2019/12/27(金) - 11:40
ウエイブワンがオーダーウェアの新サービス「ZEE_LINE」をローンチした。ZEE_LINEのデザインは自由なフルオーダーシステムであるが、既存のサービスより幾つかのポイントを変更することでコストダウンを図った新しいラインとなっている。レースウェアなども低価格化を実現しており、オーダーウェアを身近に感じられるサービスだ。
本特集ではウエイブワンの太郎田能之さんからZEE_LINEの概要説明をクラブチーム「横浜緑区夜錬」の皆さんと共に伺う。ホビーサイクリストの目線を交えながら、ZEE_LINEの魅力を探っていこう。
早速ZEE_LINEのシステムを利用し「ゼットスピードデュアルスーツ」をオーダーしたクラブチーム。ウエイブワンが蛍光色を取り入れた頃から同社でオリジナルウェアを制作している。
名前の通り、横浜市の緑区を拠点とする夜練習会に端を発するチーム。チームを掛け持ちしているメンバーも多く、チーム単位でイベントに出ることは少なく、練習会に参加する仲間たちの集まりだという。述べ百名を超えるサイクリストが練習会に参加。誰でもウェルカムな練習会を実施中。
太郎田さん:通常ラインとは別のオーダーラインとしてZEE_LINEをリリースしました。まず違うのはZEE_LINEの料金は非常に安いこと。6500円から半袖ジャージを作れてしまうんですよ。コストを抑えられた理由は、生産する場所を海外に移したためです。通常ラインは国内生産ですが、ZEE_LINEの工場はスリランカにあります。
一同:スリランカですか?
太郎田さん:今、スポーツアパレルではスリランカが熱く、様々なブランドが集まっています。工場では製品管理が徹底されており、担当者以外はアクセスできないようになっています。他の国では製品の情報が持ち出されて、そのデータのままコピーが作られることもあります。スリランカの工場ではそれが無く、高品質、低価格なので、名だたるブランドが進出しているという実績があることも頷けます。
我々も中国や台湾で生産していたことはありますが、今のカペルミュールはスリランカ製です。カペルミュールで信頼が生まれたので、オーダーウェアのサンプルを作ってもらったところ、非常に品質良く出来上がり、オーダーウェアの生産を始めることになりました。
青山さん:現地の人達が生産を行っているんですよね。
太郎田さん:そうです。今は日本よりも最新の機械が導入されていますし、世界でもトップクラスの縫製技術があると思います。
一同:今はそんな状況になっているんですね。
太郎田さん:生地のカットはレーザーで一気に行うため、我々が作るデータさえシッカリしていれば高品質なウェアを作ることができます。そして、縫製技術が優れているからこそデュアルスーツをZEE_LINEで提供できるようになりました。デュアルスーツの縫製は非常に困難で、ハイクオリティに仕上げるのは至難の業なんです。それをスリランカではクリアできた。そのおかげでワンピース系ウェアのネックだった価格とクオリティの両立を果たしました。
込山さん:ワンピースは上下込みではあるものの安くても2万円台の世界だから、1万5千円というのは破格ですよ。レースでガンガン使うから消耗も激しい。破いてしまったときのことも考えると……。
青山さん:ワンピースはガチ感が強すぎるし、価格のこともあって中々手を出しにくいウェアですよね。
田村さん:そう。気になってはいたけど、手を出すには至っていなかったから、今回デュアルスーツを作る話があって、価格もこなれていて丁度よい機会だと思いました。
― この価格であれば、ワンピースに挑戦しようかと思いますか。
一同:それはもちろん!
