2019/12/09(月) - 18:48
オーダーから僅か3週間で到着した冬物CWジャージたちを早速使ってみた。もちろんウェア単体としても良かったし、各人がそれぞれ好きなモノを、好きなオプションを乗せて注文できるオーダー体制はものすごく良かった。今回は誰が何をどんな感じで頼んで、それが実際どうだったのか、を紹介していきたいと思います。
(前編はこちら
というわけで、オーダーから僅か3週間。我が編集部に香港から段ボール箱が届いたのだった。
ん、早い。通常納期は4週間だけど、チャンピオンシステムに聞いたところ、工場の都合で遅くはならないけど早くなることもあるという。いいね! ちなみに、もっと早く!というせっかちな方には最短2週間で発送されるオーダーシステム「CS EXPRESS」(ただし料金は2倍)もある。
今回オーダーしたのは、編集部員6人分用の合計9種類15着。チャンピオンシステムのオーダーシステムは基本アイテム(ジャージやショーツ、ジャケット、タイツetc.)を10着満たせば内容はバラバラでOKなので、各々欲しいアイテムをバラバラにオーダーすることにした。
それと、冬ジャージはもちろんなのだが、前回夏用ジャージをオーダーした後に(超走れる)新人高木くんが入ったので、彼の夏用ジャージも加えた。例えば同じジャージを最低5着、あるいは10着オーダーしなければならない他ブランドだったら、「ごめんお古のジャージ着ておいて」と言うところだった。待遇改善を推し進める(ホントか?)我がCW編集部としては大いに助かった。
デザインは以前オーダーした半袖ジャージを元に、チャンピオンシステム側で長袖版にアレンジしてもらうことにした。意外と労力を使うデザイン作業を全部おまかせ注文できるのは大変ありがたい。例えばノーマルジャージとエアロジャージのカッティングは随分と違うものの、1つのデザインさえあればパターンに合わせてカスタマイズしてくれるのも嬉しいところだ。
以下は、それぞれ編集部員のインプレッション。誰が何をどんな感じで頼んで、それが実際どうだったのかをお伝えしたいと思う。
シクロクロスをするなら絶対に必要なレースウェアがシクロクロススキンスーツだ。体幹と脚部分が厚手の裏起毛素材になっているが、長袖の腕部分は薄手のマイクロフリースになっているため、冬の低気温下で短時間・高強度のシクロクロスレースの際にも体幹は暖かく、しかし大汗をかく全開走行でも暑くはならないという、シクロクロスならではの特殊な用途に応える一品だ。今回は1着のみをオーダーでつくったが、こんな特殊なウェア1着でも、規定の最低注文枚数のうちの1枚としてカウントしてつくってくれるのがチャンシスのありがたいところだ。
そして、細かなレイヤード(重ね着)調整に重宝するのがウィンドベスト(別名:ジレ)だ。前身頃は防風系の素材を用いていながら背面は通気性に優れた素材になっているので、汗を放出してくれるため高めの強度で走っても蒸れることがない。襟首周りも高くなっているので、薄くてコンパクトながら意外なほど保温性もあるのが良い。背中には3ポケットも備わり、下に着るものを選ばないので、普段着の上に羽織ってシクロワイアードをアピールしながら取材活動するなど、仕事でも重宝しそうな一着だ。
数あるチャンピオンシステムの製品ラインナップの中で、実は最も高額なのがこのAPEX ウィンタージャケット。「一番高いんだから良いに決まってる!」と"会社のカネ"感バリバリでオーダーしたのだが、実際すごく良かった。保温性が高いので走り出しでも寒くないのだが、腕下とサイドパネルがフリース素材なので運動強度を上げても蒸れがないし、峠の登り区間ではバタつかずに温度調整ができるダブルジッパーがかなり良い仕事をしてくれる。
カッティングとしては身体へのフィットが第一に考えられているので、例えば1月初冬のツインリンクもてぎ100kmサイクルマラソンのような、厳冬期に開催されるレースイベントには最適だと思う。気温的には10℃までのコンディションがベストだろう。重厚感ある作りなのに着心地が良いのはさすがハイエンドアイテムで、通気性が良いので晩秋から春先まで使えそうな雰囲気だ。
一方、私が個人的にもチャンピオンシステム製品の中で一番お気に入りなのがPERFORMANCE インターミディエイトジャケットだ。実は3年前にクラブチームでジャージを作成する際にオーダーしたのだが、とにかく生地の伸びがよく、フリースの肌当たりが柔らかなので、ワードローブの中で一番使用率が高い。防風性はないものの、ベストやインナー、ジャケットの組み合わせで秋から春まで3シーズン使え、それでいて価格も12,000円と非常にお手頃なのも嬉しい。ツーリングからアップテンポのトレーニングライド、シクロクロスのウォームアップまで幅広くこなせる、磯部的イチオシアイテム。ジッパーのツマミ部分がアップデートされたのも嬉しいポイント。
