来春の3月4日(日)、静岡県の大井川港を舞台にエンデューロレース「Fish Man Race in 焼津大井川港」が開催される。様々な心憎い演出が施される耐久レースを紹介しよう。



港を完全封鎖する贅沢な公道エンデューロだ¥「Fish Man Race in 焼津大井川港」港を完全封鎖する贅沢な公道エンデューロだ¥「Fish Man Race in 焼津大井川港」 (c)ルーツスポーツジャパン
静岡県の真ん中あたり、太平洋に面した大井川港。東海道の難所でもあった大井川が駿河湾にそそぐ出口に設けられ、桜エビなどが豊富に獲れる港として知られるスポットだ。

今回紹介する「Fish Man Race in 焼津大井川港」はそんな大井川港と周辺の公道を使った耐久レースとして開催される。大会当日は、大井川港を大会参加者のために完全に封鎖。さらには港周辺の公道も完全に規制され、まさに自転車一色のイベントとなる。

舞台となるのは1周4.5kmのフラットなレイアウトの特設コース。平坦基調のコースということで、シーズンインにぴったりな内容で初心者でも楽しめるレースとなっている。

大漁旗がはためく中、走り抜けていく大漁旗がはためく中、走り抜けていく (c)ルーツスポーツジャパン
用意されるのは3つの種目。地元の焼津市民向けに用意された「ママチャリCUP」を除くと、チームエンデューロとソロロードレースの2つのスポーツバイク用種目がメインとなる。

最も盛り上がるチームエンデューロは、4時間の制限時間内にどれだけコースを周回できるかを競うもの。2人から6人の間で編成したチームの総合力が試される種目だ。性別と車種によって5つのカテゴリ―が用意されるので、女性やロードバイクを持っていない初心者の方でも気軽に参加できる。

もう一つのメインとなる100kmチャレンジは、コースを23周するロードレースとなる。男子と女子、それぞれの種目が用意され脚力を競い合うこととなる。距離に挑むのが4時間エンデューロとすれば、時間に挑むのが100kmチャレンジといえるだろう。

仲間とグルメを楽しむもよし仲間とグルメを楽しむもよし (c)ルーツスポーツジャパン焼津市のゆるキャラも登場焼津市のゆるキャラも登場 (c)ルーツスポーツジャパン

様々なグルメが用意される様々なグルメが用意される (c)ルーツスポーツジャパン焼津名産のカツオ節焼津名産のカツオ節 (c)ルーツスポーツジャパン


上位入賞者の表彰以外にも、多くの特別賞が用意されるのがこの大会の特徴だ。焼津にちなんだ総合82位に贈られる「焼津特別賞」、総合77位の「めで鯛de賞」、焼津名物のサバにちなんだ総合38位に贈られる「サバサバ賞」など、ユニークな賞が用意される。それぞれには賞状とともに、焼津の特産品や地魚が副賞としてプレゼントされる。

さらに、漁港らしいさまざまな演出が大会をさらに盛り上げてくれる。白熱する試合を盛り上げてくれるのは、鮮やかな大漁旗や出航を祝う太鼓の演奏など、海の男たちの勇壮な応援。まるで漁師になったかのような気分で、レースを走ることができるはずだ。

そして、走った後に待っているのは、焼津漁港で獲れた新鮮な魚介類たち。日本有数の漁港が誇る魚達をふんだんに使ったグルメが目白押しのグルメブースで舌鼓を打つのも、この大会の楽しみ方だろう。



エントリー受付中 2月12日(月)まで
さて、そんなユニークなエンデューロレースは現在参加者を募集中だ。申し込みはスポーツエントリーから行うことができるようになっている。また、「Fish Man Race in 焼津大井川港」は「ツール・ド・ニッポン」シリーズの2018年の初戦となる予定だ。年間のポイントに応じて豪華な賞品が用意されるシリーズとなるので、脚に自信がある方はぜひ挑戦してみては?

Fish Man Race in 焼津大井川港
開催日:2018年3月4日
開催場所:静岡県焼津市 大井川港公共東野積場
種目:4時間サイクルエンデューロ、100kmチャレンジ、ママチャリCUP(2時間エンデューロ)
申込期間:~2018年2月12日(月)