2014/03/03(月) - 09:02
創立以来37年間、海外スキー・トレッキングツアーのパイオニアとして日本に海外スキーの魅力を伝え続けてきた旅行会社 フェロートラベルが、広大な自然や歴史的な街並み、魅力的な食文化を備えたイタリア・アルプスを走るサイクリングツアーの募集を開始している。ツアーの魅力と概要を紹介しよう。
今回発表されたのは、世界遺産に登録され近年脚光を浴びるドロミテ山塊を周遊するプランと、ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスの定番コースとして通過するヴァレアオスタ(アオスタ渓谷)を中心としたプランの2種類で、6月から9月の間にそれぞれ複数回が催行される。日本とはまた違う風光明媚な土地や美味しい食事などを味わいながらアルプスを満喫できる魅力的なサイクリングツアーだ。
「スキーの海外ツアー会社がサイクリングツアーを催行?」と疑問に思う方も多いだろう。だが、少し考えてみてほしい。一つ目の共通点として、スキーと自転車は、山岳エリアを中心としたアクティビティであるという点が挙げられる。たとえば、ツールドフランスで登場するラルプデュエズは冬場はスキーリゾートとして人を集めている観光名所だ。もちろん、ツールやジロに登場する他の峠の周辺の街も冬場はスキーリゾートとして栄えている街が多い。ドロミテや、ヴァレアオスタもそういった地域のひとつだ。
次に、機材スポーツという点でも両者は共通している。海外でサイクリングを楽しもうと思っても、自分の自転車を持っていくことはハードルが高いことも事実だ。それはかさばるスキー板やブーツを運搬する必要があるスキーでも事情は同じ。そういった心理的・物理的なハードルを熟知している同社であるから、提携航空会社に無料受託手荷物として自転車を預けられたり、現地のスポーツサイクルショップと連携することでメンテナンスを受けることや、事前予約することでイタリアンブランドのハイエンドロードバイクのレンタルができるといったきめ細やかな対応も準備されている。
37年間にわたって海外スキーツアーを催行してきたフェロートラベルは、ホテルや航空会社、そしてツアーガイドといったツアーに必要な受入ネットワークを現地に築きあげている。常に改善をしてきたことで、それらのサービスレベルは非常に高く保たれており、快適なツアーを実現している。そのことは、スキーツアーのリピーター率が非常に高いことにも現れている。そのインフラが今回のツアーにも生かされているのだ。
経験豊かな現地スタッフがいることで、サイクリングツアーを催行する為に最も重要であるルート決定に必要な現地の地形や気候、道路状況、地元のおいしいレストランといった大切な情報にも精通しているため、同社初のサイクリングツアーながらも隅々まで気が配られており、参加者は思う存分自転車を走らせることができる。また、サポートカーが伴走するため万が一トラブルにも安心して対応を任せられる。
より深くイタリア・アルプスを知ってもらうため、ドロミテとヴァレアオスタどちらのプランでも、マウンテンバイクでのトレイルライドの機会も用意されている。MTB用品等の必要な機材は用意されているため、初めての方でも安心して楽しむことができる。オフロードを走ることによって、オンロードとはまた違うアルプスの側面を体験できるだろう。
それでは、発表された6月〜9月のツアーの詳細を紹介していこう。
ドロミテ山群屈指のサイクルコースを制覇
ベニス直行便で行く、ドロミテサイクル・ハイライト8日間
成田空港からアリタリア- イタリア航空の直行便でドロミテ地方の玄関口、ベニス空港に到着。空港から車で約2時間で、ドロミテ山群の真珠といわれるコルチナ・ダンペッツオの街にアクセスできる。コルチナを起点として、2009年7月にユネスコ世界自然遺産に登録された独創的なドロミテアルプスを走り抜けるダイナミックなサイクリングが魅力のドロミテ周遊8日間のプラン。
2日目から4日目まではこのコルチナ周辺を3日間にわたってサイクリングする。クリスタッロ山裾を周回し、数々の湖水や名峰を楽しむことができる約62km・標高差1092mのコースや、ヨーロッパでも人気のヒルクライムレースのコースともなっている、ジアウ峠への約17kmを含む周回コースなどが設定されている。
