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イギリスのシューズブランド、QUOC(クオック)。クラフトマンでありシューズデザイナーとして深いこだわりをもつ創業者クオック・ファム氏と共に武蔵野のグラベルを走ったあと、氏を囲んでシューズについて熱く語り合った。ユーザーとしての質問を創業者に直接訊くという、またとない機会となった。

日本のローカルグラベルを堪能するライドを終えて、パーティフードを囲む和やかな雰囲気のなか、クオックのシューズについての意見交換会が行われた。この日のライドをアテンドしたサイクルハウスミカミ店長の三上和志さんと、国内外のグラベルを走り倒すシクロワイアード編集長の綾野真が、クオックのシューズに対する素朴な疑問や感想、意見を氏に直接投げかけた。鼎談形式でお届けしよう。

三上和志(サイクルハウスミカミ)、クォック・ファム(QUOC代表)、綾野 真(シクロワイアード) photo:Yufta Omata

クオック・ファム
サイクリングシューズブランド「クオック」創設者。ロンドンのファッション・デザインの名門校セントラル・セント・マーチンズを卒業後、サイクリングシューズのデザインを手掛けるようになる。2009年クオックを創業(当時のブランド名はクオック・ファム)。ブランドは現在、ロンドンと台湾にオフィスを持ち、17名のスタッフが在籍する。

三上和志
埼玉県飯能市に店舗を構えるサイクルハウスミカミ店主。エリートライダーとして走っていたMTBをバックボーンに、ロードバイク、グラベルとバイクの性能をフルに活かすフィールドでの遊び方を提案している。各ジャンルで初心者向けの講習やツーリングも好評を博しており、ソフト面の充実で地域のサイクリングコミュニティを支える。今回は地元を知り尽くした氏ならではのグラベルルートにクオック氏らを案内してくれた。

綾野 真
シクロワイアード編集長。ツール・ド・フランスに代表されるロードレースシーンを取材するフォトジャーナリストであり、隙あらばすべての自転車に乗るサイクリスト。近年は国内外のグラベルイベントやライドに積極的に参加し、その知見を深めている。アメリカのグラベルレース「アンバウンド・グラベル」では100マイルクラスを3年連続で(取材しつつ)完走している。

クォック・ファム氏を迎えた埼玉県飯能市でのグラベルライドへ photo:Makoto AYANO

紐靴の復権もありうる「ダブルロックシステム」のグラベルシューズ

綾野:6年ぐらい前にグラベルライドを始めた時は、シューズはXC用のものでいいんじゃないかと思っていました。でも、いざ房総半島などのグラベルを走ってみると、乗車できない岩のガレ場などを押して通るシチュエーションが結構あった。「これはちゃんと歩けるシューズが必要だぞ」と探したのだけれど、なかなか良いシューズが見つからなかった。

「アンバウンドグラベルでも使ったGRAN TOURER XC LACEはレーススピードにも対応できる」 photo:Yufta Omata

というのも、そういうアドベンチャーライドで使うことをメインにしつつも、アンバウンドグラベルで走れるレーシングシューズとしても使いたかったんですよね。パワーロス無く速く走れて、歩きやすいシューズ。そんな相反する要素を両立するイメージです。

それでクオックの中でモデルを探し始めて、フカヤの方に教えてもらったのが、シューレースタイプのGRAN TOURER XC LACEでした。最初は固定力のある2ダイヤルのタイプにしようと思っていましたが、紐で紐を抑えるという「ダブルロックシステム」のアイデアに惹かれたんです。

綾野真(シクロワイアード)が愛用するGRAN TOURER XC LACE photo:Makoto AYANO

下から2番目の紐は緩むことがない通し方だ
紐で紐を抑え込むため緩まない仕組みだ


クオック:ダブルロックシステムは世界中でパテントを取得しています。上部にある2つのレースホールの配置によって、紐が紐を抑える機構です。これは僕が小さい頃にランニングシューズの紐がしょっちゅう緩んでいた経験が元になっています。どんなにきつく締めても緩んできてしまう。このダブルロックシステムなら緩まないので、締め加減を正確に調整でき、程よい締め心地にできるメリットがあります。ちなみこのシステムのアイデアの原型は子どもの頃にはもう描いていたんですよ。陸上のトラック競技をやっていたので、紐靴の締め方にはうるさいんです(笑)

