2011/04/20(水) - 23:02
多くのサイクリストにとってサドル選びは永遠のテーマでもある。フィットするサドルを探す苦労には終わりがないようにも思える。フィッティングに明快な根拠はないものか?
その疑問へのひとつの回答が、医学的根拠をもとに「サドルサイズ」という考え方を取り入れたボントレガー・インフォームサドルだ。
アメリカの大学の人間工学研究室との共同研究によって生み出されたインフォーム(inform)サドルは、医学的なアプローチによって、長時間の乗車時の血流悪化を低減することに成功した。従来のサドルは軟部組織と呼ばれる骨以外の部分で体重を支えていたため、血流が悪化しやすく、しびれや痛みの原因を引き起こしていた。しかしインフォームサドルは、骨盤の恥骨上肢と呼ばれる部分で体重を支えるデザインを生み出した。これにより圧迫された部分の血流悪化を防いでいる。
さらに個々で異なるライダーの体形にフィットさせるために、男性用・女性用ともに3種類のサイズのサドルをラインナップしている(2種類のモデルもある)。サドルサイズ選びの基準となるのは、ライダーの骨盤の大きさ・形状による恥骨上肢の幅だ。しかし恥骨上肢の幅は外見からは判断できないため、ボントレガーはゲル状のシートに座ることで坐骨幅をワンタッチで計測できる「サドルサイザー」を開発。これを利用することで、ライダーに最適なサイズが素早く選択できるようになっている。
その疑問へのひとつの回答が、医学的根拠をもとに「サドルサイズ」という考え方を取り入れたボントレガー・インフォームサドルだ。
医学的・解剖学的アプローチによるサドル選び
アメリカの大学の人間工学研究室との共同研究によって生み出されたインフォーム(inform)サドルは、医学的なアプローチによって、長時間の乗車時の血流悪化を低減することに成功した。従来のサドルは軟部組織と呼ばれる骨以外の部分で体重を支えていたため、血流が悪化しやすく、しびれや痛みの原因を引き起こしていた。しかしインフォームサドルは、骨盤の恥骨上肢と呼ばれる部分で体重を支えるデザインを生み出した。これにより圧迫された部分の血流悪化を防いでいる。
さらに個々で異なるライダーの体形にフィットさせるために、男性用・女性用ともに3種類のサイズのサドルをラインナップしている(2種類のモデルもある)。サドルサイズ選びの基準となるのは、ライダーの骨盤の大きさ・形状による恥骨上肢の幅だ。しかし恥骨上肢の幅は外見からは判断できないため、ボントレガーはゲル状のシートに座ることで坐骨幅をワンタッチで計測できる「サドルサイザー」を開発。これを利用することで、ライダーに最適なサイズが素早く選択できるようになっている。
インフォームサドルのテクノロジー
究極のフィット感、ライディングスタイルによって使い分けるインフォーム
ライディングスタイルによって異なる4種類のモデルが登場した。前傾の度合いによって骨盤とサドルとの接地状態は大きく変わる。インフォームサドルは、坐骨幅に加えてライディングスタイルに合わせることで、よりジャストフィットした座り心地を実現した。体圧を分散する形と硬さ「ゾーンデンシティー」
サドルへの圧を効果的に分散させるために開発された「ゾーンデンシティー」。サドル上の坐骨をしっかりサポートしながら、軟部組織へのプレッシャーを和らげるため、適材適所に2種類の硬さのフォームを使い分けて体圧を効果的に分散している。提供:トレックジャパン 企画/制作:シクロワイアード