2019/11/27(水) - 17:38
「って言うか、編集部のジャージって夏用しかなくない?」という一言から決まった冬用CWジャージ制作。でも、冬物って種類が多いし、どれがどんな時に使いやすいのか分かんない!そこで取材班は予算を携え、チャンピオンシステムが運営するCROSS COFFEEに向かったのだった。
チャンピオンシステムと言えば、現在UAEチームエミレーツを、過去にはランプレ・メリダ、ウィグル・ハイファイブなど世界トップレースで活躍するチームを、あるいは国内でキナンサイクリングチームをサポートし、ホビーチームの間でも高い支持率を誇るオーダーウェアブランドだ。
2017年のラインアップ刷新によって、プロスペックの高機能を誇るAPEX、7,000円台からオーダーできるTECH、その中間のPERFORMANCEという分かりやすい3グレード展開となったことも嬉しいポイント。それぞれ夏用から冬用まで多種多様なアイテムを揃えるほか、従来からある選べるパッド各種に加え、袖や裾の延長、ポケットの有無、さらには名入れまで豊富なオプションも。しかも上下の基本アイテムを合計5つ、あるいは10つ揃えればオーダー内容はバラバラでもOKという、他社には無い柔軟なオーダー体制も人気だ。
かく言う我々シクロワイアード編集部もいちチャンピオンシステムユーザーだったりする。白地にCWグリーン(そんな言葉あったっけ?)のチャンピオンシステム製CWジャージをデビューさせてから約2年。国内イベントはもちろん、海外発表会までCW編集部の活動を陰ながら支えてくれてきた。読者のみなさんもどこかのイベントやレース会場で見たことがあるかもしれない。
しかし(予算的な都合で)半袖上下しかオーダーできず、ジャケットを着てしまう冬場の取材現場では、一体全体取材班なのかどうなのかすら分からない問題が顕在化していた。そこで新入部員も入ったことだし、いよいよ予算も付いたし、冬物ジャージの製作が決定。デザインはそのままに、たくさん冬物を揃えるチャンピオンシステムで追加オーダーをしようということになった。
でも、意外とウインターウェアの選び方って難しい。やたらと種類もあるし、使う状況でもベストチョイスは変わってくる。そこでチャンピオンシステム・ジャパン本社1FにあるCROSS COFFEEに赴き、ウェアのスペシャリストであるチャンピオンシステムスタッフに相談に乗ってもらうことにした。今回話を伺ったのは、ロードレースやシクロクロスにも積極的に参加する梶田さん。自身の経験を元にしたウェア提案をしてくれた。
― 今回は寒い時期に使える編集部ウェアをオーダーしようと思います!まずは人気の秋冬モデルを教えてもらえますか?
全天候で使える「APEXウェザーガードジャージ」はプロ選手を筆頭に評判が良いですね。彼らは基礎代謝も高くトレーニングもハードなため厚手のウェアはあまり好みません。ウェザーガードジャージは春先のクラシックレースもターゲットとした製品で、ゴワつかずスマートに着こなせるのに優れた保温性があるんです。
― なるほどなるほど。ウェザーガードジャージは長袖と半袖の2種類ありますね、どうチョイスすればいいですか
プロ選手のようにハードにトレーニングに打ち込む人なら半袖もアリ。キナンサイクリングチームの椿選手も好んで使っているようです。あと、ランプレ時代の新城幸也選手もウェザーガードの半袖とアームウォーマーでフルシーズンいけると言っていました。ただ、一般のライダーなら長袖をオススメします。ダブルジッパーになって体温調整もしやすくなりましたし、冬用の厚手のインナーと組み合わせれば厳冬期でもいけると思います。
適度に透湿性がある素材を使用しているので蒸れにくいけど温かい。モデル名から想像できる通り、防風で雨も弾くので、急な天候変化が多い冬場ではウェザーガードジャージが安心です。完全防水ではないので雨に打たれ続けると流石に浸水しますが...(笑)。防風防水保温性を全て備えた優れモノで、寒さに応じてインナーで調節すればジャケットも不要。使い勝手が良いんですよね。
― 同じAPEXシリーズの中にはウインタージャケットもありますが、その特徴は?
