2017/06/02(金) - 19:02
男性用のみならず、女性用ウェアにも全く手を抜かない(と言うよりかこだわりようは男性モノ以上かも?)のがASSOS流。今回は長年ASSOSウェアを愛用しているスペースゼロポイントの岩切玲さん、そしてASSOSアンバサダーを務める三代幸子さんにご登場頂き、最新モデルの使用感や、ASSOSならではの魅力を語ってもらった。
岩切玲さん(スペースゼロポイント)
接客から販売、整備までを一手に担うスペースゼロポイントの頼れる店長。走りやすい周辺環境を活かしたビギナーや女性のためのマンツーマンライドも行うなど、たくさんのユーザーに慕われている。ウェアのコーディネイトが得意で、ASSOS製品の愛用歴も長い。
三代幸子さん
ASSOSブランド好きが高じてアンバサダーに就任した、アドベンチャーレースにも出場する根っからのアウトドア派。ASSOSがイタリアで主催するグランフォンド「ラ・カンピオニッシモ」や各種ヒルクライムレースに出場し、入賞経験を持つ。
ジャージの機能面は、汗の吸収性や速乾性がとても優れてい流ので常に快適な着心地です。生地のカッティングが良く、肩周りや背中の動きがスムーズにできストレスを感じないため、ロングライドでもオススメできますね。ライディングフォームに合わせたフィット感のため、立っている時よりも自転車に乗っている時がラクに感じます。試着だけでなく実際にライドへ行った時に真価が分かるものですね。
ショーツもビブありビブなしの両タイプがありますが、どちらも汗で湿る感じや蒸れる不快感は全くありませんでした。雨で濡れてもそういった機能性の良さを感じることができるので、お肌を気にする女性にとっても安心して履ける点は嬉しいと思います。裾のグリッパーに関しても、皮膚が弱い私でも痒かったり腫れたりが無く良好です。パッドの寿命も長くヘタることがないので、履き心地や快適性が損なわれないのもいいですね。
普段はビブショーツを愛用していますが、ビブなしのlaalaLaiショーツはお腹の締め付けがキツくなく腰から足にかけて全体的にフィットする感じがいいですね。ローラー練習の際に好んで履くのですが、お腹に締め付けられた痕が残ることもありません。もちろんビブタイプも高いフィット感が得られる構造やパネリングとなっていますね。
あと、アソスってカタログの女性モデルさんがカッコイイですよね。私もああいう風に着こなしたいなぁ、と憧れる部分ですし、可愛い系やポップなデザインが多い他ブランドとは違って、アソスはカッコ良さを求める女性におすすめできるんです。最上級の機能性を持ちつつ、2万円以下のアイテムも揃うlaalaLaiシリーズはぜひ多くの女性ユーザーに試してもらいたいと思います。
― お二人はASSOSブランドのどういった部分に惹かれたのでしょうか?長年使っている視点からの利点なども教えてください
岩切:さまざまなサイクルウェアが市場にありますが、中でもアソスは最上級のものを作っていこうというブランドの方向性やアソスに独特なデザインなど、独自のブランドイメージそのものに惹かれますよね。それに製品自体も縫製や素材のカットがよく考えられていて、フィット感、生地や作りの丈夫さなどが抜群。着た時に安心できるウェアなんです。
三代:ウェアの丈夫さは長期間着用していると本当に実感できます。昨年アソス本社を伺う機会があったのですが、生地の強度をテストする部屋がたくさんあるんです。生地を針の山に差したり引っ張ったりして破れないか等を検証していたのですが、そういった部分からこだわって作っているところに感動しました。
岩切:加えてアソスのレディースモデルは着るとシルエットが美しく見えますよね。後ろから見て体のラインがキレイに出て、お尻も上がって見える。そういった効果もアソスは優れていると思います。ペダリングを左右するショーツも一回履いてみると世界が変わります。パッドが本当に自然なフィット感で、サドルに引っかかることもなく、生地も擦れることがないのでお肌にも優しいですね。ロングを走る時だと断然快適性が違います。
三代:アソスのパッドは優秀で、長時間のライドでもお尻が痛くなることがありません。なので、スポーツバイクを始めたばかりでライディングフォームに慣れていない初心者にもオススメで、自転車を長く続けられるウェアになると思います。どんな体型の人にも合うサイズ感で、キツくないんだけどしっかりまとわりつくように絶妙な感覚でフィットしてくれます。ウェアの着心地が良いと、着るだけで気分が上がってしまいますね(笑)。
岩切:それから、雨で濡れた状態こそ真価を発揮すると思うんです。普通のショーツが濡れてしまうと擦れることがあるんですが、ASSOSはそんなことが全くない。他にもジャージのポケットはウィンドブレーカーを入れても余裕があるほど深いので、ポケットの容量を気にせずレイヤリングできるのも魅力です。
― レディースモデルもS7やevo7という新しい世代のモデルとなりましたが、その進化は感じますか?
