2009/06/17(水) - 22:34
200km走った前日の疲れもどこへやら! 昨夜の温泉と、美味しい旅館の食事で身体も心もエネルギーは満タン! いざ、東京へ目指せ200km! え~、また走るのか....。とたんに脚が重くなってきた..。いえ、気を取り直して元気よく行ってみましょう!
【2日目】
1.(朝の)8時だよ、全員集合!!
二日目も快晴、すばらしいサイクリング日和でした。ごはんを食べたら支度をして、旅館の前に集合です
みなさん、爽やか笑顔です。しっかり睡眠がとれたみたいですね。
前日の「高尾の湯」からご一緒だった大城さん(右)を発見。沖縄のバイクショップ、Bicycle kidsの店長さんです。
まずは主催者の鳴嶋氏の挨拶がありました。
「みんな、走り足りないだろ。今日はチームランじゃないからな。好きなだけ走っていいよ」
の一言に、明るい笑いが広がります。いい笑顔のまま、集合写真に移ります。
「ヘルメット脱いで」声をかけあって、集合写真の準備です。
出発前に補給食がくばられました。
この日参加できなかったクラブチームのメンバーさんからと、ASOSS(アソス)日本総代理店(RGTエンタープライズ)のデビッド・マルクス社長からの差し入れです。
「デビットさんから何か挨拶を」と言われると、大きな声で一言だけ
「ASOSS買ってね!!」
ストレートすぎて逆にさわやかな営業に、また笑い声が起こります。
デビットさん。それはモーモージャージの似合う男。コードネームは「アソスボス」
準備ができた人から、つぎつぎに出発です。
150人のライダーが少しづつ間隔をあけて出発します。復路も頑張って下さい。
150人のライダーが少しづつ間隔をあけて出発します。復路も頑張って下さい!
2.山麓道路~諏訪湖(G~F区間)
スタート後、松本市街から山麓道路へ。ひろびろとした田園風景が広がります。
段々畑に東京ではなかなか聞こえない、たくさんの鳥の声が響いています。
この広大な自然(というか農道)に、あんまり回復していない脚でのぞみます。
自然はおおきい。人間はちいさい。
長畝をぬけると一路、塩尻へ。フリーランとは言っても自然発生的にでしょうか、あちこちでトレインが組まれていきます。楽しそうだな、とサポートカーにのせていただいて写真を撮りながらも、一緒に走りたくて仕方がなかったです。
3.諏訪湖
諏訪湖では一日目と同様、休憩ポイントが設けられていました。
バナナや梅干しのほか、生野菜とお味噌も用意されていました。
昨日は全員ここで休憩をとりましたが、今日は少し様子が違います。休憩をとるライダーと取らずにそのまま先に行くライダーがいるようです。
サポートの方が説明して下さったところによると、この後につづく富士見峠からが長くてつらくて時間がかかるため、朝のうちに距離をかせぐ選択と、こまめに補給を取っていく選択があるそうです。なるほど。
思わずみとれてしまう、諏訪湖からのきれいな眺めは、昨日と変わらないままでした。
はつなつ(初夏)の 諏訪湖にLOOK 映えており (と、一句詠む余裕がこのときはまだ、筆者にもあったのですが。。。)
4.諏訪大社~穴山橋(E~D区間)
諏訪湖をでて、噂の長くてつらくて時間がかかる富士見峠へ向かいます。サポートカーで先回りし、カメラを構えてまっていると次々にライダーがやってきます。
ここで幾つものトレインが見られました。
ニコニコされてますが、すっごく早い方たちでした。
