Made in Japanならではの高品質なプロダクトを展開するMKS(三ヶ島製作所)。クロスバイクはもちろんロードバイクにぴったりな「TOURING-LITE」とマウンテンバイクに似合う「LAMBDA」という2種類のフラットペダルに、バイクのルックスを引き締めるブラックカラーが登場した。



MKS TOURING-LITE

MKS TOURING-LITEMKS TOURING-LITE photo:Makoto.AYANO
新色が登場した「TOURING-LITE(ツーリング・ライト)」は、精度が高いベアリングボールを使用することで回転性能を向上させたロードバイク/クロスバイク用フラットペダル。通常のフラットペダルより性能にこだわり、スポーツバイクの軽快感を存分に味わう手助けをしてくれるワンランク高いペダルに仕上がっている。

ペダルの側板にエッジが設けられているため、スニーカーなどゴム底のシューズでペダルを踏んでもしっかりとグリップしてくれることが特徴だ。ノコギリのような形状とされているため、雨天時でもグリップ力に影響は少ないだろう。また、反射板やトゥクリップを後付できる仕様のため、ツーリングや通勤通学など走るシチュエーションにあわせたカスタマイズが行える。

Ezy Superiorモデルは軸と軸受けが分離するEzy Superiorモデルは軸と軸受けが分離する photo:Makoto.AYANOワンタッチでペダルをクランクから取り外すことができるEzy Superiorワンタッチでペダルをクランクから取り外すことができるEzy Superior photo:Makoto.AYANO

波打つ側板がグリップ力を高めている波打つ側板がグリップ力を高めている photo:Makoto.AYANOキャップには「JAPAN MKS」と刻印されているキャップには「JAPAN MKS」と刻印されている photo:Makoto.AYANO


今回登場したブラックカラーはペダル軸周りが艶あり、プレートが艶なしの梨地塗装とされており、ルックスの精悍さが増している。レーシーな雰囲気のロードバイクにも違和感なく装着できるだろう。

ブラックカラーが追加されたTOURING-LITEのラインアップは、踏み面サイズが93mm(横幅)×69mm(前後幅)という通常モデルと、踏み面サイズが86mm×69mmというShortモデル、ワンタッチでペダルをクランクから脱着できるEzy Superiorモデルという3種類だ。Ezy Superiorの踏み面サイズはShortモデルと同一。

Ezy Superiorモデルの場合は、日常生活の中で乗る時はTOURING-LITE、スポーティーなサイクリングをする時はEzy Superior採用のビンディングペダルに交換するといった使い方も考えられる。一台のバイクで様々なスタイルで乗るライダーにはオススメだ。

MKS TOURING-LITEMKS TOURING-LITE photo:Makoto.AYANO
インプレッション
実際にレトロタイプのロードバイクに装着してみたところ、違和感なくルックス溶け込んでいるように感じさせられた。底が柔らかいスニーカーでペダルを踏み込み、前後左右に滑らせてみようとしたが、靴がスリップするような感覚は少なく、ダンシングも安心して行うことができる。ライド後に靴の底を見てみると側板のエッジが食い込んだ跡がついており、高いグリップ力は納得だ。高精度ベアリングの効果もあり、回転は滑らかで軽快そのもの。ロードバイクに装着するならばTOURING-LITEだろう。

価格は通常モデルが5,700円、Shortモデルが5,900円、Ezy Superiorモデルが9,750円(いずれも税抜)。

MKS TOURING-LITE
ボディ:アルミ
側板 :アルミ/アルマイト
サイズ:W93mm x L69mm、W86mm x L69mm(Short、Ezy Superior)
踏み面:両面
ベアリング:高回転性能ボールベアリング
トウクリップ装着:可
リフレクター:取付可
重量:320g(通常)、312g(Short)、380g(Ezy Superior)
カラー:ブラック
税抜価格:5,700円、5,900円(Shortモデル)、9,750円(Ezy Superiorモデル)



MKS LAMBDA

MKS LAMBDAMKS LAMBDA photo:Makoto.AYANO
踏み面に備えられた吸盤状のグリップが目を引くフラットペダル「LAMBDA(ラムダ)」。今回のブラックカラーは、塗装時に吸盤型グリップまで黒く塗りつぶし、その後に研磨することでグリップ力を高めているという。また、一手間をかけた工程によって黒とシルバーのツートンカラーとなるため、LAMBDAのルックスは引き締まって見える。

横幅78mm x 前後幅119mmという大きなサイズの踏み面を備えており、気軽にペダルを踏めるようになっている。加えてペダルを踏んだ時の安定感も高いため、MTBライドでも活躍するだろう。ボリュームのあるルックスとあわせてファットバイクなど気軽なオフロードバイクにオススメだ。

ラインアップは通常モデルとEzy Superiorモデルの2種類。価格は通常モデルが4,200円、Ezy Superiorモデルが9,750円(税抜)だ。

インプレッション
実際にペダルを試してみたところ、サイズと吸盤型のグリップが効果を発揮し、踏みやすいという第一印象を受けた。サドルに座ってから、すぐにペダルに足を乗せることができ、ペダルを探さなくても良いのはストレスフリーで嬉しいポイントだ。MKSのプロダクトに共通する優れた回転性能は、見た目からくるヘビーな印象とは異なり、軽快なペダリングを手助けしてくれるため、スポーツライドも存分に性能を味わえる。

大きなサイズの踏み面によって安定感を高めている大きなサイズの踏み面によって安定感を高めている photo:Makoto.AYANO
反射板が標準で装備されている反射板が標準で装備されている photo:Makoto.AYANO前後幅が広い踏み面を採用している前後幅が広い踏み面を採用している photo:Makoto.AYANO


MKS LAMBDA
ボディ:アルミ
側板 :アルミ/ダイキャスト
サイズ:W78mm x L119mm
踏み面:両面
ベアリング:ボールベアリング
重量:420g(通常モデル)、487g(Ezy Superior)
カラー:ブラック
税抜価格:4,200円(通常モデル)、9,750円(Ezy Superiorモデル)

リンク

最新ニュース(全ジャンル)