岩切:全体的に機能が良くなっていると感じます。特に汗の吸収や速乾性は抜群ですね、素材一つ一つに工夫が凝らされていると感じます。シーズン通して着用してもウェアがヘタることも、色落ちすることもなく長い期間使用できるのも良いところですね。特にショーツは長期間の使用で一部が薄く透けるような状態になるのは、酷使に加えてバクテリア等の菌の繁殖が挙げられるんです。アソスの生地は抗菌性も高いので、その辺りの心配が全くありません。
着心地やフィット感も改善されていて、着ているだけで体がキュッと締められるような心地よい着圧感がありますね。決して嫌な締め付けではなくて、ややコンプレッションが効くような筋肉の動きをサポートするような働きも感じます。締まって見えるので動きもキレイに見えますし、女性には嬉しい機能ではないでしょうか。
― 特に女性に向けたオススメポイントはありますか?
三代:先ほども言ったのですがショーツはお尻が痛くならないというのは大きなポイントで、スポーツバイク用のレーサーパンツを敬遠している女性の方にもぜひ履いてみてもらいたいと思いますね。自転車に乗り始めたばかりの、あのお尻の痛みはもう忘れてしまいましたね。長時間乗っていても痛みがなく、ロングライドでも足も良く回るんです。
岩切:私はデザインがオススメポイントですね。シンプルなカラーやルックスは年代問わず着用できますし、男性用女性用でほぼ同じデザインとなっているため、サイズ感を考慮してどちらを選択しても見た目の違和感なく着られるでしょう。私自身もあえてメンズ用を着ることもあるくらいです。もちろんショーツはパッドの違いがありますのでレディース用をオススメします。
― ジャージ、ショーツ以外のオススメアイテムを教えてください
岩切:小物で言えばウインドブレーカーがいいですね。着心地がサラサラで、ベタッと肌にくっつくような不快感がありません。オールシーズン通して持っていてほしいアイテムです。また、これからの季節には日焼け防止のアームプロテクターも女性には良いと思います。
三代:同じくウインドブレーカーは重宝しています。畳むとものすごく小さくできるほど軽量ですが、風を通しませんし、風を切ってバタバタとなることもないですね。あとはレイングローブがお気に入りで通勤でよく使っています。ネオプレーン素材のもので、防水性もありつつ濡れても温かいのが特長ですね。
インプレッションライダープロフィール
岩切玲さん(スペースゼロポイント)
接客から販売、整備までを一手に担うスペースゼロポイントの頼れる店長。走りやすい周辺環境を活かしたビギナーや女性のためのマンツーマンライドも行うなど、たくさんのユーザーに慕われている。ウェアのコーディネイトが得意で、ASSOS製品の愛用歴も長い。
三代幸子さん
ASSOSブランド好きが高じてアンバサダーに就任した、アドベンチャーレースにも出場する根っからのアウトドア派。ASSOSがイタリアで主催するグランフォンド「ラ・カンピオニッシモ」や各種ヒルクライムレースに出場し、入賞経験を持つ。
女性用最新作、laalaLaiシリーズをインプレッション
テストして頂いたのは、2017春夏モデルから登場したlaalaLai(ラーラライ)シリーズ。ジャージで19,600円、ビブショーツで26,400円、ショーツで17,800円と比較的リーズナブルな価格ながら、ASSOSならではの機能性を詰め込んだ意欲作だ。特にショーツ類はS7世代初のレディース用アイテムとなっており、中央部に縫いの無いゴールデンゲート構造など、好評の男性用S7モデルをベースに女性専用に開発した自信作だ。今回は上下セットを岩切玲さんにテストして頂いた。「シルエットが美しく見えるのでオススメ。どこをとっても高品質」
