2017/12/30(土) - 07:43
冬真っただ中の年末ですが、CW編集部のオススメイベント振り返り記事の季節は夏!あっつーい陽射しに照らされながら、汗をかきかき自転車に乗った思い出をプレイバックすれば、きっと寒さも吹き飛ぶハズ。そんなことない?
【6月】日本最高峰を目指す1万分の1になりませんか? Mt.富士ヒルクライム
日本最高峰・富士山の五合目を目指して、全国から1万人の坂バカたちが集まる国内最大級のワンデーイベントが、このMt.富士ヒルクライム。日本で一番高い山に自転車で登るためのイベントに、日本で一番多くのサイクリストが集まるというのは、やっぱり特別なもの。もちろん、スバルラインは自転車にも開放されているので、一人でも登ることはできるけれど、1万人の同志と登ればもはや別の道を走っているよう。
3つある富士山への登り口の中では、もっとも斜度も緩く初心者向けとされるスバルラインがコースとなるため、ビギナーでも時間をかけさえすれば頂上までたどりつけるというのも重要なポイント。1時間で登る超人も、2時間かけた人も、登り切った先で待つ景色は一緒。むしろ苦しめば苦しんだだけ、登り切った達成感は大きいかも?
大会前日にはサイクルエキスポと銘打った大規模な出展エリアが設けられるのもこの大会の特徴で、各社自慢のヒルクライム用バイクやパーツを展示・試乗できるようになっているのはニクイ仕掛け。今年は、少し混乱もあったようですが、来年度はフィードバックを生かして改善できるとのことなので、ぜひエントリー峠に挑戦してみては。
Mt.富士ヒルクライム2017
開催日:6月3日
開催場所:山梨県富士吉田市
【7月】お腹いっぱいのマトンがあなたをまっとんよ 走ってみっぺ南会津!
ただでさえも寒いのに、くだらないダジャレで申し訳ございませんが、看板には偽りありません。南会津を舞台に開催されるロングライドイベント、走ってみっぺ南会津はなんといっても豪華なエイドが印象的。南会津の名物でもあるというマトンが大量に用意され、これでもか!と言わんばかりの盛りっぷりのマトン丼は一度味わったら忘れられない思い出になるはず。ちなみに、肉より先にご飯がなくなります。普通反対な気はしますが、事実です。
コースもイージーで、基本的にはほぼフラットなレイアウト。夏の盛りに開催されるイベントではあるものの、高原地帯であることに加え、ほぼ常に川沿いを走ることになるため、どこか涼しさを感じる納涼なイベントでもあるんです。
フィニッシュ直前に、2kmほどのヒルクライム区間が現れますが、あまりにへこたれている方にはブリッツェンの選手たちが押してくれる可能性も。特に女性ライダーには優しいと噂のため、脚力に自信が無くてもどしどし参加してみては?
そうそう、豪華な前夜祭も走ってみっぺ南会津の大きな魅力の一つ。地酒「花泉」のふるまいや、ここに来なければ味わえない数々の郷土料理でもてなしてくれる上、やたらと面白いMCや豪華賞品の当たる抽選会などもプログラムされている上、今年はなんと全日本チャンピオンまで登場し、会場は大盛り上がり。一度参加したら、絶対来年もリピートしたくなること間違いなしのオススメイベントです。
走ってみっぺ南会津!2017
開催日:7月17日
開催場所:福島県南会津町
【7月】暑い夏を仲間と戦う CSC5h耐久チームサイクルロードレース
さて、灼熱地獄の7月に伊豆の修善寺にある日本サイクルスポーツセンターで行われるのが、このCSC5h耐久チームサイクルロードレース。今年もギラギラと照り付ける太陽の下、海の日に山の中で開催されたこのレースに124チームが集結しました。
MTBやトラック種目で東京オリンピックの会場になることも決定し、いわば聖地のような日本CSCだけれど、このレースで使われるのはツアー・オブ・ジャパンなどにも登場する約5kmのロードコース。アップダウンに富むコースは熱いレース展開を生み出してくれました。
仲間を待つピットエリアにはテントがずらり並んでいて、キャンプ気分が楽しめるのもこの大会の楽しいポイント。BBQができるピットも用意され、まさに夏の休日を堪能できる一日に。ほかにもご当地アイドルのあいぜっちゅーも登場し、ピットエリアは大盛り上がり。仲間とともに海の日を楽しめるエンデューロとして、人気が集まるイベントです。
CSC5h耐久チームサイクルロードレース
開催日:7月17日
開催場所:静岡県伊豆市日本CSC
【7月】夏開催へとリニューアルした高原ロングライド 北アルプス山麓グランフォンド
長野県北部をめぐる山岳ロングライドとして6年目を迎えることになった人気大会が、この北アルプス山麓グランフォンド。これまでは、秋の入り口に開催されてきたけれど、今年はすこし前倒しになり夏真っ盛りの7月開催に。
