2011/05/18(水) - 11:59
パワーを確実にペダルに伝達する——。そのためには様々な要素が必要となるが、シューズのフィッティングも欠かせないポイントのひとつ。これまでとは違ったアプローチのサイズ合わせを取り入れたのが、ボントレガー・インフォームシューズだ。「あらゆる形の足に高いフィットをもたらすシューズ」。今まで困難であったこの難題を、インフォームシューズは見事にクリアしている。
ボントレガー・インフォームシューズのラインナップ
足の長さ(つま先〜踵)でサイズを合わせるのが一般的なシューズのサイズ選びだが、インフォームシューズは拇指球の位置からライダーそれぞれに合ったシューズが決まる。つまりインフォームシューズのフィッティングは、拇指球からカカトまでの距離によって、適性サイズが分かるシステムなのだ。
拇指球位置を特定し、足のサイズを測定するボントレガーの計測器“フットサイザー”
これらを詳細に計測することで、拇指球の位置をシューズの適正サイズと一致させることが可能となる。 それによりインソールによる土踏まずのサポートが得られるのだ。
踵のホールド性を高めるヒールカップのインナーライニング
RXXXLロードシューズ、RXLのロードとマウンテンバイクシューズ、RLのロードシューズに採用される。
次のページでは、実際のショップで行ったインフォームシューズのフィッティングレポートを紹介する。
拇指球の位置から探るサイズ選び
上半身、大臀筋、ハムストリングス、ふくらはぎとパワーが伝達され、最終的にペダリングに必要なパワーが集約されるのが、足の拇指球部分であることはご存知のとおりだ。このペダリングにもっとも重要な部分を中心に据えて、サイズ選びのシステムを構築したのがインフォーム(inform)シューズだ。
足の長さ(つま先〜踵)でサイズを合わせるのが一般的なシューズのサイズ選びだが、インフォームシューズは拇指球の位置からライダーそれぞれに合ったシューズが決まる。つまりインフォームシューズのフィッティングは、拇指球からカカトまでの距離によって、適性サイズが分かるシステムなのだ。
インフォームシューズのテクノロジー

フットサイザーを用いて足のデータを計測する
足のサイズを計測するのが、ボントレガー独自に開発された計測器"フットサイザー"だ。インフォームシューズにとって重要な拇指球位置はもちろん、足の長さ、足幅も計測が可能だ。これらを詳細に計測することで、拇指球の位置をシューズの適正サイズと一致させることが可能となる。 それによりインソールによる土踏まずのサポートが得られるのだ。
ニーズに合わせた4種類のカーボンソール

より確実なホールド力を発揮するヒールカップライニング
ヒールカップのインナーライニングには、踵のホールド性を高めるためスリップ防止の特殊生地を使用。RXXXLロードシューズ、RXLのロードとマウンテンバイクシューズ、RLのロードシューズに採用される。
次のページでは、実際のショップで行ったインフォームシューズのフィッティングレポートを紹介する。
提供:トレックジャパン 企画/制作:シクロワイアード