2014/08/28(木) - 12:02
エモンダの登場がトレックワールドの大きなトピックであることに間違いはないが、シティバイクやツーリングバイク、そしてコンポーネント＆アクセサリーブランドのボントレガーの製品も着実に進化を遂げている。トレックが力を入れるフィッティングシステムにも注目だ。
XXXロードシューズの全てのサイズが並べられたボントレガーの展示スペース photo:Kei Tsuji
本格ツーリングバイクのアドヴェンチャーシリーズが登場 photo:Kei Tsuji
運動量測定のトレンドに則ってデュオトラップSに対応するシティバイクのFXや、550ルーメンのフレーム一体型フロントライト（USB充電）を搭載した新型コミューターバイクの「リンク」など、シティバイクのラインナップも豊富に。
ジョン・バーク社長の思い入れが強いシリーズとして、ツーリングバイクの「アドヴェンチャー」も登場。本格的なツーリングバイクの520から、オールロードツーリングバイクの920まで揃っている。
参考出品とされながらも、ほぼ製品の状態で展示されていたファットバイクの「ファーリー」も注目だ。トレックファクトリーレーシングの別府史之も興味津々で、展示会が落ち着いた頃にはファーリーを持ち出して近場のトレイルへと入って行った。
550ルーメンのフレーム一体型フロントライト（USB充電）を搭載したリンク photo:Kei Tsuji
シクロクロスバイクの中枢を担うブーン photo:Kei Tsuji
参考出品のファットバイク「ファーリー」 photo:Kei Tsuji
ファーリーを持ってにこやかに登場した別府史之（トレックファクトリーレーシング） photo:Kei Tsuji
ファーリーで会場の裏山に繰り出す別府史之（トレックファクトリーレーシング） photo:Kei Tsuji
他にも蛍光イエローが眩しい超軽量のXXX LEシューズや、クラシカルなルックスが魅力のClassiqueシューズなどもラインナップ。MTBシューズのフラッグシップモデルにあたるXXX MTBもデビューした。
「BOA IP1ダイヤル」を採用したXXXロードと超軽量のXXX LEシューズ photo:Kei Tsuji
クラシカルなルックスのClassiqueシューズ photo:Kei Tsuji
チームジャージ他、アパレルも充実 photo:Kei Tsuji
キッズバイクも豊富に揃う photo:Kei Tsuji
「inForm BioDynamic Postures」のコンセプトを取り入れたサドルは、ポスチャー（乗車位置）によってセレクトが可能。ポスチャー5（レジャー）、ポスチャー4（フィットネス）、ポスチャー3（パフォーマンス）、ポスチャー2（アグレッシブ）、ポスチャー1（エアロダイナミクス）の5パターンのサドルが用意されている。ポスチャー3の新型アフィニティーやポスチャー2の新型モントローズ、そしてポスチャー2〜3の女性用新型アジュナが新たにラインナップに加わった。
トレックファクトリーレーシングの選手たちも使用するベロシス photo:Kei Tsuji
乗車姿勢に合わせたサドル選びが可能となった photo:Kei Tsuji
超軽量のインテグレーテッドXXXバー／ステム photo:Kei Tsuji
今回発表されたボントレガーのインテグレーテッドXXXバー／ステムは、従来のインテグラルハンドルを凌駕する重量 224gという軽量性が魅力。サイズは6種類が揃い、価格は59,900円。高く思われるかも知れないが、他社製品よりもずっと価格は抑えられている。
そしてボントレガーが自信を見せる新作ポンプが、加圧チャンバー（膨張室）を搭載した「TLRフラッシュチャージャー」だ。一旦チャンバーに充填させた空気を一気に放出することが可能なため、コンプレッサー無しでチューブレスタイヤを効率よく装着することが出来る。
加圧チャンバーを搭載したTLRフラッシュチャージャー photo:Kei Tsuji
プレシジョンフィットの説明を受ける参加者たち photo:Kei Tsuji
プレシジョンフィットで講師を務めるヴィンセント・フラナガン氏 photo:Kei Tsujiトレック独自のフィッティングシステムとしてスタートした「プレシジョンフィット」は進化を続けている。医学／解剖学に基づいたアプローチで、インタビューとフィッティングツールによってライダーの問題点を解決する同システム。2015年以降はプレッシャーマッピングを導入してレベルアップ。サドルへのプレッシャーを視覚的に把握することで適切なサドルのチョイスが可能になる。
