2016/11/25(金) - 09:04
イタリアを拠点として様々なトレーニング機器やアクセサリーをラインアップするエリートから、2017年モデルのホームトレーナーが続々発表されている。E-motionの後継モデル「Quick Motion」と、高精度パワーメーターを搭載したダイレクトドライブトレーナー「KURA」を紹介しよう。
エリート Quick Motion
固定ローラー台よりも実走に近い感覚でトレーニングを行える3本ローラー台。実走で使用するのに近い身体の使い方ができるというメリットに対して、初心者には乗りこなしづらいというデメリットも持つ、玄人向けのトレーニング用品だというイメージをお持ちの方も多いだろう。3本ローラーの宿命ともいえる、乗りにくいという課題を解決するべくエリートが2010年にリリースした3本ローラーが「E-Motion」だ。
E-motionのシステムは、ケージから独立した3本のローラーがペダリング時に発生する慣性やダンシング時の荷重移動にあわせて前後に可動するというもの。非常に細かくローラーが前後するため、バランスが取りやすいうえ自然なフィーリングでトレーニングを行えることが特徴だ。
画期的な機能を搭載したE-motionだったが、ケージを折りたたむことができないという弱点もあった。サイズが大きく場所を取り、重量もあるために動かすことにも手間がかかるため、購入に踏み切れなかったという方もいたのではないだろうか。このE-motionの弱点を打ち消した3本ローラー台が今回紹介する「Quick Motion」である。
Quick Motionでは前後のローラーを収めるケージを取り払い、ローラー部自体が可動するシステムを導入することで、折りたたみを可能としている。3つ折り収納時のサイズは45×52×30cmという大きさとなるため、E-motionと比較すると遥かに収納性が高くなっている。自然なペダリングフィールで乗車できる3本ローラーとして、ローラー台購入時の選択肢としやすいはずだ。
ローラー部は独自のつづみ型としており、タイヤがローラー中央に落ち着きやすくなっている。3本ローラーを乗りこなせないビギナーでも左右に脱輪しにくいはずだ。また、ローラー素材は帯電防止のポリプロピレン。
Quick Motionには3段階で負荷を調整できるマグネット式システムが導入されており、最大700ワット超まで対応する。944~1144mmまでのホイールベースに適合するため、様々な車種でトレーニングが可能だ。
Quick Motionは別売のMisuro B+センサーを装着することが可能となっている。Misuro B+はスピードを計測するとともに、ケイデンスやパワーを計算し、データを連携したPC等に送信するため、エリートのMy E-Trainingを用いたトレーニングを可能とする。また、Zwiftと連携するとMisuro B+はパワーソースとして認識され、計算されたパワーデータをもとにバーチャルサイクリングを楽しめるようになる。そんな拡張性を備えるQuick Motionの価格は49,420円(税抜)。
エリート Quick Motion
展開サイズ:144 x 52 x 16 cm
収納サイズ:45 x 52 x 30 cm
重量:11.5 kg
フレーム素材:アルミニウム / プラスチック
ローラー:帯電防止ポリプロピレン製
価格:49,420円(税抜)
エリート KURA
Turbo MuinやVOLANOの開発によってノウハウが蓄積されたエリートのダイレクトトランスミッション式ホームトレーナー。一般的な固定ローラー台で起こる、急速なタイヤの摩耗やホイールの振動による騒音といったデメリットが少ないことがダイレクトトランスミッションの特徴だ。エリートが得意とするフルード式負荷装置の固定ローラー台の新モデル「KURA(クラ)」がリリースされる。
KURAはTurbo Muinの基本スペックを受け継ぎながら、誤差±1%という高精度パワーメーターが新たに搭載されたローラー台。パワーメーターを所有しないユーザーでも、最も信頼できるトレーニング指標であるパワーを確認しながらの練習が可能だ。
パワーと同時に計測されたスピードとケイデンスなどのデータはANT+やBluetoothを介して連携したスマホやPCに送信される。スマホやPCが受信したデータはエリート純正のMY E-TrainingやZwiftといったトレーニングアプリで確認可能だ。KURAはトレーナー使用時のペダリングによって発電された電気を利用するため、電源は不要となっており、屋外での使用も可能だ。
KURAはMY E-TrainingとMy RealVideoを無期限で利用できるライセンスが付属する。課金せずともインターバルトレーニングやゾーントレーニング、LSDトレーニング、パワートレーニング、コンコーニテストといったアプリの機能をフル活用できるのは嬉しいポイントだ。
展開時のサイズは56×71×52cmという大きさで、足をたたむと71×41×31cmという大きさとなるため、収納にも困らない。対応エンド幅は130~135mmクイックリリースと142mmスルーアクスルだ。価格は94,770円(税抜)。
エリート KURA
負荷装置:インテグレーテッド・フルード
タイプ:ダイレクトトランスミッション
サイズ:56×71×52cm(展開時)、71×41×31cm(収納時)
対応エンド幅:130~135mmクイックリリース、142mmスルーアクスル
フリーボディ:シマノ/スラム11速
パワーメーター:24ポイントセンサーパワーメーター
通 信:ANT+、Bluetooth SMART