太郎田さん:ただZEE_LINEは、通常ラインとの違いはもちろんあります。例えば、蛍光色のオプションは通常版とZEE_LINEどちらも選択できますが、個人ネームや保証サービス、ファスナー付きポケットなどなど、ZEE_LINEでは対応していないオプションもあります。
田村さん:僕らが今利用しているオプションは蛍光色と個人ネームですが、蛍光色はあるし、個人ネームが無くても気になりません。
込山さん:昔であれば安いウェア=物が悪いだったけど、ZEE_LINEのサンプルを見ている限りではそれは当てはまらないでしょう。値段を取るか、作り込みを取るか、そのどちらかを割り切ってしまえば、ZEE_LINEは全然あり。むしろ、値段と作り込みを選べるようになったのが有り難いです。
青山さん:一万円を超えてくると手を出しにくくなりますよね。サイクリングウェアは上下それぞれに1万円くらい掛かってしまうので、それは非常にハードルが高い。20代の子とかが選びやすい価格なのかなと思います。
込山さん:いざオーダーウェアを作ろうとした時に声を掛けても「(価格を見て)いやぁ俺作れねえよ」ってケースはあると思うんだよね。
一同:あるある(笑)
太郎田さん:ウエイブワンは高価なイメージがあったので、お手頃なZEE_LINEを用意したことで、価格を見て選べるようになったという面はあります。オーダーウェアが初めてという方も作りやすい価格ではないかなと思っています。
太郎田さん:ZEE_LINEは5着からのオーダーになっていることも、通常の3着から発注できるラインとの違いです。ただ最低価格を比べてみると、ZEE_LINEは価格の面でメリットがあるので、最小オーダー数を満たすハードルも低いのかなと思います。ガツガツ走る人であれば、一人で5着作っても良いんですよ?(一同笑)
込山さん:冗談抜きにレースでガンガン走る人であれば、ジャージはすぐボロボロになってしまうから、そういう使い方もありかもしれない。
― プリントもオーダーウェアには欠かせない技術だと思いますが、ZEE_LINEの状況はどうなっていますか。
太郎田さん:どうしても色味は国内生産とは変わってきてしまいます。というのも、国外生産だと色合わせができないんです。通常は生地の見本を目で見て確認するのですが、モニターを通してしまうと色味が変わってしまい、色を厳密に合わせることができません。色見本を送ることもできますが、そうすると納期が延びてしまいます。
富永さん:既に何着か作ったウェアでも生地の違いによって発色が変わってきているけど、見比べてみないとわからないですよ。実際に作ったデュアルスーツと比べてみても、色の違いは気にならない。何枚かは色褪せているだけのもありますが(笑)
岩波さん:それぞれのウェアを単品で見れば僕らのイメージと何らズレは無く、見比べてようやくわかる程度の違いしか無い。僕らはこれで十分ですよ。
太郎田さん:先程の話にも通じますが、色の発色まで追求したいのであれば通常ラインでのオーダーが適しています。ZEE_LINEにも担当デザイナーがつくので、相談しながら進めると出来上がりでの齟齬は少なくなるかと思います。
― ウエイブワンのデザイナーさんはどの程度オーダーやデザインに関与して頂けるのでしょうか。
太郎田さん:ウエイブワンでは各チームにデザイナーが担当として付き、彼らと相談しながら徐々にイメージを膨らませオーダーウェアを作り上げていきます。プロのデザイナーがユーザーの皆さんのイメージを汲み取りながらデザインを起こしていきますが、ユーザーのイメージに合わなければ修正も可能です。
デザインを相談していただく時は、イメージする情報が多ければ多いほどスピーディにデザインを提案することができますよ。例えば、画像や手書きのイラストなどをご用意頂ければ良いですね。ただ、完成予想を持たれている方だけではなく、「赤いジャージ」というようなザックリとした要望でもこちらからヒアリングを行い、一緒にデザインを作り上げていきます。少し時間がかかってしまうかもしれませんが…。
青山さん:緑区ジャージの時も”緑とオカピ”という要望だけで最初デザインをお願いしましたしね。
富永さん:そこから今の複雑なデザインが生まれたんですか!?凄いですね……。
― それもZEE_LINEでできるんですか?
太郎田さん:もちろんです。ウエイブワンはプロのデザイナーが在籍していることが強みですから。
田村さん:デザインが一番時間がかかる部分ですよね。俺らみたいにザックリしていると大変ですよね…。
太郎田さん:デザイナーは数多くのオーダーウェアをデザインしているので、経験値は豊富です。そして、デザインが確定するまで専任デザイナーがお手伝いさせていただきます。まずは作りたいデザインなど是非お気軽に相談してほしいですね。
田村さん:それを無料で!?
