「走った後は葡萄に飛び込め！」ニュージーランドを満喫する "グレープライド"

ニュージーランド最大のワイン産地のひとつ、南島のマルボロ地方で開催されるサイクルイベント「フォレストエステート・グレープライド」が月日に開催される。日本からの参加ツアーが企画されている。

グレープライドの主催はマルボロ地方のワイナリー、「フォレストエステート」だ。コースは一周101km。
Grape Ride 2000人のサイリストたち photo:リアルニュージーランド

ワイナリーの一画をスタートし、40km北の港町ピクトンを目指す。さらにクイーンシャーロット・ドライブという美しい峠越えの道（最大高低差約160m）を走り、西へ40km弱の ハブロックへ。そしてニュージーランドらしい牧草地帯を30kmほど南下して、再びワイナリーへと戻る。

朝陽とブドウがお出迎え photo:リアルニュージーランド

初心者向きの1周101kmの｢ソロチャレンジ」の部と、健脚組向けに2周する202kmの「長距離耐久チャレンジ」の部がある。

コースはニュージーランド独特の牧草地帯や、葡萄畑の丘陵地帯、入江のパノラマを抜けて走る絶景コースだ。

走った後はブドウに飛び込め！ photo:リアルニュージーランド

ユニークなのはゴール後の企画「ワンハンドレッド・クラッシュド・バージン」。女性参加者の中から選ばれた100人が、収穫したばかりのブドウ樽の中に飛び込むという、まさにワイナリーならではのイベント。翌年もし参加できれば、この時作った赤ワインがプレゼントされる。

このグレープライドには地元を含めて毎年2,000名を超えるサイクリストが参加している。昨年、日本発のツアーが初めて企画され、15名が参加したが、まだ日本での知名度は高くない。
今年はホノルルセンチュリーライド参加ツアー等のサイクリング企画旅行で好評の旅行会社大手、トップツアー株式会社が本格的にツアーを主催。現在参加者募集を開始している。

左端が「リアルニュージーランド代表の藤井巌さん photo:リアルニュージーランド

このツアーのアテンドは、地元ニュージーランド現地で日本人が運営する、アウトドア・アクティビティを中心としたトラベル・コーディネーター「リアルニュージーランド」（藤井巌さん代表）が担当する。
「本気で遊ぶ人の、本当のニュージーランド」をモットーに、ニュージーランドを知り尽くしたスタッフによるサポートを受けながら参加できるのは心強い限りだ。

また、日本からはトライアスリートとして、J SPORTS解説者としてお馴染みの白戸太郎さん（スポーツナビゲーター）が同行し、現地で前日に開催する試走や講習会で参加者の皆さんをサポートしてくれる。白戸さんも昨年に引き続き2度目の参加となる。

ツアー申し込みは2月27日締め切りとなっている。
葡萄畑を抜けて走る photo:リアルニュージーランド

「楽しく走って酔いましょう！」

丸田憲司さん（リアルニュージーランド）からの招待コメント

ニュージーランドで一番晴れの日が多いマルボロ地方で、ブドウの収穫もそろそろ終わる4月、グレープライドが開催されます。
気になるコースは、ぶどう畑から美しい入江が広がるクイーンシャーロット・サウンドを走り抜ける101km。
そしてゴール後は、女性参加者のなかから選ばれた100人がブドウの樽に飛び込める「One Hundred Crashed Virgin」が待っています！
お楽しみ満載のこのイベントの主催者は、なんとForrest Estateワイナリー。
美味しいワインで気持ちよく酔いましょう！

実際に体験し、楽しいと心から言えるもののみを紹介するトラベル・コーディネイター、リアルニュージーランド一押しのグレープライド。

昨年は日本から15名のライダーの方にご参加いただきました。今年は何名のグレープライダーが誕生するのでしょうか？

ワンハンドレッド・クラッシュド・バージン　女性はブドウに飛び込め！ photo:リアルニュージーランド

グレープライド2009データ

開催日: 2009年4月4日（土）
場所: 南島　マルボロ地区　ブレナム　Marlborough / Blenheim
レース内容: ロードバイク・イベント
・ソロ・チャレンジ：　101km
・長距離耐久チャレンジ：　202km
・チームライド、リレー（2～3名）：　101km
参加人数: 約2,500人限定（2008年度実績）
難易度: 初級者から、経験者はタイムに挑戦を
公式HP: http://www.graperide.co.nz/