2020/12/17(木) - 13:54
アスリート向けSNSのSTRAVAが今年1年のアクティビティログを集計し総括した"Year In Sport"を発表。新型コロナウィルスのパンデミックという特殊な状況が世界中のアスリートに及ぼした影響がまとめられた。
世界中が新型コロナウィルスの感染拡大によって、甚大な影響を受けた2020年。アジアから広まった感染症は欧米諸国で爆発的な感染を引き起こし、都市封鎖を始めとした様々な対策が取られることとなった。
そのような状況下において、スポーツやアクティビティに向けられる注目が高まることに。アスリート向けSNSのSTRAVAが、2020年のアクティビティログをまとめたイヤーブック、Year In Sportにて今年のトレンドを分析、発表した。
日本を含め世界的にアクティビティ数は圧倒的に増加
イタリアやスペインなど、ロックダウンが行われた国の当該期間では屋外アクティビティが減少しているものの、世界的な傾向としてアクティビティ数は圧倒的に増加しているという。ロックダウンが行われた国も解除後には一気に増加し、スポーツの重要性が明らかとなった。
4月7日~5月25日にかけて緊急事態宣言が発令された日本でも、アクティビティ数は増加傾向に。グローバルと比較すると穏やかな増加率だが、在宅ワークや外出自粛が呼び掛けられる中、心身の健康を保つためフィジカルディスタンスを確保しやすいソロスポーツを取り入れる人が増加したと推測されている。
最もアクティビティが多かったのが5月17日(日)、2位が5月25日(日)と、緊急事態宣言終盤の日曜日となった。一方で、ランニングやインドアアクティビティのピークが5月に来るのに対し、サイクリングは8月にピークを迎えていたという。ランニング、サイクリングともに平均距離は微増、ライド件数も男性が13%、女性が22%増加していたという。
種々のアクティビティログを記録できるSTRAVAだが、中でも大幅に増加したのがウォーキング。4~6月のアクティビティのアップロード数では、グローバルで3.0倍、国内でも約2倍のウォーキングログが残されたという。
女性がよりアクティブに
世界的にみても大幅に運動の頻度が上がった1年となったが、中でも女性アスリートの伸びが顕著になっている。世界的には18~29歳の女性の残したアクティビティ数が45.2%増加、国内では40~49歳の女性が9.5%の増加と全年代の男女の中でも最も大きな伸び率を示している。
チャレンジとコミュニティを求めるアスリートが増加
リアルのイベントやレースが軒並み中止となる中で、アスリートたちは新たな目標を求めて様々なチャレンジに取り組んでいた。中でもSTRAVAの主要機能であるセグメントリーダーボードはより活発になり、QOMが36%、KOMが32%増加。例年以上に熾烈なトップ争いが発生していたようだ。
1回のアクティビティで8,848mの獲得標高を達成するエベレスティングも人気を集めた。プロ・アマチュアを問わず、自分の限界へ挑むアスリートが増加。また、今年から設けられた、90日間のアクティビティ回数を競うローカルレジェンズの争奪戦も白熱していた。
STRAVAのチャレンジへ参加するアスリートも圧倒的に増加傾向に。3月~8月にかけて、昨年の2倍以上のアスリートがチャレンジへ参加しモチベーションを保っていたという。
また、STRAVAでのクラブ登録数および参加数も大幅に上昇。例年、大きな変化が見られないというこの指標にも、パンデミックは大きな影響を与えたようだ。
STRAVA JAPAN AWARD 2020 12部門のアスリートを表彰
このようにパンデミックが大きな影響を与えた2020シーズンだが、そのような状況下でも優れた記録を残したアスリートたちがいる。彼らを表彰するため、昨年に引き続き2回目となる"STRAVA JAPAN AWARD 2020"が発表された。
コロナ禍の影響を鑑み、昨年から表彰内容を一部変更し、以下のような表彰部門が設けられた。
ラン、サイクルを通じたアクティビティ総時間トップの男女アスリート、1回のアクティビティの距離、獲得標高が多かったラン、サイクルの男女アスリート、7月にリリースしたローカルレジェンドクラウンを最も多く獲得したラン、サイクルの男女アスリート、合計12部門10名。