靴紐へのこだわりからダブルロックシステムを考案した
紐のユニークな結び方を即興で披露するクォック氏


綾野:これまで紐のサイクリングシューズをいくつか試したことがあるけれど、やっぱり走っているうちに緩んじゃうのが嫌で、ダイヤルクロージャーのものから探していたんです。でもこのアイデアを知って、GRAN TOURER XC LACEを試してみたらすごく調子がいい。ダイヤル式シューズでシクロクロスに出たりもしていたけど、転ぶとダイヤルが壊れたり、解除されてまた締め直さなきゃいけないなど、トラブルが結構多かったんです。だったら紐のほうが、そしてそれが緩まないならいいかな、と。

GRAN TOURER XC LACEを愛用する綾野真 photo:Yufta Omata

実際履いてみて感じたのは、一回きっちり結んじゃえばそれでいいのがいい。あとで緩むのを前提にキツめに締め上げるんじゃなくて、最初から一番いい当たりどころの締め具合で結べますから。それでいてライド中に緩んだことはありません。このシューズで昨年アンバウンドグラベルを走りましたが、緩まないし、泥にも強い。レーシングシューズとしても使いやすいと思いました。

クォック氏を前にQUOCシューズのインプレを話すという試みだ photo:Yufta Omata

「適切な剛性感」で選べるシューズラインナップ

やや剛性を弱めて厚さをもたせたカーボンソールで高剛性と歩行性を両立している photo:Makoto AYANO

綾野:もう一点気に入っている点は、剛性感。といっても、硬いという意味ではなくて、歩く時にソールがしなってくれる適切な剛性という意味ですね。XCレーシングシューズのカーボンソールは薄くて硬いので、歩く時にかかとについてこない感触がある。でもGRAN TOURER XC LACEは歩きやすい。それでいてペダリング時に必要な剛性感がソールにちゃんとあるのが不思議だったんですが、よく見るとソールが分厚いんですね。剛性がやや低めのカーボンをぶ厚くすることで、柔軟性と、レース的なライドで必要になるダイレクトな踏み味も確保している。そのぶんサドルの高さを少し上げました。4mmくらい。

クォックのシューズ GRAN TOURER XC LACEを履いてアンバウンド・グラベルを走った綾野真(シクロワイアード) photo:North404photography

クオック:私たちのブランドでカーボンをふんだんに用いたレーシングシューズを作るのはどうか? と検討したことがあります。しかし、ガチガチの硬いシューズになるのでは意味がありません。ペダリングパワーの伝達性に優れていても、振動が足に伝わり痛みや靴擦れを引き起こします。硬さを数値で言うなら、最大100のうち86-87くらいが適正だと考えています。少し柔軟性があり、衝撃を吸収してくれることが良い結果をもたらしますし、ペダリングパワーもロスしない。

河川敷ではためらわずに水辺へと攻め込んでいく photo:Makoto AYANO

とはいえ、全ての人を満足させるシューズというのはありません。若いライダーや強いライダーなら、硬いカーボンシューズを履いても問題ないでしょうし、40歳を超えるライダーの多くの方にとっては、足に痛みをもたらさない低剛性のカーボンソールが嬉しいはずです。我々はブランドとして、高出力を無駄なく伝達することよりも、長いライドに耐えうるシューズの方がライダーに恩恵があると考えています。

グラベルライドをアテンドした三上和志さん(サイクルハウスミカミ)はESCAPE OFF ROADを愛用 photo:Makoto AYANO

三上:僕はマウンテンバイクによく乗るんですが、フルサスだったりタイヤのエアボリュームに助けられることもあって、ソールの硬いシューズが好みなんです。シクロクロスレースも短い時間ですし、少しでもパワーロスのない硬いシューズを選びます。

