2018/04/16(月) - 09:12
長野県の雄大な山岳と地元の郷土グルメを楽しめるロングライドイベント「北アルプス山麓グランフォンド」が7月22日(日)に開催される。今年は全コースに手が加えられ、中でも超級コース150kmは獲得標高が450m増え、3300mとパワーアップ。走りごたえがより一層増したイベントになっている。
日本有数の山岳地帯、長野県北西部の仁科三湖周辺や、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳といった後立山連峰の麓を舞台に行われる北アルプス山麗グランフォンド。豊かな緑葉と鮮やかな青空の大自然を堪能できるにも関わらず、東京や名古屋といった大都市圏から車で3時間程度というアクセスもあり、年々人気高めているサイクリングイベントである。
今年で7回目の開催となる北アルプス山麓グランフォンド。昨年は距離150km獲得標高2800mの超級コースが追加されたが、今年はその150kmコースが更にパワーアップ。距離こそ変わらないものの、獲得標高を450mプラスした3300mとなり、脚自慢の健脚家でも必ず満足できるコースとなっている。
メイン会場となるのは長野自動車道の安曇野ICや上信越自動車道の長野ICから車で1時間の場所にある鹿島槍スポーツヴィレッジ。冬場はスキー、スノーボード客で賑わう施設だが、夏場にはあらゆるスポーツの合宿所として機能。サイクリングにおいてはマウンテンバイクやロードバイクがレンタル出来る他、常設のマヴィックテストライドステーションとしてホイールレンタルを行われている施設である。
ここを起点に150km、120km、100km、70kmというバリエーション豊富な4種類のコースが設けられる。コースに関しては大会プロデューサーである元MTB競技五輪日本代表の鈴木雷太さんが全面監修。選手時代から松本を拠点に活動していた鈴木さんのコース設定は絶妙で、健脚ライダー向けの150km、120kmコースはストイックに、100km、70kmコースは体力にあまり自身のない方でもひと踏ん張りすれば完走出来るルートが設定されているのだ。ここでリニューアルされた150kmコースの詳細を見ていこう。
鹿島槍スポーツヴィレッジをスタートし、まず向かう小熊山は最初のフォトスポット。眼下には、仁科三湖の1つ、木崎湖を眺める事が出来る。その後、白馬方面まで北上した後は、昨年までの栂池方面へは向かわず、国道406号線を東へ進み嶺方峠で10kmほどのクライム。頂上では北アルプスの山々が間近に迫るダイナミックな眺望を楽しめる。
ここからは今年から追加された戸隠エリアに入り、大望峠を登る。忍者の里や秘境と呼ばれることもあり、頂上からは手付かずの自然が一望出来ることだろう。そこから県道36号を南下すれば小川展望台から北アルプスの絶景を楽しめる。
既にお腹いっぱいの疲労感かもしれないが、今年新たにコースへ登場する鷹狩山へ。山頂からは信濃大町の全景とその奥の後立山連峰が大パノラマで見えることだろう。ここからは残り25kmほど。大町市内に下り、大町温泉郷を通過したのち鹿島槍スポーツヴィレッジに戻るルートとなる。
大幅にアップデートを施された150kmだけでなく、そのほかのコースもより走り応えを増しつつ、美しい景色を楽しめるルートへとリニューアル。100kmと70kmコースも美麻へ抜けるルートを取ることで、往復で同じルートではなく変化を楽しむことが出来るように。また、70kmを除く全コースに、大町の絶景を味わえる鷹狩山へのルートが追加されていることも、大きな変更点といえるだろう。
このように、全面的にコースへ改修が加えられた北アルプス山麓グランフォンドだが、もちろん走るだけではなく、信州の郷土グルメが楽しめるのももう一つの大きな魅力だ。信州の名産品であるお蕎麦に始まり、信州味噌をつけて頂くモロキュウで塩分と水分を一緒に補給。小腹がすいてきたタイミングでは、野沢菜やふき味噌などバラエティ豊富なおやきや、味噌おにぎりなどお腹にたまるメニューも用意される。
ライド終盤で不足しがちなミネラルは地元のおばあちゃん達が漬けたお漬物で回復し、糖分補給には水ようかんも登場する。長野県産の地粉を用いた冷麦で最後のエネルギーを補給すれば、ハンガーノックに陥ることなくゴールまでたどり着けるだろう。ここで紹介したグルメは去年の大会で振る舞われたメニューであるため、変更はあるかもしれないが、このボリュームに準じた郷土グルメを思う存分楽しめるだろう。