5日目は午前中はレンタルMTBにてトレイルライドを楽しんだのち、専用車にてポルドイ峠に移動。ポルドイ峠のロープウェイ駅には、ファウスト・コッピの銅像があり、サイクルロードレースゆかりの地であることを感じさせてくれる。
6日目はポルドイ峠を起点に、ドロミテサイクリングのハイライトともなる、セラ山塊周辺の4つの峠を制覇するヒルクライムに挑戦する。
セラ山塊周遊は、スキーの世界では「セラロンダ」として世界のスキーヤー憧れのコース。サイクリストにとっても、距離55km・標高差1780mと挑戦しがいのあるコースとなっている、フェロートラベルならではのコース設定だ。そして7日目にはベニス空港に移動し、日本への帰路へ就く。
ミラノ直行便で行くヨーロッパ4大名峰と憧れのツール、
ジロの人気コースに迫るヴァレアオスタサイクル・ハイライト8日間
ミラノマルペンサ空港から車で約2時間、4,000m級のアルプス4大名峰「モンブラン」、「モンテチェルビーノ」、「モンテローザ」、「グランパラディーゾ」に周囲を囲まれ、初代ローマ帝国がアルプスの拠点としたアオスタの街にアクセスできる。ヨーロッパ最高峰モンブラン(標高4,810m)のイタリア側をはじめ、ヨーロッパアルプス屈指の名峰の数々を一度のサイクリングの旅で存分に満喫できるこのヴァレアオスタエリアを中心に、ヒルクライムを満喫する8日間。
2日目から4日目まではアオスタ周辺を3日間にわたってサイクリングする。シャテイォンから、モンテチェルビーノ(マッターホルン)までのヒルクライムを楽しむ距離27km・標高差1,470mのコースや、ジロやツールのハイライトとして設定されることの多い、グラン・サンベルナール峠への距離35km・標高差1,883mのコースなどが用意されている。
特に4日目には、ピラスキー場にてトレイルライドを楽しむプランが組まれている。MTBは無料レンタルができ、オンロードよりももっと近くアルプスの自然を体感できるだろう。
5日目には31㎞先のクールマイヨールへ向けてサイクリングし、そのまま古くからの町並みが残るクールマイヨールにて宿泊。ローマ遺跡や、古城、緑の牧歌的な風景とアオスタの魅力が詰まったコースだ。大きな荷物は、車に乗せて宿泊先まで搬送してもらえるので、身軽に自転車での移動ができる。
6日目はクールマイヨール周辺の山岳エリアを堪能。フランス方面へと抜ける風光明媚な街道や、フェレの谷へと向かうモンブランのダイナミックな景観を楽しむルートなどが用意されている。そして、7日目にミラノ空港から日本への帰路に就く。
また、上記の2プランはあくまで一つの例。現地で行われているグランフォンドなどへの参加なども、日程次第では実現できる。もう少し、ハードな/イージーなコースにしてほしいといった、プランオーダーメイドに対応できる柔軟性も、現地の情報を知り尽くしているフェロートラベルならではの強みだ。
ツアー説明会を各地で開催
イタリアサイクリングに興味が湧いた方向けの説明会も開催予定だ。ドロミテやアオスタ地方のエリア説明や現地のサイクリング事情、ツアーの選び方やカウンセリングを行うとのこと。事前予約が必要となるが、サイクリストにとっては憧れであるイタリアを走る夢を実現するチャンスだ。一度足を運ばれてみてはいかがだろうか。説明会の日程は下記の通り。
4/17(木) 東京 18:30 ~20:00 フェロートラベル 東京本社
4/19(土) 名古屋 10:00 ~11:30 フェロートラベル 名古屋営業所
4/20(日) 大阪 10:00 ~11:30 フェロートラベル 大阪支店
5/16(金) 札幌 18:30 ~20:00 札幌アスティ45アキュ 1204 号室
※参加ご希望の方はEメール、またはお電話でお申込みください。
Eメール info@fellow-travel.co.jp
フェローサイクル/㈱フェロートラベル
東京都渋谷区道玄坂2-16-8ビジネスヴィップ渋谷ビル4F
東京 03-5489-5193
大阪 06-6347-8980
名古屋 052-569-1071