三上さんのシューズは昨秋から愛用しているという ESCAPE OFF ROAD photo:Makoto AYANO

でもグラベルライドになると、クラブのビギナーの方とよく一緒に走ったり、歩くことも多い。そういう時は硬いシューズを履くメリットがないので、柔らかい靴を選んで履くようにしています。今はESCAPE OFF ROADを履いていますが、柔らかいといってもカーボンのレーシングシューズよりちょっと柔らかいだけで、MTB用のスニーカータイプのものよりしっかりとしているので、良い塩梅のグラベルシューズだなと思っています。このモデルはクオックの中だと柔らかいソールを採用してますよね?

三上さん愛用モデル ESCAPE OFF ROAD photo:Makoto AYANO

クオック:そうですね、このモデルにはカーボンソールを使用していませんので、よりリラックスしてライドができるはずです。ESCAPEという名前のモデルですが、インスピレーションをバイクパッキングから得ているんです。週末、仕事を終えてから夜を超えるエスケープ(逃避)ライドに出かけるイメージです。このシューズのワイヤーを通す箇所のデザインは、バイクパッキングでよく用いられるストラップにヒントを得たものです。

バイクパッキングで多用されるリフレクティブストラップからのデザイン
1ダイアルと2ダイアルで固定力とフィット感に違いが出てくる


三上:ESCAPE OFF ROADで驚いたのは、ワンダイアル式のせいか、アッパーがすごくフレキシブルに感じるのに、カカトが浮いてこない。シリコンのゴムとか、いろいろなギミックを入れてカカトのホールド感を高めようとするメーカーはあるけど、このシューズは形状だけでそれを成し遂げていて、シンプル。このカカトの部分が当たって痛みを覚えるシューズが結構あるんですが、そういうこともなくて。一見ヒール部分は広くなってるけど、カカトは浮いてこない……なぜそうなってるんでしょう?

「ワンダイヤル式と思えないほどフィット感が良いことに驚いています」 photo:Yufta Omata

クオック:ラスト(足型)のシェイプによるものでしょうね。これも一朝一夕に出来たものじゃなくて、15年間ひたすらに成型して、形作って、正しい角度を模索して……という試行錯誤の結果です。ですからあなたのカカトにストレスがないと聞いて本当に嬉しい気持ちです。

シングルダイヤルについても触れてくださいましたね。シンプルで良い機構ですが、唯一の問題は強いパワーをかけた時に、その伝達性が必ずしも良くないことです。これを改善するトライ&エラーも繰り返していまして、近い将来にまたその成果はご案内できると思います。とはいえ、このシューズのキャラクターを考えると現状のワンダイヤルの方式もマッチしていると思います。

ためらわずに渡渉(川渡り)するクォック氏はグラベルの達人だ photo:Makoto AYANO

レザー、そして人体を模したシューズ作り

綾野:アッパーの話もしておきたいですね。クォックのグラベルシューズは表皮が分厚くてしっかりしているので、岩場を歩いても不安がない。僕のシューズはかなりガレ場を歩いてきたので表面には傷が入っているけど、肝心の足にはなんのダメージも無い。これは安心できる要素ですね。あとソールのブロックが高めになっているので歩きやすいと感じました。

少し厚みのあるアッパーがガレ場でも足を保護してくれる photo:Makoto AYANO

クオック:アッパーの生地はマイクロファイバーと呼ばれるレザーを模した素材です。レザーは繊維とその間に細かな泡のような空間を持つ素材ですが、マイクロファイバーはそれを化学繊維で模したものです。表皮にはTPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)を重ねることで、ウェットコンディションへの耐性を増しています。また引っ掻きにも強くなりますが、モデルによってTPUの厚みを変えています。厚くすれば丈夫になりますが、その分重くなる。軽量さが重要なモデルでは薄いTPUを使用しているんです。

クオック・ファム氏が日本でのライドに履いてきたシューズはGRAN TOURER XCだった photo:Makoto AYANO

私は今でもレザー(本皮)は素晴らしい素材だと考えていますが、濡れに弱い(乾きにくく、伸びやすい)という欠点がありますから、それを模して弱点を克服したマイクロファイバーは適していますね。