付属品:「MY E-Training」無期限利用ライセンス
価 格:94,770円(税抜)
エリート Quick Motion
固定ローラー台よりも実走に近い感覚でトレーニングを行える3本ローラー台。実走で使用するのに近い身体の使い方ができるというメリットに対して、初心者には乗りこなしづらいというデメリットも持つ、玄人向けのトレーニング用品だというイメージをお持ちの方も多いだろう。3本ローラーの宿命ともいえる、乗りにくいという課題を解決するべくエリートが2010年にリリースした3本ローラーが「E-Motion」だ。
E-motionのシステムは、ケージから独立した3本のローラーがペダリング時に発生する慣性やダンシング時の荷重移動にあわせて前後に可動するというもの。非常に細かくローラーが前後するため、バランスが取りやすいうえ自然なフィーリングでトレーニングを行えることが特徴だ。
画期的な機能を搭載したE-motionだったが、ケージを折りたたむことができないという弱点もあった。サイズが大きく場所を取り、重量もあるために動かすことにも手間がかかるため、購入に踏み切れなかったという方もいたのではないだろうか。このE-motionの弱点を打ち消した3本ローラー台が今回紹介する「Quick Motion」である。
Quick Motionでは前後のローラーを収めるケージを取り払い、ローラー部自体が可動するシステムを導入することで、折りたたみを可能としている。3つ折り収納時のサイズは45×52×30cmという大きさとなるため、E-motionと比較すると遥かに収納性が高くなっている。自然なペダリングフィールで乗車できる3本ローラーとして、ローラー台購入時の選択肢としやすいはずだ。
ローラー部は独自のつづみ型としており、タイヤがローラー中央に落ち着きやすくなっている。3本ローラーを乗りこなせないビギナーでも左右に脱輪しにくいはずだ。また、ローラー素材は帯電防止のポリプロピレン。
Quick Motionには3段階で負荷を調整できるマグネット式システムが導入されており、最大700ワット超まで対応する。944~1144mmまでのホイールベースに適合するため、様々な車種でトレーニングが可能だ。
Quick Motionは別売のMisuro B+センサーを装着することが可能となっている。Misuro B+はスピードを計測するとともに、ケイデンスやパワーを計算し、データを連携したPC等に送信するため、エリートのMy E-Trainingを用いたトレーニングを可能とする。また、Zwiftと連携するとMisuro B+はパワーソースとして認識され、計算されたパワーデータをもとにバーチャルサイクリングを楽しめるようになる。そんな拡張性を備えるQuick Motionの価格は49,420円(税抜)。
エリート Quick Motion
展開サイズ:144 x 52 x 16 cm
収納サイズ:45 x 52 x 30 cm
重量:11.5 kg
フレーム素材:アルミニウム / プラスチック
ローラー:帯電防止ポリプロピレン製
価格:49,420円(税抜)
エリート KURA
Turbo MuinやVOLANOの開発によってノウハウが蓄積されたエリートのダイレクトトランスミッション式ホームトレーナー。一般的な固定ローラー台で起こる、急速なタイヤの摩耗やホイールの振動による騒音といったデメリットが少ないことがダイレクトトランスミッションの特徴だ。エリートが得意とするフルード式負荷装置の固定ローラー台の新モデル「KURA(クラ)」がリリースされる。
KURAはTurbo Muinの基本スペックを受け継ぎながら、誤差±1%という高精度パワーメーターが新たに搭載されたローラー台。パワーメーターを所有しないユーザーでも、最も信頼できるトレーニング指標であるパワーを確認しながらの練習が可能だ。
パワーと同時に計測されたスピードとケイデンスなどのデータはANT+やBluetoothを介して連携したスマホやPCに送信される。スマホやPCが受信したデータはエリート純正のMY E-TrainingやZwiftといったトレーニングアプリで確認可能だ。KURAはトレーナー使用時のペダリングによって発電された電気を利用するため、電源は不要となっており、屋外での使用も可能だ。
KURAはMY E-TrainingとMy RealVideoを無期限で利用できるライセンスが付属する。課金せずともインターバルトレーニングやゾーントレーニング、LSDトレーニング、パワートレーニング、コンコーニテストといったアプリの機能をフル活用できるのは嬉しいポイントだ。
展開時のサイズは56×71×52cmという大きさで、足をたたむと71×41×31cmという大きさとなるため、収納にも困らない。対応エンド幅は130~135mmクイックリリースと142mmスルーアクスルだ。価格は94,770円(税抜)。
エリート KURA
負荷装置:インテグレーテッド・フルード
タイプ:ダイレクトトランスミッション
サイズ:56×71×52cm(展開時)、71×41×31cm(収納時)
対応エンド幅:130~135mmクイックリリース、142mmスルーアクスル
フリーボディ:シマノ/スラム11速
パワーメーター:24ポイントセンサーパワーメーター
通 信:ANT+、Bluetooth SMART
付属品:「MY E-Training」無期限利用ライセンス
価 格:94,770円(税抜)
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