雨だと走らないという方も多いだろうし、まあ実際私もプライベートではそうなのだけど、仕事だとそうも言っていられない。ライド系イベントの実走取材をメインで担当するにあたり、レインウェアは必須アイテム。特に自転車のレインウェアは大量の発汗が前提となるので、防水性能と透湿性能が高いレベルで求められる一番難しいカテゴリーだが、自転車向けのカッティングで高性能なものは少ない。
今でこそ、ぽつぽつと高機能な防水透湿素材を使用したモデルも登場しつつあるけれど、完全防水を求めるのであればアウトドアブランドの登山用レインウェアを流用するしかない時代も長かったし、私もそうしてきた。更にフルプリント可能なオーダーウェアというフィルターを掛けて残る製品があると思っていなかったのだけれど、ところがどっこい、チャンピオンシステムはそんなところにも手が届く一着を用意していた。
APEX ウィンドジャケットは、かの有名なゴアテックスを越える透湿性能を誇る防水生地”eVent”を使用しつつ、サイクルウェアらしいカッティング、フードなし、バックポケットありというスペックでオンリーワンの存在だ。残念ながら雨天ではいまだにテストできていないが、ウインドブレーカー代わりに持っていても邪魔にならないコンパクトさで、春先や晩秋のライドのお供にはピッタリ。
レインウェアなので下に何かしら着ることを前提としているため、ちょっと緩めのフィッティングだがバタつくことは無い。絶賛増量中の自分はSで胸周りがちょっとキツめだが、普通の体形なら全然余裕あるはず。ハイ、痩せます。……とにかく、このCW編集部のレインウェアを着ていれば雨降るイベントで撮影していても、(あの人何なの? なんで私の写真撮るの? 怖……)という目線を向けられることも無くなるわけで、一安心である。
もう一つのオーダーがいわゆる裏起毛ビブショーツのPERFORMANCE ウィンタービブショーツ。え、まだ裏起毛ビブショーツをお持ちでない? それは大変だ! こんな使いやすいウェアはそうそうないですよ!(目をぐるぐるさせながら)。……少し取り乱しました。
でも、ここ数年冬場のウェアで一番ヘビーローテーションになるのが、このタイプのビブショーツなのは本当の話。大体のロングライドイベントは最高気温10℃は下回らない時期に開催されるので、防風素材のウィンタータイツは大げさだし、個人的にゴワつく感じが好きじゃない。かといって、サマービブショーツではさすがに寒い。
そんな5℃から15℃くらいの気温の時期にピッタリなのが、起毛ビブにニーウォーマーという組み合わせ。ペダリングのしやすさと暖かさを両立するレイヤリングは最近の冬の定番だったので、それが仕事着として使えるのは嬉しい限り。かゆいところに手の届く、チャンピオンシステムさまさまです。そんなウェア選びの難しい時期のライドウェアとしてかなりおススメです。
春夏秋冬、全国各地イベント取材で走り回るCW編集部にとってウィンドブレーカーは欠かせない存在。ウェアのレイヤリングが悩ましいときは必ず携行するアイテムということで、TECH ウィンドジャケットは編集部全員が購入。ウィンドブレーカーは、持っておけば何とかなるシチュエーションが多いので、皆さんも是非検討いただきたい。
私は普段着用しているウェアがSサイズなので、ウィンドジャケットもSサイズ(Race Cut)をチョイス。ピタリをフィットさせるジャージ類とは異なり、一回りゆったりとしたフィット感に仕上げられている。胴回りは体型に沿うカッティングだが、肩・腕周りに余裕がある作りだ。厚手の長袖ジャージの上から羽織る際にベストフィットとなりそう。ちなみに私は身長168cm、体重63kg。標準体型。
素材が非常に薄手なのだが、気温が8℃のダウンヒルでも体幹部が冷え切らなかったため、防風性能は申し分ない。一方で、気温12~16℃程度のヒルクライムでは、ウェア内に汗の熱気がこもる印象も無く快適に過ごしたため、TECH ウィンドジャケットは幅広い温度帯とライドシチュエーションで活躍してくれる。
もし暑さを感じた場合は、脇の下のジッパー付きベンチレーションホールを開閉することで調整することも可能。非常に使い勝手に優れているため、春や秋のイベントに参加するのであれば一着は持っておきたいアイテムだ。
夏用ジャージの上下をオーダーしましたが、ロードレースやトラックレースのレースに出場しているので、選手としてはやはりジャージの空気抵抗は気になるもの。そこでレーサー向けでフィット感の高いAPEX プロジャージをオーダー(編集部注:先輩たちはみんなPERFORMANCEジャージだぞぉぉぉ!)。もともと袖が長く作られているのも最近のトレンドです。