また、記事末尾のリンクからは美しい写真で構成された詳細なツアーパンフレット(PDF形式)がダウンロードできる。
今回発表されたのは、世界遺産に登録され近年脚光を浴びるドロミテ山塊を周遊するプランと、ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスの定番コースとして通過するヴァレアオスタ(アオスタ渓谷)を中心としたプランの2種類で、6月から9月の間にそれぞれ複数回が催行される。日本とはまた違う風光明媚な土地や美味しい食事などを味わいながらアルプスを満喫できる魅力的なサイクリングツアーだ。
「スキーの海外ツアー会社がサイクリングツアーを催行?」と疑問に思う方も多いだろう。だが、少し考えてみてほしい。一つ目の共通点として、スキーと自転車は、山岳エリアを中心としたアクティビティであるという点が挙げられる。たとえば、ツールドフランスで登場するラルプデュエズは冬場はスキーリゾートとして人を集めている観光名所だ。もちろん、ツールやジロに登場する他の峠の周辺の街も冬場はスキーリゾートとして栄えている街が多い。ドロミテや、ヴァレアオスタもそういった地域のひとつだ。
次に、機材スポーツという点でも両者は共通している。海外でサイクリングを楽しもうと思っても、自分の自転車を持っていくことはハードルが高いことも事実だ。それはかさばるスキー板やブーツを運搬する必要があるスキーでも事情は同じ。そういった心理的・物理的なハードルを熟知している同社であるから、提携航空会社に無料受託手荷物として自転車を預けられたり、現地のスポーツサイクルショップと連携することでメンテナンスを受けることや、事前予約することでイタリアンブランドのハイエンドロードバイクのレンタルができるといったきめ細やかな対応も準備されている。
37年間にわたって海外スキーツアーを催行してきたフェロートラベルは、ホテルや航空会社、そしてツアーガイドといったツアーに必要な受入ネットワークを現地に築きあげている。常に改善をしてきたことで、それらのサービスレベルは非常に高く保たれており、快適なツアーを実現している。そのことは、スキーツアーのリピーター率が非常に高いことにも現れている。そのインフラが今回のツアーにも生かされているのだ。
経験豊かな現地スタッフがいることで、サイクリングツアーを催行する為に最も重要であるルート決定に必要な現地の地形や気候、道路状況、地元のおいしいレストランといった大切な情報にも精通しているため、同社初のサイクリングツアーながらも隅々まで気が配られており、参加者は思う存分自転車を走らせることができる。また、サポートカーが伴走するため万が一トラブルにも安心して対応を任せられる。
より深くイタリア・アルプスを知ってもらうため、ドロミテとヴァレアオスタどちらのプランでも、マウンテンバイクでのトレイルライドの機会も用意されている。MTB用品等の必要な機材は用意されているため、初めての方でも安心して楽しむことができる。オフロードを走ることによって、オンロードとはまた違うアルプスの側面を体験できるだろう。
それでは、発表された6月〜9月のツアーの詳細を紹介していこう。
ドロミテ山群屈指のサイクルコースを制覇
ベニス直行便で行く、ドロミテサイクル・ハイライト8日間
成田空港からアリタリア- イタリア航空の直行便でドロミテ地方の玄関口、ベニス空港に到着。空港から車で約2時間で、ドロミテ山群の真珠といわれるコルチナ・ダンペッツオの街にアクセスできる。コルチナを起点として、2009年7月にユネスコ世界自然遺産に登録された独創的なドロミテアルプスを走り抜けるダイナミックなサイクリングが魅力のドロミテ周遊8日間のプラン。
2日目から4日目まではこのコルチナ周辺を3日間にわたってサイクリングする。クリスタッロ山裾を周回し、数々の湖水や名峰を楽しむことができる約62km・標高差1092mのコースや、ヨーロッパでも人気のヒルクライムレースのコースともなっている、ジアウ峠への約17kmを含む周回コースなどが設定されている。
5日目は午前中はレンタルMTBにてトレイルライドを楽しんだのち、専用車にてポルドイ峠に移動。ポルドイ峠のロープウェイ駅には、ファウスト・コッピの銅像があり、サイクルロードレースゆかりの地であることを感じさせてくれる。
