2013/05/10(金) - 08:36
今回のテストバイクは数あるマスプロブランド2013年モデルの中で、おそらく最も奇抜なフォルムを持つルック675だ。その特徴あるルックスが意味するのは、ブランドのコンセプトか? それとも、コンセプトバイクに終わらない何か、なのか。 2名のテストライダーが検証していく。
フランスの代表的ロードバイクブランドであるルック。その発端は、1951年にフランス・ヌヴェールでスキーのビンディングメーカーとして起業したことに由来する。そして、その技術を応用し、1984年に足首をひねるだけで脱着可能な業界発のオートマチックペダル PP65を発表して一大センセーショナルを巻き起こした。
その後ルックのペダルを使用したベルナール・イノーによるダブルツールや、フルカーボンバイクKG86を駆ったグレッグ・レモンのツール・ド・フランス優勝のストーリーは余りにも有名。近年では地元フランスのプロチーム、コフィディスに機材供給し、ダヴィ・モンクティエらの走りを大いにサポート。絶えずプロチームへと機材供給を行い、そのフィードバックを活かして製品開発を行なってきた。
さて、今回のテストバイクである「675」は、独自路線を歩みつつも保守的な姿勢を崩さなかったルックが投じた意欲作だ。フレームセット283,500円というミッドレンジモデルである。軽量かつ強靭なレースバイクの695、クライミングバイクの586SL、コンフォートバイクの566などとは大きく路線を変え、675は走り性能を犠牲とせず、耐久性・走破性へと主にフォーカスしていることが特徴だ。
ステムからトップチューブへと流れるように繋がるラインは、明らかに他のバイクと一線を画する675のアイコンだ。エアロ効果よりもルックスの美しさを第一に捉えたデザインではあるが、ステムの上下の反転とスペーサーの有無によって5mmごと・最大15mmの調整幅を持ち、ユーザーの制限をある程度取り除く工夫が施される。
675のテーマは、「十分な剛性を確保し、優れた空力性能と衝撃吸収性を備え、悪路を含めた平坦路の走破性を高めたレース用モデル」。DCSC(Dual Comfort and Stifness Concept)に則ってカーボンの積層をコントロールし、剛性と柔軟性のバランスが研究された。
なお、675の"6"はステム、フロントフォーク、シート周辺までのトータルインテグレーション設計を、"7"は上から3番目という意味の位置づけを、"5"は695と同じカーボンインナーラグ工法の採用を意味するものである。
インナーラグとはフレーム内側にラグを設け、各所を補強して剛性を稼ぐもの。一見モノコックに見える675だが、ヘッドやシート、BB部分にこれを採用して高い反応性を演出しているのだ。ヘッドチューブにはプレッシャープラグを省くルック特許の「ヘッドフィットシステム」を導入してコラムの肉厚を増し、安全性と耐久性を大幅に向上させたこともトピックスだ。ヘッドベアリングは上1-1/8インチ、下1-1/2インチの上下異型テーパードヘッドで、ブレーキングとスタビリティを獲得している。
そして675は、ルックが初めてプレスフィットBBを導入したバイクでもある。シマノ、カンパニョーロの純正カップが使用可能なBB86.5を導入したことでBBシェルの幅を広め、より高いねじれ剛性を演出。繋がるダウンチューブは、丸みのある長方形断面とし、パワーラインの強化が行われている。
そして一方で、中心部を扁平に潰した「Xチェーン&シートステー」で、縦方向の振動吸収性をアップ。フォークはーボンの積層をコントロールすることで、縦・横方向共に25%の性能向上を得たという。シリアスライダーから、ロングライド派まで、全てのライダーが満足でき得る、性能バランスを求めて生まれたのが、この675なのである。
フレームはDi2とEPSに対応するコンバーティブル仕様となり、もちろんフルインナーとなるケーブル類は独特かつ美しいフォルムを際立たせてくれるポイントだ。フレーム単体重量は1150gと軽くは無いが、重すぎることも決して無い。安全マージンが各所に取られていることを考えれば、安心とも言えるだろう。
さて、このエポックメイキングな675は、テストライダー両氏からどのような評価を受けるのだろうか。早速インプレッションに移ろう。