フリーランといっても、「ひとりぼっちで走る人はあまりいないんだな」と思っていたら、一人、モーモージャージで走るデビッドさんを発見。こんなに心が躍るなんて、いつの間にかデビッドさんファンになってしまったようです。
さあ、サポートカーから皆さんを応援しつつ穴山橋へ!(すみません。もうすぐ私も走ります)
5.おひとりさまライド、はじまる(C区間)
参加者の皆さんが走る様子をひととおり撮影し終えたところでフリーランに挑戦です。二日目は往路で走らなかった部分を中心に甲府市内から約110キロ、東京を目指しました。
時刻は12時半ごろ。サポートの方にお礼を言って、じゃあ走ります、と車のドアを開けると、むわっとした熱気に包まれます。
(…走りたくないかもー)
一瞬でも思った私のバカっ。自分で自分を叱りつつスタートです。
自転車を始めたのが去年末の筆者にとって、暑さの中でのサイクリングは初めての体験でした。30分もしないうちにめまいがしてきます。
たくさんのトラックに追い越されながらバイパスをモクモクとこいで、甲府バイパスに差しかかる頃、道路標識の上にかかげられた温度計が目に入りました。デジタルの数字が31度を示しています。
(…そんな気温、見たくなかったかもー)
後悔しつつ、もういちど脚を回すことに集中します。
6.笹子でこっそり(C区間)
アスファルトの照り返しからの熱が体力をうばう、車の多いバイパスを抜け、笹子に入ると暑さはとてもしのぎやすくなりました。頭の上をいくらか木々が覆って影をつくってくれるのです。また山の中のあちこちにある水源に近づくたび、驚くほど涼しくなります。川とも言えない小さな流れでも、ひやりとした空気がほっぺたのあたりを流れます。
それが本当に気持ちよく、走っていてただただ、楽しいのでした。緑と水は偉大です。
調子にのってふと思いつく筆者。
「そうだ、ダンシング、やってみよう」
今振り返ると魔がさしたとしか思えません。
せっかく峠のぼってるんだしと、誰も見ていない笹子のほのぐらい上りでひっそりと、生まれて初めてのダンシングに挑戦してきました。
まずはヒルクライムのための練習本に書かれていたダンシングのやり方を思い出します。
たしかダンシングには二種類あるとか言ってたような…休むためのダンシングと…ええと…
暑さと疲れでポッポしている頭で思い出せたのは結局、たったひとつだけでした。
☆体じゃなくてバイクをふる!
つまりは立ちコギ。がんばれあたし。往路で何度もみたライダーさんたちのダンシングを真似すればよいのです。
筆者あこがれのダンシングをする、ファンライド編集長の金城氏
気合いをいれてとりかかってみたものの、まず立てません。
体重を前にかけて車上で立ちたいのですが、太ももがストライキを起こしてます。
やだやだ、ダンシングしてみたいの、とそれでも目一杯力を入れると立てました、立てました。
よし!
ここから、バイクを、ふる、と車体を右に振るとバランスが崩れクリートがはずれず落車。終了です。
諦めてバイクを起こし走りはじめると、脚すりむいたし、坂道発進だし、息あがってるし、もう明らかにさっきより疲れたし。がっかりです。
次のロングランまでには、できるようになりたいなと思います。
7.大幡峠にて(B区間)
上り途中でボトルの水がなくなりました。補給できそうな場所が見当たらず、そのまま走ります。じきに体がだるくなりましたが、休憩してしまうともう一度走りだすことができなそうだったので、脚を止めないことだけ考えて一番軽いギアでただただ、上りました。
それでもふっと、もう駄目かな、ちょっとだけ休もうかな、と気が抜けた瞬間、うしろから風のようなものを感じました。振り向く間もなく
オラオラオラ!
