2015/03/12(木) - 09:14
デザインが一新されたシマノの高機能バックパック2015年モデル。今回は長距離ツーリング向けバッグのHとR、通勤通学に最適なTシリーズの3種類を紹介しよう。前回インプレッションを行ったUシリーズと同じく「ライダーフィットクロスハーネス」などを採用し、ライディングを妨げない機能性が特徴だ。
シマノ バックパック Hシリーズ
シマノ バックパック H-24(アイランドグリーン) photo:Makoto.AYANO
肩周りの動きを自由にするクロスハーネスを採用。腰回りにも幅広いベルトを使用することでフィット感を向上させている
容量24Lと32Lという2種類を揃えるツーリング向けバックパック「Hシリーズ」。メインコンパートメントに加えて、携帯電話など傷つけたくない貴重品を入れるのに便利なフリースポケット、バッグを降ろさずにアクセスできる腰ハーネスのポケット、左脇に備えられた地図用の小ポケットなど数多くの収納スペースが設けられていることが特徴だ。
H-24のメインコンパートメントは、1泊2日に必要な着替えなどを十分に入れることができる広さとなっている。中には携帯工具や補給食などの収納に便利なメッシュポケットも配されているため、小物類がバッグの中で散らかってしまうこともないだろう。また、荷室の最下部は仕切りで分割可能としており、バッグ内の重量バランスを整えることができる。
胸の前でショルダーストラップをまとめ上げることで高い快適性を実現している
バッグ正面にはヘルメットホルダーも搭載されているため、輪行ツーリングの際に役に立ちそうだ
腰のベルトには使用頻度が高い物を入れておける便利なポケットが備えられている
リフレクター、プロテクターホルダーなど様々な機能が詰め込まれたバッグ下部
バッグの外側正面にはヘルメット用やプロテクター用などのホルダー、サイドにはボトルに最適なストレッチ素材のポケットといった自転車装備品用の収納スペースが設けられているのは嬉しい。もちろんレインカバーも備え付けられているため、突然の雨にも対応可能だ。
フィッティングシステムにはショルダーストラップを胸元でまとめることで、自由な筋肉の動きや腹式呼吸を可能とするクロスハーネス」を搭載することで、荷物の重さを感じさせないようなフィット感を実現している。ショルダーストラップの腰部分は細くする代わりに、ウエストベルトは幅広く、クッション性に優れるタイプとすることで、重い荷物を背負った際の安定性を確保。実際に製品を使ってみたが、ピッタリと体幹に沿ってフィットするため、多少の揺さぶりではずれることが無い。もちろん背面のパネルは3D設計とすることで高い通気性を実現している。
バッグ内部は携帯工具や小物を収納するのに便利なツールオーガナイザー(ポケット)が備えられた
レインカバーが標準で装備されているため、突然雨に降られてもバッグへの浸水を防ぐことが可能だ
「Hシリーズ」のカラーバリエーションはいずれもブラック/ライトニングブルー、ライトニングブルー/オレンジ、アイランドグリーンという3カラー。価格は24L仕様で11,000円(税抜)、32L仕様で12,000円(税抜)だ。
広い面で体にフィットするため大荷物となっても安定感が高い
シマノ Hシリーズ
容 量:24L、32L
重 量:974g(24L)、1,079g(32L)
カラー:ブラック/ライトニングブルー、ライトニングブルー/オレンジ、アイランドグリーン
価 格:11,000円(税抜、24L)、12,000円(税抜、32L)
シマノ バックパック Rシリーズ
シマノ バックパック R-12(ブラック/ジャズベリー)
容量12Lと16Lという2種類がラインアップされる「Rシリーズ」は、日帰りの長距離や輪行ツーリングに最適なバックパック。上記Hシリーズよりも一回りコンパクトだが、多種多様なポケットが高い収納性を発揮してくれる。
例えば、メインの荷室には小物類を収納するのに便利なツールポケットが備えられており、バッグ内で小物が散らかってしまうこともない。加えて傷つけたくない貴重品などを入れるのに最適なフリースポケット、使用頻度が高い物を入れておくハーネスポケットが設けられており、使い勝手も良い。脱いだ時に意外とかさばるヘルメットを固定するストラップも装備しているため、輪行の際、ライド中にカフェ等に立ち寄る際も便利だ。
背中の熱を逃がせるような3D設計となっている
バッグ正面のフックはヘルメットホルダーの役割があり、意外とかさばりやすいヘルメットをスマートに持ち運ぶことが可能だ
ウェストベルトには小物用のポケットが備えられている
最低限の携帯工具やウィンドブレーカーを入れるのに最適な容量12L
フィッティングシステムにクロスハーネスこそ採用されてはいないが、ワイドなショルダーストラップとウェストベルトを搭載しているため、優れたフィット感を確保。さらに、背中の形状に合わせて体に沿いながらも高い通気性を実現している3Dバックパネルを搭載することで快適性も向上させている。
