2015/06/10(水) - 09:12
世界最大のカスタムオーダーウェアブランド"Bio-Racer"のカスタムオーダーサービスの国内展開が開始されるのは既報の通り。今回は、国内マーケットのリサーチのために来日した事業開発担当マネージャーのクィントン・ヴァンロゲレンベルグ氏のインタビューをお届け。ブランドの理念、ウェア界のトレンド、本場ベルギーと日本のレース事情の違いなどを聞いた。
― まず最初に、今回来日した目的は何だったのでしょうか。
ビオレーサーは昔から日本のマーケットに興味を持っていました。その理由は、日本はものづくりが盛んで、一般の人もモノに強いこだわりを持っているというイメージがあったからです。これから日本のマーケットに本格参入するにあたって、自らの目でマーケットやカスタマーになりうる人達を確かめにきました。
では、なぜこのタイミングかというと、2020年の東京五輪が迫ってきたからです。その頃には日本でももっと自転車人口が増え、競技においても日本のナショナルチームは強化され、国際舞台でも今以上に活躍できる様になると考えています。可能であれば、ビオレーサーがナショナルジャージをサポートし、それを着て母国開催のオリンピックを走ってもらいたいですね。
― では、ビオレーサーとその歴史について教えてください。
会社自体には30年ほどの歴史があります。当時プロチームのコーチを務めていた現会長のレイモンド・ヴァンストラーレンが自宅ガレージで創業した当時はウェアメーカーではなく、有名なバイクフィッティングシステムを始め、選手達が如何に速くなれるかをテーマに様々なことを手がけていました。ちなみに過去には自転車本体やシューズを製造しています。
そんな中で、レイモンドが最終的にフォーカスしていったのがウェアで、現在のメインビジネスとなっています。常に肌に触れていることに加え、大きな空気抵抗を生み出すため、ウェアはパフォーマンスを向上させる上で重要な要素なのです。だからこそビオレーサーは既存のプロダクトに満足せず、常に性能を向上させ、ベルギーを始めとした厳しいレース環境で信頼を勝ち取ることで、これまで発展してこれたのです。
生い立ちという点ではスイスのアソスに似ていると言われますが、アソスがプロパー品に注力にしているのに対して、我々はカスタムオーダーに注力しているというのが大きな違いです。現在は社員総数400人ほどで、年間数千チームからのオーダーを受注しています、近年は多忙を極めていますが、社員の中には元プロ選手などが多く、ライフワークとして業務に取り組んでおり、このことが現在企業として大きく成長している原動力になっているのでしょう。もちろん、仕事の後のビールは欠かせませんね。
工場はルーマニア、チュニジア、チェコスロバキアにあり、なるべく本社からアクセスしやすい場所にすることで、品質を高めています。また、どの工場にも同じ機械を設置することで、品質のばらつきを軽減し、納期の安定化を図っています。ちなみに、3つの中で最も大きいのがルーマニアで、ビオレーサー専用工場として稼働しています。
― 今回の来日ではJBCF宇都宮クリテリウムに視察に行かれたそうですが、ビオレーサーが育ってきたベルギーと日本のレース環境にはどの様な違いがありましたか。
レースのオーガナイズがしっかりしていたこと、そして子供や女性などスポーツバイクに乗っていなさそうな層を含む大勢の観客が沿道に詰めかけていたことに驚きました。ただ、ベルギーのクリテリウムよりもコースの難易度が低く、トップカテゴリーのレースでも集団の密集していないことに気づきました。
聞けば、日本は週末しかレースが開催されておらず、石畳やテクニカルなコーナーが含まれたコースでレースすることが少ないそうですね。
私が住んでいるフランドル地方は「Heart of Cycling」と呼ばれるほど自転車競技が盛んな地域で、最低でも週に3日、ハイシーズンには毎日の様にカテゴリーを問わずレースが開催されています。それも、自宅から20~30kmの距離にレースの会場があり、石畳、グラベル、テクニカルなコーナーなどコースバリエーションも非常に豊富。日本の様なクローズドのサーキットではなく、公道を使ったレースが非常に多い。