コロナ禍によって制限された環境のなかでも、年間のアクティブ時間の合計が昨年に迫る1492時間32分53秒(1日平均4時間以上)に達したアスリートや、ライドでエベレスティングにチャレンジして1回のアクティビティの獲得標高が10,000mを越える記録を残したアスリートなど、今年も驚くべき記録が残されている。
以下、リリースより各表彰対象者のコメントをお届けしよう。
STRAVA JAPAN AWARD 2020 受賞者コメント
The Devotee (アクティビティ総時間)/RIDE: The Legend (ローカルレジェンド クラウン獲得数)※2部門受賞
遠藤 杏奈さん
まさか自分が受賞するとは全く思っていなかったので非常に驚くとともに嬉しく思います。
今年最も記憶に残っているのは家から函館まで走った一連のアクティビティです。毎日最高気温が30℃を超えるような猛暑の中、日本海を望みながら走りました。
TheDevotee ※昨年から連続受賞
熊谷 貢さん
受賞の知らせを受け取った際には、素直に嬉しく思いましたし、これで睡眠時間を削ってまで頑張らなくていいんだと、肩の荷が降りた感じです(笑)。
今年7月に、「秋田なまはげライド」と題して晴天下の下、秋田の男鹿半島を仲間内で走ったのが最も記憶に残っております。私も太平洋側沿岸部に住んでおりますが、それとは違った雰囲気の日本海沿岸部風景の中を走り、標高が355メートルとさほど高くはないものの360度パノラマ風景を楽しめる寒風山に自転車で登った事は、思い出に残る素晴らしいライドになりました。
「諦めない」という言葉は、STRAVA JAPAN AWARD参加のモチベーションの一つとして、常に頭の片隅にありました。健康第一に、事故に注意しながら、STRAVA JAPAN AWARD において、本年のような結果を残せたらと思っております。
RUN:The Out-Laster(1回のアクティビティ距離)
波部 和俊さん
正直驚いています。コロナ禍でなければ平凡な記録ですし、対象期間外には100マイルレースもありました。今回対象となったのはコロナ禍の前のアクティビティではありますが、多くのアスリートが利用するStravaから表彰していただけることはとても嬉しいです。
(最も記憶に残ったアクティビティは)今回受賞対象になった『かもがわ100』です(以下※1)。京都のランニングショップトレイルフェストがイベントとして実現してくれました。かもがわ100は、いくつかのカテゴリーがあり、京都の鴨川~加茂川の河川敷の片道6.5kmのコースを100マイルでは13往復します。初めてお会いした方とも何回もすれ違うので、段々と仲間のような感覚が湧いてきました。ホスピタリティ溢れるとても温かいイベントです。
※1 https://www.strava.com/activities/3003257331
RIDE:The Out-Laster
小林 紀子さん
「まさかわたしが!?」と目と耳を疑いましたし、いまでも夢の中の出来事のようです。
「旅先で五感を感じながら自転車に乗って観光する」がわたしの基本スタイル。ただ、2年前にたまたま後押しされた大分県のヒルクライムレースに初チャレンジしたところ初優勝を飾ることができました。それ以来、少しだけ自転車のスタイルの方向性がかわってきたような気がしています。
RIDE:The Out-Laster
中村 圭吾さん
何かの間違いではないかと疑いましたが、確認していくうちにジワジワと嬉しくなり、1日中ニヤニヤしていました。
今回受賞したアクティビティ(以下※2)が印象的でした。お世話になっている自転車店の企画で、1日で福井県から富山県を周り、福井へ戻る500km走るイベントでしたが、470km地点からチームメイト同士でショートレースもあり、やり切った時には涙が出ていました。
※2 https://www.strava.com/activities/3985746865
RUN:The Mountain Goat (1回のアクティビティ獲得標高)
丹羽 望さん