日本、韓国、中国のフィッティングを統括するのはヴィンセント・フラナガン氏。同氏による研修を受け、テストをクリアして初めてフィッターとして認定される。国内でもプレシジョンフィット対応の販売店が拡大中だ。
XXXロードシューズの全てのサイズが並べられたボントレガーの展示スペース photo:Kei Tsuji拡充したシティバイクやツーリングバイク ファットバイクもデビュー
本格ツーリングバイクのアドヴェンチャーシリーズが登場 photo:Kei Tsuji運動量測定のトレンドに則ってデュオトラップSに対応するシティバイクのFXや、550ルーメンのフレーム一体型フロントライト（USB充電）を搭載した新型コミューターバイクの「リンク」など、シティバイクのラインナップも豊富に。
ジョン・バーク社長の思い入れが強いシリーズとして、ツーリングバイクの「アドヴェンチャー」も登場。本格的なツーリングバイクの520から、オールロードツーリングバイクの920まで揃っている。
参考出品とされながらも、ほぼ製品の状態で展示されていたファットバイクの「ファーリー」も注目だ。トレックファクトリーレーシングの別府史之も興味津々で、展示会が落ち着いた頃にはファーリーを持ち出して近場のトレイルへと入って行った。
550ルーメンのフレーム一体型フロントライト（USB充電）を搭載したリンク photo:Kei Tsujiシクロクロスバイクの中枢を担うブーン photo:Kei Tsuji参考出品のファットバイク「ファーリー」 photo:Kei Tsujiファーリーを持ってにこやかに登場した別府史之（トレックファクトリーレーシング） photo:Kei Tsujiファーリーで会場の裏山に繰り出す別府史之（トレックファクトリーレーシング） photo:Kei Tsuji拡充するボントレガーのアクセサリー＆コンポーネント
ボントレガーシューズとして初めて「BOA IP1ダイヤル」を採用したXXXロードシューズがデビュー。エモンダ同様、別府史之を含めた多くのプロ選手が長期間テストを行ない、そのフィードバックが製品に活かされた。アッパーは軽量かつ頑丈、そしてしなやかなプレミアム クラリーノ。カーボンソールはボントレガー史上最軽量で最高剛性だという。他にも蛍光イエローが眩しい超軽量のXXX LEシューズや、クラシカルなルックスが魅力のClassiqueシューズなどもラインナップ。MTBシューズのフラッグシップモデルにあたるXXX MTBもデビューした。
「BOA IP1ダイヤル」を採用したXXXロードと超軽量のXXX LEシューズ photo:Kei TsujiクラシカルなルックスのClassiqueシューズ photo:Kei Tsujiチームジャージ他、アパレルも充実 photo:Kei Tsujiキッズバイクも豊富に揃う photo:Kei Tsuji「inForm BioDynamic Postures」のコンセプトを取り入れたサドルは、ポスチャー（乗車位置）によってセレクトが可能。ポスチャー5（レジャー）、ポスチャー4（フィットネス）、ポスチャー3（パフォーマンス）、ポスチャー2（アグレッシブ）、ポスチャー1（エアロダイナミクス）の5パターンのサドルが用意されている。ポスチャー3の新型アフィニティーやポスチャー2の新型モントローズ、そしてポスチャー2〜3の女性用新型アジュナが新たにラインナップに加わった。
トレックファクトリーレーシングの選手たちも使用するベロシス photo:Kei Tsuji乗車姿勢に合わせたサドル選びが可能となった photo:Kei Tsuji超軽量のインテグレーテッドXXXバー／ステム photo:Kei Tsuji今回発表されたボントレガーのインテグレーテッドXXXバー／ステムは、従来のインテグラルハンドルを凌駕する重量 224gという軽量性が魅力。サイズは6種類が揃い、価格は59,900円。高く思われるかも知れないが、他社製品よりもずっと価格は抑えられている。
そしてボントレガーが自信を見せる新作ポンプが、加圧チャンバー（膨張室）を搭載した「TLRフラッシュチャージャー」だ。一旦チャンバーに充填させた空気を一気に放出することが可能なため、コンプレッサー無しでチューブレスタイヤを効率よく装着することが出来る。