アソスのレディースモデルはウエストが絞られた女性専用カットなので、シルエットが美しく見えるのが良いトコロ。体に沿ったラインなので一見タイトに見えるのですが、laalaLaiジャージのフィット感は窮屈のないレギュラーフィットになっています。私自身シーズン通して乗り込んでいくと体型もやや変わってくるのですが、それでもサイズを変えることなくカバーできるので、幅広い体型に対応できるフィット感が使いやすいんです。ジャージの機能面は、汗の吸収性や速乾性がとても優れてい流ので常に快適な着心地です。生地のカッティングが良く、肩周りや背中の動きがスムーズにできストレスを感じないため、ロングライドでもオススメできますね。ライディングフォームに合わせたフィット感のため、立っている時よりも自転車に乗っている時がラクに感じます。試着だけでなく実際にライドへ行った時に真価が分かるものですね。
ショーツもビブありビブなしの両タイプがありますが、どちらも汗で湿る感じや蒸れる不快感は全くありませんでした。雨で濡れてもそういった機能性の良さを感じることができるので、お肌を気にする女性にとっても安心して履ける点は嬉しいと思います。裾のグリッパーに関しても、皮膚が弱い私でも痒かったり腫れたりが無く良好です。パッドの寿命も長くヘタることがないので、履き心地や快適性が損なわれないのもいいですね。
普段はビブショーツを愛用していますが、ビブなしのlaalaLaiショーツはお腹の締め付けがキツくなく腰から足にかけて全体的にフィットする感じがいいですね。ローラー練習の際に好んで履くのですが、お腹に締め付けられた痕が残ることもありません。もちろんビブタイプも高いフィット感が得られる構造やパネリングとなっていますね。
あと、アソスってカタログの女性モデルさんがカッコイイですよね。私もああいう風に着こなしたいなぁ、と憧れる部分ですし、可愛い系やポップなデザインが多い他ブランドとは違って、アソスはカッコ良さを求める女性におすすめできるんです。最上級の機能性を持ちつつ、2万円以下のアイテムも揃うlaalaLaiシリーズはぜひ多くの女性ユーザーに試してもらいたいと思います。
ASSOSレディースモデルの良さってどこにある? 対談トークでその魅力に迫る
インプレッションをして頂いた岩切さんと、ブランドアンバサダーを務める三代幸子さん。本章ではロードバイクを乗り込むヘビーASSOSユーザーであるお二人に、ASSOSウィメンズモデルの長所や利点を聞いてみた。長年同ブランドを使い込むお二人ならではのコメントは必見。― お二人はASSOSブランドのどういった部分に惹かれたのでしょうか?長年使っている視点からの利点なども教えてください
岩切:さまざまなサイクルウェアが市場にありますが、中でもアソスは最上級のものを作っていこうというブランドの方向性やアソスに独特なデザインなど、独自のブランドイメージそのものに惹かれますよね。それに製品自体も縫製や素材のカットがよく考えられていて、フィット感、生地や作りの丈夫さなどが抜群。着た時に安心できるウェアなんです。
三代:ウェアの丈夫さは長期間着用していると本当に実感できます。昨年アソス本社を伺う機会があったのですが、生地の強度をテストする部屋がたくさんあるんです。生地を針の山に差したり引っ張ったりして破れないか等を検証していたのですが、そういった部分からこだわって作っているところに感動しました。