クォック初期の本革製シューズ Tourer
現在は主に合成皮革をアッパーに用いている photo:Makoto AYANO


また、新作では通気性を確保するためのアイデアとして、人体を模した機構を取り入れたいと考えています。具体的には毛穴の構造ですね。毛穴はすごく小さく、水を侵入させませんが、蒸気を発散させます。こうした機構をシューズの表面に取り入れたいと考えているんです。水や冷たい空気を入れず、しかし体温でオーバーヒートしないような。人間の肌を参照することになると思います。

リッチーUSAのファーガス・タナカ氏も友人としてライドに参加した photo:Makoto AYANO

QUOCセールス担当のジェームス氏も熱心なサイクリスト
ミニボトルを模したグミキャンディを「こうしたデザインの遊びゴコロが日本の面白いところ」


三上:市場には通気孔を多く採ったメッシュのシューズもありますが、オフロード用途では引き裂きに弱いという印象です。すぐケバ立っちゃう。クォックのシューズはむしろしっかりとしたアッパーをしていますが、それゆえ夏の通気性は少し気になるところです。まだこの秋から履き始めたのでそこは分かっていなくて。

クオック:身も蓋もない言い方ですが、足の暑さの感じ方は人によるところが大きいので……ぜひ夏場にまた感想を聞かせてください。

一方でブランドとして気を配っているところに、冬の寒さ対策があります。つま先が冷えるとライドを続けたいという意欲が削がれます。体温を、身体を動かすのに最適な36.5度から下げないことが大事だと言われます。ですので我々も、ライダーの足を冷やさないように、できることを考えています。暑さを感じるのではなく、温かいと感じることが重要です。暑すぎず・冷たすぎず、36.5度がポイントで、これを想定したプロダクトもアイデアにあります。

入間川沿いのフラットダートを高速で飛ばす photo:Makoto AYANO

湧き出る新たなアイデア

綾野:そんなわけでクォックのシューズを大変気に入っているのですが、これを履いてわかったのは、やはりグラベルライドにはグラベルシューズがあると良いということ。XCレーシングシューズとは似て非なるものだな、と感じました。あとはやはりデザインが可愛くて気に入っています。

クオック:アリガトウ。ちなみにどこか気に入らなかったところはないかな?(笑)

三上:あえて言うなら、もう少しソールのトレッドゴムが柔らかくてもいいかな、と思いました。特によく歩く人向けには。

ホールド性に優れた踵と、TPU素材の高いスタッドを備えるソール
GRAN TOURER IIのラバーソールはグリップに優れ歩きやすい柔軟性がある


クオック:そうですよね。実はピュアグラベルシューズのGRAN TOURER IIというモデルにはラバーのトレッドを採用しているんです。歩いていて滑りづらいようにね。そのかわりスパイクピンがつきません。仰っていただいたように、履いていただいているESCAPE OFF ROADのトレッドはTPUで少し硬いプラスチック系素材になっています。将来的にはこのシューズもよりゴム感のあるトレッドにしたいと考えています。

三上:なるほど!ちゃんとグラベル用途のシューズがあったんですね。失礼しました。MTBとシクロクロス用ならいざ知らず、グラベルには確かにスパイクが要らないですからね。

クオック:GRAN TOURER IIはゴムをふんだんに使用したことで少し重くなっていますから、高強度のライドには向かないかもしれません。しかしよりしなやかで、こちらを好むライダーも少なくないはずです。スパイクの要不要は、この先考えていきます。

綾野:僕はワイド幅のシューズしか履けなかったんですが、クォックはフィットするのが不思議です。日本人には合いやすい足型であるとは思いますが、人によってはワイドやハーフサイズが欲しい場合もあるでしょうね。