フィッティングが良いので走行中もバタつきがなく、身体にぴったりフィットするのがお気に入りです。肩、袖や背面パネルはディンプル加工によって空気抵抗を最小限に留めているディティールも◎。PERFORMANCE ビブショーツはサイクリングからレースまで対応する万能性があり、ジャージ同様エアロ効果を高めたかったので約4cmの裾延長タイプを選択。裾部分のシリコングリッパーは幅広なので、特定の部分だけが引っ張られる感覚がなく快適です。
CW編集部がオーダーした各アイテムは以上の通り。取材からオーダー、そして実際に届いた製品を着用して思ったのは、暑い・寒いの差が出る秋冬物だからこそ、チャンピオンシステムならではの柔軟なオーダー体系が活きるということ。オーダーのしやすさよし、品質よし、価格よし。冬本番を迎える今だからこそ、チャンピオンシステムの冬物ウェア(もちろん夏物ウェアも同時にどうぞ)のオーダーを検討してみては?
あんまり待たずに冬物CWジャージがやってきた。イェイ!
(前編はこちら
というわけで、オーダーから僅か3週間。我が編集部に香港から段ボール箱が届いたのだった。
ん、早い。通常納期は4週間だけど、チャンピオンシステムに聞いたところ、工場の都合で遅くはならないけど早くなることもあるという。いいね! ちなみに、もっと早く!というせっかちな方には最短2週間で発送されるオーダーシステム「CS EXPRESS」(ただし料金は2倍)もある。
今回オーダーしたのは、編集部員6人分用の合計9種類15着。チャンピオンシステムのオーダーシステムは基本アイテム(ジャージやショーツ、ジャケット、タイツetc.)を10着満たせば内容はバラバラでOKなので、各々欲しいアイテムをバラバラにオーダーすることにした。
それと、冬ジャージはもちろんなのだが、前回夏用ジャージをオーダーした後に(超走れる)新人高木くんが入ったので、彼の夏用ジャージも加えた。例えば同じジャージを最低5着、あるいは10着オーダーしなければならない他ブランドだったら、「ごめんお古のジャージ着ておいて」と言うところだった。待遇改善を推し進める(ホントか?)我がCW編集部としては大いに助かった。
デザインは以前オーダーした半袖ジャージを元に、チャンピオンシステム側で長袖版にアレンジしてもらうことにした。意外と労力を使うデザイン作業を全部おまかせ注文できるのは大変ありがたい。例えばノーマルジャージとエアロジャージのカッティングは随分と違うものの、1つのデザインさえあればパターンに合わせてカスタマイズしてくれるのも嬉しいところだ。
以下は、それぞれ編集部員のインプレッション。誰が何をどんな感じで頼んで、それが実際どうだったのかをお伝えしたいと思う。
編集長 綾野真
頼んだもの:PERFORMANCE シクロクロス スキンスーツ & PERFORMANCE ウィンドベスト
シクロクロスをするなら絶対に必要なレースウェアがシクロクロススキンスーツだ。体幹と脚部分が厚手の裏起毛素材になっているが、長袖の腕部分は薄手のマイクロフリースになっているため、冬の低気温下で短時間・高強度のシクロクロスレースの際にも体幹は暖かく、しかし大汗をかく全開走行でも暑くはならないという、シクロクロスならではの特殊な用途に応える一品だ。今回は1着のみをオーダーでつくったが、こんな特殊なウェア1着でも、規定の最低注文枚数のうちの1枚としてカウントしてつくってくれるのがチャンシスのありがたいところだ。
そして、細かなレイヤード(重ね着)調整に重宝するのがウィンドベスト(別名:ジレ)だ。前身頃は防風系の素材を用いていながら背面は通気性に優れた素材になっているので、汗を放出してくれるため高めの強度で走っても蒸れることがない。襟首周りも高くなっているので、薄くてコンパクトながら意外なほど保温性もあるのが良い。背中には3ポケットも備わり、下に着るものを選ばないので、普段着の上に羽織ってシクロワイアードをアピールしながら取材活動するなど、仕事でも重宝しそうな一着だ。
PERFORMANCE シクロクロス スキンスーツ | |
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税抜価格 | 19,000円 |
無料オプション | 裾延長(約4cm)、2つ口背面ポケット取り付け |
→製品ページ(チャンピオンシステム公式HP) |
PERFORMANCE ウィンドベスト | |
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税抜価格 | 8,000円 |
→製品ページ(チャンピオンシステム公式HP) |
編集部 磯部聡
頼んだもの:APEX ウィンタージャケット & PERFORMANCE インターミディエイトジャケット
