2016/09/08(木) - 09:10
幅広いジャンルのケミカルをラインアップするワコーズ。自然環境に優しい液体タイプのクリーナー「パーツディグリーザー」がリリースされた。簡単な使用感と併せて紹介したい。
フレームからチェーン、タイヤまで洗浄できるフォーミングマルチクリーナーや、パーツ洗浄の定番製品チェーンクリーナー、フィルタークリーナーなどをリリースするワコーズ。洗浄系ケミカルのラインアップに、今回新たに「パーツディグリーザー」が追加された。
今回登場したパーツディグリーザーは、チェーンやスプロケットなど金属パーツに付着した汚れを落とすことができるリキッドタイプのクリーナー。中身は低揮発性の液体であるため、揮発性の高いクリーナーやスプレータイプのクリーナーでは落とすことができない頑固な汚れを、浸け置き洗いで洗浄できることが特徴だ。
パーツディグリーザーは非イオン系界面活性剤と石油系高沸点溶剤という2種類の主成分によってオイルやグリースなどの油汚れに加え、泥などの汚れも落としやすくなっていることも特徴の1つ。油と泥という異なる汚れを一気に落とすことができるため、洗車作業の手間が少なくなる。ロードバイクはもちろん、MTBやシクロクロスなど、オフロードで使用するバイクやパーツの洗浄に向いていると言えそうだ。すすぎ洗いの後も防錆剤が金属面に残るため、パーツが錆びにくいというメリットもある。
自然環境に配慮して作られたこともポイントで、「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」で定められたOECD 301C法による分解度試験の結果、パーツディグリーザーは約80%という生分解性を備えていることが証明されたという。生分解性とは、自然環境中での分解されやすさの指標であり、高数値であると環境への負荷が小さい。
また、低臭タイプとなっており室内で使用することも可能だという。実際にパーツディグリーザーを使用してスプロケットを漬け置き洗いしてみたが、一般的なのディグリーザーのような刺激臭が無く、作業が苦にならなかった。
加えて、実際に使用して感じたパーツディグリーザーのメリットはパーツ洗浄方法の選択肢が多いこと。細かい部分まで浸透させられる漬け置き洗いはもちろんのこと、刷毛でチェーンやスプロケットに塗布洗浄することもできる。市販されているチェーンのクリーニングツールとあわせて使用してもよいだろう。パーツディグリーザーを使用する用途やシチュエーションは幅広いと感じる。
また、浸け置き洗いや刷毛で塗布する場合は、洗浄剤を勢い良く吹き付けるスプレータイプのように汚れや洗浄剤を周囲に飛散させにくい。室内でも汚れの飛散をあまり気にせず作業を行えることもリキッドタイプのメリットだと感じさせられた。一缶あたりの容量は300ml。価格は1,600円(税抜)だ。
ワコーズ パーツディグリーザー
成分:非イオン系界面活性剤、石油系高沸点溶剤
種類・形式:油性、液状
容量:300ml
価格:1,600円(税抜)
フレームからチェーン、タイヤまで洗浄できるフォーミングマルチクリーナーや、パーツ洗浄の定番製品チェーンクリーナー、フィルタークリーナーなどをリリースするワコーズ。洗浄系ケミカルのラインアップに、今回新たに「パーツディグリーザー」が追加された。
今回登場したパーツディグリーザーは、チェーンやスプロケットなど金属パーツに付着した汚れを落とすことができるリキッドタイプのクリーナー。中身は低揮発性の液体であるため、揮発性の高いクリーナーやスプレータイプのクリーナーでは落とすことができない頑固な汚れを、浸け置き洗いで洗浄できることが特徴だ。
パーツディグリーザーは非イオン系界面活性剤と石油系高沸点溶剤という2種類の主成分によってオイルやグリースなどの油汚れに加え、泥などの汚れも落としやすくなっていることも特徴の1つ。油と泥という異なる汚れを一気に落とすことができるため、洗車作業の手間が少なくなる。ロードバイクはもちろん、MTBやシクロクロスなど、オフロードで使用するバイクやパーツの洗浄に向いていると言えそうだ。すすぎ洗いの後も防錆剤が金属面に残るため、パーツが錆びにくいというメリットもある。
自然環境に配慮して作られたこともポイントで、「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」で定められたOECD 301C法による分解度試験の結果、パーツディグリーザーは約80%という生分解性を備えていることが証明されたという。生分解性とは、自然環境中での分解されやすさの指標であり、高数値であると環境への負荷が小さい。
また、低臭タイプとなっており室内で使用することも可能だという。実際にパーツディグリーザーを使用してスプロケットを漬け置き洗いしてみたが、一般的なのディグリーザーのような刺激臭が無く、作業が苦にならなかった。
加えて、実際に使用して感じたパーツディグリーザーのメリットはパーツ洗浄方法の選択肢が多いこと。細かい部分まで浸透させられる漬け置き洗いはもちろんのこと、刷毛でチェーンやスプロケットに塗布洗浄することもできる。市販されているチェーンのクリーニングツールとあわせて使用してもよいだろう。パーツディグリーザーを使用する用途やシチュエーションは幅広いと感じる。
また、浸け置き洗いや刷毛で塗布する場合は、洗浄剤を勢い良く吹き付けるスプレータイプのように汚れや洗浄剤を周囲に飛散させにくい。室内でも汚れの飛散をあまり気にせず作業を行えることもリキッドタイプのメリットだと感じさせられた。一缶あたりの容量は300ml。価格は1,600円(税抜)だ。
ワコーズ パーツディグリーザー
成分:非イオン系界面活性剤、石油系高沸点溶剤
種類・形式:油性、液状
容量:300ml
価格:1,600円(税抜)
リンク
Amazon.co.jp