2017/03/09(木) - 09:07
真空断熱ステンレスボトルのパイオニアであるサーモスより、自転車のボトルケージにぴったりと収まるサイズのストローボトル「FFQ-600」が発売されている。真夏のサイクリングでも冷たさを維持してくれる魔法びんだ。取り扱いはミズタニ自転車。
内層と外層との空間を真空状態にする二重構造を採用することで、卓越した保温/保冷機能を実現した魔法びん。熱伝導による温度変化を最小限に留める容器は登場時ガラス製であったが、現在ではステンレスに移り変わり、軽く、割れないボトルとして人気を博している。この魔法びんを生み出し、商用化したのはサーモスであり、現在もパイオニアとして保温/保冷ボトルのリーディングカンパニーとして活躍し続けている。
100年以上の歴史を持ち数々の冒険家に、時には冷たく、時には温かい飲み物を提供しつづけたサーモスだが、保冷専用スポーツボトルの歴史は比較的短く1998年に開発されたばかり。素早く口にできる飲み口や洗いやすさなど、登場時からブラッシュアップが繰り返されたスポーツボトルシリーズに、2017年ついに自転車専用ボトル「FFQ-600」が登場した。
自転車用ボトルでの重要なポイントはボトルケージにフィットするかどうか。様々なメーカーを研究した結果が反映されたFFQ-600では、最大約73mm径というサイズを採用。一般的なボトルにあるようなクビレを設け、ボディリングを装備することで、ケージに差し込んだ時のガタツキ防止や握りやすさを追求した。
加えて、ボトルケージから抜き取りやすく、キャップを開閉するボタンを押しやすくするために、キャップユニットの裏側に人差し指をかけるクボミを採用している。ロングフィンガーグローブを着用していても、しっかりと握ることが可能な形状が特徴だ。
容量は、500mlのペットボトル飲料と氷を同時に入れてちょうどよい600mlが採用された。外気温35℃で水温10℃以下を6時間キープする抜群の保冷性能を備えているため、真夏のライド中でも冷たいドリンクで体をクールダウンさせることができるだろう。
またFFQ-600のストローは、飲む際のボトル角度が小さく、視線移動が少なくて良いことがメリット。一般的なボトルに慣れていないビギナーには最適だ。またキャップユニットは取り外して洗浄可能となっているため衛生面でも優れている。
金属製というこもあり、FFQ-600は重量は270gと重めだが、ドリンクが購入できない田舎道などを走行する場合や、重量を気にせずのんびりと走るシチュエーションで活躍してくれるはずだ。真夏でも冷たいドリンクを飲めたなら、ライドの充実度も向上するだろう。
サイクルスポーツ用に開発が行われた魔法びん「FFQ-600」について、兵庫県芦屋市に店舗を構えるプロショップ「bicycle store RIDEWORKS」の生駒店長からコメントをいただいた。
「アウトドア業界では定評のあるサーモスのボトルということで、保冷性能には期待が持てますね。自転車で一般的な、樹脂の保冷ボトルとは段違いの性能を持っているのは間違いないでしょう。キャップ部分の造りもよく、何度開閉しても壊れるということはなさそうです。
保冷ボトルだと硬いものが多く、飲み物を押し出すのに力が必要なものも多いですが、このボトルはストロー形式なので、その心配はありません。飲み口も汚れづらいですし、女性ライダーにもぴったりでしょう。とにかく、保冷性能は抜群ですので、夏場の長時間のツーリングにはオススメですね。」
サーモス FFQ-600
素材:ステンレス
容量:600ml
保冷効力(6時間):10℃以下
口径:4.5cm
本体寸法:7.5×7.5×23cm(幅×奥行×高さ)
本体最大径:7.3cm
本体重量:270g
カラー:ステンレスブラック、ステンレスホワイト
価格:3,600円(税抜)
内層と外層との空間を真空状態にする二重構造を採用することで、卓越した保温/保冷機能を実現した魔法びん。熱伝導による温度変化を最小限に留める容器は登場時ガラス製であったが、現在ではステンレスに移り変わり、軽く、割れないボトルとして人気を博している。この魔法びんを生み出し、商用化したのはサーモスであり、現在もパイオニアとして保温/保冷ボトルのリーディングカンパニーとして活躍し続けている。
100年以上の歴史を持ち数々の冒険家に、時には冷たく、時には温かい飲み物を提供しつづけたサーモスだが、保冷専用スポーツボトルの歴史は比較的短く1998年に開発されたばかり。素早く口にできる飲み口や洗いやすさなど、登場時からブラッシュアップが繰り返されたスポーツボトルシリーズに、2017年ついに自転車専用ボトル「FFQ-600」が登場した。
自転車用ボトルでの重要なポイントはボトルケージにフィットするかどうか。様々なメーカーを研究した結果が反映されたFFQ-600では、最大約73mm径というサイズを採用。一般的なボトルにあるようなクビレを設け、ボディリングを装備することで、ケージに差し込んだ時のガタツキ防止や握りやすさを追求した。
加えて、ボトルケージから抜き取りやすく、キャップを開閉するボタンを押しやすくするために、キャップユニットの裏側に人差し指をかけるクボミを採用している。ロングフィンガーグローブを着用していても、しっかりと握ることが可能な形状が特徴だ。
容量は、500mlのペットボトル飲料と氷を同時に入れてちょうどよい600mlが採用された。外気温35℃で水温10℃以下を6時間キープする抜群の保冷性能を備えているため、真夏のライド中でも冷たいドリンクで体をクールダウンさせることができるだろう。
またFFQ-600のストローは、飲む際のボトル角度が小さく、視線移動が少なくて良いことがメリット。一般的なボトルに慣れていないビギナーには最適だ。またキャップユニットは取り外して洗浄可能となっているため衛生面でも優れている。
金属製というこもあり、FFQ-600は重量は270gと重めだが、ドリンクが購入できない田舎道などを走行する場合や、重量を気にせずのんびりと走るシチュエーションで活躍してくれるはずだ。真夏でも冷たいドリンクを飲めたなら、ライドの充実度も向上するだろう。
サイクルスポーツ用に開発が行われた魔法びん「FFQ-600」について、兵庫県芦屋市に店舗を構えるプロショップ「bicycle store RIDEWORKS」の生駒店長からコメントをいただいた。
「アウトドア業界では定評のあるサーモスのボトルということで、保冷性能には期待が持てますね。自転車で一般的な、樹脂の保冷ボトルとは段違いの性能を持っているのは間違いないでしょう。キャップ部分の造りもよく、何度開閉しても壊れるということはなさそうです。
保冷ボトルだと硬いものが多く、飲み物を押し出すのに力が必要なものも多いですが、このボトルはストロー形式なので、その心配はありません。飲み口も汚れづらいですし、女性ライダーにもぴったりでしょう。とにかく、保冷性能は抜群ですので、夏場の長時間のツーリングにはオススメですね。」
サーモス FFQ-600
素材:ステンレス
容量:600ml
保冷効力(6時間):10℃以下
口径:4.5cm
本体寸法:7.5×7.5×23cm(幅×奥行×高さ)
本体最大径:7.3cm
本体重量:270g
カラー:ステンレスブラック、ステンレスホワイト
価格:3,600円(税抜)
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