加圧チャンバーを搭載したTLRフラッシュチャージャー photo:Kei Tsujiプレッシャーマッピングを採用するプレシジョンフィット
プレシジョンフィットの説明を受ける参加者たち photo:Kei Tsujiプレシジョンフィットで講師を務めるヴィンセント・フラナガン氏 photo:Kei Tsujiトレック独自のフィッティングシステムとしてスタートした「プレシジョンフィット」は進化を続けている。医学／解剖学に基づいたアプローチで、インタビューとフィッティングツールによってライダーの問題点を解決する同システム。2015年以降はプレッシャーマッピングを導入してレベルアップ。サドルへのプレッシャーを視覚的に把握することで適切なサドルのチョイスが可能になる。日本、韓国、中国のフィッティングを統括するのはヴィンセント・フラナガン氏。同氏による研修を受け、テストをクリアして初めてフィッターとして認定される。国内でもプレシジョンフィット対応の販売店が拡大中だ。
プレシジョンフィット設置店（2014年8月28日現在）
| 販売店名 | 都道府県 | 住所 | 電話番号 | HP |
| オンザロード つくば店 | 茨城県 | 茨城県つくば市二の宮3-16-2 | 029-875-8677 | →HP |
| BICYCLE PARK O2 ひたちなか店 | 茨城県 | 茨城県ひたちなか市馬渡3894-9 | 029-229-1402 | →HP |
| ＰＯＷＥＲ−ＫＩＤＳ 伊勢崎店 | 群馬県 | 群馬県伊勢崎市連取町1775-2 | 0270-23-9080 | →HP |
| バイクプラスさいたま大宮店 | 埼玉県 | 埼玉県さいたま市大宮区浅間町2-329-2 | 048-658-0819 | →HP |
| バイクプラス三郷店 | 埼玉県 | 埼玉県三郷市上彦名121-1 | 048-950-1820 | →HP |
| バイクプラス東京多摩センター店 | 東京都 | 東京都多摩市鶴牧2-9-15 | 042-311-2818 | →HP |
| ブリッジバイクプロダクツ | 千葉県 | 千葉県鎌ヶ谷市鎌ヶ谷8-1-80 白石ビル1階 | 047-498-9463 | →HP |
| ちばサイクル トレックコンセプトストア | 神奈川県 | 神奈川県相模原市南区相模大野5-25-4 | 042-715-2007 | →HP |
| トレックストア大阪 | 大阪府 | 大阪市西区立売堀 2-1-9 日建ビル1階 | 06-6536-7678 | →HP |
| 一条アルチメイトファクトリー箕面 | 大阪府 | 大阪府箕面市白島3-7-7 | 072-735-7710 | →HP |
| トレックフラッグシップストア神戸 | 兵庫県 | 兵庫県神戸市須磨区磯馴町6-1-6 | 078-739-6646 | →HP |
| トレックストア神戸六甲 | 兵庫県 | 兵庫県神戸市灘区新在家南町1-2-1 | 078-857-4402 | →HP |
| WAVE BIKES 岡山店 | 岡山県 | 岡山県岡山市北区上中野2丁目28-15 | 086-728-5558 | →HP |
| ＢＩＫＥ ＰＩＴ 庄 | 福岡県 | 福岡県北九州市八幡西区割子川1-3-6 | 093-644-3370 | →HP |
プレシジョンフィット設置予定店（2014年8月28日現在）
| 販売店名 | 都道府県 | 住所 | 電話番号 | HP |
| BEX ISOYA 晴海 | 東京都 | 東京都中央区晴海３-1０-1グラスシティ晴海1階 B-1 | 03-5859-5137 | →HP |
| ＣＹＣＬＥ ＫＩＤＳ | 静岡県 | 静岡県三島市梅名285-12 | 055-977-0847 | →HP |
| まるいち丁田店 | 愛知県 | 愛知県西尾市丁田町杢左10-1 | 0563-55-3939 | →HP |
| 千賀サイクル 中地店 | 愛知県 | 愛知県津島市中地町3-31-1 | 0567-55-8993 | →HP |
| サイクルプロショップ BIKE EGG | 愛知県 | 愛知県知多市つつじヶ丘 3-12-5 ハイツ桂１F | 0562-55-7189 | →HP |
| Masaya Bicycle Works | 福岡県 | 福岡県福岡市東区千早4-15-12 THE LINDOS 1F | 092-410-1009 | →HP |
提供：トレック・ジャパン photo/text：Kei Tsuji 制作：シクロワイアード