2016/07/26(火) - 09:48
1975年にアメリカで創業したサイクリングアクセサリーブランド、ブラックバーン。アドベンチャーライドに力を入れる同社のバイクパッキングシリーズ「Outpost」を紹介しよう。
ラックを使用せずとも大荷物を運べることから、感度が高いサイクリストの注目を集めているバイクパッキング。従来のツーリングスタイルではダボ穴付きのバイクやラック、パニアなどを用意する必要があったが、バイクパッキングはそれらを使用しないため、宿泊ありもしくは超長距離サイクリングのハードルを下げているのだ。
今回紹介するのはブラックバーンのOutpostシリーズのシートバッグとハンドルバーバッグ、トップチューブバッグ、フレームバッグという4種類だ。ブラックバーンは創業当時からアドベンチャーライドに積極的で、日本でも2014年から毎年、サイクリングのオンシーンになるとキャンプツーリングの特集コンテンツ「OUT THERE NIPPON(日本版)」を公開するなど、ツーリングに大きな情熱をかけている。
そんなブラックバーンが手掛けるバイクパッキングOutpostシリーズは、長い年月の経過で蓄積されてきたノウハウをもとに作り出されており、性能や使い勝手にも期待できるはずだ。
ブラックバーン Outpost HB ROLL & DRY BAG
Outpost HB ROLL(ハンドルバーロール)& DRY BAG(ドライバッグ)は、ハンドルバーに固定するマウントと、ハーネスと荷物を収納するドライバッグが、それぞれ別体となったハンドルバーバッグである。各パーツが独立していることで荷物の収納やハンドルへの装着が容易になっていることが特徴だ。また、宿泊する際にバイクから離れることがあっても盗難の心配がない。
荷物を収納するスタッフバッグは28×83cmというサイズで、左右どちらからでもアクセスできるロールアップ仕様だ。自由に容量を変化させられるため、収納できるものの幅は広い。フラットハンドルであれば横幅の制限が少なく、1泊分のタオルや衣類を十分に収納することができる。また、UL系のテントや寝袋、マットであれば収納できるはずだ。
ドロップハンドルの場合はハンドル幅が決められているため、大きめの輪行袋と着替えなど日帰りツーリングの装備がピッタリだろう。また、タイダウンベルトが備えられており、バッグなどアイテムを追加することが可能だ。おみやげを買ってしまったというシチュエーションでも、予備のバッグを持っていれば対応できるはずだ。
ドライバッグは4mmのリップストップナイロン製。生地の合わせ目はシームレス加工とされており、防水仕様となっている。左右の開口部にはいずれもグリップ力が高いバンドが備えられ、ロールアップする時にピタリと開口部が塞がるため、高い防水性を期待できる。
ハーネスは樹脂製のマウントに固定しているため、上下に大きく振られてしまうことは少ない。ドライバッグはベルクロでハーネスに固定し、バックルで締め付けるためハーネスから落下しにくい。
ブラックバーン Outpost HB ROLL & DRY BAG
素材:70D ナイロン(リップストップ加工)
サイズ:28×83cm(スタッフバッグ)
重量:1,000g
価格:15,000円(税抜)
ブラックバーン Outpost SEATPACK & DRY BAG
ハンドルバーバッグとともにバイクパッキングの中心アイテムとなっている大型サドルバッグ。ブラックバーンのOutpost SEATPACK & DRY BAGは同シリーズのハンドルバーバッグと同様に、ハーネスとドライバッグが別体となっていることが特徴だ。荷物の出し入れの行いやすさ、盗難されにくいなど、旅行での使い勝手に優れている。
ドライバッグは長さ67cm、最も広い部分の幅は36cm、狭い部分の幅は18cmという大きさ。シートポスト方向に向かうにつれて、幅が狭くなる台形型となっているため、荷物を多く入れるためにはコツが必要そうだ。最大11Lという容量となっているため、1泊分の普段着とジャージを1セットずつを収納しても十分余裕が残る。こちらもソロキャンプ用品ならば収納でき、外部のベルトループを活用すれば持ち運べるものの幅が広がる。
ドライバッグの仕様はHB ROLLに付属するものと同様だ。4mm格子のリップストップ加工が施されており、切れてしまっても一気に裂けてしまうこともない。また生地の合わせ目はシームレス仕様とすることで、縫い目からの水分が侵入してくる心配が少ない。取り付けはベルクロやバックルで行うため、取り付けられるバイクは多いだろう。
OUTPOST SEATPACKはロードバイクでも11Lという大荷物を運ぶことができるため、ロードバイクでバイクパッキングに挑戦したいという方にはぴったりだろう。上下の衝撃が加わるとバッグが揺れてタイヤと擦ることもあるため、舗装路やフラットダート中心のライドが最適だ。
OUTPOST SEATPACKを取り付ける際に気をつけたいのはシートポストの出しろ。大きなバッグとなっているためある程度のスペースが求められる。購入する際は注意したい。価格は16,500円(税抜)。
