2017/05/17(水) - 08:37
6月25日(日)に長野県松本市で開催されるヒルクライムイベント、「ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会2017」。今年はマウンテンサイクリングin乗鞍とシリーズ戦が組まれ、総合1位から3位までの選手には賞金も出る大会となった。美ヶ原の雄大で自然豊かな高原地帯を舞台に激坂あり平坦ありと多彩な顔を見せるダイナミックコースを走るヒルクライムイベントだ。
長野県の中心的市町村として県庁所在地ではないものの、古来から発展してきた長野県松本市。市の中心地には別名、烏城と呼ばれる松本城を有し観光地としても評判高い松本市は、「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」を開催することでも知られる乗鞍高原があることでも知られる。そんな松本市でもう一つのヒルクライムイベントとして開催されているのが、「ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会2017」だ。
2000年に初開催を迎えた「ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会」は今年で18回目。1986年から開催される「マウンテンサイクリングin乗鞍」と並び松本市を代表する2大ヒルクライム大会として位置付けられる老舗ヒルクライムレースだ。松本市の東側に位置する美ヶ原高原の文字通り美しいロケーションを舞台に、例年多くのヒルクライマーが参加する人気のイベントとなっている。
今年からこのツール・ド・美ヶ原とマウンテンサイクリングin乗鞍は「松本ヒルクライムシリーズ」と称するシリーズ戦を構成。両方の大会参加者にはオリジナルヘッドキャップがプレゼントされる他、両大会の順位に応じてポイント付与され、そのポイントが一番少ない人が総合優勝となる。1位から3位までには賞金も用意され、その金額は総合首位であれば100,000円と非常に高額だ。また松本ヒルクライム両大会参加者をお対象とした特別抽選会も企画。賞品には信州らしい物品を用意するとのことだ。
そんな賞金をかけ、例年以上に激戦が繰り広げられるヒルクライムコースは松本市の野球場をスタートし、浅間温泉街、美鈴湖、武石峠を経て美ヶ原駐車場をゴールとする全長21.6kmのコース。標高差は1260m、平均勾配が5.9%とマウンテンサイクリングin乗鞍とほぼ同じコースレイアウトで、特段難しい様には見えない内容だ。
しかし実際にはスタート直後から始まる斜度20%にも及ぶ激坂区間が、参加者達の脚を容赦なく削る。開始2kmにも満たない地点で歩きを余儀なくされてしまう人もいるほどの過酷な登坂だ。その後は平均勾配値を戻すために平坦が現れたりするものの、美鈴湖に向けて再び10%越えの登坂が相次ぐ。
このような多くの激坂を含みつつも5.9%という平均勾配に収まるのは、コース上の各セクションにおける斜度が大きく変化するためだ。それはよく言えばメリハリがあり、状況に応じた走り応えのあるコースとなるが、一方、ペース配分が難しく、ただ闇雲に走るだけでは良い結果を得られないということでもある。
武石峠では平均勾配7%ほどの登り坂が13kmに渡って続く。序盤ほどではないが、永遠と続く峠道に集中力を試されることとなるだろう。峠を登り切ると遂に待ちに待った美ヶ原高原のパノラマロケーションが広がっている。ここからは高原地帯に良くあるスカイラインのような、アップダウンを含んだレイアウトとなるがゴールはすぐそこだ。
フィニッシュ後にはみずみずしい冷やしトマトなどが振る舞われ過酷な登坂を登り切った身体に沁み渡るだろう。美ヶ原高原駐車場からは全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の舞台となる乗鞍岳の全景も眺めることができ、その雄大な眺望を楽しむことができる。レンゲツツジの群生などの高原独自の植生も目にすることが出来るだろう。
エントリー募集中 申し込みは5月21日まで
そんなツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会は現在エントリーを受付中だ。申し込みはスポーツエントリーにて受け付けている。期日前でも定員に達し次第、受付を締め切るため、気になる方は早めに確認した方がいいだろう。エントリー費は一般が8,000円(税込)ジュニア(中学生)が4,000円(税込)だ。