ーインプレッション
「重いギアを踏んでいくような選手にこそ乗ってほしい剛性感」江下健太郎(じてんしゃPit)
剛性感が高く、特にフロントフォークがカッチリしていて、反応の良さが目立ったという第一印象を持ちました。例えるならば、15年ほど前の大口径チューブ時代のアルミバイクでしょうか。ラグドフレームであることによって、しっかりと成型されたカーボンパイプが使える事がその大きな理由だと感じます。
体重の軽い私には、剛性の高さゆえ、路面から伝わってくる情報がすごく多い。「走っている感」や「転がってる感」、踏んだ時の「進んでる感」が大きく、ライダーをその気にさせるようなフレームだと思います。ただ一方で、快適性は剛性の影に隠れてしまっている印象があります。
このフレームの一番の特徴は、何といってもステムとトップチューブが一直線になった斬新なデザインでしょう。ヘッド周りの高い剛性感にも結びついていると思います。前三角が大きくなっていますが、ねじれるような印象はなく、ダンシングで振りにくい感じもありませんでした。
試乗車にアッセンブルされていたカンパニョーロのボーラ2とは良くマッチし、675の良さであるカッチリ感を引き出している印象がありました。快適性を上げたい場合には、しなるホイールをアッセンブルするとよくなるでしょう。
加えて27.2mm径のシートポストを採用しているので、ここでも乗り心地の調整ができますね。ただ専用のA-ステムは15mmの調整幅しか持たないため、フレームサイズをしっかり選ぶ必要があります。個人的には、ステムの角度に2種類ほどバリエーションがあれば良いと思いました。
クリテリウムのような短距離のレースで、高速で大きなギアを回しがら巡航したり、アタックする時、あるいはアタックを追わなくてはならないようなシーンで輝くバイクだと言えるでしょう。
675と同等の価格の586SLに乗ったことがありますが、ウイップを生かすようにリズムよくダンシングすると気持ち良く登っていくような、675と全く印象の異なるバイクでした。同じカーボンバイクを造るにしても、ルックはしっかりと目的に応じて乗り味を変えることのできる技術を持ったブランドです。
身長と体重があって、重いギアを踏んでいくような選手にこそ乗ってほしいフレームですね。デザインだけでこのバイクを選んでしまうとロングライド派ライダーは驚いてしまうこともあるでしょう。レース用として質実剛健なフレームが欲しいライダーにおススメなバイクですね。
「見た目のエアロ感や近未来感とは違い、ニュートラルな乗り味」澤村健太郎(Nicole EuroCycle 駒沢)
見た目の「エアロ感」や「近未来感」とは異なり、非常にニュートラルなバイクという印象でした。硬めで平地の巡航が最も得意だと感じましたが、スピードが上がるとリアが少したわむ、ルックらしいフィーリングを味わうことができました。
近年は使用目的に合わせ味付けを極端に振っているバイクが多いですが、このフレームの踏み心地は、ソフトでもなく、ハードでもなく、至ってニュートラルでバランスが取れていますね。コーナリング感覚もニュートラルで、下りでも不安感無く攻めることができます。
私はダンシングよりもシッティングで上るタイプですが、バックのたわみのためか、ほんの少し走りが重たく感じます。しかしダンシングを多用する方ならばしなりを活かしたリズミカルなヒルクライムが可能でしょう。路面からの突き上げ量はやや大きく感じます。ホイールなどを交換することで調整することができるはずです。
このバイクはフレームの下のライン(ヘッド回りとダウンチューブ、チェーンステー)で剛性を確保しているようで、ルックとしては珍しくトレンドを取り入れていると感じました。それでもダウンチューブはただ太くしているわけではなく、横方向に幅を少し広げただけで剛性を確保しているあたり、カーボン素材に良いものを使っているのではないでしょうか。
とにかく、見た目がカッコイイですよね。しかし独自規格のステムはポジション調整の幅が少なく、特にハンドル高の調整幅が少ないですので、購入する際には注意が必要ですね。ポジションの決まっているベテランライダーにオススメです。