という笑いを含んだ大きなかけ声と一緒に、昨日今日で仲良しになったイベント参加者の方たちが通り過ぎて行きました。
うーん、元気だな。感心して見送ります。
追い越されちゃったし、喉は渇いたままだけど、励まされたみたいで元気が出たぞと、休むのはやめて、やっぱり前へすすむことにしました。
8.雛鶴峠(B区間)
のどの渇きは考えないようにして雛鶴へ。ひたすらこいでいると、また後ろから声がかかります。
「もうラストだよー!がんばってねー!」
とっても明るい声と一緒にザックさん(RGTエンタープライズ)が、つづいて片手で挨拶してくれながらオバタさん(なるしまフレンドのスタッフさん)が、筆者を追い越して行きました。
その速いこと、速いこと。上体を起こしたまま、羽が生えたみたいに上っていく2人の背中を、しばらくぼーっと見とれてしまいました。
オバタさん(右)とザックさん(左)
オバタさんは現役の実業団レーサーですし、ザックさんは先日の富士ヒルクライムで2位入賞とのこと。
スゴい人も参加されてたのですね。
9.大垂水峠(A区間)
大垂水の峠付近でようやく自動販売機を発見しました。「梅よろし」というドリンクを買います。甘くて酸っぱいジュースに、体が喜ぶのが分かります。
幸せだなあ、と少しずつ飲んでいると、そばに止まっていた車から男性がひょこっと顔を出して質問してきました。
「どこから来たの?」
言ってもいいよね。全行程は走ってないけど、言ってもいいよね。
「長野です(さりげなく)」
おお、驚いていらっしゃる。
予想通りのびっくり顔が楽しくて、よしよし、とその勢いでもう一度自転車に乗ります。
この峠さえこえれば、東京です。
10.ゴール
大垂水を下って高尾をすぎるとゴールはもうすぐ。八王子の甲州街道沿い、なるしまフレンドが運営するサイクリストの交流の場、「エコドーム」が目的地です。
設置から2年。お茶、コーヒー、ココアやお菓子などが無料で常備され、情報交換をしたりロングライドの疲れを癒すライダーでいつも賑わっています。
ふらふらになってたどり着くと、サポートメンバーの方たちが迎えてくださいました。
あまりの疲れで正直、ゴール当初のことはあまり覚えていないのですが、冷たいお茶を飲んで一休みするとだんだん実感がわいてきました。
元気が出てくるにつれて、エコドームの中に飾られているバイクが目に入ります。ヨーロッパプロが駆ったホンモノのレースバイクを買い上げたものです。ちょっとしたツール・ド・フランス博物館のようです。
ヨハン・ムセウが2002年パリ~ルーベ優勝時、使用したバイク。落車時についた傷がダウンチューブに残り、その苛酷なレース環境を物語っています。
奥に見える写真はこのバイクの使用者ファビアン・「スパルタクス」・カンチュラーラ。2007年のツール・ド・フランスでは個人TT、マイヨジョーヌ獲得など大活躍しました。
この他にもエコドームには、貴重なバイクとともにサイン入りのユニフォーム、写真、サイクリング関連の書籍やDVDなどがありました。
イベントはここで終了となりますが、最後にひとりひとり、完走記念に参加賞をもらいます。この参加賞は使用バイクのブランドごとに用意されたジャージやキャップ、ボトルゲージなどで、協賛企業から提供されているそうです。
記念品を受け取ったら名残り惜しい気もするけれど、解散です。
長い長い、400キロの週末が終わります。
くたくただけど、なんだか名残り惜しくてもう少しだけ自転車に乗っていたくて、自宅までの40キロを自走で帰宅した筆者でありました。
●オマケ:本日のグルメ
復路のお昼ごはんはなんと、富山名物の「ますの寿司」でした。
これが「ますの寿司」。ずっしりと大きいです。
ふたを開けたところ。しっかりとした食感の桜マスと酢飯は、暑い中でも食べ安かったです。
当日朝3時に富山から運ばれてきたというお寿司は桜色のマスの身としっとりした酢飯が、暑い中でも食べやすかったです。
日直商会、Samサイクル、ブリヂストンアンカー、深谷産業、アズマ産業、
パールイズミ、RGTエンタープライズ、インターマックス (順不同・敬称略)
写真と文:杏子
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【2日目】
1.(朝の)8時だよ、全員集合!!