競技クラスは本コースを80分以内で完走できる方を対象としたチャンピオン。AからGに年齢で区分された一般男子。それと一般女子、リカンベント、ジュニアの男子、女子というように分かれている。
ツール・ド・美ヶ原2017
開催日: 2017年6月25日(日)
開催地:長野県松本市浅間温泉~美ヶ原高原
コース:松本市野球場駐車場前-浅間温泉街-美鈴湖-美ヶ原高原駐車場(天狗の露路)
参加費:一般8,000円、ジュニア(中学生)4,000円
申込期間:2017年2月27日 ~ 2017年5月21日(日)24時00分
申し込み方法:スポーツエントリー
パワーブリーズカップ 松本ヒルクライムシリーズ
特別記念品:松本ヒルクライム(両大会)参加者に特別記念品。(松本ヒルクライム オリジナルヘッドキャップ)をプレゼントします。2016年度のカラーは「ブラック」でした、2017年は「レッド」です。毎年色を変えプレゼントしていく予定です。
ポイント
美ヶ原大会 優勝者・1点 2位・2点 3位・3点 以下順位ごとの点数
乗鞍大会 優勝者・1点 2位・2点 3位・3点 以下順位ごとの点数
※合計ポイントが同点の場合は、乗鞍大会の結果(順位)により決定します。
※両大会チャンピオンクラスエントリーで美ヶ原大会の入賞者(1~6位)は、乗鞍大会において最前列ブロックでのスタートができます。
表彰
優勝者(男・女) 松本市長賞 賞状 記念品
2位(男・女) 賞状、記念品
3位(男・女) 賞状、記念品
パワーブリーズ賞(賞金)
優勝者(男子) 100,000円
2位(男子) 50,000円
3位(男子) 30,000円
優勝者(女子) 50,000円
2位(女子) 30,000円
3位(女子) 10,000円
(※源泉税を含みます)
特別抽選会
松本ヒルクライム(両大会)参加者を対象とした特別抽選会を行います。抽選は事務局内で行い、当選者・賞品内容などは大会WEBで発表し、賞品は後日発送します。賞品には松本らしい(信州らしい)物品を選定し送付します。
※気候条件や収穫量などにより賞品内容は変動しますが、地元産の「松茸」「高級リンゴ」「高級ブドウ」「信州プレミアム牛肉」などを予定しています。
・松本City賞×10名様
・美ヶ原賞×5名様
・乗鞍賞×5名様
※両大会とも表彰式後の抽選会は別途執り行います。(表彰式会場にお集まりの方が対象)
※松本ヒルクライム特別抽選会は2大会参加者全員が対象となります。 表彰式への参加有無は不問です。
長野県の中心的市町村として県庁所在地ではないものの、古来から発展してきた長野県松本市。市の中心地には別名、烏城と呼ばれる松本城を有し観光地としても評判高い松本市は、「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」を開催することでも知られる乗鞍高原があることでも知られる。そんな松本市でもう一つのヒルクライムイベントとして開催されているのが、「ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会2017」だ。
2000年に初開催を迎えた「ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会」は今年で18回目。1986年から開催される「マウンテンサイクリングin乗鞍」と並び松本市を代表する2大ヒルクライム大会として位置付けられる老舗ヒルクライムレースだ。松本市の東側に位置する美ヶ原高原の文字通り美しいロケーションを舞台に、例年多くのヒルクライマーが参加する人気のイベントとなっている。
今年からこのツール・ド・美ヶ原とマウンテンサイクリングin乗鞍は「松本ヒルクライムシリーズ」と称するシリーズ戦を構成。両方の大会参加者にはオリジナルヘッドキャップがプレゼントされる他、両大会の順位に応じてポイント付与され、そのポイントが一番少ない人が総合優勝となる。1位から3位までには賞金も用意され、その金額は総合首位であれば100,000円と非常に高額だ。また松本ヒルクライム両大会参加者をお対象とした特別抽選会も企画。賞品には信州らしい物品を用意するとのことだ。
そんな賞金をかけ、例年以上に激戦が繰り広げられるヒルクライムコースは松本市の野球場をスタートし、浅間温泉街、美鈴湖、武石峠を経て美ヶ原駐車場をゴールとする全長21.6kmのコース。標高差は1260m、平均勾配が5.9%とマウンテンサイクリングin乗鞍とほぼ同じコースレイアウトで、特段難しい様には見えない内容だ。