太郎田さん:そうです。
富永さん:デザイナーさんが上手に合わせてくれて、それでいて安く、チームで同じデザインのジャージを揃えられるのであれば、非常に良い選択肢ですよね。
― 最後にZEE_LINEの魅力ってどんなところにあると思いますか。
込山さん:最初にオーダーウェアで揃えた時は感動しました。バラバラのジャージを着ていた仲間で、同じデザインを着ることができたのは本当に嬉しかったです。
僕らのようにレースでガンガン走る人であれば通常版を選べば良い。でも、中にはジャージのカッティングがどうとか気にしない方もいれば、年に数度しか自転車に乗らない人もいます。それでもチームの皆と同じウェアを着たいので、安く作ることができるのは非常に魅力的です。ZEE_LINEの登場でオーダーサービスを選べるようになったことが、大きなポイントだと思います。
富永さん:レースに出場するメンバーでも、本番用と練習用で分けて作っても良いと思わされましたね。レースには色褪せとかしていない綺麗なウェアで出場したいですから。
― ウエイブワンとしてはどのような方にZEE_LINEを選んでもらいたいですか。
太郎田さん:オーダーウェアの最初の一歩として選んでいただきたいですね。最初は半袖ジャージから始まり、慣れてきたらボトムスやデュアルスーツなど違う選択肢に進んでみても良いと思います。充実した機能を求めるようになったら通常ラインとZEE_LINEどちらを選ぶか悩むはずです。しかし、自転車を始める時、一番楽しいのはどの自転車に乗ろうか選んでいる時でしょう。その時のワクワクをウェアでも味わって貰いたいですね。
ウエイブワンでは各チームに専任のデザイナーが付きます。オリジナルウェアを一緒に作り上げていきましょう。シンプルなジャージが欲しい方、ポタリングメインで自転車を楽しんでいる方、幅広い層のサイクリストにオーダーウェアを作る楽しさを感じてもらいたいです。
― ありがとうございました
本特集ではウエイブワンの太郎田能之さんからZEE_LINEの概要説明をクラブチーム「横浜緑区夜錬」の皆さんと共に伺う。ホビーサイクリストの目線を交えながら、ZEE_LINEの魅力を探っていこう。
横浜緑区夜錬プロフィール
早速ZEE_LINEのシステムを利用し「ゼットスピードデュアルスーツ」をオーダーしたクラブチーム。ウエイブワンが蛍光色を取り入れた頃から同社でオリジナルウェアを制作している。
名前の通り、横浜市の緑区を拠点とする夜練習会に端を発するチーム。チームを掛け持ちしているメンバーも多く、チーム単位でイベントに出ることは少なく、練習会に参加する仲間たちの集まりだという。述べ百名を超えるサイクリストが練習会に参加。誰でもウェルカムな練習会を実施中。
横浜緑区夜錬のメンバーと聞く、ZEE_LINEとは
ZEE_LINEとは一体どんなオーダーウェア?
― まず、ZEE_LINEというのはどのような特徴を持つオーダーウェアですか。太郎田さん:通常ラインとは別のオーダーラインとしてZEE_LINEをリリースしました。まず違うのはZEE_LINEの料金は非常に安いこと。6500円から半袖ジャージを作れてしまうんですよ。コストを抑えられた理由は、生産する場所を海外に移したためです。通常ラインは国内生産ですが、ZEE_LINEの工場はスリランカにあります。
一同:スリランカですか?
太郎田さん:今、スポーツアパレルではスリランカが熱く、様々なブランドが集まっています。工場では製品管理が徹底されており、担当者以外はアクセスできないようになっています。他の国では製品の情報が持ち出されて、そのデータのままコピーが作られることもあります。スリランカの工場ではそれが無く、高品質、低価格なので、名だたるブランドが進出しているという実績があることも頷けます。
我々も中国や台湾で生産していたことはありますが、今のカペルミュールはスリランカ製です。カペルミュールで信頼が生まれたので、オーダーウェアのサンプルを作ってもらったところ、非常に品質良く出来上がり、オーダーウェアの生産を始めることになりました。
青山さん:現地の人達が生産を行っているんですよね。
太郎田さん:そうです。今は日本よりも最新の機械が導入されていますし、世界でもトップクラスの縫製技術があると思います。
一同:今はそんな状況になっているんですね。
太郎田さん:生地のカットはレーザーで一気に行うため、我々が作るデータさえシッカリしていれば高品質なウェアを作ることができます。そして、縫製技術が優れているからこそデュアルスーツをZEE_LINEで提供できるようになりました。デュアルスーツの縫製は非常に困難で、ハイクオリティに仕上げるのは至難の業なんです。それをスリランカではクリアできた。そのおかげでワンピース系ウェアのネックだった価格とクオリティの両立を果たしました。
込山さん:ワンピースは上下込みではあるものの安くても2万円台の世界だから、1万5千円というのは破格ですよ。レースでガンガン使うから消耗も激しい。破いてしまったときのことも考えると……。
青山さん:ワンピースはガチ感が強すぎるし、価格のこともあって中々手を出しにくいウェアですよね。
田村さん:そう。気になってはいたけど、手を出すには至っていなかったから、今回デュアルスーツを作る話があって、価格もこなれていて丁度よい機会だと思いました。
― この価格であれば、ワンピースに挑戦しようかと思いますか。
一同:それはもちろん!