そして何よりも、ベルギーは平地が多いことから自転車が交通手段として人々に根付いていますし、舗装状態が悪く、天気の変化がめまぐるしくても、そこに住む人々は自転車に乗るのです。ですから、自転車に対して市民が深い理解を持っています。それは競技であってもしかりで、街中でレースが開催されれば、救急車が来た時の様に道を開けてくれます。つまりはベルギー人にとって幼いころから自転車レースは身近な存在であり、そこから強い選手を輩出できる様に、栄養学やマッサージまで様々なことを学べる自転車専門の高校を設置するなどしっかりとした育成システムが構築されています。
宇都宮に行って、自転車競技に対して日本人が大きな情熱を持っていることがわかりました。だからこそ、東京五輪を見据える18歳ぐらいの若手選手にはベルギーに来て、レース漬けの環境で修行を積んで強くなってもらいたい。確かにベルギーのレースはレベルが高く、最初のうちは歯が立たないでしょう。でも、それは自転車競技先進国になったアメリカやオーストラリアから来た若手選手にとっても同じなのです。
― また、宇都宮クリテではウェアにも違いを感じたそうですね。
まず、日本人ならではのデザインセンスがサイクルウェアにも活かされている点には感心しましたし、我々も見習わなければなりません。将来的には日本人のデザイナーをビオレーサーで雇う必要もあると感じています。ただ、せっかくこだわっているのにフィッティングがないがしろにされている様で、どのクラスの選手でも1~2サイズほど大きいために生地の伸縮性によって筋肉をサポート出来ていないうえ、シワやバタつきによって大きな空気抵抗を生み出してしまっている様にみえました。
― 空気抵抗という点では、ビオレーサーはスキンスーツに定評がありますが、何故こだわっているのでしょうか。
まず、我々の研究結果では自転車を前に進める上で発生する空気抵抗のうちわけは、人間が85%、バイクが15%と言うことがわかっています。つまりはウェアも空気抵抗と大きく関係しており、その空力特性を高めることができれば、よりライダーは速く走ることが可能になるのです。
だからこそ、我々はスキンスーツの開発に注力しており、国の研究期間、本拠地が近いバイクブランドのリドレー、ヘルメットのレイザー、3Dプリンターメーカーなどとも連携しています。そして、製品ラインナップも多く用意しており、オンロード競技用としてはロード用、ロードTT用、トラック用と3種類を用意しており、これはなぜかというと速度域によって空気抵抗が最も小さくなる生地が異なるからなのです。
このこだわりはプロも知るところで、トニ・マルティンやファビアン・カンチェラーラらはスポンサー外であるにも関わらず、我々のスキンスーツを買って使用しています。プロの場合にはサイジングをミリ単位でカスタムしており、その際にはバイクフィッティングシステムが多いに役立っていますね。また、このシステムのお陰で他社なら採寸に1ヶ月を要すところを、1日で終えることができるのです。
― 近年のウェア界といえば、レインウェアの高性能化がトレンドになっています。
今までは防水性と撥水性だけがあればよかったのですが、カステリがリリースしたGABBAによって、その考え方は一変しました。高い透湿性を備え、肌をドライに保つことでパフォーマンスに悪影響を及ぼさない様なレインウェアが求められている。ビオレーサーでも昨年はより高性能なレインウェアの開発に設備投資を行い、特殊な素材の開発に成功し、既に製品としてリリースしている。日本には来年に導入される予定です。
また、安全性の向上も同じくトレンドになっていますね。ビオレーサーでは、昼間はごく普通のジャージであるのに夜になるとリフレクタブルになる「ピクセルテクノロジー」を開発しているところです。これは道路標識を応用して素材の中にガラス分子を混ぜ込んだ生地を採用しています。