岩切:加えてアソスのレディースモデルは着るとシルエットが美しく見えますよね。後ろから見て体のラインがキレイに出て、お尻も上がって見える。そういった効果もアソスは優れていると思います。ペダリングを左右するショーツも一回履いてみると世界が変わります。パッドが本当に自然なフィット感で、サドルに引っかかることもなく、生地も擦れることがないのでお肌にも優しいですね。ロングを走る時だと断然快適性が違います。
三代:アソスのパッドは優秀で、長時間のライドでもお尻が痛くなることがありません。なので、スポーツバイクを始めたばかりでライディングフォームに慣れていない初心者にもオススメで、自転車を長く続けられるウェアになると思います。どんな体型の人にも合うサイズ感で、キツくないんだけどしっかりまとわりつくように絶妙な感覚でフィットしてくれます。ウェアの着心地が良いと、着るだけで気分が上がってしまいますね(笑)。
岩切:それから、雨で濡れた状態こそ真価を発揮すると思うんです。普通のショーツが濡れてしまうと擦れることがあるんですが、ASSOSはそんなことが全くない。他にもジャージのポケットはウィンドブレーカーを入れても余裕があるほど深いので、ポケットの容量を気にせずレイヤリングできるのも魅力です。
― レディースモデルもS7やevo7という新しい世代のモデルとなりましたが、その進化は感じますか?
岩切:全体的に機能が良くなっていると感じます。特に汗の吸収や速乾性は抜群ですね、素材一つ一つに工夫が凝らされていると感じます。シーズン通して着用してもウェアがヘタることも、色落ちすることもなく長い期間使用できるのも良いところですね。特にショーツは長期間の使用で一部が薄く透けるような状態になるのは、酷使に加えてバクテリア等の菌の繁殖が挙げられるんです。アソスの生地は抗菌性も高いので、その辺りの心配が全くありません。
着心地やフィット感も改善されていて、着ているだけで体がキュッと締められるような心地よい着圧感がありますね。決して嫌な締め付けではなくて、ややコンプレッションが効くような筋肉の動きをサポートするような働きも感じます。締まって見えるので動きもキレイに見えますし、女性には嬉しい機能ではないでしょうか。
― 特に女性に向けたオススメポイントはありますか?
三代:先ほども言ったのですがショーツはお尻が痛くならないというのは大きなポイントで、スポーツバイク用のレーサーパンツを敬遠している女性の方にもぜひ履いてみてもらいたいと思いますね。自転車に乗り始めたばかりの、あのお尻の痛みはもう忘れてしまいましたね。長時間乗っていても痛みがなく、ロングライドでも足も良く回るんです。
岩切:私はデザインがオススメポイントですね。シンプルなカラーやルックスは年代問わず着用できますし、男性用女性用でほぼ同じデザインとなっているため、サイズ感を考慮してどちらを選択しても見た目の違和感なく着られるでしょう。私自身もあえてメンズ用を着ることもあるくらいです。もちろんショーツはパッドの違いがありますのでレディース用をオススメします。
― ジャージ、ショーツ以外のオススメアイテムを教えてください
岩切:小物で言えばウインドブレーカーがいいですね。着心地がサラサラで、ベタッと肌にくっつくような不快感がありません。オールシーズン通して持っていてほしいアイテムです。また、これからの季節には日焼け防止のアームプロテクターも女性には良いと思います。
三代:同じくウインドブレーカーは重宝しています。畳むとものすごく小さくできるほど軽量ですが、風を通しませんし、風を切ってバタバタとなることもないですね。あとはレイングローブがお気に入りで通勤でよく使っています。ネオプレーン素材のもので、防水性もありつつ濡れても温かいのが特長ですね。
提供:ダイアテック text:So.Isobe