さらに獲得標高3,000mを超える150kmコースが新たに追加され、かなりパンチの効いたイベントへとリニューアルされたわけですが、もちろん取材班はこの新設コースへとチャレンジ。スタートからすぐにヒルクライムが始まり、下ったかと思えばまた峠、坂バカにはたまらないコース設定で取材班も悶絶することに。
実は新コースの下見にもお邪魔させていただいたのですが、その時に見ることが出来たのはこれでもかと言わんばかりの絶景スポットの数々。しかし大会当日は残念ながらの曇り空で、本来持っている魅力が100%伝わらなかったのが悔しいところ。ぜひ来年は晴れると信じて、またこのコースに帰ってきたいですね。
北アルプス山麓グランフォンド2017
開催日:7月23日
開催場所:長野県大町市
【7月】E-bikeツーリング種目も開催 日本最大のMTBイベント シマノバイカーズフェスティバル
日本一大きなMTBイベントといえば、このシマノバイカーズフェスティバルでしょう。全日本選手権なども開催される長野県富士見パノラマリゾートで行われる2日間のイベントとなり、クロスカントリーからダウンヒル、はたまたオンロードツーリングまで、バリエーション豊かな種目が揃うまさにお祭りイベントなんです。
広大な富士見パノラマリゾートの左側では常にクロスカントリー系の種目が行われ、仲間を応援する激が飛び交い、右側では猛スピードで下ってくるダウンヒラー達の妙技が披露される2日間の中でも特に迫力があるのが、1日目のエンデューロのスタートシーン。300人を超えるライダーたちがもうもうと砂煙を上げながら走っていく光景はまさにスペクタクルといっていいハズ。
レース系の種目だけでなく、ツーリング系種目が充実しているのもバイカーズの特徴で、入笠山をめぐるガイドツーリングや、八ヶ岳周辺を散策するオンロードツーリングなども用意されており、真夏の長野を満喫できるイベントになっているのです。
今年は、ツーリング種目に注目が集まるE-Bikeのレンタルが付いたツアーも新規開催され、人気を集めていたよう。モーターのアシストが付加されているので、脚力差も気にすることなく行動範囲が広がるE-BIKEの機動力を活かして、地元の歴史やグルメを回るひと時を楽しんだそう。来年はツーリング種目も取材したいですね!
シマノバイカーズフェスティバル
開催日:7月29~30日
開催場所:長野県富士見パノラマ
【8月】夏を締めくくる2日間の自転車運動会 シマノ鈴鹿ロードレース
さて、夏を代表する自転車イベントといえばこのシマノ鈴鹿ロードレースを置いて他にはないでしょう。真夏の自転車大運動会とも言われるこのイベントは、日本を代表するサーキットである鈴鹿サーキットを舞台に数々の種目のロードレースが開催される、夢のような2日間。
各年代別や性別、また脚力別に分かれたロードレースをはじめ、2日間で5つのレースを連戦し総合成績を争うステージレース”5ステージスズカ”や、個人/チームタイムトライアル、仲間と共に楽しめるエンデューロレースなど、バリエーション豊かな種目が用意され、どんなレベルの人でも楽しめるようになっています。
のべ1万人を超えるサイクリストが鈴鹿サーキットへと集うさまは、それだけでも壮観。暑い日差しを浴びながら、汗をかきつつライバルたちと切磋琢磨するひと時は、きっと代えがたい思い出となるはず。2日目の最後には、国内のトップチームが白熱の戦いを繰り広げる”シマノ鈴鹿ロードレースクラシック”も開催され、華のある走りを間近で観戦することもできます。
今年注目が集まったのは、新設されたディスクブレーキロードの部でしょう。国内初めてのディスクブレーキロードバイクオンリーのレースということもあり、各自転車メディアもこぞって参戦。もちろんCW編集部も実走でその実力をテストしました。もしかしたら、来年はディスクブレーキロードも混走できるようになっているかも?と思うほど、その性能にデメリットはなさそうでしたね。
シマノ鈴鹿ロードレース2017
開催日:8月19~20日
開催場所:三重県鈴鹿市鈴鹿サーキット
【6月】日本最高峰を目指す1万分の1になりませんか? Mt.富士ヒルクライム
日本最高峰・富士山の五合目を目指して、全国から1万人の坂バカたちが集まる国内最大級のワンデーイベントが、このMt.富士ヒルクライム。日本で一番高い山に自転車で登るためのイベントに、日本で一番多くのサイクリストが集まるというのは、やっぱり特別なもの。もちろん、スバルラインは自転車にも開放されているので、一人でも登ることはできるけれど、1万人の同志と登ればもはや別の道を走っているよう。
3つある富士山への登り口の中では、もっとも斜度も緩く初心者向けとされるスバルラインがコースとなるため、ビギナーでも時間をかけさえすれば頂上までたどりつけるというのも重要なポイント。1時間で登る超人も、2時間かけた人も、登り切った先で待つ景色は一緒。むしろ苦しめば苦しんだだけ、登り切った達成感は大きいかも?
