2016/04/06(水) - 09:07
東京でありながら雄大な自然が広がる秋川渓谷エリアに新しいサイクリストの拠点が誕生した。東京駅から直通列車で1時間少しのJR武蔵五日市駅前にオープンした「東京裏山ベース」を紹介しよう。
武蔵五日市の駅前にオープンした東京裏山ベース
ガラス窓に「OPENしました」と誇らしげなPOPが
発起人であるジンケンさん
新宿から中央線と五日市線を乗り継いで1時間半ほど、終点の武蔵五日市駅で降りれば、東京とは思えない大自然が出迎えてくれる。東京のサイクリストにとって馴染み深い奥多摩への玄関口。武蔵五日市から檜原村にかけて広がる秋川渓谷エリアだ。
多摩川水系の中で最も大きな秋川が刻み込んだ渓谷地帯には、キャンプ場やマス釣り場など自然を生かした遊び場が数多く存在し、コンクリートジャングルに疲れた都民にとって、気軽に自然の中でリフレッシュできる人気のエリアである。それはもちろんサイクリストにとっても魅力的なロケーションだということ。
そんな秋川渓谷エリア・武蔵五日市駅のすぐそばに新たな「秘密基地」が誕生した。自転車、トレイルラン、トレッキング、ボルダリング、バーベキューなどなど、様々なアウトドアアクティビティの起点となるシェアスペース「東京裏山ベース」だ。
ただ、シェアスペースといってもどういった機能を持つ施設であるのかイメージしづらい方もいるだろう。あえて誤解を恐れずに一言で表現するなら、「遊び仲間との待ち合わせ場所」だと筆者は感じた。カフェあり、ロッカーあり、シャワーあり、マッサージありと、これから秋川渓谷や奥多摩で遊ぶぞ!という人にとって、使い心地の良いスペースとして東京裏山ベースはデザインされている。
たくさんの人でにぎわったオープニングパーティー
仲間から暖かいメッセージを受けるジンケンさん
和やかな雰囲気でパーティーは進んでいった
アウトドアアクティビティを楽しむ人が多く集まる武蔵五日市駅だが、駅前には彼らを受け入れるための施設が不足していた。例えば、駅に設置されたコインロッカーは週末はいつもフル稼働で荷物を預けられない人がいたり、電車が来るまでの時間を潰せるようなカフェも少なかったり。秋川渓谷や奥多摩という自然溢れるロケーションに惹かれて集まる人々が、快適に過ごせるだけの環境整備が整っていなかった現状がある。
この問題を解消するため、そしてもっと秋川渓谷エリアを楽しいものにするための拠点を作りたい!という想いをもって立ち上がったのが、発起人であるジンケンさんだ。「裏山ライドTOKYO」というMTBツアーガイドを運営するジンケンさんは、秋川渓谷の魅力にハマってしまい吉祥寺から武蔵五日市、そして檜原村へと引っ越したほどの「奥多摩愛」に溢れた方。
CAFE BONDSでバリスタを務める大坂さん
一杯一杯丁寧にハンドドリップされるコーヒーは五日市の名店「オトノコーヒー」の豆を使用している
カップはクリスキング。自転車への愛がうかがえる
トーストなど軽食も用意されている
そんなジンケンさんが立ち上げたこの企画は、クラウドファウンディングでの資金調達にも成功し、多くの人々の支援を受けてオープンにまでこぎつけた。自転車仲間もいれば、トレイルランやボルダリングを楽しむ人、そして何より地元・秋川渓谷の人々の理解と支援があってこそ、東京裏山ベースは完成できたのだとジンケンさんは振り返る。
入れ替わり立ち替わりたくさんの人が扉をくぐるオープニングパーティーでは、有志からの差し入れされたドリンクやフード、常設されるカフェ「BONDS」によるハンドドリップコーヒーなどが振る舞われた。また、中心となって動いたメンバーからジンケンさんへ向けて、愛のこもった激励の言葉が贈られる一幕もあり、終始和やかな雰囲気だった。
地産のクッキーも並べられていた
オーガニックな素材感を活かしたじゃむやの補給用ジェル
登録すると使用できる荷物置き場のロッカーは木製であたたかなぬくもりを感じる
リンパマッサージがうけられるスペースも
トレイルマップにコースを描いて共有することもできる
オリジナルのフロアマットが皆をお出迎え
東京裏山ベースの活動は動き出したばかり。今後は、さまざまなイベントやスクール、ガイドツアーなども開催されて行く予定とのことだ。シェアスペースとして、ロッカーやシャワーなどを利用するためには登録が必要となるが、カフェスペースは誰でも利用できる。
特に、土日は7時半から営業しているということなので、待ち合わせにもぴったりだろう。これからのヒルクライムシーズンに向けて、奥多摩へ走りに行くサイクリストは一度立ち寄ってみてはいかがだろうか。居心地の良さについついライドの距離が短くなってしまうかもしれないけれど。
これからの夢が膨らむ「東京裏山ベース」 奥多摩に走りに行った時は一度訪れてみては?
text:Naoki.YASUOKA
photo:So.Isobe,Naoki.YASUOKA