異例な状況下で山へ行けない期間があり、また、累積を稼げる100マイルレースが軒並み中止になったため、2月にアメリカの100マイルレースを走った私のログ(以下※3)が受賞対象になったと思いましたが、山や峠で累積を稼ぐことが好きなので、素直に嬉しかったです。
受賞に至ったアクティビティはアメリカのワシントン州orcusislandで開催された100マイルレースです。4回目の開催で歴史は浅いですが、主催のrainshadowrunningはワシントン州やオレゴン州で年にいくつものレースを開催しているので、非常に成熟されたホスピタリティー溢れるレースです。
仲間と走れない、山へ行けない時期は、近所の坂に設定されているSTRAVAのセグメントを全力で走るのがモチベーションになっていました。また、コーチが設定したプランを日々こなすことがモチベーションの維持に繋がりました。
※3 https://www.strava.com/activities/3111953761
RUN: The Mountain Goat/RUN: The Legend※2部門受賞
丹羽 薫さん
まさか自分が受賞していると思ってもみなかったので、驚きましたが嬉しかったです。
今年最も記憶に残っているのは、トレイルランニングで滋賀の県境の山々を6日半かけてぶっ通しで1周したこと。
自身でFKT(Fastest Known Time)に取り組んだり、普段夏は海外遠征で日本にいないことが多かったので、日本の山々を楽しみ、普段あまり時間を割けないアクティビティーを楽しむことで、モチベーションをキープするというより、純粋に楽しんでいました。
RIDE:The Mountain Goat
奥 隆三郎さん
STRAVA JAPAN AWARDはネットの記事を読んだこともあり、連絡を受けてまさか自分が?と驚きました。
(最も記憶に残ったアクティビティは)今年はやはり5月3日に地元の二上山で行ったエベレスティングです(以下※4)。これまでに体験したことのない過酷なライドでした。この時はまだ日本でもそんなにエベレスティングは話題になっていなかったですね。
今年は1日最低10分でもいいから毎日自転車に乗ることを目標にしていました。ちなみに今年は1度も休まず毎日STRAVAにアクティビティをアップしています。
2021年はより一層様々なスポーツが注目されるかと思います。STRAVAにアップされている皆さんのアクティビティが少しでも多くの他の人に何かを始めるきっかけになればと思います。
※4 https://www.strava.com/activities/3389936277
RIDE:The Mountain Goat
中冨 尚子さん
自粛期間、外出することができず、Zwiftを利用してライドをしていた自分がまさかSTRAVA JAPAN AWARDを受賞させていただけるとは思わなかったので驚きました。
(最も記憶に残ったアクティビティは)1人でアワイチをしたことです。淡路島の綺麗な景色を見ながら、150キロをノンストップで走り切れて、過酷さと癒しを同時に感じることができてとても楽しかったです。
RIDE:The Legend (ローカルレジェンド クラウン獲得数)受賞
渡邊 徹さん
今年スタートしたLocal Legendのカテゴリーでの初の表彰ということでたいへん名誉あることだと思っております。あと二年あまりで還暦というこの歳では、KOMやレースでの勝利はなかなか望むべくもないので、日常の積み重ねで獲得できる指標を作っていただき自転車の楽しみ方が広がった気がします。
最も記憶に残ったアクティビティは、レースが軒並みなくなってしまい、仲間と走る機会もほとんどなかったので数少ないグループライドの2本ですね。(以下※5、6)
年間での走行距離目標を、当初40,000kmに設定し一日110km、週770kmを目標に走り始め、半年経過したあたりで可能性のある最大限の数字に上方修正し、年間44,000km残り週間934kmを目標に今も継続中です。この数字を何とか達成するということと毎月開催のStrava Distance Challengeでの順位が励みになっています。
※5 https://www.strava.com/activities/3003458325
