2018/01/26(金) - 09:21
2月17~18日(土・日)に開催される”サイクリング屋久島”。ユネスコ世界自然遺産に登録された自然あふれる離島を自転車でめぐり、自分の脚で感じ取るスペシャルなロングライドを紹介しよう。
平成5年、ユネスコによって世界自然遺産に登録された屋久島。太古から育まれてきた貴重な自然環境が世界的に認められた、日本初の世界遺産の一つである。九州最南端の佐多岬から沖合に60km、本土から隔絶された中に浮かぶ約500平方キロメートル、一周130kmの島だ。
海に浮かぶアルプスの異名を持つほど急峻な山地を擁する屋久島。1,000~1,900m級の山々が連なっているため、島自体は亜熱帯にありながら標高を上げるにつれて亜寒帯までの植物相を持つことが屋久島の大きな特色でもある。
そんな多様な自然環境が現在に至るまで失われずに残っている屋久島を自転車で巡ろうというのが、”サイクリング屋久島”だ。島の外周をぐるりと巡り、美しい山々と海の景色、そして南国特有の食材を活かしたグルメを楽しむことができるライドイベントとなる。
用意されるのは島一周100kmの部、50kmのショートコースの部、20kmのファミリーコースの部の3種類。脚力に応じて、参加するコースが用意されているのはうれしいところ。
100kmのスタートおよびフィニッシュ地点となるのは、屋久島の南側、雄大な海原と世界自然遺産地域に属している"モッチョム岳"が目前に迫る尾之間。島を反時計周りに進んでいくコースとなっており、南東岸に位置する安房港を経由し、フェリーや高速船が発着する島内最大の町、宮之浦へと進んでいく。
白砂の永田いなか浜を過ぎると、島西部の世界自然遺産登録地域へ。太古の息吹を感じながら、高低差の激しい西部林道を走っていく。日本の滝百選に選ばれた島最大の"大川の滝"を左手に見つつ、満潮時には入れなくなる平内海中温泉を過ぎればフィニッシュだ。
この100kmコースを基本としつつ、50kmコースは島の北西部の永田エイドから、20kmコースは西部林道を超えた先の栗生エイドからのスタートとなっている。大会の山場となるのは永田エイドから栗生エイドの間の西部林道となるので、おいしいところを走りたい人は50kmコース、のんびり走りたい人は20kmコースというチョイスでもいいだろう。
普段はお目にかかれない、地元グルメがたくさん振る舞われるのもこの大会の大きな特長。タンカンやかから団子、トビウオの炭火焼きやサバ節などなど、ご当地グルメが盛りだくさん。地元の方々が精力的に用意してくださる手料理で、心も体も温まること間違いなし。
また、大会前日には急峻な屋久島の地形を生かしたヒルクライムレースも行われる。昨年初開催となり、今年で2年目を迎えるこのレースの舞台となるのは、屋久島総合自然公園から白谷雲水峡までを駆け上がる距離約8km、平均勾配6.9%の峠道。屋久島の持つ自然を感じるという意味では、このヒルクライムも欠かせないのではないだろうか。
現在参加者募集中!エントリーは1月31日まで延長中だ
さて、そんな屋久島の豊かな自然を満喫できる”サイクリング屋久島”はエントリーが1月31日(水)まで延長されており、現在参加者を募集中だ。申し込みはネットのみとなっており、スポーツエントリーより行うことができる。サイクリングおよびヒルクライムの双方ともエントリー受付中につき、ぜひ申し込んでみては。
平成5年、ユネスコによって世界自然遺産に登録された屋久島。太古から育まれてきた貴重な自然環境が世界的に認められた、日本初の世界遺産の一つである。九州最南端の佐多岬から沖合に60km、本土から隔絶された中に浮かぶ約500平方キロメートル、一周130kmの島だ。
海に浮かぶアルプスの異名を持つほど急峻な山地を擁する屋久島。1,000~1,900m級の山々が連なっているため、島自体は亜熱帯にありながら標高を上げるにつれて亜寒帯までの植物相を持つことが屋久島の大きな特色でもある。
そんな多様な自然環境が現在に至るまで失われずに残っている屋久島を自転車で巡ろうというのが、”サイクリング屋久島”だ。島の外周をぐるりと巡り、美しい山々と海の景色、そして南国特有の食材を活かしたグルメを楽しむことができるライドイベントとなる。
用意されるのは島一周100kmの部、50kmのショートコースの部、20kmのファミリーコースの部の3種類。脚力に応じて、参加するコースが用意されているのはうれしいところ。
100kmのスタートおよびフィニッシュ地点となるのは、屋久島の南側、雄大な海原と世界自然遺産地域に属している"モッチョム岳"が目前に迫る尾之間。島を反時計周りに進んでいくコースとなっており、南東岸に位置する安房港を経由し、フェリーや高速船が発着する島内最大の町、宮之浦へと進んでいく。
白砂の永田いなか浜を過ぎると、島西部の世界自然遺産登録地域へ。太古の息吹を感じながら、高低差の激しい西部林道を走っていく。日本の滝百選に選ばれた島最大の"大川の滝"を左手に見つつ、満潮時には入れなくなる平内海中温泉を過ぎればフィニッシュだ。
この100kmコースを基本としつつ、50kmコースは島の北西部の永田エイドから、20kmコースは西部林道を超えた先の栗生エイドからのスタートとなっている。大会の山場となるのは永田エイドから栗生エイドの間の西部林道となるので、おいしいところを走りたい人は50kmコース、のんびり走りたい人は20kmコースというチョイスでもいいだろう。
普段はお目にかかれない、地元グルメがたくさん振る舞われるのもこの大会の大きな特長。タンカンやかから団子、トビウオの炭火焼きやサバ節などなど、ご当地グルメが盛りだくさん。地元の方々が精力的に用意してくださる手料理で、心も体も温まること間違いなし。
また、大会前日には急峻な屋久島の地形を生かしたヒルクライムレースも行われる。昨年初開催となり、今年で2年目を迎えるこのレースの舞台となるのは、屋久島総合自然公園から白谷雲水峡までを駆け上がる距離約8km、平均勾配6.9%の峠道。屋久島の持つ自然を感じるという意味では、このヒルクライムも欠かせないのではないだろうか。
現在参加者募集中!エントリーは1月31日まで延長中だ
さて、そんな屋久島の豊かな自然を満喫できる”サイクリング屋久島”はエントリーが1月31日(水)まで延長されており、現在参加者を募集中だ。申し込みはネットのみとなっており、スポーツエントリーより行うことができる。サイクリングおよびヒルクライムの双方ともエントリー受付中につき、ぜひ申し込んでみては。
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