ブラックバーン Outpost SEATPACK & DRY BAG
素材:70Dナイロン
サイズ:67×36×18cm(ドライバッグ)
価格:16,500円(税抜)
ブラックバーン Outpost TOP TUBE
TOP TUBEは、携帯電話や財布、地図などライド中頻繁に出し入れするアイテムを収納するのに便利なトップチューブバッグ。120mm×240mm×75mmという大きさのため、サイクリングする上で必須なアイテムはひと通り収納可能だろう。仕切りも用意されており、細々したものを入れても散らかってしまう心配は少ない。
取り付けは全てベルクロで行う。トップチューブに括りつけるベルトはグリップ力が高く、バイクを左右に振っても滑ることはない。加えて、ステアリングコラムに固定するベルトが備えられているため、安心感は高いだろう。
キャンプツーリングでなくても普段のサイクリングでも活躍するOutpost TOP TUBE。容量は1L。素材は4mm格子のリップストップ加工が施された70Dナイロン防水素材だ。重量は240g。価格は6,500円(税抜)。
ブラックバーン Outpost TOP TUBE
素材:70D ナイロン(リップストップ加工)
サイズ:120mm×240mm×75mm
重量:240g
価格:6,500円(税抜)
ブラックバーン Outpost FRAME BAG
トップチューブとヘッドチューブ、シートチューブという3点で支持するOutpost FRAME BAG。ハイドレーションブラッダーや、サイクリング必携品だがトップチューブバッグに入りきらないウィンドブレーカー、キャンプツーリングならテントのポールなどを収納するのに便利なグッズだ。
基本的には台形状だが荷物が多い場合は、バッグ下部のファスナーを開放することで、バッグを一段階拡張することが可能だ。容量/サイズ別にラージとミディアムという2種類が用意されており、ラージは6.95L、ミディアムは5.8Lという容量まで収納可能だ。
サイズはラージが160×65×480mm、ミディアムが160×65×420mm。多種多様なフレームに装着可能だが、ボトルケージなどとの相性はチェックした方が良さそうだ。価格は8,800円(ラージ)、8,400円(ミディアム)。いずれも税抜。ロードバイクへ取り付けた際のイメージはフォトギャラリーにて
ブラックバーン Outpost FRAME BAG
サイズ:ラージ(160×65×480mm)、ミディアム(160×65×420mm)
重量:400g(ラージ)、380g(ミディアム)
価格:8,800円(ラージ)、8,400円(ミディアム、税抜)
ラックを使用せずとも大荷物を運べることから、感度が高いサイクリストの注目を集めているバイクパッキング。従来のツーリングスタイルではダボ穴付きのバイクやラック、パニアなどを用意する必要があったが、バイクパッキングはそれらを使用しないため、宿泊ありもしくは超長距離サイクリングのハードルを下げているのだ。
今回紹介するのはブラックバーンのOutpostシリーズのシートバッグとハンドルバーバッグ、トップチューブバッグ、フレームバッグという4種類だ。ブラックバーンは創業当時からアドベンチャーライドに積極的で、日本でも2014年から毎年、サイクリングのオンシーンになるとキャンプツーリングの特集コンテンツ「OUT THERE NIPPON(日本版)」を公開するなど、ツーリングに大きな情熱をかけている。
そんなブラックバーンが手掛けるバイクパッキングOutpostシリーズは、長い年月の経過で蓄積されてきたノウハウをもとに作り出されており、性能や使い勝手にも期待できるはずだ。
ブラックバーン Outpost HB ROLL & DRY BAG
Outpost HB ROLL(ハンドルバーロール)& DRY BAG(ドライバッグ)は、ハンドルバーに固定するマウントと、ハーネスと荷物を収納するドライバッグが、それぞれ別体となったハンドルバーバッグである。各パーツが独立していることで荷物の収納やハンドルへの装着が容易になっていることが特徴だ。また、宿泊する際にバイクから離れることがあっても盗難の心配がない。
荷物を収納するスタッフバッグは28×83cmというサイズで、左右どちらからでもアクセスできるロールアップ仕様だ。自由に容量を変化させられるため、収納できるものの幅は広い。フラットハンドルであれば横幅の制限が少なく、1泊分のタオルや衣類を十分に収納することができる。また、UL系のテントや寝袋、マットであれば収納できるはずだ。
ドロップハンドルの場合はハンドル幅が決められているため、大きめの輪行袋と着替えなど日帰りツーリングの装備がピッタリだろう。また、タイダウンベルトが備えられており、バッグなどアイテムを追加することが可能だ。おみやげを買ってしまったというシチュエーションでも、予備のバッグを持っていれば対応できるはずだ。
ドライバッグは4mmのリップストップナイロン製。生地の合わせ目はシームレス加工とされており、防水仕様となっている。左右の開口部にはいずれもグリップ力が高いバンドが備えられ、ロールアップする時にピタリと開口部が塞がるため、高い防水性を期待できる。
