2017/07/01(土) - 19:04
遂に開幕したツール・ド・フランス2017。今年のグランデパールとなったドイツ・デュッセルドルフの歓迎ムードの様子のレポートが、現地にいる目黒誠子さんから届きました。
ときに過酷で命がけ、想像を絶するようなドラマや戦いが繰り広げられるツール・ド・フランス。その側面には、風と笑顔、ワクワクを乗せて大地をかけめぐる「旅」があります。7月のバカンス時期に、フランスや近隣ヨーロッパ諸国を 「ゆっくり旅をするように」 自転車で進んでいく大きな大きな大会は、スポーツの枠を超えているように感じられます。
選手も主役ですが、自然や大地、スタッフ、観客も主役。普段はスポットが当たらない村だったり、山だったり、湖だったり。どれが欠けても成り立たない、もう100年以上も続いている伝統的で夢のような大会を、まるで旅するような感覚でお伝えしていきます。ツール・ド・フランスとともに「ゆっくり旅をしていく」感覚で楽しんでいただけたら幸いです。さぁ、一緒に旅へ出かけましょう。
世界が注目!デュッセルドルフ
第104回目となる2017年大会・グランデパールのホストシティは、ドイツ・デュッセルドルフ。チームプレゼンテーションと第1ステージ(個人タイムトライアル)、そして第2ステージのスタートはここから。デュッセルドルフは、ドイツ16州の中で1番人口が多い、ノルトライン・ヴェストファーレン州(NRW)の州都です。
当初、デュッセルドルフは来年の2018年大会のグランデパールホストシティを目指してA.S.O.と話し合いを続けていたそうです。ですが2017年が「前回のグランデパールから10周年」となりその開催を希望し調整してきたイギリス・ロンドンが開催を断念(一説では大会運営のために3500万ポンド=約5億円!必要であったことからと言われています)。それがデュッセルドルフにて一年早く開催できる幸運につながったそうです。
1年半前の2015年12月、2017年大会はデュッセルドルフをスタート地点にすると発表されました。ドイツでグランデパールを迎えるのは実に30年ぶりで、4回目。1990年の東西ドイツ統一後は初めてになります。市民が待ち望んだグランデパール。さて、どんなものになるのでしょうか?
ブルクプラッツ(城広場)でのチームプレゼンテーション
7月1日のグランデパールの前に、デュッセルドルフ中心部のブルクプラッツ(城広場)でチームプレゼンテーションが行われました。この日は夕方から雨予報でしたが、念が通じたのか用意していた雨具も出番なし。なんとか持ちこたえてくれました。チームプレゼンテーションの30分以上前からはじまったオープニングアクトでは、ドイツのミュージシャンが登場、マイケルジャクソンやジャスティンビーバーなどの誰もが知っている曲を織り交ぜながら、華麗なダンスで会場を盛り上げます。
ステージの前はすぐ観客席。メディア用のスペースと、障がいのある方用のスペースがあるものの、すぐに手が届きそうな距離。チームプレゼンテーションは、ドイツ人の元選手のイェンス・フォイクト氏とマルセル・ヴスト氏の司会進行によって進められました。実はチームプレゼンテーションの前にあるところで二人にお会いしてたのですが(後述)、すごく忙しそうにしていたのはこのためだったのですね!