また、ハンドルから伸びたリアブレーキワイヤーがダンシングの際に脚に当たってしまうことがありました。ブレーキが左後ろだったこともあると思いますが、組みつける際には注意したいポイントですね。
用途でいうと、グランフォンドやブルベなどに向いています。レースではサーキットのような綺麗で平坦な路面で行われるエンデューロが良いでしょう。ただ十分に乗りやすい性格ですので、このルックスに惚れてしまった方なら衝動買いしても不満は出ないでしょう。
ルック 675
フレームサイズ:49、51、53、55、57
付属ステムサイズ:49=90 51=100 53=110 55、57=120
カラー:ブラック/ホワイト/レッド、ブラックラベル
Fディレイラー:直付
BB規格:プレスフィット86.5
重 量:1,500g(未塗装Mサイズ フレーム1,150g+フォーク350g)
付属品:専用カーボン フォーク、HEAD FIT4 ヘッドパーツ、A-ステム、カーボンシートポスト
価 格:283,500円(税込)
インプレライダーのプロフィール
澤村健太郎(Nicole EuroCycle 駒沢)
東京都世田谷区駒沢に2010年12月にオープンした「Nicole EuroCycle 駒沢」のチーフメカニック。実業団ロードレースチーム「Maidservant Subject」ではキャプテンを務め、シクロクロスレースにも積極的に参戦している。同時にトレイル巡りやツーリングなど楽しく自転車に乗ることも追求しており「誰とでも楽しめるサイクリスト」が目標。愛称は「アルパカ」。
Nicole EuroCycle
江下健太郎(じてんしゃPit)
ロード、MTB、シクロクロスとジャンルを問わず活躍する現役ライダー。かつては愛三工業レーシングに所属し、2005年の実業団チームランキング1位に貢献。1999年MTB&シクロクロスU23世界選手権日本代表。ロードでは2002年ツール・ド・台湾日本代表を経験し、また、ツール・ド・ブルギナファソで敢闘賞を獲得。埼玉県日高市の「じてんしゃPit」店主としてレースの現場から得たノウハウを提供している。愛称は「えしけん」。
じてんしゃPit
ウエア協力:bici
text:So.Isobe&Yuya.Yamamoto
photo:Makoto.AYANO
フランスの代表的ロードバイクブランドであるルック。その発端は、1951年にフランス・ヌヴェールでスキーのビンディングメーカーとして起業したことに由来する。そして、その技術を応用し、1984年に足首をひねるだけで脱着可能な業界発のオートマチックペダル PP65を発表して一大センセーショナルを巻き起こした。
その後ルックのペダルを使用したベルナール・イノーによるダブルツールや、フルカーボンバイクKG86を駆ったグレッグ・レモンのツール・ド・フランス優勝のストーリーは余りにも有名。近年では地元フランスのプロチーム、コフィディスに機材供給し、ダヴィ・モンクティエらの走りを大いにサポート。絶えずプロチームへと機材供給を行い、そのフィードバックを活かして製品開発を行なってきた。
さて、今回のテストバイクである「675」は、独自路線を歩みつつも保守的な姿勢を崩さなかったルックが投じた意欲作だ。フレームセット283,500円というミッドレンジモデルである。軽量かつ強靭なレースバイクの695、クライミングバイクの586SL、コンフォートバイクの566などとは大きく路線を変え、675は走り性能を犠牲とせず、耐久性・走破性へと主にフォーカスしていることが特徴だ。
ステムからトップチューブへと流れるように繋がるラインは、明らかに他のバイクと一線を画する675のアイコンだ。エアロ効果よりもルックスの美しさを第一に捉えたデザインではあるが、ステムの上下の反転とスペーサーの有無によって5mmごと・最大15mmの調整幅を持ち、ユーザーの制限をある程度取り除く工夫が施される。
675のテーマは、「十分な剛性を確保し、優れた空力性能と衝撃吸収性を備え、悪路を含めた平坦路の走破性を高めたレース用モデル」。DCSC(Dual Comfort and Stifness Concept)に則ってカーボンの積層をコントロールし、剛性と柔軟性のバランスが研究された。