良いところばかりではない?ZEE_LINEのデメリットを探る
太郎田さん:ただZEE_LINEは、通常ラインとの違いはもちろんあります。例えば、蛍光色のオプションは通常版とZEE_LINEどちらも選択できますが、個人ネームや保証サービス、ファスナー付きポケットなどなど、ZEE_LINEでは対応していないオプションもあります。
田村さん:僕らが今利用しているオプションは蛍光色と個人ネームですが、蛍光色はあるし、個人ネームが無くても気になりません。
込山さん:昔であれば安いウェア=物が悪いだったけど、ZEE_LINEのサンプルを見ている限りではそれは当てはまらないでしょう。値段を取るか、作り込みを取るか、そのどちらかを割り切ってしまえば、ZEE_LINEは全然あり。むしろ、値段と作り込みを選べるようになったのが有り難いです。
青山さん:一万円を超えてくると手を出しにくくなりますよね。サイクリングウェアは上下それぞれに1万円くらい掛かってしまうので、それは非常にハードルが高い。20代の子とかが選びやすい価格なのかなと思います。
込山さん:いざオーダーウェアを作ろうとした時に声を掛けても「(価格を見て)いやぁ俺作れねえよ」ってケースはあると思うんだよね。
一同:あるある(笑)
太郎田さん:ウエイブワンは高価なイメージがあったので、お手頃なZEE_LINEを用意したことで、価格を見て選べるようになったという面はあります。オーダーウェアが初めてという方も作りやすい価格ではないかなと思っています。
太郎田さん:ZEE_LINEは5着からのオーダーになっていることも、通常の3着から発注できるラインとの違いです。ただ最低価格を比べてみると、ZEE_LINEは価格の面でメリットがあるので、最小オーダー数を満たすハードルも低いのかなと思います。ガツガツ走る人であれば、一人で5着作っても良いんですよ?(一同笑)
込山さん:冗談抜きにレースでガンガン走る人であれば、ジャージはすぐボロボロになってしまうから、そういう使い方もありかもしれない。
オリジナルウェアだからこそ、見た目にはこだわりたい!
― プリントもオーダーウェアには欠かせない技術だと思いますが、ZEE_LINEの状況はどうなっていますか。
太郎田さん:どうしても色味は国内生産とは変わってきてしまいます。というのも、国外生産だと色合わせができないんです。通常は生地の見本を目で見て確認するのですが、モニターを通してしまうと色味が変わってしまい、色を厳密に合わせることができません。色見本を送ることもできますが、そうすると納期が延びてしまいます。
富永さん:既に何着か作ったウェアでも生地の違いによって発色が変わってきているけど、見比べてみないとわからないですよ。実際に作ったデュアルスーツと比べてみても、色の違いは気にならない。何枚かは色褪せているだけのもありますが(笑)
岩波さん:それぞれのウェアを単品で見れば僕らのイメージと何らズレは無く、見比べてようやくわかる程度の違いしか無い。僕らはこれで十分ですよ。
太郎田さん:先程の話にも通じますが、色の発色まで追求したいのであれば通常ラインでのオーダーが適しています。ZEE_LINEにも担当デザイナーがつくので、相談しながら進めると出来上がりでの齟齬は少なくなるかと思います。
― ウエイブワンのデザイナーさんはどの程度オーダーやデザインに関与して頂けるのでしょうか。
太郎田さん:ウエイブワンでは各チームにデザイナーが担当として付き、彼らと相談しながら徐々にイメージを膨らませオーダーウェアを作り上げていきます。プロのデザイナーがユーザーの皆さんのイメージを汲み取りながらデザインを起こしていきますが、ユーザーのイメージに合わなければ修正も可能です。
デザインを相談していただく時は、イメージする情報が多ければ多いほどスピーディにデザインを提案することができますよ。例えば、画像や手書きのイラストなどをご用意頂ければ良いですね。ただ、完成予想を持たれている方だけではなく、「赤いジャージ」というようなザックリとした要望でもこちらからヒアリングを行い、一緒にデザインを作り上げていきます。少し時間がかかってしまうかもしれませんが…。
青山さん:緑区ジャージの時も”緑とオカピ”という要望だけで最初デザインをお願いしましたしね。
富永さん:そこから今の複雑なデザインが生まれたんですか!?凄いですね……。
― それもZEE_LINEでできるんですか?