新宿から中央線と五日市線を乗り継いで1時間半ほど、終点の武蔵五日市駅で降りれば、東京とは思えない大自然が出迎えてくれる。東京のサイクリストにとって馴染み深い奥多摩への玄関口。武蔵五日市から檜原村にかけて広がる秋川渓谷エリアだ。
多摩川水系の中で最も大きな秋川が刻み込んだ渓谷地帯には、キャンプ場やマス釣り場など自然を生かした遊び場が数多く存在し、コンクリートジャングルに疲れた都民にとって、気軽に自然の中でリフレッシュできる人気のエリアである。それはもちろんサイクリストにとっても魅力的なロケーションだということ。
そんな秋川渓谷エリア・武蔵五日市駅のすぐそばに新たな「秘密基地」が誕生した。自転車、トレイルラン、トレッキング、ボルダリング、バーベキューなどなど、様々なアウトドアアクティビティの起点となるシェアスペース「東京裏山ベース」だ。
ただ、シェアスペースといってもどういった機能を持つ施設であるのかイメージしづらい方もいるだろう。あえて誤解を恐れずに一言で表現するなら、「遊び仲間との待ち合わせ場所」だと筆者は感じた。カフェあり、ロッカーあり、シャワーあり、マッサージありと、これから秋川渓谷や奥多摩で遊ぶぞ!という人にとって、使い心地の良いスペースとして東京裏山ベースはデザインされている。



アウトドアアクティビティを楽しむ人が多く集まる武蔵五日市駅だが、駅前には彼らを受け入れるための施設が不足していた。例えば、駅に設置されたコインロッカーは週末はいつもフル稼働で荷物を預けられない人がいたり、電車が来るまでの時間を潰せるようなカフェも少なかったり。秋川渓谷や奥多摩という自然溢れるロケーションに惹かれて集まる人々が、快適に過ごせるだけの環境整備が整っていなかった現状がある。
この問題を解消するため、そしてもっと秋川渓谷エリアを楽しいものにするための拠点を作りたい!という想いをもって立ち上がったのが、発起人であるジンケンさんだ。「裏山ライドTOKYO」というMTBツアーガイドを運営するジンケンさんは、秋川渓谷の魅力にハマってしまい吉祥寺から武蔵五日市、そして檜原村へと引っ越したほどの「奥多摩愛」に溢れた方。




そんなジンケンさんが立ち上げたこの企画は、クラウドファウンディングでの資金調達にも成功し、多くの人々の支援を受けてオープンにまでこぎつけた。自転車仲間もいれば、トレイルランやボルダリングを楽しむ人、そして何より地元・秋川渓谷の人々の理解と支援があってこそ、東京裏山ベースは完成できたのだとジンケンさんは振り返る。
入れ替わり立ち替わりたくさんの人が扉をくぐるオープニングパーティーでは、有志からの差し入れされたドリンクやフード、常設されるカフェ「BONDS」によるハンドドリップコーヒーなどが振る舞われた。また、中心となって動いたメンバーからジンケンさんへ向けて、愛のこもった激励の言葉が贈られる一幕もあり、終始和やかな雰囲気だった。






東京裏山ベースの活動は動き出したばかり。今後は、さまざまなイベントやスクール、ガイドツアーなども開催されて行く予定とのことだ。シェアスペースとして、ロッカーやシャワーなどを利用するためには登録が必要となるが、カフェスペースは誰でも利用できる。
特に、土日は7時半から営業しているということなので、待ち合わせにもぴったりだろう。これからのヒルクライムシーズンに向けて、奥多摩へ走りに行くサイクリストは一度立ち寄ってみてはいかがだろうか。居心地の良さについついライドの距離が短くなってしまうかもしれないけれど。

text:Naoki.YASUOKA
photo:So.Isobe,Naoki.YASUOKA
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