シンプルな造りながらも多機能な「Rシリーズ」はカラーバリエーションが豊富なことも特徴で、ブラック/ライトニングブルー、ライトニングブルー/オレンジ、アイランドグリーン、ブラック/ジャズベリー(12Lのみ)、アイランドグリーン/ジャズベリー(12Lのみ)という5種類が揃う。容量12Lは6,000円(税抜)、容量16Lは7,000円(税抜)だ。
ピタリと体にフィットするためストレスを感じにくくなっている
シマノ バックパック Rシリーズ
容 量:12L、16L
重 量:605g(12L)、725g(24L)
カラー:ブラック/ライトニングブルー、ライトニングブルー/オレンジ、アイランドグリーン、ブラック/ジャズベリー(12Lのみ)、アイランドグリーン/ジャズベリー(12Lのみ)
価 格:6,000円(税抜、12L)、7,000円(税抜、16L)
シマノ バックパック Tシリーズ
シマノ バックパック T-25(ブラック/ライトニングブルー)
腕周りのストレスを軽減するクロスハーネス、背中の熱を逃がす3Dパネルを採用することで快適性を向上させた
シマノが誇るバックパックのフィッティングシステム「クロスハーネス」を搭載した、アーバンライドやビジネスシーンでの使用に適したバックパックが「Tシリーズ」だ。手頃なサイズ感の15Lと25Lという2種類がラインナップされており、いずれも様々なポケットが搭載された高い収納性を備えている。
メインの荷室には他シリーズよりも多種多様なポケットが備えられており、携帯工具や予備チューブのみならずスケジュール帳なども入れることが可能となっている。さらに、メインの荷室とは別に備えられたノートPC収納用のポケットは、両面ともクッションがインサートされており保護性能も確保されている。
15インチのPCまで入るポケットも備えられている。両面とも厚さのあるクッション材が設けられているため保護能力も高そうだ
他シリーズと比較するとポケットが数多く備えられており、ビジネスに必要な道具を収納できる
フリース素材のポケットは携帯電話やアイウェアなど傷つけたくないものを入れるのに便利だ
バッグ正面のフックはヘルメットホルダーの役割があり、意外とかさばりやすいヘルメットをスマートに持ち運ぶことが可能だ
バッグ外側正面にはPC用とは異なるフェルト地で収納物を保護するポケットが、サイド部にはボトルや折りたたみ傘など小物を入れるのに便利なポケットが備えられており、収納に関しての様々なニーズに応えてくれそうだ。また、脱いだ時にかさばりやすいヘルメット用のホルダーも備え付けられているため、乗車してない時もスマートに振る舞える。
大荷物となった際も搭載されているフィッティングシステム「クロスハーネス」によって高い安定性がもたらされる。バックパックの下部には被視認性を高める反射材とリアライトを装着できるストラップが用意され、長時間や夜間の使用でも疲れを最小限に留めてくれるだろう。
25Lと大容量ながら体幹をしっかりと包み込むようにフィットするため安定感が高い
シマノ バックパック Tシリーズ
容 量:15L、25L
重 量:885g(15L)、1025g(24L)
カラー:ラック/ライトニングブルー、ライトニングブルー/オレンジ、アイランドグリーン
価 格:9,500円(税抜、15L)、11,000円(税抜、25L)
シマノ バックパック Hシリーズ
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容量24Lと32Lという2種類を揃えるツーリング向けバックパック「Hシリーズ」。メインコンパートメントに加えて、携帯電話など傷つけたくない貴重品を入れるのに便利なフリースポケット、バッグを降ろさずにアクセスできる腰ハーネスのポケット、左脇に備えられた地図用の小ポケットなど数多くの収納スペースが設けられていることが特徴だ。
H-24のメインコンパートメントは、1泊2日に必要な着替えなどを十分に入れることができる広さとなっている。中には携帯工具や補給食などの収納に便利なメッシュポケットも配されているため、小物類がバッグの中で散らかってしまうこともないだろう。また、荷室の最下部は仕切りで分割可能としており、バッグ内の重量バランスを整えることができる。
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バッグの外側正面にはヘルメット用やプロテクター用などのホルダー、サイドにはボトルに最適なストレッチ素材のポケットといった自転車装備品用の収納スペースが設けられているのは嬉しい。もちろんレインカバーも備え付けられているため、突然の雨にも対応可能だ。
フィッティングシステムにはショルダーストラップを胸元でまとめることで、自由な筋肉の動きや腹式呼吸を可能とするクロスハーネス」を搭載することで、荷物の重さを感じさせないようなフィット感を実現している。ショルダーストラップの腰部分は細くする代わりに、ウエストベルトは幅広く、クッション性に優れるタイプとすることで、重い荷物を背負った際の安定性を確保。実際に製品を使ってみたが、ピッタリと体幹に沿ってフィットするため、多少の揺さぶりではずれることが無い。もちろん背面のパネルは3D設計とすることで高い通気性を実現している。