二日目も快晴、すばらしいサイクリング日和でした。ごはんを食べたら支度をして、旅館の前に集合です
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まずは主催者の鳴嶋氏の挨拶がありました。
「みんな、走り足りないだろ。今日はチームランじゃないからな。好きなだけ走っていいよ」
の一言に、明るい笑いが広がります。いい笑顔のまま、集合写真に移ります。
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出発前に補給食がくばられました。
この日参加できなかったクラブチームのメンバーさんからと、ASOSS(アソス)日本総代理店(RGTエンタープライズ)のデビッド・マルクス社長からの差し入れです。
「デビットさんから何か挨拶を」と言われると、大きな声で一言だけ
「ASOSS買ってね!!」
ストレートすぎて逆にさわやかな営業に、また笑い声が起こります。
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準備ができた人から、つぎつぎに出発です。
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2.山麓道路~諏訪湖(G~F区間)
スタート後、松本市街から山麓道路へ。ひろびろとした田園風景が広がります。
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この広大な自然(というか農道)に、あんまり回復していない脚でのぞみます。
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長畝をぬけると一路、塩尻へ。フリーランとは言っても自然発生的にでしょうか、あちこちでトレインが組まれていきます。楽しそうだな、とサポートカーにのせていただいて写真を撮りながらも、一緒に走りたくて仕方がなかったです。
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3.諏訪湖
諏訪湖では一日目と同様、休憩ポイントが設けられていました。
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昨日は全員ここで休憩をとりましたが、今日は少し様子が違います。休憩をとるライダーと取らずにそのまま先に行くライダーがいるようです。
サポートの方が説明して下さったところによると、この後につづく富士見峠からが長くてつらくて時間がかかるため、朝のうちに距離をかせぐ選択と、こまめに補給を取っていく選択があるそうです。なるほど。
思わずみとれてしまう、諏訪湖からのきれいな眺めは、昨日と変わらないままでした。
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4.諏訪大社~穴山橋(E~D区間)
諏訪湖をでて、噂の長くてつらくて時間がかかる富士見峠へ向かいます。サポートカーで先回りし、カメラを構えてまっていると次々にライダーがやってきます。
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フリーランといっても、「ひとりぼっちで走る人はあまりいないんだな」と思っていたら、一人、モーモージャージで走るデビッドさんを発見。こんなに心が躍るなんて、いつの間にかデビッドさんファンになってしまったようです。
さあ、サポートカーから皆さんを応援しつつ穴山橋へ!(すみません。もうすぐ私も走ります)
5.おひとりさまライド、はじまる(C区間)
参加者の皆さんが走る様子をひととおり撮影し終えたところでフリーランに挑戦です。二日目は往路で走らなかった部分を中心に甲府市内から約110キロ、東京を目指しました。
時刻は12時半ごろ。サポートの方にお礼を言って、じゃあ走ります、と車のドアを開けると、むわっとした熱気に包まれます。
(…走りたくないかもー)
一瞬でも思った私のバカっ。自分で自分を叱りつつスタートです。
自転車を始めたのが去年末の筆者にとって、暑さの中でのサイクリングは初めての体験でした。30分もしないうちにめまいがしてきます。
たくさんのトラックに追い越されながらバイパスをモクモクとこいで、甲府バイパスに差しかかる頃、道路標識の上にかかげられた温度計が目に入りました。デジタルの数字が31度を示しています。
(…そんな気温、見たくなかったかもー)
後悔しつつ、もういちど脚を回すことに集中します。
6.笹子でこっそり(C区間)
アスファルトの照り返しからの熱が体力をうばう、車の多いバイパスを抜け、笹子に入ると暑さはとてもしのぎやすくなりました。頭の上をいくらか木々が覆って影をつくってくれるのです。また山の中のあちこちにある水源に近づくたび、驚くほど涼しくなります。川とも言えない小さな流れでも、ひやりとした空気がほっぺたのあたりを流れます。
それが本当に気持ちよく、走っていてただただ、楽しいのでした。緑と水は偉大です。
調子にのってふと思いつく筆者。
「そうだ、ダンシング、やってみよう」
今振り返ると魔がさしたとしか思えません。
せっかく峠のぼってるんだしと、誰も見ていない笹子のほのぐらい上りでひっそりと、生まれて初めてのダンシングに挑戦してきました。
まずはヒルクライムのための練習本に書かれていたダンシングのやり方を思い出します。
たしかダンシングには二種類あるとか言ってたような…休むためのダンシングと…ええと…
暑さと疲れでポッポしている頭で思い出せたのは結局、たったひとつだけでした。
☆体じゃなくてバイクをふる!
つまりは立ちコギ。がんばれあたし。往路で何度もみたライダーさんたちのダンシングを真似すればよいのです。
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気合いをいれてとりかかってみたものの、まず立てません。
体重を前にかけて車上で立ちたいのですが、太ももがストライキを起こしてます。
やだやだ、ダンシングしてみたいの、とそれでも目一杯力を入れると立てました、立てました。
よし!