ステージの最初に登場したのは、デュッセルドルフの未来を担う子供たち。白いグランデパールの特別Tシャツを着た子供たちの歌声とともに、チームプレゼンテーションがはじまりました。フィナーレを飾ったのも赤いウィンドブレーカーの子供たち。ピュアな歌声に包まれて、チームプレゼンテーションも心和む笑顔に包まれていました。
ステージでは最初にデュッセルドルフ市長とツール・ド・フランス総合ディレクターのクリスティアン・プリュドム氏も開幕のあいさつ。司会進行は主にドイツ語。ガイゼル市長が「ボンジュール!」と口火を切れば、フランス人のプリュドム氏は「グーテンターク!」とドイツ語であいさつ。ドイツでのグランデパール、スペシャルな感じが伝わります。
チームプレゼンテーションの順番は、4つのグループに分けられていました。
1st pact : チームサンウェブ、フォルトゥネオ・ヴィタルコンセプト、バーレーン・メリダ、ワンティ・グループゴベール、 ロットNLユンボ, ディレクトエネルジー
2ndpack :ボーラ・ハンスグローエ、オリカ・スコット、UAEチームエミレーツ、アスタナ、キャノンデールドラパック、ロットソウダル
3rdpack : トレック・セガフレード、チームディメンションデータ、 コフィデス、BMC レーシング、クイックステップフロアーズ、
4thpack : カチューシャ・アルぺシン、エフデジ、モビスター、アージェードゥーゼール、チームスカイ
アジア人唯一の出場、新城幸也の飄々とした表情に感じた頼もしさ
最初のグループ、3番目に登場したのが、チームバーレーン・メリダ。大観衆の前に晴れ晴れとした満面の笑みで登場したのが、われらが誇る日本のエース、新城幸也選手!チームのエースはヨン・イサギレ選手であるものの、まるでエース級、いえそれ以上の注目度。身体も一番大きいわけではないのに、とても大きく見えました。新城選手が持つオーラのせいでしょうか!?
今年で7回目のツール出場となった新城選手は、チームの中でもっとも出場経験が多く、信頼も厚い様子です。出場全選手の中でもアジア人としては唯一の出場。同じ日本人としてとても誇らしい気持ちになります。このツール・ド・フランスで、応援させてもらえる機会をいただけることに感謝。本当に、素晴らしいことです!
街中が盛り上がるデュッセルドルフ
チームプレゼンテーションの前に、少し街歩きをしてみました。石畳が続くマルクトプラッツは、アメ横のような市場があったり、ZARAなどのブティックがあったりという一大ショッピングエリアです。ここはチームプレゼンテーションのステージをこなした選手が歓声に応えながら駆け抜ける場所でした。そのため街中にウェルカムの飾りつけが。空を見上げると、ここはドイツなのに「ボンジュール!」(フランス語でこんにちは!)の黄色いウェルカムフラッグや、ツール・ド・フランスカラーの三角旗がかわいくひらひらしています。
ウィンドウを見ると、さまざまなところに自転車のデコレーションが。パン屋さんにも、なんと自転車の形をしたパンがあります!これは無発酵の生地で作られる飾りパン。す~ごく気が利いてます!ワクワク感が高まります。この粋なパンをつくっていたのは、ヒヨコマークでおなじみの人気店、「ヒンケル」。ドイツはパンの種類が多いので有名。なにを食べても美味しいのだそう。中も、さすがに人でいっぱいでした!
旧市街にオープンした期間限定の「Cafe Velo」(カフェ・ヴェロ)を訪問
歓迎ムードいっぱいのマルクトプラッツで目指したのは、ツール・ド・フランスを歓迎してつくられたその名も「Cafe Velo」。「Velo」はフランス語で自転車。マルクトプラッツの中心部にある広場のすぐ横、茶色いレンガの壁面に白く光る「Cafe Velo」のサインが目印。ヨーロッパらしい、歴史がありそうな建物の一階に8月31日までオープンしています。店内に入ると、一階は30平方メートルくらいのスペースにテーブルが3つ。ビールを飲む人、お茶をする人、打ち合わせをする人……店内だけでなくテラス席をはじめ、たくさんの人でにぎわっていました。
開放感たっぷりの天井を見上げると、日本でいう3階くらいの高さにまで吹き抜ける空間に、自転車そのものやホイール、ライト、道具がセンス良く飾られています。見ているだけで自転車の風を感じる雰囲気。これはワクワク感が高まります!螺旋階段を上ってみれば、壁にはツール・ド・フランスのポスターや写真の数々。プレミア感たっぷり…。スタッフも、オリジナルエプロンをつけて楽しそう!