※6 https://www.strava.com/activities/4279386643
世界中が新型コロナウィルスの感染拡大によって、甚大な影響を受けた2020年。アジアから広まった感染症は欧米諸国で爆発的な感染を引き起こし、都市封鎖を始めとした様々な対策が取られることとなった。
そのような状況下において、スポーツやアクティビティに向けられる注目が高まることに。アスリート向けSNSのSTRAVAが、2020年のアクティビティログをまとめたイヤーブック、Year In Sportにて今年のトレンドを分析、発表した。
日本を含め世界的にアクティビティ数は圧倒的に増加
イタリアやスペインなど、ロックダウンが行われた国の当該期間では屋外アクティビティが減少しているものの、世界的な傾向としてアクティビティ数は圧倒的に増加しているという。ロックダウンが行われた国も解除後には一気に増加し、スポーツの重要性が明らかとなった。
4月7日~5月25日にかけて緊急事態宣言が発令された日本でも、アクティビティ数は増加傾向に。グローバルと比較すると穏やかな増加率だが、在宅ワークや外出自粛が呼び掛けられる中、心身の健康を保つためフィジカルディスタンスを確保しやすいソロスポーツを取り入れる人が増加したと推測されている。
最もアクティビティが多かったのが5月17日(日)、2位が5月25日(日)と、緊急事態宣言終盤の日曜日となった。一方で、ランニングやインドアアクティビティのピークが5月に来るのに対し、サイクリングは8月にピークを迎えていたという。ランニング、サイクリングともに平均距離は微増、ライド件数も男性が13%、女性が22%増加していたという。
種々のアクティビティログを記録できるSTRAVAだが、中でも大幅に増加したのがウォーキング。4~6月のアクティビティのアップロード数では、グローバルで3.0倍、国内でも約2倍のウォーキングログが残されたという。
女性がよりアクティブに
世界的にみても大幅に運動の頻度が上がった1年となったが、中でも女性アスリートの伸びが顕著になっている。世界的には18~29歳の女性の残したアクティビティ数が45.2%増加、国内では40~49歳の女性が9.5%の増加と全年代の男女の中でも最も大きな伸び率を示している。
チャレンジとコミュニティを求めるアスリートが増加
リアルのイベントやレースが軒並み中止となる中で、アスリートたちは新たな目標を求めて様々なチャレンジに取り組んでいた。中でもSTRAVAの主要機能であるセグメントリーダーボードはより活発になり、QOMが36%、KOMが32%増加。例年以上に熾烈なトップ争いが発生していたようだ。
1回のアクティビティで8,848mの獲得標高を達成するエベレスティングも人気を集めた。プロ・アマチュアを問わず、自分の限界へ挑むアスリートが増加。また、今年から設けられた、90日間のアクティビティ回数を競うローカルレジェンズの争奪戦も白熱していた。
STRAVAのチャレンジへ参加するアスリートも圧倒的に増加傾向に。3月~8月にかけて、昨年の2倍以上のアスリートがチャレンジへ参加しモチベーションを保っていたという。
また、STRAVAでのクラブ登録数および参加数も大幅に上昇。例年、大きな変化が見られないというこの指標にも、パンデミックは大きな影響を与えたようだ。
STRAVA JAPAN AWARD 2020 12部門のアスリートを表彰
このようにパンデミックが大きな影響を与えた2020シーズンだが、そのような状況下でも優れた記録を残したアスリートたちがいる。彼らを表彰するため、昨年に引き続き2回目となる"STRAVA JAPAN AWARD 2020"が発表された。
コロナ禍の影響を鑑み、昨年から表彰内容を一部変更し、以下のような表彰部門が設けられた。
ラン、サイクルを通じたアクティビティ総時間トップの男女アスリート、1回のアクティビティの距離、獲得標高が多かったラン、サイクルの男女アスリート、7月にリリースしたローカルレジェンドクラウンを最も多く獲得したラン、サイクルの男女アスリート、合計12部門10名。