大会前日にはサイクルエキスポと銘打った大規模な出展エリアが設けられるのもこの大会の特徴で、各社自慢のヒルクライム用バイクやパーツを展示・試乗できるようになっているのはニクイ仕掛け。今年は、少し混乱もあったようですが、来年度はフィードバックを生かして改善できるとのことなので、ぜひエントリー峠に挑戦してみては。
Mt.富士ヒルクライム2017
開催日:6月3日
開催場所:山梨県富士吉田市
【7月】お腹いっぱいのマトンがあなたをまっとんよ 走ってみっぺ南会津!
ただでさえも寒いのに、くだらないダジャレで申し訳ございませんが、看板には偽りありません。南会津を舞台に開催されるロングライドイベント、走ってみっぺ南会津はなんといっても豪華なエイドが印象的。南会津の名物でもあるというマトンが大量に用意され、これでもか!と言わんばかりの盛りっぷりのマトン丼は一度味わったら忘れられない思い出になるはず。ちなみに、肉より先にご飯がなくなります。普通反対な気はしますが、事実です。
コースもイージーで、基本的にはほぼフラットなレイアウト。夏の盛りに開催されるイベントではあるものの、高原地帯であることに加え、ほぼ常に川沿いを走ることになるため、どこか涼しさを感じる納涼なイベントでもあるんです。
フィニッシュ直前に、2kmほどのヒルクライム区間が現れますが、あまりにへこたれている方にはブリッツェンの選手たちが押してくれる可能性も。特に女性ライダーには優しいと噂のため、脚力に自信が無くてもどしどし参加してみては?
そうそう、豪華な前夜祭も走ってみっぺ南会津の大きな魅力の一つ。地酒「花泉」のふるまいや、ここに来なければ味わえない数々の郷土料理でもてなしてくれる上、やたらと面白いMCや豪華賞品の当たる抽選会などもプログラムされている上、今年はなんと全日本チャンピオンまで登場し、会場は大盛り上がり。一度参加したら、絶対来年もリピートしたくなること間違いなしのオススメイベントです。
走ってみっぺ南会津!2017
開催日:7月17日
開催場所:福島県南会津町
【7月】暑い夏を仲間と戦う CSC5h耐久チームサイクルロードレース
さて、灼熱地獄の7月に伊豆の修善寺にある日本サイクルスポーツセンターで行われるのが、このCSC5h耐久チームサイクルロードレース。今年もギラギラと照り付ける太陽の下、海の日に山の中で開催されたこのレースに124チームが集結しました。
MTBやトラック種目で東京オリンピックの会場になることも決定し、いわば聖地のような日本CSCだけれど、このレースで使われるのはツアー・オブ・ジャパンなどにも登場する約5kmのロードコース。アップダウンに富むコースは熱いレース展開を生み出してくれました。
仲間を待つピットエリアにはテントがずらり並んでいて、キャンプ気分が楽しめるのもこの大会の楽しいポイント。BBQができるピットも用意され、まさに夏の休日を堪能できる一日に。ほかにもご当地アイドルのあいぜっちゅーも登場し、ピットエリアは大盛り上がり。仲間とともに海の日を楽しめるエンデューロとして、人気が集まるイベントです。
CSC5h耐久チームサイクルロードレース
開催日:7月17日
開催場所:静岡県伊豆市日本CSC
【7月】夏開催へとリニューアルした高原ロングライド 北アルプス山麓グランフォンド
長野県北部をめぐる山岳ロングライドとして6年目を迎えることになった人気大会が、この北アルプス山麓グランフォンド。これまでは、秋の入り口に開催されてきたけれど、今年はすこし前倒しになり夏真っ盛りの7月開催に。
さらに獲得標高3,000mを超える150kmコースが新たに追加され、かなりパンチの効いたイベントへとリニューアルされたわけですが、もちろん取材班はこの新設コースへとチャレンジ。スタートからすぐにヒルクライムが始まり、下ったかと思えばまた峠、坂バカにはたまらないコース設定で取材班も悶絶することに。