「APEXウインタージャケット」もウェザーガードジャージのように、外側は薄手のネオプレーン生地を使っているので透湿性は確保しつつ優れた防風防水性を持たせています。その上で内側は起毛がしっかりしたフリース素材なので、保温性がすごく高い。ウェザーガードジャージはレースにも出られるタイトフィットですが、ウインタージャケットは普段のライドで使いやすいように、少し余裕を持たせた作りです。
― 確かウインタージャケットは昨年モデルチェンジしましたよね?どのように変化したのでしょう。
カッティングがかなり煮詰められ、動きやすいし、シルエットもスマートになりました。それまではダボっとしたカッティングで正直あまりカッコ良くなかったのですが、改良でフィット感も格段に良くなったんです。冬場でも乗り込むライダーにとっては嬉しいアップデートですよ。
それから、中間グレードの「PERFORMANCEウインタージャケット」も比較的安価な冬用ジャケットとしてオススメしたい製品です。これも割と走る人向けのカッティングで素材も薄手になってはいるのですが、実際使ってみると着心地は軽く風を適度に防いで暖かいので、かなり使い勝手は良いと感じています。
― 意外と知られていない秋冬の便利アイテムといえばベストですよね。袖がないから暑すぎないし、畳んだ時もコンパクトにまとまるし。チャンピオンシステムのベストラインナップは豊富ですよね
頻繁に脱ぎ着して温度調節したいシーンなら断然ベストが役立ちます。厚手の冬用ジャケットは畳んでもバックポケットに入らないので暑くなっても脱げないですからね。朝晩は寒いけど日中は暖かいという春秋の気候で、胴体や腹部を寒さや雨風から守ってくれるので、有るのと無いのでは体感温度が全然違います。ジャケットやウインドブレーカーと比較して、風でバタつかないという点も大きなメリットかと。
APEXで1種類、PERFORMANCEで2種類、TECHで1種類と合計4アイテムを揃えてます。頻繁に脱ぎ着して温度調節したいシーンなら断然ベストがオススメ。厚手の冬用ジャケットは畳んでもバックポケットに入らないから暑くなっても脱げません。朝晩は寒いけど、日中は暖かいという場面で重宝します。
冬用の「PERFORMANCEウインターベスト」は以前のものより薄手で軽くなっており着心地も良いですね。それでいて最新の素材を使うことで、防風性はもちろん起毛の素材によって保温性も十分に確保されているなど、個人的にはかなり推しアイテム。ジャケットやウインドブレーカーと比較して、風でバタつかないという点も大きなメリットですね。
― PERFORMANCEグレードの2アイテム、ウインターベストとウインドベストはどう選び分ければ良いでしょうか?
胴体に当たる風をシャットアウトしてくれる点はどちらも同じなんですが、ウインターベストはその名の通り裏起毛保温素材を使っているのでとにかく暖かく冬場向け。軽量コンパクトなウインドベストはオールシーズンで活用できる製品です。
よく聞かれるのがPERFORMANCEとTECHのウインドベストの違い。PERFORMANCEは内側にメッシュレイヤーが入っているので若干保温性が高く、背面ポケットが付いているので内側に着たジャージに手を伸ばす手間がありません。体温調整のために脱ぎ着を繰り返すならTECHが良いと思いますし、ライド中常に着たままダブルジッパーの開け閉めで調整するならPERFORMANCEがオススメ。価格差もわずかですし、グレードではなく目的に合わせて選んでもらうのがオススメです。
― なるほどですね。冬物についてだんだん理解できてきました!でも極寒の冬場ってあまり外にも出ないし、使う頻度も少ないですよね。秋の終わり頃とか、春の始まり頃に使いやすいオススメアイテムは何かありますか?
それならPERFORMANCEインターミディエイトジャケット。とっても柔らかくて温かいフリース素材を使用しているので着心地も抜群です。冬場のホビーレースなどで重宝するユーザーも少なくありません。ここに防風ベースレイヤー、もしくはウインドジャケットを足せば秋から春まで3シーズン使える優れもの。レイヤリングの幅の広さという点で持っておいて損はさせません!
