レーシングバイクからアパレル、各種パーツまで幅広く開発するジャイアント。今回紹介するアイテムは、サドルに直接搭載できるテールライトと、そのライトに装着できる各種アイテム、人気のクロスバイクに対応するフェンダーだ。



ジャイアント UNICLIPシステム

スマートにサドルへ取り付けることができるNUMEN+ UNICLIP TL スマートにサドルへ取り付けることができるNUMEN+ UNICLIP TL (c)ジャイアント
コンポーネント以外のパーツを揃えることができる世界最大規模のジャイアント。サドルやライト、サドルバッグに至るまで自社で企画開発しているメリットを活かすシステムとして「UNICLIP(ユニクリップ)」を展開している。

UNICLIPとは、ジャイアントもしくはLivブランドからリリースされている対応サドルの後端部にドッキングステーションを直付けすることで、様々なアイテムの搭載を可能とするシステムだ。

現在はNUMEN + UNICLIP TLとというリアライトのみにドッキングベースが付属する。加えて、このドッキングベースに搭載するためのフェンダーやボトルケージマウント、CO2ボンベホルダー、サドルバッグがラインアップされている。ライトは常時搭載でき、その他のアイテムをシチュエーションに応じて選び分けるようなシステムだ。

ドッキングベースがUNICLIPシステムの肝だドッキングベースがUNICLIPシステムの肝だ (c)ジャイアント
メリットは各アイテムが工具無しで脱着可能となっており、手軽にUNICLIPギアと交換することが可能である点だろう。雨の日はフェンダー、ロングツーリングの時はサドルバッグ、ファストランの時はCO2ボンベホルダーなどのように状況に合わせてワンタッチでアイテムを切り替えられるのは嬉しい。

どのようなアイテムを装備していてもライトは常に後方から視認できる場所に位置していることもポイントだろう。また、シートポストの露出具合や、サドルポジションに関わらず各アイテムをスマートに取り付けられることもUNICLIPシステムの美点だ。

サドルへの取り付けも少ない作業で行えるSHADOW UNICLIP PROサドルへの取り付けも少ない作業で行えるSHADOW UNICLIP PRO (c)ジャイアントジャイアント SPEED SHIELD UNICLIP FENDERジャイアント SPEED SHIELD UNICLIP FENDER (c)ジャイアント

ジャイアント UNICLIP CAGE MOUNTジャイアント UNICLIP CAGE MOUNT (c)ジャイアントジャイアント UNICLIP PATCH KITジャイアント UNICLIP PATCH KIT (c)ジャイアント


ここからは各アイテムを紹介しよう。まずはシステムの中心的存在である「NUMEN + UNICLIP TL」から。このライトは最大20ルーメンという光量を備え、点灯(強)、点灯(弱)、フラッシュ、エコ、オートフラッシュという5モードが用意されている。最大ランタイムは24時間。

モーションセンサーを搭載しており、5分間振動が無いと自動消灯し、振動を受けると点灯するというオートライト機能を実現している。また、光センサーも搭載。オートフラッシュモードにおいては周りの明るさに応じて自動的に点灯と消灯を行ってくれ、エコモードにおいては自動的に出力を調節してくれるという便利な機能が備えられている。価格は3,000円(税抜)。

サドルバッグはスモールサイズ(13×7.5×8.5cm)のSHADOW UNICLIP PROと、ラージサイズ(15×9×9cm)のSHADOW UNICLIP ELITEという2種類が用意された。いずれもEVA防水素材を使用しているため、タイヤが跳ね上げた水が染みてしまうという心配は少ないだろう。PROは3,200円、ELITEは3,600円(いずれも税抜)。


ジャイアント NUMEN+ UNICLIP TLジャイアント NUMEN+ UNICLIP TL (c)ジャイアントジャイアント UNICLIP PATCH KITジャイアント UNICLIP PATCH KIT (c)ジャイアント

ジャイアント SHADOW UNICLIP PROジャイアント SHADOW UNICLIP PRO (c)ジャイアントライトはドッキングベースに装備する各アイテムより上に位置するため、ライトの光が妨げられる心配は少ないライトはドッキングベースに装備する各アイテムより上に位置するため、ライトの光が妨げられる心配は少ない (c)ジャイアント