ふと見ると、一番奥のテーブルで打ち合わせしているのはどこかで見た顔……、そう、イェンス・フォイクト氏!同じく元選手のマルセル・ヴスト氏と、資料をテーブルいっぱいに広げて何やら大事なミーティングの様子。忙しそうにしていたのですが、私の視線に気が付くと、ふと、顔を上げてにっこりしてくれ、一つ二つ会話をすることができました。
このカフェは、二人のアイディアから思いつき、プロデュースをしたのだそう。「なかなかいいでしょ?」と。すごくお忙しそうな感じだったのでこれだけに留めておきました。後から分かったのですが、この「Cafe Velo」で、チームプレゼンテーションの打ち合わせをしていたようでした。
お忙しいところ話しかけてごめんなさい~!二人とお話が終わったあと、今度は逆に話しかけられました。すぐ後ろのテーブルでくつろぐ、どこから見てもサイクリストのお二人に声をかけられたシクロワイアードの綾野編集長。「日本の自転車はどうだい? エロイカも開催されたのを知っているよ」 「デュッセルドルフでグランデパールだよ~!たまらないね。わっはっは」などなど自転車談義に華が咲く。こういう話をする時は、国境はないと感じますね。
二人はデュッセルドルフ名物、アルトビアー(琥珀色のビール)を飲みながら、とっても楽しそうでした。この「Cafe Velo」では、ビールやコーヒーなどドリンクのほか、ツールにちなんでフランス料理も出すようです。そんな様子も、ここドイツ・デュッセルドルフが、ツール・ド・フランスのグランデパールを大歓迎している象徴でもあるかのように感じました。
text:Seiko.Meguro
photo:Makoto.AYANO
筆者プロフィール:目黒 誠子(めぐろせいこ)
2006年ジャパンカップサイクルロードレースに業務で携わってからロードレースの世界に魅了される。2014年よりツアー・オブ・ジャパンでは海外チームの招待・連絡を担当していた。ロードバイクでのサイクリングを楽しむ。趣味はバラ栽培と鑑賞。航空会社の広報系の仕事にも携わり、折り紙飛行機の指導員という変わりダネ資格を持つ。ライター、自転車とまちづくり・クリーン工房アドバイザー、宮城インバウンドDMOアドバイザー。
https://global-wifi.com/go-beyonder/067.html
ときに過酷で命がけ、想像を絶するようなドラマや戦いが繰り広げられるツール・ド・フランス。その側面には、風と笑顔、ワクワクを乗せて大地をかけめぐる「旅」があります。7月のバカンス時期に、フランスや近隣ヨーロッパ諸国を 「ゆっくり旅をするように」 自転車で進んでいく大きな大きな大会は、スポーツの枠を超えているように感じられます。
選手も主役ですが、自然や大地、スタッフ、観客も主役。普段はスポットが当たらない村だったり、山だったり、湖だったり。どれが欠けても成り立たない、もう100年以上も続いている伝統的で夢のような大会を、まるで旅するような感覚でお伝えしていきます。ツール・ド・フランスとともに「ゆっくり旅をしていく」感覚で楽しんでいただけたら幸いです。さぁ、一緒に旅へ出かけましょう。
世界が注目!デュッセルドルフ
第104回目となる2017年大会・グランデパールのホストシティは、ドイツ・デュッセルドルフ。チームプレゼンテーションと第1ステージ(個人タイムトライアル)、そして第2ステージのスタートはここから。デュッセルドルフは、ドイツ16州の中で1番人口が多い、ノルトライン・ヴェストファーレン州(NRW)の州都です。
当初、デュッセルドルフは来年の2018年大会のグランデパールホストシティを目指してA.S.O.と話し合いを続けていたそうです。ですが2017年が「前回のグランデパールから10周年」となりその開催を希望し調整してきたイギリス・ロンドンが開催を断念(一説では大会運営のために3500万ポンド=約5億円!必要であったことからと言われています)。それがデュッセルドルフにて一年早く開催できる幸運につながったそうです。
1年半前の2015年12月、2017年大会はデュッセルドルフをスタート地点にすると発表されました。ドイツでグランデパールを迎えるのは実に30年ぶりで、4回目。1990年の東西ドイツ統一後は初めてになります。市民が待ち望んだグランデパール。さて、どんなものになるのでしょうか?