― むむむ。話を聞けば聞くほどどんどんオーダー数(=注文金額)が増していく...。とりあえずオーダー内容は編集部に持ち帰って決めるとして、今回実際にオーダー相談をしてみて非常に参考になりました。やっぱりウェアは使ってみないと分からないし、実際の製品を着て見て触って、アドバイスを受けながら決められるのはとてもユーザーフレンドリーですね。
そういってもらえて嬉しいですね。CROSS COFFEEでは毎月1回オーダージャージ相談会も開催していますし、ご予約頂ければ別個相談もウェルカムです。各アイテムの解説もしますし、実際に試着してジャージのサイジングもできます。生地のカラー見本も置いてあるので、それを参考に色を決めていってもいいでしょう。
もちろんデザインに関してもアドバイスできますので、ぜひお気軽に相談してください。こういったオープンなサービスを提供できるのもカフェを構えるチャンピオンシステムならではだと思っています。
― オーダージャージブランドでここまで手厚いサービスは他にはありませんよね。僕らいちユーザーとしても嬉しい限りです。ところでオーダージャージというと最低注文枚数がネックになる場合がありますが、チャンピオンシステムはそこでもメリットの大きいオーダー体形が特徴ですよね。
10着からオーダーできる「CS10」が基本ですが、ジャージやビブショーツそれぞれの最低枚数は設定していないのがミソ。どのアイテムを組み合わせても良いというのが他に無い特徴で、例えば私は半袖ジャージだけ、私はベストだけといった各々のニーズに合わせた注文ができるんです。10着を満たせば各アイテム1点からオーダーできるので、1オーダー内のアイテムが全てバラバラだとしてもOKです。
そして、そこまで枚数が揃わない場合でも、最小ロット5着から注文できる「CS5」を用意しています。枚数が少ない分割高にはなってしまうのですが、こちらも好きなアイテムを1点から組み合わせてオーダーできるので、余分なウェアを購入せずに済むと思います。
それからジャージ袖やショーツ裾の長さ、パッドの種類、グリッパーのタイプなどを変更できるオプションも各種用意しています。こちらもロットの制約なく1着ごとに指定できるので、同じジャージでも注文する人の好みによってオーダーすることが可能です。各々にフィットしたオプションを選択して無駄のない買い物ができるのは嬉しい点ではないでしょうか。
― ありがとうございました!会社に持ち帰ってオーダー確定させます!
言わずと知れた、チャンピオンシステムが運営するカフェ。「尾根幹」の入り口であるJR南武線矢野口駅すぐ、オープンから僅かな期間でサイクリストの憩いの場となった場所だ。美味しい食事やカフェメニューが用意されるのはもちろん、チャンピオンシステムの全ラインナップの試着が可能。セミナーやイベントも随時開催中で、オリジナルジャージやキャップ、補給食やスペアチューブなども発売している。
HP:http://cross.coffee/
次頁では実際に届いたシクロワイアードジャージを使い、各ウインターアイテムの詳細な解説と編集部員によるインプレッションをお届けする。
ワールドチームも着用する高性能ウェアを取り揃えるチャンピオンシステム
チャンピオンシステムと言えば、現在UAEチームエミレーツを、過去にはランプレ・メリダ、ウィグル・ハイファイブなど世界トップレースで活躍するチームを、あるいは国内でキナンサイクリングチームをサポートし、ホビーチームの間でも高い支持率を誇るオーダーウェアブランドだ。
2017年のラインアップ刷新によって、プロスペックの高機能を誇るAPEX、7,000円台からオーダーできるTECH、その中間のPERFORMANCEという分かりやすい3グレード展開となったことも嬉しいポイント。それぞれ夏用から冬用まで多種多様なアイテムを揃えるほか、従来からある選べるパッド各種に加え、袖や裾の延長、ポケットの有無、さらには名入れまで豊富なオプションも。しかも上下の基本アイテムを合計5つ、あるいは10つ揃えればオーダー内容はバラバラでもOKという、他社には無い柔軟なオーダー体制も人気だ。
かく言う我々シクロワイアード編集部もいちチャンピオンシステムユーザーだったりする。白地にCWグリーン(そんな言葉あったっけ?)のチャンピオンシステム製CWジャージをデビューさせてから約2年。国内イベントはもちろん、海外発表会までCW編集部の活動を陰ながら支えてくれてきた。読者のみなさんもどこかのイベントやレース会場で見たことがあるかもしれない。
しかし(予算的な都合で)半袖上下しかオーダーできず、ジャケットを着てしまう冬場の取材現場では、一体全体取材班なのかどうなのかすら分からない問題が顕在化していた。そこで新入部員も入ったことだし、いよいよ予算も付いたし、冬物ジャージの製作が決定。デザインはそのままに、たくさん冬物を揃えるチャンピオンシステムで追加オーダーをしようということになった。
でも、意外とウインターウェアの選び方って難しい。やたらと種類もあるし、使う状況でもベストチョイスは変わってくる。そこでチャンピオンシステム・ジャパン本社1FにあるCROSS COFFEEに赴き、ウェアのスペシャリストであるチャンピオンシステムスタッフに相談に乗ってもらうことにした。今回話を伺ったのは、ロードレースやシクロクロスにも積極的に参加する梶田さん。自身の経験を元にしたウェア提案をしてくれた。
ウインターウェアの各モデルを解説、特徴や季節ごとの使い分けを知ろう
― 今回は寒い時期に使える編集部ウェアをオーダーしようと思います!まずは人気の秋冬モデルを教えてもらえますか?
