2009/09/30(水) - 20:34
9月20日(日)、都内をぐるりと巡るサイクリングイベント「東京シティサイクリング」が開催され、約2200人の参加者が東京めぐりを楽しんだ。編集部からもメタボ会長ほか3人が参加。実走してきた。まずはイベントの様子をお伝えします。
開催場所は都内中心部一円。受付・スタート地点になっている東京都庁前・都民広場から、ゴールの神宮外苑いちょう並木まで、約40kmがコースになっている。
おおざっぱにコースを順を追ってたどれば、東京都庁前~原宿~表参道~六本木~銀座~りんかい地区~神宮外苑と回る。このイベントのテーマは「街にやさしく 東京再発見サイクリング」だ。
集合・受付場所になっている東京都庁前都民広場には、朝早くからサイクリストが続々とやってくる。都内近郊から自走で来た人、近隣県から輪行で来た人、仲間とクルマを乗り合わせてきた人など、アプローチは様々。それぞれスタート時刻の前に設定された受付時間に間に合うように三々五々やってくる。
バイクニューヨークをお手本に
東京シティサイクリングは平成13年から始まったイベント。首都圏を走るサイクリングイベントの草分け的存在だ。この大会のお手本になっているのはアメリカのニューヨーク市で1977年に約200人の参加者ではじまり、現在では3万人規模の大会にまで成長した「BIKE NEW YORK(Five Boro Bike Tour)」だ。
我が国でも自転車の持つ素晴らしさや爽快感を体験してもらうと、JCA 日本サイクリング協会の主催で開催されている。
世界的に環境問題が大きく叫ばれる今、都内を大勢のサイクリストが走ることによって自転車そのもののアピールと、自転車に乗ることの素晴らしさを広く一般にPRする効果も狙っているのだ。なるほど2000人が一度に走れば、目立つこと間違いない。「おや、自転車の何て言うイベント?」と何度となく通りすがりの歩行者に聞かれたことからも、その視覚に訴える効果は絶大だ。
スタートは三々五々、走りは自由
A組/8:00スタートから、最後のD組/9:30スタートまで、大きくは5ウェーブに分かれてスタートしていく。それぞれが数十名ずつに区切って走り出していく。
このスタート順は申し込み時に自由に選ぶことができる。制限時間内に完走することが不安な人や、走行時間を長くとりたい人は時間が早めのスタートの組を選べばよいというわけだ。
集団が大きくなって交通の邪魔にならないように、各グループ内でも数十名ずつ区切って順番にスタートする。
走っていて面白いのは、途中でコースがクロスするので、あっちの方向から違うグループがやってきてはすれ違ったり、違うほうへ曲がって行ったりする。でもそれが間違えているわけじゃないということ。
走るペースは自由。ゴールは13時から15時までになるように設定されているから、それを目安に走ればよいのだ。
通過制限時間は途中に一箇所だけ設けられているが、何か事故でもない限り普通に走っていて間に合わないことはないだろう。
コースは後半、臨海地区の佃島などのあたりでは遊歩道やサイクリングロードも活用して組まれているので、かなり入り組んだ感じになる。生活エリアでは自転車を押して歩くようになっていたりと、数箇所歩くポイントがあったのは意外だった。なにせ当編集部員は3人ともレーサーシューズでの参加だったので、カツカツ言わせてペンギン歩きしてしまった。次は歩けるシューズとペダルで参加しよう。
ゴール地点ではCYCLOOPが開催
ゴール地点の神宮外苑いちょう並木 では、自転車メーカーの展示試乗会、健康や安全運転のためのワークショップ、抽選会などを行うイベント「CYCLOOP(サイクループ)」が開催されていた。もともと休日は自転車走行が開放されている神宮外苑だから、このイベントがゴールして大勢のサイクリスト、そして数え切れないほどの台数の自転車が並び、まさに自転車天国のようだった。
この2つのイベントはあくまで別運営のものだが、イベント同士タイミングを合わせて開催ということで、相乗効果も高かったようだ。
すでに秋に入ったとはいえ、この日は快晴。そして気温も上がって体感的には夏のように暑かった。予想外に日焼けしてしまい、40kmとは思えないほど心地よい疲れに包まれた。
イベントの流れは写真で紹介していこう。あなたもぐるりと東京を巡った気分になれるかも?
