2020/10/29(木) - 12:43
星野リゾートが自転車をメインコンセプトに据えた"BEB5土浦"をオープン。JR土浦駅から徒歩0分、霞ケ浦や筑波山といった魅力的なフィールドでサイクリングを楽しむための新たな拠点を紹介しよう。
星のや、界、リゾナーレといったリゾートブランドを展開する星野リゾートが展開する、若者向けのサブブランドが"BEB(ベブ)"。「居酒屋以上 旅未満 仲間とルーズに過ごすホテル」を掲げる新ブランドの、軽井沢に続く国内2軒目となるのがBEB5土浦だ。
東京から常磐線で1時間。JR土浦駅の改札真正面、徒歩十数秒という好立地に開業したBEB5土浦。ナショナルサイクルルートに選出されたつくば霞ケ浦りんりんロードへのアクセスの良さもあり、土浦駅は自転車をコンセプトとした"PLAYatre土浦"として、2018年以来自転車店や地下駐輪場やシャワーといった施設を皮切りに、自転車を持ち込み可能なカフェやレストランなど、サイクリストにとって魅力的なフロアを拡大してきた。BEB5土浦は、そんなPLAYatre土浦の集大成となる宿泊施設。
星野リゾート初となる、自転車を楽しむリゾートホテルとしてオープンしたBEB5土浦最大の特徴は、「サイクルイン&サイクルアウト」。つまり、自転車と一緒に泊まれるということ。
ただ、自転車を持ち込めるというだけでは既に多くのホテルが取り組んでいることでもある。その中で、愛車とともに過ごす時間を最高のひと時とするべく、星野リゾートは様々な取り組みやプランを用意したという。
3つの部屋タイプが用意されるBEB5土浦だが、中でもサイクリストのニーズに応えるのが「サイクルルーム」と名付けられた、室内に自転車持ち込み可能なツインルーム。壁面に設けられた自転車ラックに愛車をディスプレイし、広々とした室内でゆったりとした時間を過ごすことができそうだ。
ガラス張りのバスルームからは、ちょうど壁に掛けた愛車が正面に見え、まるで一緒に汗を流しているかのよう。さすがに自転車を洗車するのはNGだが、なんと一緒に寝ることはできる。その名も「愛車と添い寝プラン」は、専用のシーツをレンタルすることで愛車と一緒にベッドでゴロゴロできるという、ある意味で相当な上級者向けの企画となっており、SNSではかなりウケているとのことだ。
残る2つの「ヤグラルーム」と「ツインルーム」は室内に自転車を持ち込むことはできないが、廊下には頑丈な鋼鉄製の手すりが用意され愛車をしっかりロックしておくことができるようになっている。
館内にはメカニックルームも用意されている。メンテナンススタンドや工具も用意されているため、簡単な整備を行うことも可能。翌日のライドに向けて、自分も愛車もしっかりコンディションを整えられる。
また、スマートフォンで即決済可能なシェアサイクルを用意しているほか、PLAYatre土浦1階の「ル・サイク」では本格的なロードバイクやクロスバイク、E-BIKEといったレンタサイクルも充実しているため、手ぶらで周辺のサイクリングを楽しめる。BEB5土浦宿泊者は、ヘルメットおよびグローブのレンタルがサービスされるという特典も。
若者に向けたルーズな過ごし方を提案するBEBらしさが詰まっているのが、「タマリバ」という24hオープンのパブリックスペース。カフェも併設されており、気の合う仲間とともに気兼ねなく過ごすことのできる空間となっている。飲食物の持ち込みは自由となっており、PLAYatre土浦内のレストランや駅周辺の飲食店などでテイクアウトし、持ち寄りパーティーのように楽しむことも可能だ。
カフェメニューも充実しており、中には"ROCK IN JAPAN FESTIVAL"で600人を超す行列を作った「メロンまるごとクリームソーダ」や、自転車に接続されたミキサーで作るスムージーなど、ユニークなメニューも盛りだくさん。朝食については、PLAYatre土浦内の3つのカフェから好みのものを選べるのもうれしいポイント。
早朝には、霞ケ浦の朝焼けを楽しむサイクリングツアーが催行されるほか、ベテランサイクリスト向けの企画として、自慢のふくらはぎを最高の状態で撮影できる「美ふくらはぎステイ」なんてものも用意されている。筑波山に上ってパンプアップしたのちエステを受け、最高の状態のふくらはぎをプロカメラマンに撮影してもらうという、脚自慢にとってはたまらないプランとのことだ。
このように、とかく仲間との話題やSNSの投稿ネタには事欠かないBEB5土浦。霞ケ浦一周にチャレンジしたいベテランサイクリストも、スポーツバイクに興味がある未経験者も、等しく楽しみ笑って過ごせるはずだ。
