2017/12/15(金) - 09:07
アメリカ・サンフランシスコに拠点を置くバッグブランド、ティンバック2。メッセンジャーバッグの分野で大きな存在を見せ、チームUKYOにも供給する同ブランドが、旗艦店となる「ティンバック2 TOKYO」を表参道にオープン。トップアパレルブランドが集まる原宿エリアに新たに誕生したショップのオープニングの様子をレポートしよう。
表参道にオープンしたTIMBUK2 TOKYO
アメリカ西海岸、サンフランシスコで1989年に産声を上げたメッセンジャーバッグブランド、ティンバック2。バイクメッセンジャーだったロブ・ハニーカットが作り上げた一つのメッセンジャーバッグが始まりとなり、今では多くのバッグをラインアップするアウトドア/アーバンバッグブランドとして大きな成長を遂げた。
「いつ何時でもそばにいてくれる、とてつもなくタフなバッグ」をフィロソフィーに、デザインと実用性を兼ね備えたヘビーデューティーなバッグを作り続けてきたティンバック2は、その製品に魅せられた多くのファンを獲得してきた。
明るい雰囲気の店内となっている
HELLO TOKYOと書かれたショーウィンドウには限定アイテムが並んだ
来場者にクラフトビールとオリジナル栓抜きがプレゼントされた
同じくサンフランシスコ生まれの「アンカースチーム」ビールがふるまわれた
そんなティンバック2が東京に新たな直営店をオープン。東京、いや日本を代表するファッションの中心地、原宿・表参道エリア。世界中から数々のアパレルブランドがきら星のように集まり、常にトレンドの最先端を発信している一帯に、フラッグシップショップ「TIMBUK2 TOKYO」をオープンさせた。
表参道から南側へ少し路地を入ったビルの1階にオープンしたTIMBUK2 TOKYO。都内では新宿の小田急ハルク、吉祥寺のコピスの2店舗を展開するが、路面店としては東京で初となり、それだけに多くの注目が集まるショップとなりそうだ。
TIMBUK2 TOKYO限定のMini Prospect Pack
限定のMini Prospect Packにはオリジナルワッペンがあしらわれた
「Hydro Flask(ハイドロフラスク)」とのコラボレーションボトル
外壁はガラス張りとなっており、外からも店舗内がすっかり見渡すことができる開放的で足を踏み入れやすい雰囲気。ティンバック2がラインアップする様々なバッグ類が壁一面に並べられ、カラフルで華やかな空気についつい引き寄せられてしまう人も多そうだ。
ショーウィンドウには、TIMBUK2 TOKYO限定のMini Prospect Packや全米人気No.1のステンレスボトルブランド「Hydro Flask(ハイドロフラスク)」とのコラボレーションボトルなどが並べられ、熱い視線を浴びていた。ちなみにサンフランシスコで手作りされるMini Prospect Packには、ホイールと桜をモチーフにしたワッペンが縫い付けられたスペシャルモデルで、限定50個の販売となる。
ライトウェイトな素材を使ったバックパックシリーズ
ビジネスにも使えるシックなモデルラインアップも用意された
イチオシのアイテムがずらり並べられる
自転車がルーツにあると示すように様々なフォトグラフィーが飾られていた
さて、店舗内に足を踏み入れよう。「ようこそ!」と書かれたマットに出迎えられ、もっとも真っ先に目に入ってくるのは、薄手のコーデュラ生地を使用することで、超軽量に仕上げたRapid PackやRift Tote-Packといったライトウェイトなシリーズ。
