2014/03/10(月) - 08:57
関西のロードシーズン幕開けを告げるのが、スプリングエンデューロードinはりちゅう。ロードレースありエンデューロありで多くのサイクリストが開幕戦を楽しんだ。
サイクルロードレース協会(CRRA)主催のレースがチャレンジリーグ。西日本で7戦、東日本で5戦が今年は予定され、全12戦のなかでも最初に行われるのがこの大会。初心者から上級者まで、そして子どもたちなど家族も楽しめるのが特徴。年々大会数と参加者を増やしている。
開幕戦が行われたのは兵庫県播磨中央公園。この自然散策ゾーンに位置する1周3kmのアップダウンに富むコースを周回する。ペースが上がると休みどころが無く、アップダウンの連続で獲得標高差も大きく走り応えのあるもの。マトリックスパワータグの選手たちが安全に展開できるよう一緒に走ってくれるので、落車が極めて少ないのも特徴。
エリート
途中から野本空(松山工業高校)と長野耕治(斑鳩アスティーフォ)の愛媛県勢が逃げる展開に。20秒ほどあった差も縮まり、野本単独で逃げ続けゴールでは2秒差で逃げ切り優勝。
優勝した野本は「長野さんに助けていただいて何とかゴールすることができました。今日は逃げるかスプリントにするかどちらかにしようと思って、タイミングが合ったので逃げました。最後は後ろから集団が来ていたので不安でした」と語る。野本は2013年大分での全日本ロードジュニア8位の成績を持つ。
エリート 30km
1位 野本空(松山工業高校)48分40秒
2位 井上人志(シエルヴォ奈良MIYATA‐MERIDAサイクリングチーム)+01秒
3位 小林孝臣(Y's-Racing)
4位 長野耕治(斑鳩アスティーフォ)+02秒
5位 今井雄輝(EURO-WORKS Racing)
6位 大永剛志(トラクターRC)
7位 野島遊(TEAM EURASIA-IRC tire)
8位 大西純一(NASU FAN CLUB)
9位 兼松大和(Team Green Road)
10位 松岡亮(ボナペティ)
ビギナーⅠ&Ⅱ
ビギナーⅠ 12km
1位 辻健人 21分34秒
2位 内田淳(Team Green Road)
3位 塩野裕一 +05秒
ビギナーⅡ 12km
1位 横山直人(ウオズミサイクル)22分11秒
2位 吉田公人(大東市サイクルロードクラブ)
3位 本原慎太郎
スポーツⅠ&Ⅱ
スポーツⅡ 18km
1位 柳田博樹(Cycle Racing Team ALLEZ)31分09秒
2位 高橋亘平
3位 辻潤(Y's-Racing)+33秒
スポーツⅠ 24km
1位 根田裕司(ネクストリーム)40分06秒
2位 中廣利貴(Team Mt.Nabe)
3位 伊藤隼也(-Orge-)
アンダー12&9
アンダー12 6km
1位 松井颯大(NASU FAN CLUB)12分18秒
2位 天野壮悠(ステラシルベスト/JS天野屋)
3位 白川隆太(堺市立西百舌鳥小)+01秒
アンダー9 3km
1位 宮本奏穂(Team スクアドラ)7分44秒
2位 香西玲良(高松市サイクルスポーツ少年団)
3位 富永叡利(クライムサイクスポーツ)+01秒
120分エンデューロ ソロ&チーム
120分エンデューロ ソロ
1位 板子佑士(Life Ride)24周 2時間04分45秒
2位 二神誠一郎(松山工業高校)+19秒
3位 山下祥平(松山工業高校)
4位 船岡洋(tacurino.net)+20秒
5位 坂東克浩 +49秒
6位 中村弦太 +1分17秒
7位 小関寛(Instinct)-1Lap
8位 小川修(ディベルティード津ぅ~)-1Lap
9位 中馬聡司(soleildelest)-1Lap
10位 山本修史(松山工業高校)-2Lap
120分エンデューロ チーム
1位 神戸高専自転車同好会 23周 2時間04分04秒
2位 Life Ride -1Lap
3位 Team UP!UP! H -1Lap
4位 GreenhillRiders -2Lap
5位 神戸高専M5D有志 -2Lap
6位 スクアドラ -2Lap
あなたの自転車見せてください~優勝者が使用したバイク
関西のロードシーズンの開幕と位置づけられるレースを勝利で飾った、スポーツⅠカテゴリの根田裕司さん(ネクストリーム)と120分エンデューロ ソロカテゴリの板子佑士さん(Life Ride)にご自慢の愛車とともに登場していただいた。
スポーツⅠ 根田裕司さん(ネクストリーム)
迫力のゴールスプリントで優勝した根田さん。コストパフォーマンスと剛性重視で選んだというバイクはスペシャライズドのアルミフレームモデル、ALLEZ RACE。完成車で179,000円とお手ごろだが根田さんはフレーム以外のパーツのほとんどを自分好みに変えている。「自分はギアを掛けて走るパワータイプ。クリテリウムが好きですね。このコースは上りが短いからパワーでいけます」という。コンポーネントはシマノデュラエース9000へ交換、ホイールはENVEを装着。効果的なお金の使い方で実戦的なバイクに仕上げた。
120分エンデューロ ソロ 板子佑士さん(Life Ride)
板子さんがシクロワイアードに登場するのは2回目。板子さんはなんと、昨年のツール・ド・おきなわ市民100kmの優勝者。そのおきなわのときにも使ったのが、このリドレーNOAH。「エアロのフレームがかっこよくて。見た目がよくて速く走れるから買いました」とエアロ重視。
ふだんの練習は「通勤で30kmくらい、帰りは遠回りしたり仲間と走って、あとは土日です」と多忙な社会人らしい練習内容。「今年は乗鞍を狙いたいですね」と上りが得意な板子さんならではだ。