text&photo:NaokiYasuoka
星のや、界、リゾナーレといったリゾートブランドを展開する星野リゾートが展開する、若者向けのサブブランドが"BEB(ベブ)"。「居酒屋以上 旅未満 仲間とルーズに過ごすホテル」を掲げる新ブランドの、軽井沢に続く国内2軒目となるのがBEB5土浦だ。
東京から常磐線で1時間。JR土浦駅の改札真正面、徒歩十数秒という好立地に開業したBEB5土浦。ナショナルサイクルルートに選出されたつくば霞ケ浦りんりんロードへのアクセスの良さもあり、土浦駅は自転車をコンセプトとした"PLAYatre土浦"として、2018年以来自転車店や地下駐輪場やシャワーといった施設を皮切りに、自転車を持ち込み可能なカフェやレストランなど、サイクリストにとって魅力的なフロアを拡大してきた。BEB5土浦は、そんなPLAYatre土浦の集大成となる宿泊施設。
星野リゾート初となる、自転車を楽しむリゾートホテルとしてオープンしたBEB5土浦最大の特徴は、「サイクルイン&サイクルアウト」。つまり、自転車と一緒に泊まれるということ。
ただ、自転車を持ち込めるというだけでは既に多くのホテルが取り組んでいることでもある。その中で、愛車とともに過ごす時間を最高のひと時とするべく、星野リゾートは様々な取り組みやプランを用意したという。
3つの部屋タイプが用意されるBEB5土浦だが、中でもサイクリストのニーズに応えるのが「サイクルルーム」と名付けられた、室内に自転車持ち込み可能なツインルーム。壁面に設けられた自転車ラックに愛車をディスプレイし、広々とした室内でゆったりとした時間を過ごすことができそうだ。
ガラス張りのバスルームからは、ちょうど壁に掛けた愛車が正面に見え、まるで一緒に汗を流しているかのよう。さすがに自転車を洗車するのはNGだが、なんと一緒に寝ることはできる。その名も「愛車と添い寝プラン」は、専用のシーツをレンタルすることで愛車と一緒にベッドでゴロゴロできるという、ある意味で相当な上級者向けの企画となっており、SNSではかなりウケているとのことだ。
残る2つの「ヤグラルーム」と「ツインルーム」は室内に自転車を持ち込むことはできないが、廊下には頑丈な鋼鉄製の手すりが用意され愛車をしっかりロックしておくことができるようになっている。
館内にはメカニックルームも用意されている。メンテナンススタンドや工具も用意されているため、簡単な整備を行うことも可能。翌日のライドに向けて、自分も愛車もしっかりコンディションを整えられる。
また、スマートフォンで即決済可能なシェアサイクルを用意しているほか、PLAYatre土浦1階の「ル・サイク」では本格的なロードバイクやクロスバイク、E-BIKEといったレンタサイクルも充実しているため、手ぶらで周辺のサイクリングを楽しめる。BEB5土浦宿泊者は、ヘルメットおよびグローブのレンタルがサービスされるという特典も。
若者に向けたルーズな過ごし方を提案するBEBらしさが詰まっているのが、「タマリバ」という24hオープンのパブリックスペース。カフェも併設されており、気の合う仲間とともに気兼ねなく過ごすことのできる空間となっている。飲食物の持ち込みは自由となっており、PLAYatre土浦内のレストランや駅周辺の飲食店などでテイクアウトし、持ち寄りパーティーのように楽しむことも可能だ。
カフェメニューも充実しており、中には"ROCK IN JAPAN FESTIVAL"で600人を超す行列を作った「メロンまるごとクリームソーダ」や、自転車に接続されたミキサーで作るスムージーなど、ユニークなメニューも盛りだくさん。朝食については、PLAYatre土浦内の3つのカフェから好みのものを選べるのもうれしいポイント。
早朝には、霞ケ浦の朝焼けを楽しむサイクリングツアーが催行されるほか、ベテランサイクリスト向けの企画として、自慢のふくらはぎを最高の状態で撮影できる「美ふくらはぎステイ」なんてものも用意されている。筑波山に上ってパンプアップしたのちエステを受け、最高の状態のふくらはぎをプロカメラマンに撮影してもらうという、脚自慢にとってはたまらないプランとのことだ。
このように、とかく仲間との話題やSNSの投稿ネタには事欠かないBEB5土浦。霞ケ浦一周にチャレンジしたいベテランサイクリストも、スポーツバイクに興味がある未経験者も、等しく楽しみ笑って過ごせるはずだ。
text&photo:NaokiYasuoka
リンク
Amazon.co.jp