各国ライド事情を情報交換しながらの楽しいコーヒータイム photo:Makoto AYANO

クオック:そうそう、今考えている新製品のアイデアも少しお話しましょう。これまでの話とは真逆の、ピュアレース用のグラベルシューズを考えています。それはスパイクがあって、しかしアウトソールのトレッドやゴムを最小限にしたシューズです。その目指すところは泥を拾わないということ。そして表皮もスムースな生地に変更することで、泥の付着による重量増を避けます。そんなカーボンシューズのアイデアがあるのですが、これはアンバウンドグラベルの悪名高い「ピーナツバターのような泥」から着想を得たのです。そんな具合に、いろいろ考えています。

綾野:2年前のアンバウンドグラベルで、その泥が酷すぎてバイクを担いで13kmも歩いたことを思い出しました…(笑)。

三上:お店のお客さんからは「値段が高くてもいいから格好いいシューズがいい」という声もあるので、これからもぜひデザインに優れた格好いいシューズを作ってください。

クオック:ありがとう。でも実際に我々のシューズはそこまで高くないと考えています。このシューズを何年、そして何回履くのか。価格で割ってみたら一回あたりの金額は安くなります。少なくとも、カーボンのステムより安いですし(笑)、ライド体験をより充実させるためにはステムよりも高くない投資だと信じています。

入間川沿いを走るクォック武蔵野グラベルライドの一行 photo:Makoto AYANO

ライドの引き出しが多い3人の話はいつまでも尽きない。クオック・ファム氏は翌日には秋ヶ瀬バイクロアへ赴き、そこで日本のサイクリングシーンに触れ、この日のライドとともに多くの示唆とインスピレーションを得たようだ。「トライ&エラー、そしてそこからの学びこそがブランドの軸にある」と真っ直ぐな目で語ってくれた氏。この先どんなシューズを生み出していくのか、目が離せない。

QUOC オフロードシューズ ラインアップ

ESCAPE OFF ROAD

ESCAPE OFF ROAD photo:Makoto AYANO

MTBやグラベルでのオフロードライドを楽しみたいライダーに向けたシューズ。三上店長が昨秋から履いているのもこのシューズだ。シングルダイヤルで気軽に履きやすく、ソールはナイロンコンポジットを採用したことで足当たりもマイルドに抑えられている。デザインのインスピレーションはバイクパッキングで多用されるリフレクティブストラップから。

価格 27,500円(税込)
https://fukaya-nagoya.co.jp/product/escape-off-road/

GRAN TOURER II

GRAN TOURER II photo:Makoto AYANO

クオックのヒット作となったグラベルシューズ GRAN TOURERをアップデートしたモデル。アウトソールはGravelGrip™ というラバー製で歩行時のグリップ力に秀でる。歩く機会の多いキャンプツーリングなどにも適している。ソールは硬めのナイロン製だ。

価格 33,000円(税込)
https://fukaya-nagoya.co.jp/product/gran-tourer-ii/

GRAN TOURER XC

GRAN TOURER XC photo:Makoto AYANO

よりレースやハイピードライドを想定したグラベルシューズがXC。スパイクピンの着用が可能で、MTB XCOレースからシクロクロスまで対応する。ソールはカーボン製でペダリングパワーを効率よく推進力に変換する。ダブルダイヤルで固定力にも優れ、ロードレースに近い欧米のグラベルレースにも対応する一足。

価格 38,500円(税込)
https://fukaya-nagoya.co.jp/product/gt-xc/

GRAN TOURER XC LACE

GRAN TOURER XC LACE photo:Makoto AYANO

GRAN TOURER XCの紐靴バージョン。この鼎談でも紹介されたように、紐で紐を抑え込むダブルロックシステムにより、緩みを気にせずに最適な締め心地でライドできる。綾野編集長はこのシューズで国内外のグラベルを走っているが、現状でまったく不満はないとのこと。

価格 35,200円(税込)
https://fukaya-nagoya.co.jp/product/gran-tourer-xc-lace/

土踏まずの高さを調節できるインソールを備える
メリノウールのウィンターソックス(左)と、オールロードソックス




RESTRAPとコラボしたQUOC x Restrap Sandalなどアフター用サンダルも好評だ photo:Makoto AYANO
提供:フカヤ text:小俣雄風太、photo:綾野 真