2010/06/18(金) - 18:53
スポーツサイクリングを愛するシクロワイアードをご覧のみなさま、こんにちは!シングルスピードバイクの魅力と楽しみ方に迫る「シングルスピードな自転車生活」。vol.3は、いよいよ相棒、マジィのスペシャーレ号に初乗車します!
前回、後ブレーキが無いというハプニングが発覚したマジィ、スペシャーレ号。えいやっと取付けてみました前後ブレーキ。
せっかくブレーキを替えるのだからと、ハンドル&ステムとバーテープの色もチェンジ。日常的に乗りたい自転車だから、好きなパーツで組んでみたいもの。ピンクのバーテープとイエローのバイクという取り合わせのセンスについては微妙かもしれませんが(汗)
さて、いよいよ外で走る準備の整ったスペシャーレ号!シフターの無いブレーキレバーと、細いクロモリのフレーム。これだけでなんだか80年台のヨーロッパの自転車レースの香りが漂ってきませんか?うーん、早く乗りましょう乗りましょう!
の、前にシングルスピードに乗る前にはヘルメットを被りましょう。ギア無し自転車とはいえ、そこはスポーツサイクル。しかも自分だけのシングルスピードを追求していけば、きっとスピーディなコミューターになるはず。走る時はヘルメット、これは大事。
街で乗る時には、サイクリングキャップを被ってからヘルメットを被れば、なかなかスタイリッシュ。髪の長い人は、通気口から髪が飛び出してしまう「落ち武者状態」の防止にも役立ちます。ヘルメットの色とのコーディネートなど、お洒落さんならコダわるんだろうなぁ。コダわりたいなぁ。
固定とフリーが選べるダブルコグ仕様
マジィのスペシャーレは「ダブルコグ」仕様。これはどういうことかというと、後輪のハブの両端にひとつずつギアがついていて、それぞれ固定ギアとフリーホイールが選べると言うもの。コアなライダーや、世界のメッセンジャーには固定ギアを選ぶ人が多いと聞くけれど、普段ロードバイクでツーリングを楽しむぼくは迷わずフリーホイールを選択。足を後ろ回転させることも、下りで足を止めることもできるから違和感無くスイッチできる。
スペシャーレには、トゥストラップが標準装備。これならスニーカーでさくっと乗ることができて便利。これも80年代の自転車っぽくていいカンジ。
漕ぎ出してみる! 自分にとってはシングルスピード初体験! 予想よりギアが重くてびっくり。よいしょ、よいしょとペダルを踏んでいって加速していくと、ふっと足が回り始める。これこれ!このスピード感はスポーツバイクのそれ!イイ回転数でペダルを回すと、気持ちいいスピードが出る。
スペシャーレの味付けは、この速度域を大切にしているのだろう。ギアがひとつしかないシングルスピードバイクでは、踏み出しの軽さより、巡航時に維持できるスピードの方が大事だってワケだ。なるほど、平地で回り切ってしまうほど軽いギアではない。
いやーシングルスピードいいわぁ、と辺りを走っているとアレレ?ふとギアが重く感じられてきたぞ…。ううむ、緩いなりにこの道、傾斜がついている。ロードバイクなら1段ギアを軽くして何気なく走ってしまう道だけど、当然シングルにはギアは無いので何気なくはならないのだ。
そしてふと浮かれ心に暗雲が。
『坂道はどうなんだろか…』
新潟も、山の多いエリアに住むぼくとしては登り坂は切っても切れない仲。平地をあれだけ気持ちいいスピードで走れるギアで、登り坂はどれくらい走れるんだろう。平坦が多いと思われがちな都市部も、実は古くからの地形や港町には坂が多い。そうじゃなくてもゆるゆるだらだらと登つような道も結構ある。
坂をこなせて初めてシングルスピードは日常のアシ、毎日の友になる!えーいままよ、坂道を走ってみよう!
ということで身近な登り坂へ。勾配でいけば、10%前後といったところ。早速挑戦!む、さすがに座ったままではいけないな、それ立ち漕ぎで。ギッタン・バッタンと聞こえてきそうな、ゆったりとしたペダリングでなんとか坂を上り切れた。
でもやっぱり坂道は今のセッティングでは少し厳しそうだ。今回は上半身の力も、ペダリングの時の引き足も(トゥストラップの恩恵!)全部使って登ってみたけれど、キツイ。坂の多い地域で乗る方は軽めのギア設定がマスト!かもしれません。ちなみに、スペシャーレ号のギアは46T×16T。やっぱりこれは重いかな…。
平地のスピード感、坂道の難しさ…酸いも甘いも見せてくれるシングルスピードバイク、これからじっくりと自分だけの一台を目指していきます。ギア比はもう少しスペシャーレ号で走ってみてから考えることにして、次回は「シングルスピードで走る時に持ちたいアイテム」について考えてみる予定です。
これからのシングルスピードバイクライフ、たっぷり楽しめそうです!