400g程度に仕上げられたバッグは重量を感じさせず、アーバンライドでも軽やかに移動できる、今シーズンイチオシのシリーズだという。店舗左側の壁面には、Parker PackやRobin Packといったバイクやトラベル向けのバッグがずらり。少し目を移せば、ビジネス系のバッグや、ティンバック2を代表するメッセンジャーバッグなども並べられ、ティンバック2の持つラインアップの幅広さを実感できる。
店内には、至る所にティンバック2を背負ったサイクリストの写真がディスプレイされており、自転車との深い絆を感じることもできる。外側に設置されたサイネージでも、サイクリストが大きく映し出されており、ルーツとなるメッセンジャーを中心に、自転車とは切っても切れない関係のバッグブランドだというメッセージが発信されていた。
カスタムバッグを製作できるFACTORY2
きっとこんなミシンで最初のメッセンジャーバッグを作り上げたのだろう、と想像を掻き立てる
バッグのデザインスケッチ
FACTORY2の製品サンプルが並べられる
さて、ショップの最奥部には、「FACTORY2」と壁面に大書されたエリアがある。これが何かといえば、ティンバック2の提供するオーダーメイドシステムのこと。9種類のメッセンジャー/バックパックを自分仕様で製作できるカスタムサービスを受け付けているのだ。
グレーに塗り分けられたFACTORY2エリアには、タブレットにて実際にカスタムメニューを体験できるほか、使用できる生地のサンプルやカスタムパーツがほぼすべて用意されており、実際に目で見て、手にとって確かめることができるようになっている。
カスタムのイマジネーションを助けてくれる生地のサンプルたち
実際に生地を手に取って確かめることもできる 肌触りの違いなども確認できるのだ
実製品と同じ生地でできたミニチュアバッグ
ティンバック2創業時の雰囲気を味わえる音楽がソニーのウォークマンで流されていた
FACTRY2のエリアにあるこの穴の向こうには
なんとサンフランシスコの工場の様子が!
また、カスタムサービス自体のサンプルも多数展示されている。カタログモデルにはないユニークな組み合わせのバッグが多数並んでおり、想像力を掻き立てられる空間になっているのだ。
一つだけのバッグを手に入れることもできるし、自分のお気に入りのカラースキームで複数のモデルを製作して自分らしさを演出する、なんてこともティンバック2のカスタムサービスならできてしまう。まるで、2つ目の工場のような製作体験ができるから、この場所には「FACTRY2」という名が与えられているのだ。
ティンバック2を展開するゼットの清水大作氏 「やっと原宿への出店が叶いました。やはり、ファッションの中心地であるここにお店を構えることができたというのは、一つの到達点だと思います」とはティンバック2を展開するゼットの清水さん。「アメリカの本社も非常にこのショップを重要視していて、インテリアなども非常に細かい指示がありました。什器一つとっても、ティンバック2のこだわりが詰め込められているんですよ」と、この新店舗について語っていただいた。
クラシックなメッセンジャーバッグだけではない、ティンバック2の"イマ"が詰まった空間となるTIMBUK2 TOKYO。同ブランドのファンはもちろん、使いやすいサイクリング用の鞄を探しているという人は、一度足を運んでみては?
TIMBUK2 TOKYO
場所:東京都渋谷区神宮前6‐7‐14
営業時間:12:00~20:00 不定休
TEL:03-6419-7381
最寄駅:東京メトロ明治神宮前駅 4番、7番出口徒歩5分
text:Naoki.Yasuoka
photo:Makoto.AYANO,Naoki.Yasuoka