ハーネスは樹脂製のマウントに固定しているため、上下に大きく振られてしまうことは少ない。ドライバッグはベルクロでハーネスに固定し、バックルで締め付けるためハーネスから落下しにくい。
ブラックバーン Outpost HB ROLL & DRY BAG
素材:70D ナイロン(リップストップ加工)
サイズ:28×83cm(スタッフバッグ)
重量:1,000g
価格:15,000円(税抜)
ブラックバーン Outpost SEATPACK & DRY BAG
ハンドルバーバッグとともにバイクパッキングの中心アイテムとなっている大型サドルバッグ。ブラックバーンのOutpost SEATPACK & DRY BAGは同シリーズのハンドルバーバッグと同様に、ハーネスとドライバッグが別体となっていることが特徴だ。荷物の出し入れの行いやすさ、盗難されにくいなど、旅行での使い勝手に優れている。
ドライバッグは長さ67cm、最も広い部分の幅は36cm、狭い部分の幅は18cmという大きさ。シートポスト方向に向かうにつれて、幅が狭くなる台形型となっているため、荷物を多く入れるためにはコツが必要そうだ。最大11Lという容量となっているため、1泊分の普段着とジャージを1セットずつを収納しても十分余裕が残る。こちらもソロキャンプ用品ならば収納でき、外部のベルトループを活用すれば持ち運べるものの幅が広がる。
ドライバッグの仕様はHB ROLLに付属するものと同様だ。4mm格子のリップストップ加工が施されており、切れてしまっても一気に裂けてしまうこともない。また生地の合わせ目はシームレス仕様とすることで、縫い目からの水分が侵入してくる心配が少ない。取り付けはベルクロやバックルで行うため、取り付けられるバイクは多いだろう。
OUTPOST SEATPACKはロードバイクでも11Lという大荷物を運ぶことができるため、ロードバイクでバイクパッキングに挑戦したいという方にはぴったりだろう。上下の衝撃が加わるとバッグが揺れてタイヤと擦ることもあるため、舗装路やフラットダート中心のライドが最適だ。
OUTPOST SEATPACKを取り付ける際に気をつけたいのはシートポストの出しろ。大きなバッグとなっているためある程度のスペースが求められる。購入する際は注意したい。価格は16,500円(税抜)。
ブラックバーン Outpost SEATPACK & DRY BAG
素材:70Dナイロン
サイズ:67×36×18cm(ドライバッグ)
価格:16,500円(税抜)
ブラックバーン Outpost TOP TUBE
TOP TUBEは、携帯電話や財布、地図などライド中頻繁に出し入れするアイテムを収納するのに便利なトップチューブバッグ。120mm×240mm×75mmという大きさのため、サイクリングする上で必須なアイテムはひと通り収納可能だろう。仕切りも用意されており、細々したものを入れても散らかってしまう心配は少ない。
取り付けは全てベルクロで行う。トップチューブに括りつけるベルトはグリップ力が高く、バイクを左右に振っても滑ることはない。加えて、ステアリングコラムに固定するベルトが備えられているため、安心感は高いだろう。
キャンプツーリングでなくても普段のサイクリングでも活躍するOutpost TOP TUBE。容量は1L。素材は4mm格子のリップストップ加工が施された70Dナイロン防水素材だ。重量は240g。価格は6,500円(税抜)。
ブラックバーン Outpost TOP TUBE
素材:70D ナイロン(リップストップ加工)
サイズ:120mm×240mm×75mm
重量:240g
価格:6,500円(税抜)
ブラックバーン Outpost FRAME BAG
トップチューブとヘッドチューブ、シートチューブという3点で支持するOutpost FRAME BAG。ハイドレーションブラッダーや、サイクリング必携品だがトップチューブバッグに入りきらないウィンドブレーカー、キャンプツーリングならテントのポールなどを収納するのに便利なグッズだ。
基本的には台形状だが荷物が多い場合は、バッグ下部のファスナーを開放することで、バッグを一段階拡張することが可能だ。容量/サイズ別にラージとミディアムという2種類が用意されており、ラージは6.95L、ミディアムは5.8Lという容量まで収納可能だ。
サイズはラージが160×65×480mm、ミディアムが160×65×420mm。多種多様なフレームに装着可能だが、ボトルケージなどとの相性はチェックした方が良さそうだ。価格は8,800円(ラージ)、8,400円(ミディアム)。いずれも税抜。ロードバイクへ取り付けた際のイメージはフォトギャラリーにて
ブラックバーン Outpost FRAME BAG
サイズ:ラージ(160×65×480mm)、ミディアム(160×65×420mm)
重量:400g(ラージ)、380g(ミディアム)
価格:8,800円(ラージ)、8,400円(ミディアム、税抜)
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