ここから、バイクを、ふる、と車体を右に振るとバランスが崩れクリートがはずれず落車。終了です。
諦めてバイクを起こし走りはじめると、脚すりむいたし、坂道発進だし、息あがってるし、もう明らかにさっきより疲れたし。がっかりです。
次のロングランまでには、できるようになりたいなと思います。
7.大幡峠にて(B区間)
上り途中でボトルの水がなくなりました。補給できそうな場所が見当たらず、そのまま走ります。じきに体がだるくなりましたが、休憩してしまうともう一度走りだすことができなそうだったので、脚を止めないことだけ考えて一番軽いギアでただただ、上りました。
それでもふっと、もう駄目かな、ちょっとだけ休もうかな、と気が抜けた瞬間、うしろから風のようなものを感じました。振り向く間もなく
オラオラオラ!
という笑いを含んだ大きなかけ声と一緒に、昨日今日で仲良しになったイベント参加者の方たちが通り過ぎて行きました。
うーん、元気だな。感心して見送ります。
追い越されちゃったし、喉は渇いたままだけど、励まされたみたいで元気が出たぞと、休むのはやめて、やっぱり前へすすむことにしました。
8.雛鶴峠(B区間)
のどの渇きは考えないようにして雛鶴へ。ひたすらこいでいると、また後ろから声がかかります。
「もうラストだよー!がんばってねー!」
とっても明るい声と一緒にザックさん(RGTエンタープライズ)が、つづいて片手で挨拶してくれながらオバタさん(なるしまフレンドのスタッフさん)が、筆者を追い越して行きました。
その速いこと、速いこと。上体を起こしたまま、羽が生えたみたいに上っていく2人の背中を、しばらくぼーっと見とれてしまいました。
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オバタさんは現役の実業団レーサーですし、ザックさんは先日の富士ヒルクライムで2位入賞とのこと。
スゴい人も参加されてたのですね。
9.大垂水峠(A区間)
大垂水の峠付近でようやく自動販売機を発見しました。「梅よろし」というドリンクを買います。甘くて酸っぱいジュースに、体が喜ぶのが分かります。
幸せだなあ、と少しずつ飲んでいると、そばに止まっていた車から男性がひょこっと顔を出して質問してきました。
「どこから来たの?」
言ってもいいよね。全行程は走ってないけど、言ってもいいよね。
「長野です(さりげなく)」
おお、驚いていらっしゃる。
予想通りのびっくり顔が楽しくて、よしよし、とその勢いでもう一度自転車に乗ります。
この峠さえこえれば、東京です。
10.ゴール
大垂水を下って高尾をすぎるとゴールはもうすぐ。八王子の甲州街道沿い、なるしまフレンドが運営するサイクリストの交流の場、「エコドーム」が目的地です。
自転車仲間の交流スペース 八王子「エコドーム」
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ふらふらになってたどり着くと、サポートメンバーの方たちが迎えてくださいました。
あまりの疲れで正直、ゴール当初のことはあまり覚えていないのですが、冷たいお茶を飲んで一休みするとだんだん実感がわいてきました。
元気が出てくるにつれて、エコドームの中に飾られているバイクが目に入ります。ヨーロッパプロが駆ったホンモノのレースバイクを買い上げたものです。ちょっとしたツール・ド・フランス博物館のようです。
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この他にもエコドームには、貴重なバイクとともにサイン入りのユニフォーム、写真、サイクリング関連の書籍やDVDなどがありました。
イベントはここで終了となりますが、最後にひとりひとり、完走記念に参加賞をもらいます。この参加賞は使用バイクのブランドごとに用意されたジャージやキャップ、ボトルゲージなどで、協賛企業から提供されているそうです。
記念品を受け取ったら名残り惜しい気もするけれど、解散です。
長い長い、400キロの週末が終わります。
くたくただけど、なんだか名残り惜しくてもう少しだけ自転車に乗っていたくて、自宅までの40キロを自走で帰宅した筆者でありました。
●オマケ:本日のグルメ
復路のお昼ごはんはなんと、富山名物の「ますの寿司」でした。
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当日朝3時に富山から運ばれてきたというお寿司は桜色のマスの身としっとりした酢飯が、暑い中でも食べやすかったです。
協賛企業一覧
日直商会、Samサイクル、ブリヂストンアンカー、深谷産業、アズマ産業、
パールイズミ、RGTエンタープライズ、インターマックス (順不同・敬称略)
写真と文:杏子
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