― これだけ高性能なウェアを多く展開しながらもプロチームではなく、ベルギーやオランダなどのナショナルチームへの供給が目立つのはなぜなのでしょうか。
我々の理念は選手がベストなパフォーマンスを出すために最大限のサポートを行うことであり、企業として大きな利益を挙げることは考えていません。ですからプロチームにウェアを供給して知名度を高めるためということはしないのです。それでもスポンサー外で使用してくれるプロや、年間に製造する数千チームからのフィードバックによって、現場の意見を取り入れた製品開発・改良を行うことが可能なのです。
プロチームとは異なり、ナショナルチームは国を代表して戦って、世界選手権やオリンピックでは誰しもが勝ちたいと思うからこそ、ウェアをはじめとした機材にはビジネスよりも、より高性能であることが求められる。だからこそ、我々はウェアでサポートしたいと考えているし、実際にベルギー、オランダ、ドイツが採用してくれている。将来的に、この中に日本が入ってくれればベストですね。
― 最後に、現在はどんなアイテムを開発しているのかを教えて下さい。
現在はトライアスロン用ウェアの改良に取り組んでいます。スキンスーツの際にもお話したことと共通しているのですが、スイム、バイク、ランではウェアによって発生する抵抗が大きく異なり、特に水中の場合は大気中の300倍にもなります。当然、トランジッションごとに着替える訳にもいきませんから、落とし所を見つけて、それに最適な素材を開発することを計画中です。
また、日本に向けてはウェブ上でウェアのデザインをシミュレーションできる特設サイトの展開を開始いたしました。これによって、海外ウェアブランドにカスタムオーダーすることへの敷居が下げることができればと考えています。我々は他社に真似されることも多いですが、これからもウェアの最先端を、日本を始めとした世界中のサイクリストに提供して行きたいですね。
この4月から本格的に国内展開が開始されたビオレーサーのカスタムオーダーウェア。ベルギー、オランダ、ドイツのナショナルチームが採用し、ジャンルを問わず数多くのレースで活躍に貢献してきたその性能は確かなものといえるだろう。オーダーウェアを検討中の方は候補に入れてみては如何だろうか。
interview:Yuya.Yamamoto
― まず最初に、今回来日した目的は何だったのでしょうか。
ビオレーサーは昔から日本のマーケットに興味を持っていました。その理由は、日本はものづくりが盛んで、一般の人もモノに強いこだわりを持っているというイメージがあったからです。これから日本のマーケットに本格参入するにあたって、自らの目でマーケットやカスタマーになりうる人達を確かめにきました。
では、なぜこのタイミングかというと、2020年の東京五輪が迫ってきたからです。その頃には日本でももっと自転車人口が増え、競技においても日本のナショナルチームは強化され、国際舞台でも今以上に活躍できる様になると考えています。可能であれば、ビオレーサーがナショナルジャージをサポートし、それを着て母国開催のオリンピックを走ってもらいたいですね。
― では、ビオレーサーとその歴史について教えてください。
会社自体には30年ほどの歴史があります。当時プロチームのコーチを務めていた現会長のレイモンド・ヴァンストラーレンが自宅ガレージで創業した当時はウェアメーカーではなく、有名なバイクフィッティングシステムを始め、選手達が如何に速くなれるかをテーマに様々なことを手がけていました。ちなみに過去には自転車本体やシューズを製造しています。
そんな中で、レイモンドが最終的にフォーカスしていったのがウェアで、現在のメインビジネスとなっています。常に肌に触れていることに加え、大きな空気抵抗を生み出すため、ウェアはパフォーマンスを向上させる上で重要な要素なのです。だからこそビオレーサーは既存のプロダクトに満足せず、常に性能を向上させ、ベルギーを始めとした厳しいレース環境で信頼を勝ち取ることで、これまで発展してこれたのです。
