シンプルな作りながら、なかなか使えるシンプルな作りながら、なかなか使える

サイクリングの思い出やレースの模様を、ムービーや臨場感のある画像で撮影したいと思うサイクリストも多いことだろう。今回はそんなときに活躍する便利なグッズを紹介しよう。それがこの雲台付きカメラスタンド Action Mount (アクションマウント)だ。

アクションマウントは小さな台座と2本のベルトだけのシンプルな構成となっている。こんなシンプルな作りながら、いろんなシーンで活用できるカメラスタンドだ。

平らなところへ置けば、簡易の三脚にもなる平らなところへ置けば、簡易の三脚にもなる 長めのベルクロテープが付属するので、いろんな所に取り付け可能だ長めのベルクロテープが付属するので、いろんな所に取り付け可能だ


まずは平らな卓上では両側の脚で自立してコンパクトな三脚代わりになる。さらに付属のベルクロテープを併用すれば、自転車・バイクのハンドルやスケートボード用のヘルメットなど、様々なところに取り付け可能。

全体のパーツはアルミ製で軽量・シンプル。それでいてしっかりとした造りが特徴で、重量200gまでのビデオカメラ、およびコンパクトカメラに対応し、アクティブな撮影も可能にするという。
説明もそこそこに早速使用してみた。結論から先に言うと、このカメラスタンドかなり使えるのである。

ロードバイクのハンドルへマウントロードバイクのハンドルへマウント ちょこんと出ている脚が丁度良くステムをまたいで付けられたちょこんと出ている脚が丁度良くステムをまたいで付けられた


固定方法は2本のベルクロでグルリと巻き付けるという、決してスマートとはいえない単純な方法ながら、これが意外にしっかりと固定できる。取り付けの際にゴムカバーの付いた脚を多少押し付けるように、ベルクロテープをやや強めに引っ張って固定する必要があるが、そこさえ守って取り付ければ、あとは簡単に動くことはまずないだろう。

次に重要なのはカメラ角度の調整だ。実はこのスタンドで一番感心するのは、この調整機能。カメラを固定する雲台の下のボールジョイントにキッチリとした精度が出ていて調整幅も大きいので、カメラの向きをかなりの範囲で思い通りに調整できる。

リング状に見える部分のネジでカメラ角度を調整する。見た目以上に、ここがしっかりしているリング状に見える部分のネジでカメラ角度を調整する。見た目以上に、ここがしっかりしている こんなローアングルも可能。下が細いフォークへのマウントは注意が必要だ。こんなローアングルも可能。下が細いフォークへのマウントは注意が必要だ。



例えばフロントフォークに沿って縦に取り付けて、カメラだけを起こしてマウントする、なんてこともカメラの形状によっては可能。ローアングルから、迫力あるシーンを撮影することも出来る。ただしフロントフォークなどの下方向に向かって細くなる部分に取り付けた際は、重さと振動でずり落ちる可能性も高くなる。また万が一車輪に巻き込むと大変危険なので、くれぐれも注意してほしい。

本体は見ての通りシンプルで、しかもアルミ製ということも手伝って、たいへん小さく軽い。それに折りたたみ式の脚の部分をしまえば、手の平に収まるほど小さくなることは、なるべく荷物を少なくしたいサイクリストにはうれしいところ。
可動範囲もかなり広いので、とっても使いやすい。ちなみに可動範囲はこんな感じです。




走行中のシーンを撮影したいと思っても、カメラの取り付け方法に頭を悩ましていたサイクリストにとっては、とても便利なカメラスタンドといえる。

これでサイクリングやレースの思い出が一気に増えるかも!?
このスタンドを使用して、今年の富士ヒルクライムの取材時に、シクロワイアード編集部員が実際に撮影した映像がこちらです。


長時間取材用に解像度を落として撮影したため、画質がよくありませんがスタンドの性能とは関係ありませんのでご安心ください。シクロワイアード編集部でも取材時に実使用する小さな優れモノをこの機会に是非チェックしてみては如何でしょうか?

MMPオンラインショッピング・Action Mount




雲台付きカメラスタンド Action Mount(アクションマウント)
商品名:Action Mount
カラー:ブルー、オレンジ、パープル、シルバー
価 格:1,890円(税込)

カラーアルマイトの4色がラインナップカラーアルマイトの4色がラインナップ
特徴
■ビデオカメラやコンパクトカメラの動画でサイクリングの思い出などを撮影可能
■200gまでの重量のビデオカメラ、およびコンパクトカメラに対応

注意点
■固定時に使用するテープはスタンドを下に押しつけながら、クロスに巻きつけるとより強く固定可能です
■スタンドを固定し、カメラを取り付けた後は必ず雲台の固定ネジ、固定テープがしっかり固定されているか確認してください。
■ビデオカメラおよびコンパクトカメラの重量は、カメラ本体の取り扱い説明書かメーカーに直接お問い合わせください。
■走行中のカメラ操作は大変危険ですのでおやめ下さい。

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