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「Hシリーズ」のカラーバリエーションはいずれもブラック/ライトニングブルー、ライトニングブルー/オレンジ、アイランドグリーンという3カラー。価格は24L仕様で11,000円(税抜)、32L仕様で12,000円(税抜)だ。
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シマノ Hシリーズ
容 量:24L、32L
重 量:974g(24L)、1,079g(32L)
カラー:ブラック/ライトニングブルー、ライトニングブルー/オレンジ、アイランドグリーン
価 格:11,000円(税抜、24L)、12,000円(税抜、32L)
シマノ バックパック Rシリーズ
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容量12Lと16Lという2種類がラインアップされる「Rシリーズ」は、日帰りの長距離や輪行ツーリングに最適なバックパック。上記Hシリーズよりも一回りコンパクトだが、多種多様なポケットが高い収納性を発揮してくれる。
例えば、メインの荷室には小物類を収納するのに便利なツールポケットが備えられており、バッグ内で小物が散らかってしまうこともない。加えて傷つけたくない貴重品などを入れるのに最適なフリースポケット、使用頻度が高い物を入れておくハーネスポケットが設けられており、使い勝手も良い。脱いだ時に意外とかさばるヘルメットを固定するストラップも装備しているため、輪行の際、ライド中にカフェ等に立ち寄る際も便利だ。
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シンプルな造りながらも多機能な「Rシリーズ」はカラーバリエーションが豊富なことも特徴で、ブラック/ライトニングブルー、ライトニングブルー/オレンジ、アイランドグリーン、ブラック/ジャズベリー(12Lのみ)、アイランドグリーン/ジャズベリー(12Lのみ)という5種類が揃う。容量12Lは6,000円(税抜)、容量16Lは7,000円(税抜)だ。
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シマノ バックパック Rシリーズ
容 量:12L、16L
重 量:605g(12L)、725g(24L)
カラー:ブラック/ライトニングブルー、ライトニングブルー/オレンジ、アイランドグリーン、ブラック/ジャズベリー(12Lのみ)、アイランドグリーン/ジャズベリー(12Lのみ)
価 格:6,000円(税抜、12L)、7,000円(税抜、16L)
シマノ バックパック Tシリーズ
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シマノが誇るバックパックのフィッティングシステム「クロスハーネス」を搭載した、アーバンライドやビジネスシーンでの使用に適したバックパックが「Tシリーズ」だ。手頃なサイズ感の15Lと25Lという2種類がラインナップされており、いずれも様々なポケットが搭載された高い収納性を備えている。
メインの荷室には他シリーズよりも多種多様なポケットが備えられており、携帯工具や予備チューブのみならずスケジュール帳なども入れることが可能となっている。さらに、メインの荷室とは別に備えられたノートPC収納用のポケットは、両面ともクッションがインサートされており保護性能も確保されている。
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バッグ外側正面にはPC用とは異なるフェルト地で収納物を保護するポケットが、サイド部にはボトルや折りたたみ傘など小物を入れるのに便利なポケットが備えられており、収納に関しての様々なニーズに応えてくれそうだ。また、脱いだ時にかさばりやすいヘルメット用のホルダーも備え付けられているため、乗車してない時もスマートに振る舞える。
大荷物となった際も搭載されているフィッティングシステム「クロスハーネス」によって高い安定性がもたらされる。バックパックの下部には被視認性を高める反射材とリアライトを装着できるストラップが用意され、長時間や夜間の使用でも疲れを最小限に留めてくれるだろう。
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シマノ バックパック Tシリーズ
容 量:15L、25L
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カラー:ラック/ライトニングブルー、ライトニングブルー/オレンジ、アイランドグリーン
価 格:9,500円(税抜、15L)、11,000円(税抜、25L)
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