なお、675の"6"はステム、フロントフォーク、シート周辺までのトータルインテグレーション設計を、"7"は上から3番目という意味の位置づけを、"5"は695と同じカーボンインナーラグ工法の採用を意味するものである。
インナーラグとはフレーム内側にラグを設け、各所を補強して剛性を稼ぐもの。一見モノコックに見える675だが、ヘッドやシート、BB部分にこれを採用して高い反応性を演出しているのだ。ヘッドチューブにはプレッシャープラグを省くルック特許の「ヘッドフィットシステム」を導入してコラムの肉厚を増し、安全性と耐久性を大幅に向上させたこともトピックスだ。ヘッドベアリングは上1-1/8インチ、下1-1/2インチの上下異型テーパードヘッドで、ブレーキングとスタビリティを獲得している。
そして675は、ルックが初めてプレスフィットBBを導入したバイクでもある。シマノ、カンパニョーロの純正カップが使用可能なBB86.5を導入したことでBBシェルの幅を広め、より高いねじれ剛性を演出。繋がるダウンチューブは、丸みのある長方形断面とし、パワーラインの強化が行われている。
そして一方で、中心部を扁平に潰した「Xチェーン&シートステー」で、縦方向の振動吸収性をアップ。フォークはーボンの積層をコントロールすることで、縦・横方向共に25%の性能向上を得たという。シリアスライダーから、ロングライド派まで、全てのライダーが満足でき得る、性能バランスを求めて生まれたのが、この675なのである。
フレームはDi2とEPSに対応するコンバーティブル仕様となり、もちろんフルインナーとなるケーブル類は独特かつ美しいフォルムを際立たせてくれるポイントだ。フレーム単体重量は1150gと軽くは無いが、重すぎることも決して無い。安全マージンが各所に取られていることを考えれば、安心とも言えるだろう。
さて、このエポックメイキングな675は、テストライダー両氏からどのような評価を受けるのだろうか。早速インプレッションに移ろう。
ーインプレッション
「重いギアを踏んでいくような選手にこそ乗ってほしい剛性感」江下健太郎(じてんしゃPit)
剛性感が高く、特にフロントフォークがカッチリしていて、反応の良さが目立ったという第一印象を持ちました。例えるならば、15年ほど前の大口径チューブ時代のアルミバイクでしょうか。ラグドフレームであることによって、しっかりと成型されたカーボンパイプが使える事がその大きな理由だと感じます。
体重の軽い私には、剛性の高さゆえ、路面から伝わってくる情報がすごく多い。「走っている感」や「転がってる感」、踏んだ時の「進んでる感」が大きく、ライダーをその気にさせるようなフレームだと思います。ただ一方で、快適性は剛性の影に隠れてしまっている印象があります。
このフレームの一番の特徴は、何といってもステムとトップチューブが一直線になった斬新なデザインでしょう。ヘッド周りの高い剛性感にも結びついていると思います。前三角が大きくなっていますが、ねじれるような印象はなく、ダンシングで振りにくい感じもありませんでした。
試乗車にアッセンブルされていたカンパニョーロのボーラ2とは良くマッチし、675の良さであるカッチリ感を引き出している印象がありました。快適性を上げたい場合には、しなるホイールをアッセンブルするとよくなるでしょう。
加えて27.2mm径のシートポストを採用しているので、ここでも乗り心地の調整ができますね。ただ専用のA-ステムは15mmの調整幅しか持たないため、フレームサイズをしっかり選ぶ必要があります。個人的には、ステムの角度に2種類ほどバリエーションがあれば良いと思いました。
クリテリウムのような短距離のレースで、高速で大きなギアを回しがら巡航したり、アタックする時、あるいはアタックを追わなくてはならないようなシーンで輝くバイクだと言えるでしょう。
675と同等の価格の586SLに乗ったことがありますが、ウイップを生かすようにリズムよくダンシングすると気持ち良く登っていくような、675と全く印象の異なるバイクでした。同じカーボンバイクを造るにしても、ルックはしっかりと目的に応じて乗り味を変えることのできる技術を持ったブランドです。
身長と体重があって、重いギアを踏んでいくような選手にこそ乗ってほしいフレームですね。デザインだけでこのバイクを選んでしまうとロングライド派ライダーは驚いてしまうこともあるでしょう。レース用として質実剛健なフレームが欲しいライダーにおススメなバイクですね。
