ビエンメ・スリークォーターパンツ　日本別注のカジュアルモデル　

ピュア・ロードレーサーに向けたアパレルをリリースするイタリアンサイクルウェアブランドのビエンメが、日本側の熱い要望にこたえ、カジュアルなスリークォーターパンツを製作。こだわりの仕様が詰まった、ジャパンスペシャルだ。

日本別注モデルとして作成されたスリークォーターパンツ。単なるカジュアルではなく、ジャージブランドらしい工夫が施される

商品名のスリークォーターパンツの名の通り、全体の丈は膝下までの長さを備えるカジュアルなスタイル。とはいえ、単なるカジュアルパンツではなく、各部にサイクルウェアブランドならではの工夫が備わる。

形状は、ひざが曲げやすいよう立体裁断が施され、腰の部分にはジャージ系素材を採用することで、伸縮性に優れストレスの少ないフィットを実現。

着脱可能なインナーパンツが装備されることがポイント サイドに配置されるポケットは、右に大きめなベルクロ付きポケット、左はジッパー付ポケットとしてちょっとしたモノの収納にはとても便利。もちろん通常のハンドポケットもあるので、多くの収納スペースはとても重宝しそうだ。

そしてこのパンツには、本格的なパッド付きのインナーパンツが装備されることが特徴だろう。そのインナーのパッドには、ハイエンドのショーツと同じ X09パッドを備えているので、長距離ライドでもお尻が痛くなりにくく、ハードな使用にもタフに応えてくれる。

パッドはハイエンドのショーツと同じ X09パッド。着脱はこのようにベルクロで簡単に行なう またインナーパンツは、ベルクロストラップで前後左右を固定しているだけなので、すぐに着脱可能。アウターのスリークォーターパンツだけでも、またインナーを他のアウターと組み合わせる使い方もできる。

大きなベルクロ付きポケットの取手と、左足の裾のB-EMMEロゴはリフレクターを兼ねているので、通勤通学時などの夜間にも安心感が高い。

なお、日本ではこの冬から発売のスリークォーターパンツは、ビエンメの2012SSカタログにも掲載され、来春には全世界で発売されることが決定した。しかしこの日本別注モデルに限っては、グローバルモデルより3cmほど裾を細くしているので、シルエットがスッキリとまとまるという違いがあるという。通勤・通学や、アフターライドにも便利なジャパンスペシャルモデルだ。


AB27B002M Bermuda 3/4 Pants
価格：13,650円