全天候で使える「APEXウェザーガードジャージ」はプロ選手を筆頭に評判が良いですね。彼らは基礎代謝も高くトレーニングもハードなため厚手のウェアはあまり好みません。ウェザーガードジャージは春先のクラシックレースもターゲットとした製品で、ゴワつかずスマートに着こなせるのに優れた保温性があるんです。
― なるほどなるほど。ウェザーガードジャージは長袖と半袖の2種類ありますね、どうチョイスすればいいですか
プロ選手のようにハードにトレーニングに打ち込む人なら半袖もアリ。キナンサイクリングチームの椿選手も好んで使っているようです。あと、ランプレ時代の新城幸也選手もウェザーガードの半袖とアームウォーマーでフルシーズンいけると言っていました。ただ、一般のライダーなら長袖をオススメします。ダブルジッパーになって体温調整もしやすくなりましたし、冬用の厚手のインナーと組み合わせれば厳冬期でもいけると思います。
適度に透湿性がある素材を使用しているので蒸れにくいけど温かい。モデル名から想像できる通り、防風で雨も弾くので、急な天候変化が多い冬場ではウェザーガードジャージが安心です。完全防水ではないので雨に打たれ続けると流石に浸水しますが...(笑)。防風防水保温性を全て備えた優れモノで、寒さに応じてインナーで調節すればジャケットも不要。使い勝手が良いんですよね。
― 同じAPEXシリーズの中にはウインタージャケットもありますが、その特徴は?
「APEXウインタージャケット」もウェザーガードジャージのように、外側は薄手のネオプレーン生地を使っているので透湿性は確保しつつ優れた防風防水性を持たせています。その上で内側は起毛がしっかりしたフリース素材なので、保温性がすごく高い。ウェザーガードジャージはレースにも出られるタイトフィットですが、ウインタージャケットは普段のライドで使いやすいように、少し余裕を持たせた作りです。
― 確かウインタージャケットは昨年モデルチェンジしましたよね?どのように変化したのでしょう。
カッティングがかなり煮詰められ、動きやすいし、シルエットもスマートになりました。それまではダボっとしたカッティングで正直あまりカッコ良くなかったのですが、改良でフィット感も格段に良くなったんです。冬場でも乗り込むライダーにとっては嬉しいアップデートですよ。
それから、中間グレードの「PERFORMANCEウインタージャケット」も比較的安価な冬用ジャケットとしてオススメしたい製品です。これも割と走る人向けのカッティングで素材も薄手になってはいるのですが、実際使ってみると着心地は軽く風を適度に防いで暖かいので、かなり使い勝手は良いと感じています。
― 意外と知られていない秋冬の便利アイテムといえばベストですよね。袖がないから暑すぎないし、畳んだ時もコンパクトにまとまるし。チャンピオンシステムのベストラインナップは豊富ですよね
頻繁に脱ぎ着して温度調節したいシーンなら断然ベストが役立ちます。厚手の冬用ジャケットは畳んでもバックポケットに入らないので暑くなっても脱げないですからね。朝晩は寒いけど日中は暖かいという春秋の気候で、胴体や腹部を寒さや雨風から守ってくれるので、有るのと無いのでは体感温度が全然違います。ジャケットやウインドブレーカーと比較して、風でバタつかないという点も大きなメリットかと。
APEXで1種類、PERFORMANCEで2種類、TECHで1種類と合計4アイテムを揃えてます。頻繁に脱ぎ着して温度調節したいシーンなら断然ベストがオススメ。厚手の冬用ジャケットは畳んでもバックポケットに入らないから暑くなっても脱げません。朝晩は寒いけど、日中は暖かいという場面で重宝します。
冬用の「PERFORMANCEウインターベスト」は以前のものより薄手で軽くなっており着心地も良いですね。それでいて最新の素材を使うことで、防風性はもちろん起毛の素材によって保温性も十分に確保されているなど、個人的にはかなり推しアイテム。ジャケットやウインドブレーカーと比較して、風でバタつかないという点も大きなメリットですね。
― PERFORMANCEグレードの2アイテム、ウインターベストとウインドベストはどう選び分ければ良いでしょうか?