数あるチャンピオンシステムの製品ラインナップの中で、実は最も高額なのがこのAPEX ウィンタージャケット。「一番高いんだから良いに決まってる!」と"会社のカネ"感バリバリでオーダーしたのだが、実際すごく良かった。保温性が高いので走り出しでも寒くないのだが、腕下とサイドパネルがフリース素材なので運動強度を上げても蒸れがないし、峠の登り区間ではバタつかずに温度調整ができるダブルジッパーがかなり良い仕事をしてくれる。
カッティングとしては身体へのフィットが第一に考えられているので、例えば1月初冬のツインリンクもてぎ100kmサイクルマラソンのような、厳冬期に開催されるレースイベントには最適だと思う。気温的には10℃までのコンディションがベストだろう。重厚感ある作りなのに着心地が良いのはさすがハイエンドアイテムで、通気性が良いので晩秋から春先まで使えそうな雰囲気だ。
一方、私が個人的にもチャンピオンシステム製品の中で一番お気に入りなのがPERFORMANCE インターミディエイトジャケットだ。実は3年前にクラブチームでジャージを作成する際にオーダーしたのだが、とにかく生地の伸びがよく、フリースの肌当たりが柔らかなので、ワードローブの中で一番使用率が高い。防風性はないものの、ベストやインナー、ジャケットの組み合わせで秋から春まで3シーズン使え、それでいて価格も12,000円と非常にお手頃なのも嬉しい。ツーリングからアップテンポのトレーニングライド、シクロクロスのウォームアップまで幅広くこなせる、磯部的イチオシアイテム。ジッパーのツマミ部分がアップデートされたのも嬉しいポイント。
APEXウインタージャケット | |
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税抜価格 | 37,000円 |
→製品ページ(チャンピオンシステム公式HP) |
PERFORMANCE インターミディエイトジャケット | |
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税抜価格 | 12,000円 |
→製品ページ(チャンピオンシステム公式HP) |
編集部 安岡直輝
頼んだもの:APEX ウィンドジャケット & PERFORMANCE ウィンタービブショーツ
雨だと走らないという方も多いだろうし、まあ実際私もプライベートではそうなのだけど、仕事だとそうも言っていられない。ライド系イベントの実走取材をメインで担当するにあたり、レインウェアは必須アイテム。特に自転車のレインウェアは大量の発汗が前提となるので、防水性能と透湿性能が高いレベルで求められる一番難しいカテゴリーだが、自転車向けのカッティングで高性能なものは少ない。
今でこそ、ぽつぽつと高機能な防水透湿素材を使用したモデルも登場しつつあるけれど、完全防水を求めるのであればアウトドアブランドの登山用レインウェアを流用するしかない時代も長かったし、私もそうしてきた。更にフルプリント可能なオーダーウェアというフィルターを掛けて残る製品があると思っていなかったのだけれど、ところがどっこい、チャンピオンシステムはそんなところにも手が届く一着を用意していた。
APEX ウィンドジャケットは、かの有名なゴアテックスを越える透湿性能を誇る防水生地”eVent”を使用しつつ、サイクルウェアらしいカッティング、フードなし、バックポケットありというスペックでオンリーワンの存在だ。残念ながら雨天ではいまだにテストできていないが、ウインドブレーカー代わりに持っていても邪魔にならないコンパクトさで、春先や晩秋のライドのお供にはピッタリ。
レインウェアなので下に何かしら着ることを前提としているため、ちょっと緩めのフィッティングだがバタつくことは無い。絶賛増量中の自分はSで胸周りがちょっとキツめだが、普通の体形なら全然余裕あるはず。ハイ、痩せます。……とにかく、このCW編集部のレインウェアを着ていれば雨降るイベントで撮影していても、(あの人何なの? なんで私の写真撮るの? 怖……)という目線を向けられることも無くなるわけで、一安心である。
もう一つのオーダーがいわゆる裏起毛ビブショーツのPERFORMANCE ウィンタービブショーツ。え、まだ裏起毛ビブショーツをお持ちでない? それは大変だ! こんな使いやすいウェアはそうそうないですよ!(目をぐるぐるさせながら)。……少し取り乱しました。
でも、ここ数年冬場のウェアで一番ヘビーローテーションになるのが、このタイプのビブショーツなのは本当の話。大体のロングライドイベントは最高気温10℃は下回らない時期に開催されるので、防風素材のウィンタータイツは大げさだし、個人的にゴワつく感じが好きじゃない。かといって、サマービブショーツではさすがに寒い。