生い立ちという点ではスイスのアソスに似ていると言われますが、アソスがプロパー品に注力にしているのに対して、我々はカスタムオーダーに注力しているというのが大きな違いです。現在は社員総数400人ほどで、年間数千チームからのオーダーを受注しています、近年は多忙を極めていますが、社員の中には元プロ選手などが多く、ライフワークとして業務に取り組んでおり、このことが現在企業として大きく成長している原動力になっているのでしょう。もちろん、仕事の後のビールは欠かせませんね。
工場はルーマニア、チュニジア、チェコスロバキアにあり、なるべく本社からアクセスしやすい場所にすることで、品質を高めています。また、どの工場にも同じ機械を設置することで、品質のばらつきを軽減し、納期の安定化を図っています。ちなみに、3つの中で最も大きいのがルーマニアで、ビオレーサー専用工場として稼働しています。
― 今回の来日ではJBCF宇都宮クリテリウムに視察に行かれたそうですが、ビオレーサーが育ってきたベルギーと日本のレース環境にはどの様な違いがありましたか。
レースのオーガナイズがしっかりしていたこと、そして子供や女性などスポーツバイクに乗っていなさそうな層を含む大勢の観客が沿道に詰めかけていたことに驚きました。ただ、ベルギーのクリテリウムよりもコースの難易度が低く、トップカテゴリーのレースでも集団の密集していないことに気づきました。
聞けば、日本は週末しかレースが開催されておらず、石畳やテクニカルなコーナーが含まれたコースでレースすることが少ないそうですね。
私が住んでいるフランドル地方は「Heart of Cycling」と呼ばれるほど自転車競技が盛んな地域で、最低でも週に3日、ハイシーズンには毎日の様にカテゴリーを問わずレースが開催されています。それも、自宅から20~30kmの距離にレースの会場があり、石畳、グラベル、テクニカルなコーナーなどコースバリエーションも非常に豊富。日本の様なクローズドのサーキットではなく、公道を使ったレースが非常に多い。
そして何よりも、ベルギーは平地が多いことから自転車が交通手段として人々に根付いていますし、舗装状態が悪く、天気の変化がめまぐるしくても、そこに住む人々は自転車に乗るのです。ですから、自転車に対して市民が深い理解を持っています。それは競技であってもしかりで、街中でレースが開催されれば、救急車が来た時の様に道を開けてくれます。つまりはベルギー人にとって幼いころから自転車レースは身近な存在であり、そこから強い選手を輩出できる様に、栄養学やマッサージまで様々なことを学べる自転車専門の高校を設置するなどしっかりとした育成システムが構築されています。
宇都宮に行って、自転車競技に対して日本人が大きな情熱を持っていることがわかりました。だからこそ、東京五輪を見据える18歳ぐらいの若手選手にはベルギーに来て、レース漬けの環境で修行を積んで強くなってもらいたい。確かにベルギーのレースはレベルが高く、最初のうちは歯が立たないでしょう。でも、それは自転車競技先進国になったアメリカやオーストラリアから来た若手選手にとっても同じなのです。
― また、宇都宮クリテではウェアにも違いを感じたそうですね。
まず、日本人ならではのデザインセンスがサイクルウェアにも活かされている点には感心しましたし、我々も見習わなければなりません。将来的には日本人のデザイナーをビオレーサーで雇う必要もあると感じています。ただ、せっかくこだわっているのにフィッティングがないがしろにされている様で、どのクラスの選手でも1~2サイズほど大きいために生地の伸縮性によって筋肉をサポート出来ていないうえ、シワやバタつきによって大きな空気抵抗を生み出してしまっている様にみえました。
― 空気抵抗という点では、ビオレーサーはスキンスーツに定評がありますが、何故こだわっているのでしょうか。
まず、我々の研究結果では自転車を前に進める上で発生する空気抵抗のうちわけは、人間が85%、バイクが15%と言うことがわかっています。つまりはウェアも空気抵抗と大きく関係しており、その空力特性を高めることができれば、よりライダーは速く走ることが可能になるのです。
