大阪に本拠を構えるサイクルアクセサリーブランド、キャットアイ。多彩な種類が用意されるリアライトラインアップより、加速度センサーが搭載された「RAPID X2 KINETIC」が登場した。減速を検知すると最大光量の点灯モードに自動で切り替わり、サイクリストの存在を周囲にアピールするセーフティライトだ。



キャットアイ RAPID X2 KINETICキャットアイ RAPID X2 KINETIC
RAPID X2 KINETICは、従来よりラインアップされていたRAPID X2に、製品名にも採用されている「KINETIC(キネティック)」モードを加えた新型リアライト。キネティックモードとは、加速度センサーが減速を検知すると自動的に点灯に切り替わる機能のこと。自動車のようにブレーキングとともに明るさを変化させることで、安全性を向上させようというものだ。詳しくは、記事下部に掲載しているキャットアイが用意した動画を参照のこと。

キネティックモードはRAPID X2 KINETICに採用されているロー、点滅、ラピッド(点滅)という3種類の発光パターンいずれでも機能する。キネティックモードで照射される光は、この3種類のパターンよりも明るい最大光量50ルーメンだ。点灯時間は約2.5秒(カタログ値)。

実際にライトを手で動かしただけでもRAPID X2 KINETICは点滅から点灯に切り替わったところから、加速度センサーの感度が非常に良好であることがわかる。自転車に装着した状態でも加速度センサーは敏感に反応してくれ、わずかなブレーキングだけでもキネティックモードに切り替わっていた。点灯時間に関しては2.5秒以上の間点灯し続けるケースも何度か見受けられた。

2サイズのOリングと充電ケーブルが付属する2サイズのOリングと充電ケーブルが付属する

左右へはワイドに、中心は遠くまで光を届ける配光が採用されている左右へはワイドに、中心は遠くまで光を届ける配光が採用されている RAPID X2 KINETICはクリアボディとされているため、側方からの視認性にも優れているRAPID X2 KINETICはクリアボディとされているため、側方からの視認性にも優れている


バッテリーにはリチウムポリマー充電池が採用され、ランタイムは通常のRAPID X2と同様のローが約5時間、点滅が約30時間、ラピッドが約16時間に設定されている。充電はMicro USBで行い、約2時間で満充電まで達する仕様だ。

電池残量が少なくなるとバッテリーオートセーブ機能によって、発光パターンが自動的に点滅に切り替わり、電源ボタンが点滅し始める。この機能が作動してからも、約1時間は使用し続けることが可能だという。

バイクへの取り付けはラバーバンドで行い、付属のバンドは約12~32mm径のチューブに対応する。加えて、オプションとして翼断面形状のポストに対応するベースとバンドのキットが販売されるため、エアロロードでもRAPID X2 KINETICを使用することが可能だ。RAPID X2 KINETICは6,000円(税抜)、シャープエアロラバーベースは500円(税抜)。




キャットアイ RAPID X2 KINETIC
サイズ:74.4 x 30.5 x 32.9mm
重 量:32g
光 源:面発光LEDモジュール
使用電池:リチウムイオンポリマー充電池(標準充電時間:約2時間)
ランタイム:約5時間(ロー)、約30時間(点滅)、約16時間(ラピッドモード)
取付バンド径:約12.0〜32.0mm
価格:6,000円(税抜)

キャットアイ シャープエアロラバーベース
価格:500円(税抜)

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