アメリカ西海岸、サンフランシスコで1989年に産声を上げたメッセンジャーバッグブランド、ティンバック2。バイクメッセンジャーだったロブ・ハニーカットが作り上げた一つのメッセンジャーバッグが始まりとなり、今では多くのバッグをラインアップするアウトドア/アーバンバッグブランドとして大きな成長を遂げた。
「いつ何時でもそばにいてくれる、とてつもなくタフなバッグ」をフィロソフィーに、デザインと実用性を兼ね備えたヘビーデューティーなバッグを作り続けてきたティンバック2は、その製品に魅せられた多くのファンを獲得してきた。




そんなティンバック2が東京に新たな直営店をオープン。東京、いや日本を代表するファッションの中心地、原宿・表参道エリア。世界中から数々のアパレルブランドがきら星のように集まり、常にトレンドの最先端を発信している一帯に、フラッグシップショップ「TIMBUK2 TOKYO」をオープンさせた。
表参道から南側へ少し路地を入ったビルの1階にオープンしたTIMBUK2 TOKYO。都内では新宿の小田急ハルク、吉祥寺のコピスの2店舗を展開するが、路面店としては東京で初となり、それだけに多くの注目が集まるショップとなりそうだ。



外壁はガラス張りとなっており、外からも店舗内がすっかり見渡すことができる開放的で足を踏み入れやすい雰囲気。ティンバック2がラインアップする様々なバッグ類が壁一面に並べられ、カラフルで華やかな空気についつい引き寄せられてしまう人も多そうだ。
ショーウィンドウには、TIMBUK2 TOKYO限定のMini Prospect Packや全米人気No.1のステンレスボトルブランド「Hydro Flask(ハイドロフラスク)」とのコラボレーションボトルなどが並べられ、熱い視線を浴びていた。ちなみにサンフランシスコで手作りされるMini Prospect Packには、ホイールと桜をモチーフにしたワッペンが縫い付けられたスペシャルモデルで、限定50個の販売となる。




さて、店舗内に足を踏み入れよう。「ようこそ!」と書かれたマットに出迎えられ、もっとも真っ先に目に入ってくるのは、薄手のコーデュラ生地を使用することで、超軽量に仕上げたRapid PackやRift Tote-Packといったライトウェイトなシリーズ。
400g程度に仕上げられたバッグは重量を感じさせず、アーバンライドでも軽やかに移動できる、今シーズンイチオシのシリーズだという。店舗左側の壁面には、Parker PackやRobin Packといったバイクやトラベル向けのバッグがずらり。少し目を移せば、ビジネス系のバッグや、ティンバック2を代表するメッセンジャーバッグなども並べられ、ティンバック2の持つラインアップの幅広さを実感できる。
店内には、至る所にティンバック2を背負ったサイクリストの写真がディスプレイされており、自転車との深い絆を感じることもできる。外側に設置されたサイネージでも、サイクリストが大きく映し出されており、ルーツとなるメッセンジャーを中心に、自転車とは切っても切れない関係のバッグブランドだというメッセージが発信されていた。




さて、ショップの最奥部には、「FACTORY2」と壁面に大書されたエリアがある。これが何かといえば、ティンバック2の提供するオーダーメイドシステムのこと。9種類のメッセンジャー/バックパックを自分仕様で製作できるカスタムサービスを受け付けているのだ。
グレーに塗り分けられたFACTORY2エリアには、タブレットにて実際にカスタムメニューを体験できるほか、使用できる生地のサンプルやカスタムパーツがほぼすべて用意されており、実際に目で見て、手にとって確かめることができるようになっている。






また、カスタムサービス自体のサンプルも多数展示されている。カタログモデルにはないユニークな組み合わせのバッグが多数並んでおり、想像力を掻き立てられる空間になっているのだ。
一つだけのバッグを手に入れることもできるし、自分のお気に入りのカラースキームで複数のモデルを製作して自分らしさを演出する、なんてこともティンバック2のカスタムサービスならできてしまう。まるで、2つ目の工場のような製作体験ができるから、この場所には「FACTRY2」という名が与えられているのだ。

クラシックなメッセンジャーバッグだけではない、ティンバック2の"イマ"が詰まった空間となるTIMBUK2 TOKYO。同ブランドのファンはもちろん、使いやすいサイクリング用の鞄を探しているという人は、一度足を運んでみては?
TIMBUK2 TOKYO
場所:東京都渋谷区神宮前6‐7‐14
営業時間:12:00~20:00 不定休
TEL:03-6419-7381
最寄駅:東京メトロ明治神宮前駅 4番、7番出口徒歩5分
text:Naoki.Yasuoka
photo:Makoto.AYANO,Naoki.Yasuoka
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