しかし実際にはスタート直後から始まる斜度20%にも及ぶ激坂区間が、参加者達の脚を容赦なく削る。開始2kmにも満たない地点で歩きを余儀なくされてしまう人もいるほどの過酷な登坂だ。その後は平均勾配値を戻すために平坦が現れたりするものの、美鈴湖に向けて再び10%越えの登坂が相次ぐ。
このような多くの激坂を含みつつも5.9%という平均勾配に収まるのは、コース上の各セクションにおける斜度が大きく変化するためだ。それはよく言えばメリハリがあり、状況に応じた走り応えのあるコースとなるが、一方、ペース配分が難しく、ただ闇雲に走るだけでは良い結果を得られないということでもある。
武石峠では平均勾配7%ほどの登り坂が13kmに渡って続く。序盤ほどではないが、永遠と続く峠道に集中力を試されることとなるだろう。峠を登り切ると遂に待ちに待った美ヶ原高原のパノラマロケーションが広がっている。ここからは高原地帯に良くあるスカイラインのような、アップダウンを含んだレイアウトとなるがゴールはすぐそこだ。
フィニッシュ後にはみずみずしい冷やしトマトなどが振る舞われ過酷な登坂を登り切った身体に沁み渡るだろう。美ヶ原高原駐車場からは全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の舞台となる乗鞍岳の全景も眺めることができ、その雄大な眺望を楽しむことができる。レンゲツツジの群生などの高原独自の植生も目にすることが出来るだろう。
エントリー募集中 申し込みは5月21日まで
そんなツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会は現在エントリーを受付中だ。申し込みはスポーツエントリーにて受け付けている。期日前でも定員に達し次第、受付を締め切るため、気になる方は早めに確認した方がいいだろう。エントリー費は一般が8,000円(税込)ジュニア(中学生)が4,000円(税込)だ。
競技クラスは本コースを80分以内で完走できる方を対象としたチャンピオン。AからGに年齢で区分された一般男子。それと一般女子、リカンベント、ジュニアの男子、女子というように分かれている。
ツール・ド・美ヶ原2017
開催日: 2017年6月25日(日)
開催地:長野県松本市浅間温泉~美ヶ原高原
コース:松本市野球場駐車場前-浅間温泉街-美鈴湖-美ヶ原高原駐車場(天狗の露路)
参加費:一般8,000円、ジュニア(中学生)4,000円
申込期間:2017年2月27日 ~ 2017年5月21日(日)24時00分
申し込み方法:スポーツエントリー
パワーブリーズカップ 松本ヒルクライムシリーズ
特別記念品:松本ヒルクライム(両大会)参加者に特別記念品。(松本ヒルクライム オリジナルヘッドキャップ)をプレゼントします。2016年度のカラーは「ブラック」でした、2017年は「レッド」です。毎年色を変えプレゼントしていく予定です。
ポイント
美ヶ原大会 優勝者・1点 2位・2点 3位・3点 以下順位ごとの点数
乗鞍大会 優勝者・1点 2位・2点 3位・3点 以下順位ごとの点数
※合計ポイントが同点の場合は、乗鞍大会の結果(順位)により決定します。
※両大会チャンピオンクラスエントリーで美ヶ原大会の入賞者(1~6位)は、乗鞍大会において最前列ブロックでのスタートができます。
表彰
優勝者(男・女) 松本市長賞 賞状 記念品
2位(男・女) 賞状、記念品
3位(男・女) 賞状、記念品
パワーブリーズ賞(賞金)
優勝者(男子) 100,000円
2位(男子) 50,000円
3位(男子) 30,000円
優勝者(女子) 50,000円
2位(女子) 30,000円
3位(女子) 10,000円
(※源泉税を含みます)
特別抽選会
松本ヒルクライム(両大会)参加者を対象とした特別抽選会を行います。抽選は事務局内で行い、当選者・賞品内容などは大会WEBで発表し、賞品は後日発送します。賞品には松本らしい(信州らしい)物品を選定し送付します。
※気候条件や収穫量などにより賞品内容は変動しますが、地元産の「松茸」「高級リンゴ」「高級ブドウ」「信州プレミアム牛肉」などを予定しています。
・松本City賞×10名様
・美ヶ原賞×5名様
・乗鞍賞×5名様
※両大会とも表彰式後の抽選会は別途執り行います。(表彰式会場にお集まりの方が対象)
※松本ヒルクライム特別抽選会は2大会参加者全員が対象となります。 表彰式への参加有無は不問です。
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