前回、後ブレーキが無いというハプニングが発覚したマジィ、スペシャーレ号。えいやっと取付けてみました前後ブレーキ。
せっかくブレーキを替えるのだからと、ハンドル&ステムとバーテープの色もチェンジ。日常的に乗りたい自転車だから、好きなパーツで組んでみたいもの。ピンクのバーテープとイエローのバイクという取り合わせのセンスについては微妙かもしれませんが(汗)
さて、いよいよ外で走る準備の整ったスペシャーレ号!シフターの無いブレーキレバーと、細いクロモリのフレーム。これだけでなんだか80年台のヨーロッパの自転車レースの香りが漂ってきませんか?うーん、早く乗りましょう乗りましょう!
の、前にシングルスピードに乗る前にはヘルメットを被りましょう。ギア無し自転車とはいえ、そこはスポーツサイクル。しかも自分だけのシングルスピードを追求していけば、きっとスピーディなコミューターになるはず。走る時はヘルメット、これは大事。
街で乗る時には、サイクリングキャップを被ってからヘルメットを被れば、なかなかスタイリッシュ。髪の長い人は、通気口から髪が飛び出してしまう「落ち武者状態」の防止にも役立ちます。ヘルメットの色とのコーディネートなど、お洒落さんならコダわるんだろうなぁ。コダわりたいなぁ。
固定とフリーが選べるダブルコグ仕様
マジィのスペシャーレは「ダブルコグ」仕様。これはどういうことかというと、後輪のハブの両端にひとつずつギアがついていて、それぞれ固定ギアとフリーホイールが選べると言うもの。コアなライダーや、世界のメッセンジャーには固定ギアを選ぶ人が多いと聞くけれど、普段ロードバイクでツーリングを楽しむぼくは迷わずフリーホイールを選択。足を後ろ回転させることも、下りで足を止めることもできるから違和感無くスイッチできる。
スペシャーレには、トゥストラップが標準装備。これならスニーカーでさくっと乗ることができて便利。これも80年代の自転車っぽくていいカンジ。
漕ぎ出してみる! 自分にとってはシングルスピード初体験! 予想よりギアが重くてびっくり。よいしょ、よいしょとペダルを踏んでいって加速していくと、ふっと足が回り始める。これこれ!このスピード感はスポーツバイクのそれ!イイ回転数でペダルを回すと、気持ちいいスピードが出る。
スペシャーレの味付けは、この速度域を大切にしているのだろう。ギアがひとつしかないシングルスピードバイクでは、踏み出しの軽さより、巡航時に維持できるスピードの方が大事だってワケだ。なるほど、平地で回り切ってしまうほど軽いギアではない。
いやーシングルスピードいいわぁ、と辺りを走っているとアレレ?ふとギアが重く感じられてきたぞ…。ううむ、緩いなりにこの道、傾斜がついている。ロードバイクなら1段ギアを軽くして何気なく走ってしまう道だけど、当然シングルにはギアは無いので何気なくはならないのだ。
そしてふと浮かれ心に暗雲が。
『坂道はどうなんだろか…』
新潟も、山の多いエリアに住むぼくとしては登り坂は切っても切れない仲。平地をあれだけ気持ちいいスピードで走れるギアで、登り坂はどれくらい走れるんだろう。平坦が多いと思われがちな都市部も、実は古くからの地形や港町には坂が多い。そうじゃなくてもゆるゆるだらだらと登つような道も結構ある。
坂をこなせて初めてシングルスピードは日常のアシ、毎日の友になる!えーいままよ、坂道を走ってみよう!
ということで身近な登り坂へ。勾配でいけば、10%前後といったところ。早速挑戦!む、さすがに座ったままではいけないな、それ立ち漕ぎで。ギッタン・バッタンと聞こえてきそうな、ゆったりとしたペダリングでなんとか坂を上り切れた。
でもやっぱり坂道は今のセッティングでは少し厳しそうだ。今回は上半身の力も、ペダリングの時の引き足も(トゥストラップの恩恵!)全部使って登ってみたけれど、キツイ。坂の多い地域で乗る方は軽めのギア設定がマスト!かもしれません。ちなみに、スペシャーレ号のギアは46T×16T。やっぱりこれは重いかな…。
平地のスピード感、坂道の難しさ…酸いも甘いも見せてくれるシングルスピードバイク、これからじっくりと自分だけの一台を目指していきます。ギア比はもう少しスペシャーレ号で走ってみてから考えることにして、次回は「シングルスピードで走る時に持ちたいアイテム」について考えてみる予定です。
これからのシングルスピードバイクライフ、たっぷり楽しめそうです!
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