コロナ禍によって制限された環境のなかでも、年間のアクティブ時間の合計が昨年に迫る1492時間32分53秒(1日平均4時間以上)に達したアスリートや、ライドでエベレスティングにチャレンジして1回のアクティビティの獲得標高が10,000mを越える記録を残したアスリートなど、今年も驚くべき記録が残されている。
以下、リリースより各表彰対象者のコメントをお届けしよう。
STRAVA JAPAN AWARD 2020 受賞者コメント
The Devotee (アクティビティ総時間)/RIDE: The Legend (ローカルレジェンド クラウン獲得数)※2部門受賞
遠藤 杏奈さん
まさか自分が受賞するとは全く思っていなかったので非常に驚くとともに嬉しく思います。
今年最も記憶に残っているのは家から函館まで走った一連のアクティビティです。毎日最高気温が30℃を超えるような猛暑の中、日本海を望みながら走りました。
TheDevotee ※昨年から連続受賞
熊谷 貢さん
受賞の知らせを受け取った際には、素直に嬉しく思いましたし、これで睡眠時間を削ってまで頑張らなくていいんだと、肩の荷が降りた感じです(笑)。
今年7月に、「秋田なまはげライド」と題して晴天下の下、秋田の男鹿半島を仲間内で走ったのが最も記憶に残っております。私も太平洋側沿岸部に住んでおりますが、それとは違った雰囲気の日本海沿岸部風景の中を走り、標高が355メートルとさほど高くはないものの360度パノラマ風景を楽しめる寒風山に自転車で登った事は、思い出に残る素晴らしいライドになりました。
「諦めない」という言葉は、STRAVA JAPAN AWARD参加のモチベーションの一つとして、常に頭の片隅にありました。健康第一に、事故に注意しながら、STRAVA JAPAN AWARD において、本年のような結果を残せたらと思っております。
RUN:The Out-Laster(1回のアクティビティ距離)
波部 和俊さん
正直驚いています。コロナ禍でなければ平凡な記録ですし、対象期間外には100マイルレースもありました。今回対象となったのはコロナ禍の前のアクティビティではありますが、多くのアスリートが利用するStravaから表彰していただけることはとても嬉しいです。
(最も記憶に残ったアクティビティは)今回受賞対象になった『かもがわ100』です(以下※1)。京都のランニングショップトレイルフェストがイベントとして実現してくれました。かもがわ100は、いくつかのカテゴリーがあり、京都の鴨川~加茂川の河川敷の片道6.5kmのコースを100マイルでは13往復します。初めてお会いした方とも何回もすれ違うので、段々と仲間のような感覚が湧いてきました。ホスピタリティ溢れるとても温かいイベントです。
※1 https://www.strava.com/activities/3003257331
RIDE:The Out-Laster
小林 紀子さん
「まさかわたしが!?」と目と耳を疑いましたし、いまでも夢の中の出来事のようです。
「旅先で五感を感じながら自転車に乗って観光する」がわたしの基本スタイル。ただ、2年前にたまたま後押しされた大分県のヒルクライムレースに初チャレンジしたところ初優勝を飾ることができました。それ以来、少しだけ自転車のスタイルの方向性がかわってきたような気がしています。
RIDE:The Out-Laster
中村 圭吾さん
何かの間違いではないかと疑いましたが、確認していくうちにジワジワと嬉しくなり、1日中ニヤニヤしていました。
今回受賞したアクティビティ(以下※2)が印象的でした。お世話になっている自転車店の企画で、1日で福井県から富山県を周り、福井へ戻る500km走るイベントでしたが、470km地点からチームメイト同士でショートレースもあり、やり切った時には涙が出ていました。
※2 https://www.strava.com/activities/3985746865
RUN:The Mountain Goat (1回のアクティビティ獲得標高)
丹羽 望さん
異例な状況下で山へ行けない期間があり、また、累積を稼げる100マイルレースが軒並み中止になったため、2月にアメリカの100マイルレースを走った私のログ(以下※3)が受賞対象になったと思いましたが、山や峠で累積を稼ぐことが好きなので、素直に嬉しかったです。