胴体に当たる風をシャットアウトしてくれる点はどちらも同じなんですが、ウインターベストはその名の通り裏起毛保温素材を使っているのでとにかく暖かく冬場向け。軽量コンパクトなウインドベストはオールシーズンで活用できる製品です。
よく聞かれるのがPERFORMANCEとTECHのウインドベストの違い。PERFORMANCEは内側にメッシュレイヤーが入っているので若干保温性が高く、背面ポケットが付いているので内側に着たジャージに手を伸ばす手間がありません。体温調整のために脱ぎ着を繰り返すならTECHが良いと思いますし、ライド中常に着たままダブルジッパーの開け閉めで調整するならPERFORMANCEがオススメ。価格差もわずかですし、グレードではなく目的に合わせて選んでもらうのがオススメです。
― なるほどですね。冬物についてだんだん理解できてきました!でも極寒の冬場ってあまり外にも出ないし、使う頻度も少ないですよね。秋の終わり頃とか、春の始まり頃に使いやすいオススメアイテムは何かありますか?
それならPERFORMANCEインターミディエイトジャケット。とっても柔らかくて温かいフリース素材を使用しているので着心地も抜群です。冬場のホビーレースなどで重宝するユーザーも少なくありません。ここに防風ベースレイヤー、もしくはウインドジャケットを足せば秋から春まで3シーズン使える優れもの。レイヤリングの幅の広さという点で持っておいて損はさせません!
好きなアイテムを組み合わせて10点以上でオーダー可能、各種オプションも用意
― むむむ。話を聞けば聞くほどどんどんオーダー数(=注文金額)が増していく...。とりあえずオーダー内容は編集部に持ち帰って決めるとして、今回実際にオーダー相談をしてみて非常に参考になりました。やっぱりウェアは使ってみないと分からないし、実際の製品を着て見て触って、アドバイスを受けながら決められるのはとてもユーザーフレンドリーですね。
そういってもらえて嬉しいですね。CROSS COFFEEでは毎月1回オーダージャージ相談会も開催していますし、ご予約頂ければ別個相談もウェルカムです。各アイテムの解説もしますし、実際に試着してジャージのサイジングもできます。生地のカラー見本も置いてあるので、それを参考に色を決めていってもいいでしょう。
もちろんデザインに関してもアドバイスできますので、ぜひお気軽に相談してください。こういったオープンなサービスを提供できるのもカフェを構えるチャンピオンシステムならではだと思っています。
― オーダージャージブランドでここまで手厚いサービスは他にはありませんよね。僕らいちユーザーとしても嬉しい限りです。ところでオーダージャージというと最低注文枚数がネックになる場合がありますが、チャンピオンシステムはそこでもメリットの大きいオーダー体形が特徴ですよね。
10着からオーダーできる「CS10」が基本ですが、ジャージやビブショーツそれぞれの最低枚数は設定していないのがミソ。どのアイテムを組み合わせても良いというのが他に無い特徴で、例えば私は半袖ジャージだけ、私はベストだけといった各々のニーズに合わせた注文ができるんです。10着を満たせば各アイテム1点からオーダーできるので、1オーダー内のアイテムが全てバラバラだとしてもOKです。
そして、そこまで枚数が揃わない場合でも、最小ロット5着から注文できる「CS5」を用意しています。枚数が少ない分割高にはなってしまうのですが、こちらも好きなアイテムを1点から組み合わせてオーダーできるので、余分なウェアを購入せずに済むと思います。
それからジャージ袖やショーツ裾の長さ、パッドの種類、グリッパーのタイプなどを変更できるオプションも各種用意しています。こちらもロットの制約なく1着ごとに指定できるので、同じジャージでも注文する人の好みによってオーダーすることが可能です。各々にフィットしたオプションを選択して無駄のない買い物ができるのは嬉しい点ではないでしょうか。
― ありがとうございました!会社に持ち帰ってオーダー確定させます!
話を聞いた場所:CROSS COFFEE
言わずと知れた、チャンピオンシステムが運営するカフェ。「尾根幹」の入り口であるJR南武線矢野口駅すぐ、オープンから僅かな期間でサイクリストの憩いの場となった場所だ。美味しい食事やカフェメニューが用意されるのはもちろん、チャンピオンシステムの全ラインナップの試着が可能。セミナーやイベントも随時開催中で、オリジナルジャージやキャップ、補給食やスペアチューブなども発売している。
HP:http://cross.coffee/
次頁では実際に届いたシクロワイアードジャージを使い、各ウインターアイテムの詳細な解説と編集部員によるインプレッションをお届けする。
提供:チャンピオンシステム 制作:シクロワイアード編集部