ブルクプラッツ(城広場)でのチームプレゼンテーション
7月1日のグランデパールの前に、デュッセルドルフ中心部のブルクプラッツ(城広場)でチームプレゼンテーションが行われました。この日は夕方から雨予報でしたが、念が通じたのか用意していた雨具も出番なし。なんとか持ちこたえてくれました。チームプレゼンテーションの30分以上前からはじまったオープニングアクトでは、ドイツのミュージシャンが登場、マイケルジャクソンやジャスティンビーバーなどの誰もが知っている曲を織り交ぜながら、華麗なダンスで会場を盛り上げます。
ステージの前はすぐ観客席。メディア用のスペースと、障がいのある方用のスペースがあるものの、すぐに手が届きそうな距離。チームプレゼンテーションは、ドイツ人の元選手のイェンス・フォイクト氏とマルセル・ヴスト氏の司会進行によって進められました。実はチームプレゼンテーションの前にあるところで二人にお会いしてたのですが(後述)、すごく忙しそうにしていたのはこのためだったのですね!
ステージの最初に登場したのは、デュッセルドルフの未来を担う子供たち。白いグランデパールの特別Tシャツを着た子供たちの歌声とともに、チームプレゼンテーションがはじまりました。フィナーレを飾ったのも赤いウィンドブレーカーの子供たち。ピュアな歌声に包まれて、チームプレゼンテーションも心和む笑顔に包まれていました。
ステージでは最初にデュッセルドルフ市長とツール・ド・フランス総合ディレクターのクリスティアン・プリュドム氏も開幕のあいさつ。司会進行は主にドイツ語。ガイゼル市長が「ボンジュール!」と口火を切れば、フランス人のプリュドム氏は「グーテンターク!」とドイツ語であいさつ。ドイツでのグランデパール、スペシャルな感じが伝わります。
チームプレゼンテーションの順番は、4つのグループに分けられていました。
1st pact : チームサンウェブ、フォルトゥネオ・ヴィタルコンセプト、バーレーン・メリダ、ワンティ・グループゴベール、 ロットNLユンボ, ディレクトエネルジー
2ndpack :ボーラ・ハンスグローエ、オリカ・スコット、UAEチームエミレーツ、アスタナ、キャノンデールドラパック、ロットソウダル
3rdpack : トレック・セガフレード、チームディメンションデータ、 コフィデス、BMC レーシング、クイックステップフロアーズ、
4thpack : カチューシャ・アルぺシン、エフデジ、モビスター、アージェードゥーゼール、チームスカイ
アジア人唯一の出場、新城幸也の飄々とした表情に感じた頼もしさ
最初のグループ、3番目に登場したのが、チームバーレーン・メリダ。大観衆の前に晴れ晴れとした満面の笑みで登場したのが、われらが誇る日本のエース、新城幸也選手!チームのエースはヨン・イサギレ選手であるものの、まるでエース級、いえそれ以上の注目度。身体も一番大きいわけではないのに、とても大きく見えました。新城選手が持つオーラのせいでしょうか!?
今年で7回目のツール出場となった新城選手は、チームの中でもっとも出場経験が多く、信頼も厚い様子です。出場全選手の中でもアジア人としては唯一の出場。同じ日本人としてとても誇らしい気持ちになります。このツール・ド・フランスで、応援させてもらえる機会をいただけることに感謝。本当に、素晴らしいことです!