だからこそ、我々はスキンスーツの開発に注力しており、国の研究期間、本拠地が近いバイクブランドのリドレー、ヘルメットのレイザー、3Dプリンターメーカーなどとも連携しています。そして、製品ラインナップも多く用意しており、オンロード競技用としてはロード用、ロードTT用、トラック用と3種類を用意しており、これはなぜかというと速度域によって空気抵抗が最も小さくなる生地が異なるからなのです。
このこだわりはプロも知るところで、トニ・マルティンやファビアン・カンチェラーラらはスポンサー外であるにも関わらず、我々のスキンスーツを買って使用しています。プロの場合にはサイジングをミリ単位でカスタムしており、その際にはバイクフィッティングシステムが多いに役立っていますね。また、このシステムのお陰で他社なら採寸に1ヶ月を要すところを、1日で終えることができるのです。
― 近年のウェア界といえば、レインウェアの高性能化がトレンドになっています。
今までは防水性と撥水性だけがあればよかったのですが、カステリがリリースしたGABBAによって、その考え方は一変しました。高い透湿性を備え、肌をドライに保つことでパフォーマンスに悪影響を及ぼさない様なレインウェアが求められている。ビオレーサーでも昨年はより高性能なレインウェアの開発に設備投資を行い、特殊な素材の開発に成功し、既に製品としてリリースしている。日本には来年に導入される予定です。
また、安全性の向上も同じくトレンドになっていますね。ビオレーサーでは、昼間はごく普通のジャージであるのに夜になるとリフレクタブルになる「ピクセルテクノロジー」を開発しているところです。これは道路標識を応用して素材の中にガラス分子を混ぜ込んだ生地を採用しています。
― これだけ高性能なウェアを多く展開しながらもプロチームではなく、ベルギーやオランダなどのナショナルチームへの供給が目立つのはなぜなのでしょうか。
我々の理念は選手がベストなパフォーマンスを出すために最大限のサポートを行うことであり、企業として大きな利益を挙げることは考えていません。ですからプロチームにウェアを供給して知名度を高めるためということはしないのです。それでもスポンサー外で使用してくれるプロや、年間に製造する数千チームからのフィードバックによって、現場の意見を取り入れた製品開発・改良を行うことが可能なのです。
プロチームとは異なり、ナショナルチームは国を代表して戦って、世界選手権やオリンピックでは誰しもが勝ちたいと思うからこそ、ウェアをはじめとした機材にはビジネスよりも、より高性能であることが求められる。だからこそ、我々はウェアでサポートしたいと考えているし、実際にベルギー、オランダ、ドイツが採用してくれている。将来的に、この中に日本が入ってくれればベストですね。
― 最後に、現在はどんなアイテムを開発しているのかを教えて下さい。
現在はトライアスロン用ウェアの改良に取り組んでいます。スキンスーツの際にもお話したことと共通しているのですが、スイム、バイク、ランではウェアによって発生する抵抗が大きく異なり、特に水中の場合は大気中の300倍にもなります。当然、トランジッションごとに着替える訳にもいきませんから、落とし所を見つけて、それに最適な素材を開発することを計画中です。
また、日本に向けてはウェブ上でウェアのデザインをシミュレーションできる特設サイトの展開を開始いたしました。これによって、海外ウェアブランドにカスタムオーダーすることへの敷居が下げることができればと考えています。我々は他社に真似されることも多いですが、これからもウェアの最先端を、日本を始めとした世界中のサイクリストに提供して行きたいですね。
この4月から本格的に国内展開が開始されたビオレーサーのカスタムオーダーウェア。ベルギー、オランダ、ドイツのナショナルチームが採用し、ジャンルを問わず数多くのレースで活躍に貢献してきたその性能は確かなものといえるだろう。オーダーウェアを検討中の方は候補に入れてみては如何だろうか。
interview:Yuya.Yamamoto