「見た目のエアロ感や近未来感とは違い、ニュートラルな乗り味」澤村健太郎(Nicole EuroCycle 駒沢)
見た目の「エアロ感」や「近未来感」とは異なり、非常にニュートラルなバイクという印象でした。硬めで平地の巡航が最も得意だと感じましたが、スピードが上がるとリアが少したわむ、ルックらしいフィーリングを味わうことができました。
近年は使用目的に合わせ味付けを極端に振っているバイクが多いですが、このフレームの踏み心地は、ソフトでもなく、ハードでもなく、至ってニュートラルでバランスが取れていますね。コーナリング感覚もニュートラルで、下りでも不安感無く攻めることができます。
私はダンシングよりもシッティングで上るタイプですが、バックのたわみのためか、ほんの少し走りが重たく感じます。しかしダンシングを多用する方ならばしなりを活かしたリズミカルなヒルクライムが可能でしょう。路面からの突き上げ量はやや大きく感じます。ホイールなどを交換することで調整することができるはずです。
このバイクはフレームの下のライン(ヘッド回りとダウンチューブ、チェーンステー)で剛性を確保しているようで、ルックとしては珍しくトレンドを取り入れていると感じました。それでもダウンチューブはただ太くしているわけではなく、横方向に幅を少し広げただけで剛性を確保しているあたり、カーボン素材に良いものを使っているのではないでしょうか。
とにかく、見た目がカッコイイですよね。しかし独自規格のステムはポジション調整の幅が少なく、特にハンドル高の調整幅が少ないですので、購入する際には注意が必要ですね。ポジションの決まっているベテランライダーにオススメです。
また、ハンドルから伸びたリアブレーキワイヤーがダンシングの際に脚に当たってしまうことがありました。ブレーキが左後ろだったこともあると思いますが、組みつける際には注意したいポイントですね。
用途でいうと、グランフォンドやブルベなどに向いています。レースではサーキットのような綺麗で平坦な路面で行われるエンデューロが良いでしょう。ただ十分に乗りやすい性格ですので、このルックスに惚れてしまった方なら衝動買いしても不満は出ないでしょう。
ルック 675
フレームサイズ:49、51、53、55、57
付属ステムサイズ:49=90 51=100 53=110 55、57=120
カラー:ブラック/ホワイト/レッド、ブラックラベル
Fディレイラー:直付
BB規格:プレスフィット86.5
重 量:1,500g(未塗装Mサイズ フレーム1,150g+フォーク350g)
付属品:専用カーボン フォーク、HEAD FIT4 ヘッドパーツ、A-ステム、カーボンシートポスト
価 格:283,500円(税込)
インプレライダーのプロフィール
澤村健太郎(Nicole EuroCycle 駒沢)
東京都世田谷区駒沢に2010年12月にオープンした「Nicole EuroCycle 駒沢」のチーフメカニック。実業団ロードレースチーム「Maidservant Subject」ではキャプテンを務め、シクロクロスレースにも積極的に参戦している。同時にトレイル巡りやツーリングなど楽しく自転車に乗ることも追求しており「誰とでも楽しめるサイクリスト」が目標。愛称は「アルパカ」。
Nicole EuroCycle
江下健太郎(じてんしゃPit)
ロード、MTB、シクロクロスとジャンルを問わず活躍する現役ライダー。かつては愛三工業レーシングに所属し、2005年の実業団チームランキング1位に貢献。1999年MTB&シクロクロスU23世界選手権日本代表。ロードでは2002年ツール・ド・台湾日本代表を経験し、また、ツール・ド・ブルギナファソで敢闘賞を獲得。埼玉県日高市の「じてんしゃPit」店主としてレースの現場から得たノウハウを提供している。愛称は「えしけん」。
じてんしゃPit
ウエア協力:bici
text:So.Isobe&Yuya.Yamamoto
photo:Makoto.AYANO
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