当日受付は早朝4時開始と非常に早いため、前日受付も7月21日(土)13時から行われる。14時からはウェルカムイベントも開催されるため、前日から参加するのがオススメだ。宿泊は大会のメイン会場である鹿島槍スポーツヴィレッジが利用出来る。また3kmほどの中綱湖畔には民宿やペンション、10km程山を下りれば大町温泉郷に旅館やホテルなどがあるため、宿泊施設にも困らないだろう。
去年の模様をまとめたダイジェストムービー
ただいまエントリー受付中!締切は6月10日(日)
そんな魅力あふれる「北アルプス山麓グランフォンド」は現在参加者募集中だ。エントリーはスポーツエントリーから。日本の屋根とも言われる北アルプスの大自然を満喫してみてはいかがだろうか。
北アルプス山麓グランフォンド2018
開催日:7月22日(日)(前日受付:7月21日(土))
開催場所:長野県大町市鹿島槍スポーツヴィレッジ(スタート/ゴール地点)
クラス:150km、120km、100km、70km
参加費:150kmクラス 9,900円/人(2~5名でのチーム参加)
120km/100km/70kmクラス 高校生以上8,000円、小中学生6,000円
エントリー期間:6月10日(日)まで
各ルートレイアウト(ルートラボ):
・150kmクラス
https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=67d209e19d02182bf8a3ba0ce…
・120kmクラス
https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=350664d3fafec6b095cfaa1a1…
・100kmクラス
https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=2462ae29b137f737061a7d1d7…
・70kmクラス
https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=da182941d29c96125904b4437…
日本有数の山岳地帯、長野県北西部の仁科三湖周辺や、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳といった後立山連峰の麓を舞台に行われる北アルプス山麗グランフォンド。豊かな緑葉と鮮やかな青空の大自然を堪能できるにも関わらず、東京や名古屋といった大都市圏から車で3時間程度というアクセスもあり、年々人気高めているサイクリングイベントである。
今年で7回目の開催となる北アルプス山麓グランフォンド。昨年は距離150km獲得標高2800mの超級コースが追加されたが、今年はその150kmコースが更にパワーアップ。距離こそ変わらないものの、獲得標高を450mプラスした3300mとなり、脚自慢の健脚家でも必ず満足できるコースとなっている。
メイン会場となるのは長野自動車道の安曇野ICや上信越自動車道の長野ICから車で1時間の場所にある鹿島槍スポーツヴィレッジ。冬場はスキー、スノーボード客で賑わう施設だが、夏場にはあらゆるスポーツの合宿所として機能。サイクリングにおいてはマウンテンバイクやロードバイクがレンタル出来る他、常設のマヴィックテストライドステーションとしてホイールレンタルを行われている施設である。
ここを起点に150km、120km、100km、70kmというバリエーション豊富な4種類のコースが設けられる。コースに関しては大会プロデューサーである元MTB競技五輪日本代表の鈴木雷太さんが全面監修。選手時代から松本を拠点に活動していた鈴木さんのコース設定は絶妙で、健脚ライダー向けの150km、120kmコースはストイックに、100km、70kmコースは体力にあまり自身のない方でもひと踏ん張りすれば完走出来るルートが設定されているのだ。ここでリニューアルされた150kmコースの詳細を見ていこう。
鹿島槍スポーツヴィレッジをスタートし、まず向かう小熊山は最初のフォトスポット。眼下には、仁科三湖の1つ、木崎湖を眺める事が出来る。その後、白馬方面まで北上した後は、昨年までの栂池方面へは向かわず、国道406号線を東へ進み嶺方峠で10kmほどのクライム。頂上では北アルプスの山々が間近に迫るダイナミックな眺望を楽しめる。
