2017/12/23(土) - 09:10
国内展開開始よりロードレーサーを中心に人気を集めているベロトーゼのシューズカバー。空気抵抗低減効果、風雨のシャットアウト効果が期待されるシューズカバーのMTBモデルが登場した。
靴内部への風雨の侵入を防ぐこと、シューズが発生させる空気抵抗を低減させることが役割のシューズカバー。1つで2役を兼ね備えるプロダクトは数少なく、防寒や防水防風に特化したモデルやタイムトライアル用モデルといったように、どちらかに特化した物が主流であった。
ベロトーゼが市場に投入したシューズカバーは、空気抵抗の原因となる縫い目やジッパーを一切使用しない、天然のシリコンラテックスを素材に使用することで、防水防風性能と空力性能の両立を実現。少しでもエアロダイナミクスを追求しようと考えているロードレーサーからの注目を集めているプロダクトだ。
そんなベロトーゼのラインアップに、ふくらはぎまで覆う長さのMTBシューズ用カバーが加えられた。基本的な造りはロード用と同様だが、シューズのトレッドパターンが露出するように開口部が大きく作られている。プロダクト特有のタイトなフィットとされているため、カットが大きくされていてもズレたりする心配は少ない。
またロード用モデルよりも2倍の厚みがあるラテックスラバーを素材とすることで、トレイルライド中に発生する岩や小枝などのヒットにも耐えられるように強化している。一方で、歩行の際にシューズカバーが地面と擦れるとカットの原因となるため、使用時には注意したい。XC系レースのように乗車時間がほとんどという時に活躍してくれるだろう。
MTB用シューズカバーはロゴマークが焼印のように掠れた新デザインとなっていることもポイント。カラー展開はブラックの1色。サイズはS(37~40)、M(40.5~42.5)、L(43~46)という3種類。価格は2,900円(税抜)。
実際に着用してみたが確かに初めて足を通した際は履きにくさを感じた。その要因はラバーとソックスや肌との擦れであり、タイトフィットが故のネガティブさではない。むしろソックスや肌と擦れないように履くことができれば、やや強めに引っ張っても切れるという不安は覚えず、大胆に作業が行える。着脱は慣れで作業効率を高めることができる。
フィット感は良好。どこかを締め付けることもなく、シューズを覆うのみで、フィーリングは普段通り。実際に走行してみても風は一切通さず、ラバーによって足が守られているとも感じる。ただ爪先部分や土踏まず部分のトレッドが覆い隠されているため、歩行する際は破かないように気をつけたい。
ベロトーゼがサイクリストに求めることは多いが、つま先がしびれるほど冷えるような状況や、オフロードレースでもエアロを気にする場合など、ここぞというシチュエーションでは使わない手はない。天候が悪いクロスカントリーマラソンなどがうってつけのアイテムだ。
ベロトーゼ MTBシューズカバー
素 材:ラテックスラバー
サイズ:S(37~40)、M(40.5~42.5)、L(43~46)
カラー:ブラック
価 格:2,900円(税抜)
靴内部への風雨の侵入を防ぐこと、シューズが発生させる空気抵抗を低減させることが役割のシューズカバー。1つで2役を兼ね備えるプロダクトは数少なく、防寒や防水防風に特化したモデルやタイムトライアル用モデルといったように、どちらかに特化した物が主流であった。
ベロトーゼが市場に投入したシューズカバーは、空気抵抗の原因となる縫い目やジッパーを一切使用しない、天然のシリコンラテックスを素材に使用することで、防水防風性能と空力性能の両立を実現。少しでもエアロダイナミクスを追求しようと考えているロードレーサーからの注目を集めているプロダクトだ。
そんなベロトーゼのラインアップに、ふくらはぎまで覆う長さのMTBシューズ用カバーが加えられた。基本的な造りはロード用と同様だが、シューズのトレッドパターンが露出するように開口部が大きく作られている。プロダクト特有のタイトなフィットとされているため、カットが大きくされていてもズレたりする心配は少ない。
またロード用モデルよりも2倍の厚みがあるラテックスラバーを素材とすることで、トレイルライド中に発生する岩や小枝などのヒットにも耐えられるように強化している。一方で、歩行の際にシューズカバーが地面と擦れるとカットの原因となるため、使用時には注意したい。XC系レースのように乗車時間がほとんどという時に活躍してくれるだろう。
MTB用シューズカバーはロゴマークが焼印のように掠れた新デザインとなっていることもポイント。カラー展開はブラックの1色。サイズはS(37~40)、M(40.5~42.5)、L(43~46)という3種類。価格は2,900円(税抜)。
実際に着用してみたが確かに初めて足を通した際は履きにくさを感じた。その要因はラバーとソックスや肌との擦れであり、タイトフィットが故のネガティブさではない。むしろソックスや肌と擦れないように履くことができれば、やや強めに引っ張っても切れるという不安は覚えず、大胆に作業が行える。着脱は慣れで作業効率を高めることができる。
フィット感は良好。どこかを締め付けることもなく、シューズを覆うのみで、フィーリングは普段通り。実際に走行してみても風は一切通さず、ラバーによって足が守られているとも感じる。ただ爪先部分や土踏まず部分のトレッドが覆い隠されているため、歩行する際は破かないように気をつけたい。
ベロトーゼがサイクリストに求めることは多いが、つま先がしびれるほど冷えるような状況や、オフロードレースでもエアロを気にする場合など、ここぞというシチュエーションでは使わない手はない。天候が悪いクロスカントリーマラソンなどがうってつけのアイテムだ。
ベロトーゼ MTBシューズカバー
素 材:ラテックスラバー
サイズ:S(37~40)、M(40.5~42.5)、L(43~46)
カラー:ブラック
価 格:2,900円(税抜)
リンク
Amazon.co.jp