街中が盛り上がるデュッセルドルフ
チームプレゼンテーションの前に、少し街歩きをしてみました。石畳が続くマルクトプラッツは、アメ横のような市場があったり、ZARAなどのブティックがあったりという一大ショッピングエリアです。ここはチームプレゼンテーションのステージをこなした選手が歓声に応えながら駆け抜ける場所でした。そのため街中にウェルカムの飾りつけが。空を見上げると、ここはドイツなのに「ボンジュール!」(フランス語でこんにちは!)の黄色いウェルカムフラッグや、ツール・ド・フランスカラーの三角旗がかわいくひらひらしています。
ウィンドウを見ると、さまざまなところに自転車のデコレーションが。パン屋さんにも、なんと自転車の形をしたパンがあります!これは無発酵の生地で作られる飾りパン。す~ごく気が利いてます!ワクワク感が高まります。この粋なパンをつくっていたのは、ヒヨコマークでおなじみの人気店、「ヒンケル」。ドイツはパンの種類が多いので有名。なにを食べても美味しいのだそう。中も、さすがに人でいっぱいでした!
旧市街にオープンした期間限定の「Cafe Velo」(カフェ・ヴェロ)を訪問
歓迎ムードいっぱいのマルクトプラッツで目指したのは、ツール・ド・フランスを歓迎してつくられたその名も「Cafe Velo」。「Velo」はフランス語で自転車。マルクトプラッツの中心部にある広場のすぐ横、茶色いレンガの壁面に白く光る「Cafe Velo」のサインが目印。ヨーロッパらしい、歴史がありそうな建物の一階に8月31日までオープンしています。店内に入ると、一階は30平方メートルくらいのスペースにテーブルが3つ。ビールを飲む人、お茶をする人、打ち合わせをする人……店内だけでなくテラス席をはじめ、たくさんの人でにぎわっていました。
開放感たっぷりの天井を見上げると、日本でいう3階くらいの高さにまで吹き抜ける空間に、自転車そのものやホイール、ライト、道具がセンス良く飾られています。見ているだけで自転車の風を感じる雰囲気。これはワクワク感が高まります!螺旋階段を上ってみれば、壁にはツール・ド・フランスのポスターや写真の数々。プレミア感たっぷり…。スタッフも、オリジナルエプロンをつけて楽しそう!
ふと見ると、一番奥のテーブルで打ち合わせしているのはどこかで見た顔……、そう、イェンス・フォイクト氏!同じく元選手のマルセル・ヴスト氏と、資料をテーブルいっぱいに広げて何やら大事なミーティングの様子。忙しそうにしていたのですが、私の視線に気が付くと、ふと、顔を上げてにっこりしてくれ、一つ二つ会話をすることができました。
このカフェは、二人のアイディアから思いつき、プロデュースをしたのだそう。「なかなかいいでしょ?」と。すごくお忙しそうな感じだったのでこれだけに留めておきました。後から分かったのですが、この「Cafe Velo」で、チームプレゼンテーションの打ち合わせをしていたようでした。
お忙しいところ話しかけてごめんなさい~!二人とお話が終わったあと、今度は逆に話しかけられました。すぐ後ろのテーブルでくつろぐ、どこから見てもサイクリストのお二人に声をかけられたシクロワイアードの綾野編集長。「日本の自転車はどうだい? エロイカも開催されたのを知っているよ」 「デュッセルドルフでグランデパールだよ~!たまらないね。わっはっは」などなど自転車談義に華が咲く。こういう話をする時は、国境はないと感じますね。
二人はデュッセルドルフ名物、アルトビアー(琥珀色のビール)を飲みながら、とっても楽しそうでした。この「Cafe Velo」では、ビールやコーヒーなどドリンクのほか、ツールにちなんでフランス料理も出すようです。そんな様子も、ここドイツ・デュッセルドルフが、ツール・ド・フランスのグランデパールを大歓迎している象徴でもあるかのように感じました。
text:Seiko.Meguro
photo:Makoto.AYANO
筆者プロフィール:目黒 誠子(めぐろせいこ)
2006年ジャパンカップサイクルロードレースに業務で携わってからロードレースの世界に魅了される。2014年よりツアー・オブ・ジャパンでは海外チームの招待・連絡を担当していた。ロードバイクでのサイクリングを楽しむ。趣味はバラ栽培と鑑賞。航空会社の広報系の仕事にも携わり、折り紙飛行機の指導員という変わりダネ資格を持つ。ライター、自転車とまちづくり・クリーン工房アドバイザー、宮城インバウンドDMOアドバイザー。
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