ここからは今年から追加された戸隠エリアに入り、大望峠を登る。忍者の里や秘境と呼ばれることもあり、頂上からは手付かずの自然が一望出来ることだろう。そこから県道36号を南下すれば小川展望台から北アルプスの絶景を楽しめる。
既にお腹いっぱいの疲労感かもしれないが、今年新たにコースへ登場する鷹狩山へ。山頂からは信濃大町の全景とその奥の後立山連峰が大パノラマで見えることだろう。ここからは残り25kmほど。大町市内に下り、大町温泉郷を通過したのち鹿島槍スポーツヴィレッジに戻るルートとなる。
大幅にアップデートを施された150kmだけでなく、そのほかのコースもより走り応えを増しつつ、美しい景色を楽しめるルートへとリニューアル。100kmと70kmコースも美麻へ抜けるルートを取ることで、往復で同じルートではなく変化を楽しむことが出来るように。また、70kmを除く全コースに、大町の絶景を味わえる鷹狩山へのルートが追加されていることも、大きな変更点といえるだろう。
このように、全面的にコースへ改修が加えられた北アルプス山麓グランフォンドだが、もちろん走るだけではなく、信州の郷土グルメが楽しめるのももう一つの大きな魅力だ。信州の名産品であるお蕎麦に始まり、信州味噌をつけて頂くモロキュウで塩分と水分を一緒に補給。小腹がすいてきたタイミングでは、野沢菜やふき味噌などバラエティ豊富なおやきや、味噌おにぎりなどお腹にたまるメニューも用意される。
ライド終盤で不足しがちなミネラルは地元のおばあちゃん達が漬けたお漬物で回復し、糖分補給には水ようかんも登場する。長野県産の地粉を用いた冷麦で最後のエネルギーを補給すれば、ハンガーノックに陥ることなくゴールまでたどり着けるだろう。ここで紹介したグルメは去年の大会で振る舞われたメニューであるため、変更はあるかもしれないが、このボリュームに準じた郷土グルメを思う存分楽しめるだろう。
当日受付は早朝4時開始と非常に早いため、前日受付も7月21日(土)13時から行われる。14時からはウェルカムイベントも開催されるため、前日から参加するのがオススメだ。宿泊は大会のメイン会場である鹿島槍スポーツヴィレッジが利用出来る。また3kmほどの中綱湖畔には民宿やペンション、10km程山を下りれば大町温泉郷に旅館やホテルなどがあるため、宿泊施設にも困らないだろう。
去年の模様をまとめたダイジェストムービー
ただいまエントリー受付中!締切は6月10日(日)
そんな魅力あふれる「北アルプス山麓グランフォンド」は現在参加者募集中だ。エントリーはスポーツエントリーから。日本の屋根とも言われる北アルプスの大自然を満喫してみてはいかがだろうか。
北アルプス山麓グランフォンド2018
開催日:7月22日(日)(前日受付:7月21日(土))
開催場所:長野県大町市鹿島槍スポーツヴィレッジ(スタート/ゴール地点)
クラス:150km、120km、100km、70km
参加費:150kmクラス 9,900円/人(2~5名でのチーム参加)
120km/100km/70kmクラス 高校生以上8,000円、小中学生6,000円
エントリー期間:6月10日(日)まで
各ルートレイアウト(ルートラボ):
・150kmクラス
https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=67d209e19d02182bf8a3ba0ce…
・120kmクラス
https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=350664d3fafec6b095cfaa1a1…
・100kmクラス
https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=2462ae29b137f737061a7d1d7…
・70kmクラス
https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=da182941d29c96125904b4437…
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