太郎田さん:もちろんです。ウエイブワンはプロのデザイナーが在籍していることが強みですから。
田村さん:デザインが一番時間がかかる部分ですよね。俺らみたいにザックリしていると大変ですよね…。
太郎田さん:デザイナーは数多くのオーダーウェアをデザインしているので、経験値は豊富です。そして、デザインが確定するまで専任デザイナーがお手伝いさせていただきます。まずは作りたいデザインなど是非お気軽に相談してほしいですね。
田村さん:それを無料で!?
太郎田さん:そうです。
富永さん:デザイナーさんが上手に合わせてくれて、それでいて安く、チームで同じデザインのジャージを揃えられるのであれば、非常に良い選択肢ですよね。
ユーザー、メーカーからみたZEE_LINEとは
― 最後にZEE_LINEの魅力ってどんなところにあると思いますか。
込山さん:最初にオーダーウェアで揃えた時は感動しました。バラバラのジャージを着ていた仲間で、同じデザインを着ることができたのは本当に嬉しかったです。
僕らのようにレースでガンガン走る人であれば通常版を選べば良い。でも、中にはジャージのカッティングがどうとか気にしない方もいれば、年に数度しか自転車に乗らない人もいます。それでもチームの皆と同じウェアを着たいので、安く作ることができるのは非常に魅力的です。ZEE_LINEの登場でオーダーサービスを選べるようになったことが、大きなポイントだと思います。
富永さん:レースに出場するメンバーでも、本番用と練習用で分けて作っても良いと思わされましたね。レースには色褪せとかしていない綺麗なウェアで出場したいですから。
― ウエイブワンとしてはどのような方にZEE_LINEを選んでもらいたいですか。
太郎田さん:オーダーウェアの最初の一歩として選んでいただきたいですね。最初は半袖ジャージから始まり、慣れてきたらボトムスやデュアルスーツなど違う選択肢に進んでみても良いと思います。充実した機能を求めるようになったら通常ラインとZEE_LINEどちらを選ぶか悩むはずです。しかし、自転車を始める時、一番楽しいのはどの自転車に乗ろうか選んでいる時でしょう。その時のワクワクをウェアでも味わって貰いたいですね。
ウエイブワンでは各チームに専任のデザイナーが付きます。オリジナルウェアを一緒に作り上げていきましょう。シンプルなジャージが欲しい方、ポタリングメインで自転車を楽しんでいる方、幅広い層のサイクリストにオーダーウェアを作る楽しさを感じてもらいたいです。
― ありがとうございました
通常ラインとZEE_LINEとの違い
通常ライン | ZEE_LINE | |
---|---|---|
デザイン費用 | 無料 | 無料 |
最低ロット | 【新規注文】3着【追加注文】1着 | 【新規注文】5着【追加注文】1着 |
納期 | 【新規注文】50日【追加注文】35日 | 【新規注文】35?50日(※2)【追加注文】35日 |
先行プリント | あり | なし |
縫製部分をまたぐ柄合わせ | 可能 | 不可 |
蛍光色 | 800円 | 800円 |
個人ネーム | 300円 | × |
破損補償サービス | 「あんしんワンプラス」750円 | × |
ファスナー付きポケット | 700円 | × |
リフレクター | 800円 | × |
パッドの種類 | 8種から選択 | 4種から選択 |
パンツの内股カラー | 12色から選択 | 黒のみ |
ファスナーカラー | 指定可 | 白or黒 |
ZEE_LINEラインアップ
プロダクト名 | ロット数価格 |
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ゼットイージージャージ | 5着~ 税別6500円 / 10着~ 税別6100円 |
ゼットスピードデュアルスーツ | 5着~ 税別15000円 / 10着~ 税別14000円 |
ゼットエキップジャージ | 5着~ 税別8000円 / 10着~ 税別7500円 |
ゼットスピードジャージ | 5着~ 税別9000円 / 10着~ 税別8500円 |
ゼットサーモジャケット | 5着~ 税別9500円 / 10着~ 税別9000円 |
ゼットフレックスショーツ | 5着~ 税別7000円 / 10着~ 税別6600円 |
ゼットフレックスビブショーツ | 5着~ 税別8000円 / 10着~ 税別7500円 |
次章ではZEE_LINEの注目プロダクトである「ゼットスピードデュアルスーツ」と最安値の半袖ジャージ「ゼットイージージャージ」をインプレッション。Jプロツアーを走るCW編集部員・高木三千成から見たデュアルスーツのコメントをお届けしよう。
提供:ウエイブワン 制作:シクロワイアード編集部 協力:横浜緑区夜錬メンバー