6日目はポルドイ峠を起点に、ドロミテサイクリングのハイライトともなる、セラ山塊周辺の4つの峠を制覇するヒルクライムに挑戦する。
セラ山塊周遊は、スキーの世界では「セラロンダ」として世界のスキーヤー憧れのコース。サイクリストにとっても、距離55km・標高差1780mと挑戦しがいのあるコースとなっている、フェロートラベルならではのコース設定だ。そして7日目にはベニス空港に移動し、日本への帰路へ就く。
ミラノ直行便で行くヨーロッパ4大名峰と憧れのツール、
ジロの人気コースに迫るヴァレアオスタサイクル・ハイライト8日間
ミラノマルペンサ空港から車で約2時間、4,000m級のアルプス4大名峰「モンブラン」、「モンテチェルビーノ」、「モンテローザ」、「グランパラディーゾ」に周囲を囲まれ、初代ローマ帝国がアルプスの拠点としたアオスタの街にアクセスできる。ヨーロッパ最高峰モンブラン(標高4,810m)のイタリア側をはじめ、ヨーロッパアルプス屈指の名峰の数々を一度のサイクリングの旅で存分に満喫できるこのヴァレアオスタエリアを中心に、ヒルクライムを満喫する8日間。
2日目から4日目まではアオスタ周辺を3日間にわたってサイクリングする。シャテイォンから、モンテチェルビーノ(マッターホルン)までのヒルクライムを楽しむ距離27km・標高差1,470mのコースや、ジロやツールのハイライトとして設定されることの多い、グラン・サンベルナール峠への距離35km・標高差1,883mのコースなどが用意されている。
特に4日目には、ピラスキー場にてトレイルライドを楽しむプランが組まれている。MTBは無料レンタルができ、オンロードよりももっと近くアルプスの自然を体感できるだろう。
5日目には31㎞先のクールマイヨールへ向けてサイクリングし、そのまま古くからの町並みが残るクールマイヨールにて宿泊。ローマ遺跡や、古城、緑の牧歌的な風景とアオスタの魅力が詰まったコースだ。大きな荷物は、車に乗せて宿泊先まで搬送してもらえるので、身軽に自転車での移動ができる。
6日目はクールマイヨール周辺の山岳エリアを堪能。フランス方面へと抜ける風光明媚な街道や、フェレの谷へと向かうモンブランのダイナミックな景観を楽しむルートなどが用意されている。そして、7日目にミラノ空港から日本への帰路に就く。
また、上記の2プランはあくまで一つの例。現地で行われているグランフォンドなどへの参加なども、日程次第では実現できる。もう少し、ハードな/イージーなコースにしてほしいといった、プランオーダーメイドに対応できる柔軟性も、現地の情報を知り尽くしているフェロートラベルならではの強みだ。
ツアー説明会を各地で開催
イタリアサイクリングに興味が湧いた方向けの説明会も開催予定だ。ドロミテやアオスタ地方のエリア説明や現地のサイクリング事情、ツアーの選び方やカウンセリングを行うとのこと。事前予約が必要となるが、サイクリストにとっては憧れであるイタリアを走る夢を実現するチャンスだ。一度足を運ばれてみてはいかがだろうか。説明会の日程は下記の通り。
4/17(木) 東京 18:30 ~20:00 フェロートラベル 東京本社
4/19(土) 名古屋 10:00 ~11:30 フェロートラベル 名古屋営業所
4/20(日) 大阪 10:00 ~11:30 フェロートラベル 大阪支店
5/16(金) 札幌 18:30 ~20:00 札幌アスティ45アキュ 1204 号室
※参加ご希望の方はEメール、またはお電話でお申込みください。
Eメール info@fellow-travel.co.jp
フェローサイクル/㈱フェロートラベル
東京都渋谷区道玄坂2-16-8ビジネスヴィップ渋谷ビル4F
東京 03-5489-5193
大阪 06-6347-8980
名古屋 052-569-1071
また、記事末尾のリンクからは美しい写真で構成された詳細なツアーパンフレット(PDF形式)がダウンロードできる。
関連ファイル
2014フェローサイクルツアーパンフレット
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