集合 東京都庁前・都民広場
スタート 都庁前
代々木公園内を走る
原宿駅前~表参道
六本木周辺
新橋・SL広場
銀座~築地
お台場・りんかい地区
佃島
皇居
国会議事堂前
ゴール 外苑前
開催場所は都内中心部一円。受付・スタート地点になっている東京都庁前・都民広場から、ゴールの神宮外苑いちょう並木まで、約40kmがコースになっている。
おおざっぱにコースを順を追ってたどれば、東京都庁前~原宿~表参道~六本木~銀座~りんかい地区~神宮外苑と回る。このイベントのテーマは「街にやさしく 東京再発見サイクリング」だ。
集合・受付場所になっている東京都庁前都民広場には、朝早くからサイクリストが続々とやってくる。都内近郊から自走で来た人、近隣県から輪行で来た人、仲間とクルマを乗り合わせてきた人など、アプローチは様々。それぞれスタート時刻の前に設定された受付時間に間に合うように三々五々やってくる。
バイクニューヨークをお手本に
東京シティサイクリングは平成13年から始まったイベント。首都圏を走るサイクリングイベントの草分け的存在だ。この大会のお手本になっているのはアメリカのニューヨーク市で1977年に約200人の参加者ではじまり、現在では3万人規模の大会にまで成長した「BIKE NEW YORK(Five Boro Bike Tour)」だ。
我が国でも自転車の持つ素晴らしさや爽快感を体験してもらうと、JCA 日本サイクリング協会の主催で開催されている。
世界的に環境問題が大きく叫ばれる今、都内を大勢のサイクリストが走ることによって自転車そのもののアピールと、自転車に乗ることの素晴らしさを広く一般にPRする効果も狙っているのだ。なるほど2000人が一度に走れば、目立つこと間違いない。「おや、自転車の何て言うイベント?」と何度となく通りすがりの歩行者に聞かれたことからも、その視覚に訴える効果は絶大だ。
スタートは三々五々、走りは自由
A組/8:00スタートから、最後のD組/9:30スタートまで、大きくは5ウェーブに分かれてスタートしていく。それぞれが数十名ずつに区切って走り出していく。
このスタート順は申し込み時に自由に選ぶことができる。制限時間内に完走することが不安な人や、走行時間を長くとりたい人は時間が早めのスタートの組を選べばよいというわけだ。
集団が大きくなって交通の邪魔にならないように、各グループ内でも数十名ずつ区切って順番にスタートする。
走っていて面白いのは、途中でコースがクロスするので、あっちの方向から違うグループがやってきてはすれ違ったり、違うほうへ曲がって行ったりする。でもそれが間違えているわけじゃないということ。
走るペースは自由。ゴールは13時から15時までになるように設定されているから、それを目安に走ればよいのだ。
通過制限時間は途中に一箇所だけ設けられているが、何か事故でもない限り普通に走っていて間に合わないことはないだろう。
コースは後半、臨海地区の佃島などのあたりでは遊歩道やサイクリングロードも活用して組まれているので、かなり入り組んだ感じになる。生活エリアでは自転車を押して歩くようになっていたりと、数箇所歩くポイントがあったのは意外だった。なにせ当編集部員は3人ともレーサーシューズでの参加だったので、カツカツ言わせてペンギン歩きしてしまった。次は歩けるシューズとペダルで参加しよう。
ゴール地点ではCYCLOOPが開催
ゴール地点の神宮外苑いちょう並木 では、自転車メーカーの展示試乗会、健康や安全運転のためのワークショップ、抽選会などを行うイベント「CYCLOOP(サイクループ)」が開催されていた。もともと休日は自転車走行が開放されている神宮外苑だから、このイベントがゴールして大勢のサイクリスト、そして数え切れないほどの台数の自転車が並び、まさに自転車天国のようだった。
この2つのイベントはあくまで別運営のものだが、イベント同士タイミングを合わせて開催ということで、相乗効果も高かったようだ。
すでに秋に入ったとはいえ、この日は快晴。そして気温も上がって体感的には夏のように暑かった。予想外に日焼けしてしまい、40kmとは思えないほど心地よい疲れに包まれた。
イベントの流れは写真で紹介していこう。あなたもぐるりと東京を巡った気分になれるかも?
集合 東京都庁前・都民広場
スタート 都庁前
代々木公園内を走る
原宿駅前~表参道
六本木周辺
新橋・SL広場
銀座~築地
お台場・りんかい地区
佃島
皇居
国会議事堂前
ゴール 外苑前