2013/07/01(月) - 15:29
シマノが遂にロードバイク用油圧ディスクブレーキシステムを発表した。電動コンポーネント専用設計とすることでシクロクロス競技への最適化、そして究極のストレスフリーを目指したコンポーネントだ。
シマノ初のロードバイク用ハイドロリックディスクブレーキシステム。そのコンセプトは「長時間、どんな状況においても快適かつ安全、安心な制動」を確保するすること。油圧ディスクブレーキだけにドライ/ウェットなどコンディションに左右されない制動力が特徴で、Di2との組み合わせにより指1本で更なる理想的なバイク操作が可能となる。
同社がMTBコンポーネントで培ってきたテクノロジーを応用したものではあるが、ロードバイクの重量や走行スピード、タイヤの接地面積、ブレーキフィール、ロードバイク特有のブレーキの当て効きなどを考慮したロード専用設計モデルだ。
シリンダーを内蔵・11速のDi2コンポーネントに対応したSTIレバーとブレーキキャリパー、ディスクブレーキローター、ブレーキホース類、ハブ、ホイールが今回新たデビューを果たしたアイテム。その他は11速Di2コンポーネントと組み合わせる仕様としている。
STIレバー(ST-R785)は、シリンダーをレバー上部に組み込んだ機構を採用しており、SRAMの油圧システムと似た上に突き出したブラケット形状が特徴だ。ブラケットポジションからでも高い制動力が得られるよう専用設計されたレバーはアルミ製。shimanoロゴが記される。
ディスクキャリパー(BR-R785)はMTBコンポーネントの最上級グレードであるXTRと同様の対向2ピストンシステムを採用し、強力なストッピングパワーを確保。キャリパー本体はアルミニウム製となっており、140mm径のディスクローターと組み合わせることでロードバイクのブレーキと同じようなフィーリングが得られるように工夫されている。「アイステックテクノロジー」冷却フィンを装備したことで放熱性も高い。通じて長い距離のダウンヒルを下った場合にも非常高温に成ることが無いという。
ディスクローターはオプションとして160mm径も用意され、シクロクロスなど高い制動力が求められる場合にも対応している。パッドとディスクローターの間隔を調整するパッドクリアランスオートアジャストや、レバーのストローク調整機能など、ライダーチューンも幅広く設けられている。
今回のデビューに合わせてホイールやハブも登場している。リアハブ(FH-CX75)はエンド幅135mmとし、キャリパーとスポークの干渉を避けるためにハブフランジをオフセットした専用設計だ。フロントハブ(HB-CX75)も共にアルミ製とし、アノダイズド仕上げとされている。最大カセットは32T対応となる。
ホイールはクリンチャーの上位モデルWH-RX31と廉価版のWH-RX05がデビュー。WH-RX05のカラーはホワイトとブラックの2種類が用意されている。
シマノ ハイドロリックディスクブレーキシステム価格
ST-R785:24,035円(左右別)
BR−R785:5,526円
WH-RX31:25,047円
WH-RX05:13,148円(ブラック)、13,983円(ホワイト)
シマノ初のロードバイク用ハイドロリックディスクブレーキシステム。そのコンセプトは「長時間、どんな状況においても快適かつ安全、安心な制動」を確保するすること。油圧ディスクブレーキだけにドライ/ウェットなどコンディションに左右されない制動力が特徴で、Di2との組み合わせにより指1本で更なる理想的なバイク操作が可能となる。
同社がMTBコンポーネントで培ってきたテクノロジーを応用したものではあるが、ロードバイクの重量や走行スピード、タイヤの接地面積、ブレーキフィール、ロードバイク特有のブレーキの当て効きなどを考慮したロード専用設計モデルだ。
シリンダーを内蔵・11速のDi2コンポーネントに対応したSTIレバーとブレーキキャリパー、ディスクブレーキローター、ブレーキホース類、ハブ、ホイールが今回新たデビューを果たしたアイテム。その他は11速Di2コンポーネントと組み合わせる仕様としている。
STIレバー(ST-R785)は、シリンダーをレバー上部に組み込んだ機構を採用しており、SRAMの油圧システムと似た上に突き出したブラケット形状が特徴だ。ブラケットポジションからでも高い制動力が得られるよう専用設計されたレバーはアルミ製。shimanoロゴが記される。
ディスクキャリパー(BR-R785)はMTBコンポーネントの最上級グレードであるXTRと同様の対向2ピストンシステムを採用し、強力なストッピングパワーを確保。キャリパー本体はアルミニウム製となっており、140mm径のディスクローターと組み合わせることでロードバイクのブレーキと同じようなフィーリングが得られるように工夫されている。「アイステックテクノロジー」冷却フィンを装備したことで放熱性も高い。通じて長い距離のダウンヒルを下った場合にも非常高温に成ることが無いという。
ディスクローターはオプションとして160mm径も用意され、シクロクロスなど高い制動力が求められる場合にも対応している。パッドとディスクローターの間隔を調整するパッドクリアランスオートアジャストや、レバーのストローク調整機能など、ライダーチューンも幅広く設けられている。
今回のデビューに合わせてホイールやハブも登場している。リアハブ(FH-CX75)はエンド幅135mmとし、キャリパーとスポークの干渉を避けるためにハブフランジをオフセットした専用設計だ。フロントハブ(HB-CX75)も共にアルミ製とし、アノダイズド仕上げとされている。最大カセットは32T対応となる。
ホイールはクリンチャーの上位モデルWH-RX31と廉価版のWH-RX05がデビュー。WH-RX05のカラーはホワイトとブラックの2種類が用意されている。
シマノ ハイドロリックディスクブレーキシステム価格
ST-R785:24,035円(左右別)
BR−R785:5,526円
WH-RX31:25,047円
WH-RX05:13,148円(ブラック)、13,983円(ホワイト)
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