実は新コースの下見にもお邪魔させていただいたのですが、その時に見ることが出来たのはこれでもかと言わんばかりの絶景スポットの数々。しかし大会当日は残念ながらの曇り空で、本来持っている魅力が100%伝わらなかったのが悔しいところ。ぜひ来年は晴れると信じて、またこのコースに帰ってきたいですね。
北アルプス山麓グランフォンド2017
開催日:7月23日
開催場所:長野県大町市
【7月】E-bikeツーリング種目も開催 日本最大のMTBイベント シマノバイカーズフェスティバル
日本一大きなMTBイベントといえば、このシマノバイカーズフェスティバルでしょう。全日本選手権なども開催される長野県富士見パノラマリゾートで行われる2日間のイベントとなり、クロスカントリーからダウンヒル、はたまたオンロードツーリングまで、バリエーション豊かな種目が揃うまさにお祭りイベントなんです。
広大な富士見パノラマリゾートの左側では常にクロスカントリー系の種目が行われ、仲間を応援する激が飛び交い、右側では猛スピードで下ってくるダウンヒラー達の妙技が披露される2日間の中でも特に迫力があるのが、1日目のエンデューロのスタートシーン。300人を超えるライダーたちがもうもうと砂煙を上げながら走っていく光景はまさにスペクタクルといっていいハズ。
レース系の種目だけでなく、ツーリング系種目が充実しているのもバイカーズの特徴で、入笠山をめぐるガイドツーリングや、八ヶ岳周辺を散策するオンロードツーリングなども用意されており、真夏の長野を満喫できるイベントになっているのです。
今年は、ツーリング種目に注目が集まるE-Bikeのレンタルが付いたツアーも新規開催され、人気を集めていたよう。モーターのアシストが付加されているので、脚力差も気にすることなく行動範囲が広がるE-BIKEの機動力を活かして、地元の歴史やグルメを回るひと時を楽しんだそう。来年はツーリング種目も取材したいですね!
シマノバイカーズフェスティバル
開催日:7月29~30日
開催場所:長野県富士見パノラマ
【8月】夏を締めくくる2日間の自転車運動会 シマノ鈴鹿ロードレース
さて、夏を代表する自転車イベントといえばこのシマノ鈴鹿ロードレースを置いて他にはないでしょう。真夏の自転車大運動会とも言われるこのイベントは、日本を代表するサーキットである鈴鹿サーキットを舞台に数々の種目のロードレースが開催される、夢のような2日間。
各年代別や性別、また脚力別に分かれたロードレースをはじめ、2日間で5つのレースを連戦し総合成績を争うステージレース”5ステージスズカ”や、個人/チームタイムトライアル、仲間と共に楽しめるエンデューロレースなど、バリエーション豊かな種目が用意され、どんなレベルの人でも楽しめるようになっています。
のべ1万人を超えるサイクリストが鈴鹿サーキットへと集うさまは、それだけでも壮観。暑い日差しを浴びながら、汗をかきつつライバルたちと切磋琢磨するひと時は、きっと代えがたい思い出となるはず。2日目の最後には、国内のトップチームが白熱の戦いを繰り広げる”シマノ鈴鹿ロードレースクラシック”も開催され、華のある走りを間近で観戦することもできます。
今年注目が集まったのは、新設されたディスクブレーキロードの部でしょう。国内初めてのディスクブレーキロードバイクオンリーのレースということもあり、各自転車メディアもこぞって参戦。もちろんCW編集部も実走でその実力をテストしました。もしかしたら、来年はディスクブレーキロードも混走できるようになっているかも?と思うほど、その性能にデメリットはなさそうでしたね。
シマノ鈴鹿ロードレース2017
開催日:8月19~20日
開催場所:三重県鈴鹿市鈴鹿サーキット
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