37歳のダニーロ・ディルーカ(イタリア)がイタリアのUCIプロコンチネンタルチーム、ヴィーニファンティーニ・セッレイタリアと契約。4月27日(土)のレースで新ジャージデビューを果たす。5月4日にナポリで開幕するジロ・デ・イタリア出場の可能性も出て来た。

ダニーロ・ディルーカ(イタリア)ダニーロ・ディルーカ(イタリア) photo:Riccardo Scanferla今年1月に37歳の誕生日を迎えた「キラー」ことディルーカ。2012年はアックア・エ・サポーネに所属したが、スポンサー撤退に伴うチーム解散によって所属チームを失っていた。

ディルーカのヴィーニファンティーニ移籍の噂は昨年末の時点で浮上。契約交渉に時間がかかったものの、ジロ・デ・イタリア開幕を前にしたこのタイミングで契約が発表された。UCI(国際自転車競技連合)の選手リストの中にはすでにディルーカの名前が入っている。

ディルーカは早くもヴィーニファンティーニジャージを着て4月27日(土)にイタリアで開催されるGPラルチャーノに出場予定。そこでの走りによって、ジロ出場の可否を判断すると言う。

チームには昨年アックア・エ・サポーネでチームメイトとして走った39歳のステファノ・ガルゼッリ(イタリア)も所属。ヴィーニファンティーニは、好調のマウロ・サンタンブロジオ(イタリア)とガルゼッリ、そしてディルーカの三枚看板でジロ・デ・イタリアに挑むことになりそうだ。

text:Kei Tsuji