと不思議な体制でじゃんけん大会に興じるクネゴ
サインが入ったランプレカラーのkoofu WG-1など豪華景品が大量に用意された
商品は直接手渡しで
パーティー中盤には監督やスタッフを含めた選手全員へのインタビューが行われた。ジャパンカップを3位で終えたクネゴは「8回目の参戦だったけど、こんな悪天候は初めてで風も強かったから、レース序盤はとても不安だった。最終的には良い結果になってホッとしてるよ」と語った。そして、ロードレース界のピッコロ・プリンチペ(小さな王子様)の愛称で呼ばれてきたことで「結婚してますか?」との質問が出たが、熱心なファンならご存知の通り「結婚していて2人の子供がいるよ」との答えに落胆する女性ファンの姿も。
パーティーの締めはお宝グッズ争奪、選手とのじゃんけん大会。どの選手もぎこちない様子だったが、「ジャン・ケン・ポン!」の日本版の掛け声と共に、巧みにグー・チョキ・パーを使いこなしていた。賞品にはサインが入ったランプレチームカラーの「koofu WG-1」ヘルメットを始め、フォトパネルやメリダのロゴ入りパーカーなど豪華かつ貴重なアイテムが揃い、用意された個数が多く当選確率が高かったため、大いに盛り上がった。
最後はチームのメンバーと参加者、関係者と一緒に記念撮影
楽しい時間もあっと言う間に過ぎ、気づけばパーティーは終了時刻に。しかし、選手たちは少しでも長い時間ファンと交流しようと、部屋へ帰る素振りは見せず。ファン思いな一面が日本におけるランプレ・メリダの人気が高い理由になっていると感じられたパーティーとなったのでした。是非来年もツアー・オブ・ジャパンとジャパンカップに戻ってきて下さい!
text:Yuya.Yamamoto
photo:Makoto.AYANO, Yuya.Yamamoto
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ジャパンカップ終了後の午後6時、チームが泊まっていた宇都宮のホテルニューイタヤで開催されたランプレ・メリダのアフターパーティー。3位の表彰台を獲得したクネゴや5位に入ったモーリ、エリア・ファヴィッリ、シモーネ・ストルトーニ、ヴァレリオ・コンティの5人のライダーに加え、監督のブルーノ・ヴィッチーノ、メカニックのマッティア・ダニーロ、マッサーのマッシミリアーノ・ナポリターノ、そして日本からサポートに加わった穴田悠吾マッサーらが勢揃い。
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雨と寒さのサバイバルレースを無事に終えたこともあり、チーム全体がホッとした様子で、会場は和やかな雰囲気に包まれる。そして、待ってましたと言わんばかりにパーティーメニューを食す選手たち。日本が初めての選手は見慣れない日本食に興味津々な様子だった。
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今大会では積極的にファンサービスをする姿が見られたランプレ・メリダだが、パーティーではより気さくにサインや記念撮影のリクエストに応じてくれた。特に人気があったのはモーリで、会食が始まった途端に男女問わずサインを求める長い列が出来るほど。
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実はメリダのバイクのオーナーのみを対象としていたこのパーティーだが、モーリのリクエストに応える形で10名のファンクラブメンバーが特別に参加出来たとのこと。モーリ自身のキャリア唯一の勝利が2007年のジャパンカップであることも手伝ってか、日本のファンとの間には固い絆で結ばれている様だ。
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パーティーの締めはお宝グッズ争奪、選手とのじゃんけん大会。どの選手もぎこちない様子だったが、「ジャン・ケン・ポン!」の日本版の掛け声と共に、巧みにグー・チョキ・パーを使いこなしていた。賞品にはサインが入ったランプレチームカラーの「koofu WG-1」ヘルメットを始め、フォトパネルやメリダのロゴ入りパーカーなど豪華かつ貴重なアイテムが揃い、用意された個数が多く当選確率が高かったため、大いに盛り上がった。
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text:Yuya.Yamamoto
photo:Makoto.AYANO, Yuya.Yamamoto
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