そんな5℃から15℃くらいの気温の時期にピッタリなのが、起毛ビブにニーウォーマーという組み合わせ。ペダリングのしやすさと暖かさを両立するレイヤリングは最近の冬の定番だったので、それが仕事着として使えるのは嬉しい限り。かゆいところに手の届く、チャンピオンシステムさまさまです。そんなウェア選びの難しい時期のライドウェアとしてかなりおススメです。
APEX ウィンドジャケット | |
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税抜価格 | 31,000円 |
→製品ページ(チャンピオンシステム公式HP) |
PERFORMANCE ウィンタービブショーツ | |
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税抜価格 | 11,000円 |
→製品ページ(チャンピオンシステム公式HP) |
編集部 藤原岳人
頼んだもの:TECH ウィンドジャケット
春夏秋冬、全国各地イベント取材で走り回るCW編集部にとってウィンドブレーカーは欠かせない存在。ウェアのレイヤリングが悩ましいときは必ず携行するアイテムということで、TECH ウィンドジャケットは編集部全員が購入。ウィンドブレーカーは、持っておけば何とかなるシチュエーションが多いので、皆さんも是非検討いただきたい。
私は普段着用しているウェアがSサイズなので、ウィンドジャケットもSサイズ(Race Cut)をチョイス。ピタリをフィットさせるジャージ類とは異なり、一回りゆったりとしたフィット感に仕上げられている。胴回りは体型に沿うカッティングだが、肩・腕周りに余裕がある作りだ。厚手の長袖ジャージの上から羽織る際にベストフィットとなりそう。ちなみに私は身長168cm、体重63kg。標準体型。
素材が非常に薄手なのだが、気温が8℃のダウンヒルでも体幹部が冷え切らなかったため、防風性能は申し分ない。一方で、気温12~16℃程度のヒルクライムでは、ウェア内に汗の熱気がこもる印象も無く快適に過ごしたため、TECH ウィンドジャケットは幅広い温度帯とライドシチュエーションで活躍してくれる。
もし暑さを感じた場合は、脇の下のジッパー付きベンチレーションホールを開閉することで調整することも可能。非常に使い勝手に優れているため、春や秋のイベントに参加するのであれば一着は持っておきたいアイテムだ。
TECH ウィンドジャケット | |
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税抜価格 | 8,400円 |
→製品ページ(チャンピオンシステム公式HP) |
編集部 高木三千成
頼んだもの:APEX プロジャージ & PERFORMANCE ビブショーツ
夏用ジャージの上下をオーダーしましたが、ロードレースやトラックレースのレースに出場しているので、選手としてはやはりジャージの空気抵抗は気になるもの。そこでレーサー向けでフィット感の高いAPEX プロジャージをオーダー(編集部注:先輩たちはみんなPERFORMANCEジャージだぞぉぉぉ!)。もともと袖が長く作られているのも最近のトレンドです。
フィッティングが良いので走行中もバタつきがなく、身体にぴったりフィットするのがお気に入りです。肩、袖や背面パネルはディンプル加工によって空気抵抗を最小限に留めているディティールも◎。PERFORMANCE ビブショーツはサイクリングからレースまで対応する万能性があり、ジャージ同様エアロ効果を高めたかったので約4cmの裾延長タイプを選択。裾部分のシリコングリッパーは幅広なので、特定の部分だけが引っ張られる感覚がなく快適です。
APEX プロジャージ | |
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税抜価格 | 14,500円 |
→製品ページ(チャンピオンシステム公式HP) |
PERFORMANCE ビブショーツ | |
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税抜価格 | 12,800円 |
無料オプション | 裾延長(約4cm)、男性用はパッド選択、女性用はシリコングリッパーの有無を選択可能 |
→製品ページ(チャンピオンシステム公式HP) |
CW編集部がオーダーした各アイテムは以上の通り。取材からオーダー、そして実際に届いた製品を着用して思ったのは、暑い・寒いの差が出る秋冬物だからこそ、チャンピオンシステムならではの柔軟なオーダー体系が活きるということ。オーダーのしやすさよし、品質よし、価格よし。冬本番を迎える今だからこそ、チャンピオンシステムの冬物ウェア(もちろん夏物ウェアも同時にどうぞ)のオーダーを検討してみては?
提供:チャンピオンシステム 制作:シクロワイアード編集部