CAGE MOUNTはボトルケージを2つ装備することが可能なアタッチメントだ。トライアスリートのようにボトルをサドル後方に置きたいユーザーにぴったりだ。また、ボトルケージを増すことでフレーム側はボトル2本、サドル側はツール缶とケージに差すことのできる輪行袋といった使い方もできるだろう。

PATCH KITはCo2ボンベを2本とインフレーター、チューブを固定することのできるアタッチメント。サイクリングに必要最低限な携行物の持ち運びが可能なため、バックポケットに物を入れたく無い方や、サドルバッグやツール缶を使用しない方にピッタリだろう。16gのボンベ2本とインフレーターが付属する。価格は4,000円(税抜)。SPEED SHIELD UNICLIP FENDERは、このシステムのための簡易フェンダー。価格は1,500円(税抜)。

ジャイアント NUMEN+ UNICLIP TL
サイズ:35×28×30mm
重 量:18g(バッテリー含む)
発光モード:強(5.5時間)、弱(14時間)、フラッシュ(24時間)、エコ(5.5-14時間)、オートフラッシュ(24時間)
充電時間:1.5時間
価 格:3,000円(税抜)

ジャイアント SPEED SHIELD UNICLIP FENDER
価格:1,500円(税抜)

ジャイアント UNICLIP PATCH KIT
付属品:Co2ボンベ(16g、2本)、インフレーター
価 格:4,000円(税抜)

ジャイアント SHADOW UNICLIP PRO (S)
サイズ:13×7.5×8.5cm
重 量:62g
価 格:3,200円(税抜)

ジャイアント SHADOW UNICLIP ELITE (L)
サイズ:15×9×9cm
重 量:72g
価 格:3,600円(税抜)

ジャイアント UNICLIP CAGE MOUNT
価格:4,500円(税抜)



ジャイアント フェンダー類

幅広タイヤを装備するクロスバイクGRAVIERとGRAMME専用設計となっている幅広タイヤを装備するクロスバイクGRAVIERとGRAMME専用設計となっている (c)ジャイアント
今回は幅広タイヤを装備したクロスバイク「GRAVIER」と「GRAMME」専用設計のフルフェンダーがリリースされる。27.5インチ×1.5〜1.75インチのタイヤを覆う59mm幅のワイドフラップ仕様となっていることが特徴だ。また、ボルトオンタイプとされているため、荒れた路面を走行しても脱落する心配も少ない。価格は4,500円(税抜)。

SPEEDSHIELD CLIP-ON FRONT FENDERは、マウンテンバイクのダウンチューブに取り付けるタイプのフェンダー。工具無しで脱着出来ることに加え、あらゆるダウンチューブに装着できるユニバーサルデザインとなっていることが特徴だ。セルフディスカバリーアドベンチャー王滝など石を跳ねあげやすいシチュエーションにピッタリである。価格は1,300円(税抜)。

ジャイアント SPEEDSHIELD CLIP ON FRONT FENDERジャイアント SPEEDSHIELD CLIP ON FRONT FENDER (c)ジャイアントジャイアント SPEEDSHIELD CLIP ON REAR FENDERジャイアント SPEEDSHIELD CLIP ON REAR FENDER (c)ジャイアント


同シリーズのリアフェンダーもリリースされる。32.5mm径のシートポストまで取り付けることができ、車輪径は20~27.5インチまで対応。クイックリリース式クランプを採用しているため、必要に応じて脱着しやすいことも特徴だ。価格は1,500円(税抜)。

ジャイアント GRAVIER/GRAMME FENDER
仕様:GRAVIER/GRAMME 専⽤設計、27.5×1.5-1.75 インチ対応、ESCAPE R QR KICKSTAND と併⽤可能
価格:4,500円(税抜)

ジャイアント SPEEDSHIELD CLIP-ON FRONT FENDER
価格:1,300円(税抜)

ジャイアント SPEEDSHIELD CLIP-ON REAR FENDER
対応シートポスト径:~32.5mm
価格:1,500円(税抜)

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