photo&text:高木秀彰
サイクルロードレース協会(CRRA)主催のレースがチャレンジリーグ。西日本で7戦、東日本で5戦が今年は予定され、全12戦のなかでも最初に行われるのがこの大会。初心者から上級者まで、そして子どもたちなど家族も楽しめるのが特徴。年々大会数と参加者を増やしている。
開幕戦が行われたのは兵庫県播磨中央公園。この自然散策ゾーンに位置する1周3kmのアップダウンに富むコースを周回する。ペースが上がると休みどころが無く、アップダウンの連続で獲得標高差も大きく走り応えのあるもの。マトリックスパワータグの選手たちが安全に展開できるよう一緒に走ってくれるので、落車が極めて少ないのも特徴。
エリート
途中から野本空(松山工業高校)と長野耕治(斑鳩アスティーフォ)の愛媛県勢が逃げる展開に。20秒ほどあった差も縮まり、野本単独で逃げ続けゴールでは2秒差で逃げ切り優勝。
優勝した野本は「長野さんに助けていただいて何とかゴールすることができました。今日は逃げるかスプリントにするかどちらかにしようと思って、タイミングが合ったので逃げました。最後は後ろから集団が来ていたので不安でした」と語る。野本は2013年大分での全日本ロードジュニア8位の成績を持つ。
エリート 30km
1位 野本空(松山工業高校)48分40秒
2位 井上人志(シエルヴォ奈良MIYATA‐MERIDAサイクリングチーム)+01秒
3位 小林孝臣(Y's-Racing)
4位 長野耕治(斑鳩アスティーフォ)+02秒
5位 今井雄輝(EURO-WORKS Racing)
6位 大永剛志(トラクターRC)
7位 野島遊(TEAM EURASIA-IRC tire)
8位 大西純一(NASU FAN CLUB)
9位 兼松大和(Team Green Road)
10位 松岡亮(ボナペティ)
ビギナーⅠ&Ⅱ
ビギナーⅠ 12km
1位 辻健人 21分34秒
2位 内田淳(Team Green Road)
3位 塩野裕一 +05秒
ビギナーⅡ 12km
1位 横山直人(ウオズミサイクル)22分11秒
2位 吉田公人(大東市サイクルロードクラブ)
3位 本原慎太郎
スポーツⅠ&Ⅱ
スポーツⅡ 18km
1位 柳田博樹(Cycle Racing Team ALLEZ)31分09秒
2位 高橋亘平
3位 辻潤(Y's-Racing)+33秒
スポーツⅠ 24km
1位 根田裕司(ネクストリーム)40分06秒
2位 中廣利貴(Team Mt.Nabe)
3位 伊藤隼也(-Orge-)
アンダー12&9
アンダー12 6km
1位 松井颯大(NASU FAN CLUB)12分18秒
2位 天野壮悠(ステラシルベスト/JS天野屋)
3位 白川隆太(堺市立西百舌鳥小)+01秒
アンダー9 3km
1位 宮本奏穂(Team スクアドラ)7分44秒
2位 香西玲良(高松市サイクルスポーツ少年団)
3位 富永叡利(クライムサイクスポーツ)+01秒
120分エンデューロ ソロ&チーム
120分エンデューロ ソロ
1位 板子佑士(Life Ride)24周 2時間04分45秒
2位 二神誠一郎(松山工業高校)+19秒
3位 山下祥平(松山工業高校)
4位 船岡洋(tacurino.net)+20秒
5位 坂東克浩 +49秒
6位 中村弦太 +1分17秒
7位 小関寛(Instinct)-1Lap
8位 小川修(ディベルティード津ぅ~)-1Lap
9位 中馬聡司(soleildelest)-1Lap
10位 山本修史(松山工業高校)-2Lap
120分エンデューロ チーム
1位 神戸高専自転車同好会 23周 2時間04分04秒
2位 Life Ride -1Lap
3位 Team UP!UP! H -1Lap
4位 GreenhillRiders -2Lap
5位 神戸高専M5D有志 -2Lap
6位 スクアドラ -2Lap
あなたの自転車見せてください~優勝者が使用したバイク
関西のロードシーズンの開幕と位置づけられるレースを勝利で飾った、スポーツⅠカテゴリの根田裕司さん(ネクストリーム)と120分エンデューロ ソロカテゴリの板子佑士さん(Life Ride)にご自慢の愛車とともに登場していただいた。
スポーツⅠ 根田裕司さん(ネクストリーム)
迫力のゴールスプリントで優勝した根田さん。コストパフォーマンスと剛性重視で選んだというバイクはスペシャライズドのアルミフレームモデル、ALLEZ RACE。完成車で179,000円とお手ごろだが根田さんはフレーム以外のパーツのほとんどを自分好みに変えている。「自分はギアを掛けて走るパワータイプ。クリテリウムが好きですね。このコースは上りが短いからパワーでいけます」という。コンポーネントはシマノデュラエース9000へ交換、ホイールはENVEを装着。効果的なお金の使い方で実戦的なバイクに仕上げた。
120分エンデューロ ソロ 板子佑士さん(Life Ride)
板子さんがシクロワイアードに登場するのは2回目。板子さんはなんと、昨年のツール・ド・おきなわ市民100kmの優勝者。そのおきなわのときにも使ったのが、このリドレーNOAH。「エアロのフレームがかっこよくて。見た目がよくて速く走れるから買いました」とエアロ重視。
ふだんの練習は「通勤で30kmくらい、帰りは遠回りしたり仲間と走って、あとは土日です」と多忙な社会人らしい練習内容。「今年は乗鞍を狙いたいですね」と上りが得意な板子さんならではだ。
photo&text:高木秀彰
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