受賞に至ったアクティビティはアメリカのワシントン州orcusislandで開催された100マイルレースです。4回目の開催で歴史は浅いですが、主催のrainshadowrunningはワシントン州やオレゴン州で年にいくつものレースを開催しているので、非常に成熟されたホスピタリティー溢れるレースです。
仲間と走れない、山へ行けない時期は、近所の坂に設定されているSTRAVAのセグメントを全力で走るのがモチベーションになっていました。また、コーチが設定したプランを日々こなすことがモチベーションの維持に繋がりました。
※3 https://www.strava.com/activities/3111953761
RUN: The Mountain Goat/RUN: The Legend※2部門受賞
丹羽 薫さん
まさか自分が受賞していると思ってもみなかったので、驚きましたが嬉しかったです。
今年最も記憶に残っているのは、トレイルランニングで滋賀の県境の山々を6日半かけてぶっ通しで1周したこと。
自身でFKT(Fastest Known Time)に取り組んだり、普段夏は海外遠征で日本にいないことが多かったので、日本の山々を楽しみ、普段あまり時間を割けないアクティビティーを楽しむことで、モチベーションをキープするというより、純粋に楽しんでいました。
RIDE:The Mountain Goat
奥 隆三郎さん
STRAVA JAPAN AWARDはネットの記事を読んだこともあり、連絡を受けてまさか自分が?と驚きました。
(最も記憶に残ったアクティビティは)今年はやはり5月3日に地元の二上山で行ったエベレスティングです(以下※4)。これまでに体験したことのない過酷なライドでした。この時はまだ日本でもそんなにエベレスティングは話題になっていなかったですね。
今年は1日最低10分でもいいから毎日自転車に乗ることを目標にしていました。ちなみに今年は1度も休まず毎日STRAVAにアクティビティをアップしています。
2021年はより一層様々なスポーツが注目されるかと思います。STRAVAにアップされている皆さんのアクティビティが少しでも多くの他の人に何かを始めるきっかけになればと思います。
※4 https://www.strava.com/activities/3389936277
RIDE:The Mountain Goat
中冨 尚子さん
自粛期間、外出することができず、Zwiftを利用してライドをしていた自分がまさかSTRAVA JAPAN AWARDを受賞させていただけるとは思わなかったので驚きました。
(最も記憶に残ったアクティビティは)1人でアワイチをしたことです。淡路島の綺麗な景色を見ながら、150キロをノンストップで走り切れて、過酷さと癒しを同時に感じることができてとても楽しかったです。
RIDE:The Legend (ローカルレジェンド クラウン獲得数)受賞
渡邊 徹さん
今年スタートしたLocal Legendのカテゴリーでの初の表彰ということでたいへん名誉あることだと思っております。あと二年あまりで還暦というこの歳では、KOMやレースでの勝利はなかなか望むべくもないので、日常の積み重ねで獲得できる指標を作っていただき自転車の楽しみ方が広がった気がします。
最も記憶に残ったアクティビティは、レースが軒並みなくなってしまい、仲間と走る機会もほとんどなかったので数少ないグループライドの2本ですね。(以下※5、6)
年間での走行距離目標を、当初40,000kmに設定し一日110km、週770kmを目標に走り始め、半年経過したあたりで可能性のある最大限の数字に上方修正し、年間44,000km残り週間934kmを目標に今も継続中です。この数字を何とか達成するということと毎月開催のStrava Distance Challengeでの順位が励みになっています。
※5 https://www.strava.com/activities/3003458325
※6 https://www.strava.com/activities/4279386643
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