2013/08/01(木) - 10:42
真夏の日差しが照りつける祝日の7月15日。静岡県伊豆市修善寺にある日本サイクルスポーツセンター5kmサーキットにて、第16回CSC5時間耐久チームサイクルロードレースが開催された。この真夏の耐久レースの模様をお届けします。
梅雨もすっかり明けて元気に輝く太陽と、その日差しでサーキットの路面からの照り返しで一層熱気が高まる中、179チーム約450名の選手が灼熱の耐久レースに挑んだ”第16回CSC5時間耐久チームサイクルロードレース”。
先導は競輪学校の教官が担当されるのも、この大会ならではの光景
日本サイクルスポーツセンター(CSC)というサイクルロードレースファンなら耳にしただけでも起伏の激しいハードなコースが頭に浮かぶ。厳しいレイアウトに加え灼熱地獄での5時間耐久に挑むチームの皆さんは、スタート前のピットから元気はつらつとしており、さらに多くのチームが上位を狙っているというお祭りイベントながらも、勝利に向けての意気込みがひしひしと感じられた。まずはそんな参加チームの中から、シクロワイアードが注目したチームを紹介しよう。
Beach Racingは若手ライダー3名と女性指揮官 Beach Racing
昨年の大会では事実上の市民ライダーチームのトップの成績を収めたBeach Racingは、若手3名の男子ライダーに女性指揮官の、色々な意味で何とも羨ましいチーム編成で優勝に挑む。
実力を備えた若き3人の下僕たちに守られた女王様は、今年こそは真の総合トップの座を射止める事は出来るのだろうか?
出場3クラスの全て制覇が目標のエノトラ エノトラ
静岡県富士市にある企業の職場仲間が中心。チーム名の由来は職場の地名(江尾)であり、ランニングクラブから、トライアスロンに発展したとのこと。今回は3チームの参加で、全チームで全クラス制覇を目指す。
混合の部にエントリーの「エノトラ 四天悩」は “嵐を巻き起こす!”と強気の宣言。静岡県東部が拠点ということもあり、各ライダーともにCSCの5kmサーキットは我が家の庭も同然。目標達成も、決して夢ではないか?
“小高セツ子”はライダー交代でもこのサービス精神! チーム“小高セツ子”
ゼッケンNo.1、しかもご自身の名前をチーム名に冠するという、並々ならぬ情熱を持ったチーム“小高セツ子”。「いや~ 実はWEBの申し込みで、うっかりチーム名に、私の名前をコピ&ペーしちゃったのです。
主催者さんにはすぐに連絡したのですが『もう変えられない!』とのお答えでした。だからせめて、大会中のアナウンスとかでも、PRしないで下さいってお願いしているのです。」と、我がシクロワイアード編集部にも、強烈に自己PRして頂きました!(メディアにとっては大変ありがたいこと。感謝いたします!)
今回は5チーム体制のAwaR’S なおチーム”小高セツ子”は男女ペアでの参加。レース中のライダー交代でも、このサービス精神!(重ねて感謝いたします)「ソロは体力的にも厳しいのですが、お財布的にもちょっと厳しくって....(笑)」
なるほどと思いつつも、この大会は、耐久 ”チーム” サイクルロードレース。お財布にもう少しやさしければ、ソロで走りたいという、しかもゼッケンNo.1を獲得した、並々ならぬ情熱が伝わってくるチーム”小高セツ子”の走りに期待が高まる。
東海大学自転車部の笑顔 AwaR’S
混合の部に3チームと、ソロに2チームがエントリーのAwaR‘S。総勢12名体制で本大会に望む。目指すはこちらも全クラス制覇と意気込む。(ソロに出場のお二人は、すでに試走にお出掛け?)
東海大学自転車部
各チームがお祭り気分で盛り上がる中、秘かに闘志を燃やすチーム。4回生4名に1回生を加えた5名のチーム構成。無邪気な笑顔と裏腹の若さ弾ける肢体からは、優勝候補の筆頭にあげられる力感が溢れている。
「4回生にとっては、市民レースはコレが学生として最後の大会。一生の思い出創りの為にも優勝したい」 という、社会人にとってはなんとも羨ましい、学生ならではの純粋な想いで、5時間耐久レースに挑む。
灼熱の38℃のスタート、さらにヒートアップする激しいトップ争い
スタート時の気温はなんと38℃。競輪学校の教官の先導でスタートした集団も、総合争いのチームがしのぎを削るチーム以外は、あっという間に分断されていく。その後は観戦者には恵みとなる、さわやかな風が吹き始めた、選手にとってはホームストレッチでの向かい風となり….レース時間の経過とともに、参加者の皆さんの笑顔 (?)にも、一層輝きが増す。
ホームストレートから始めの上りに挑む大集団
ボトルは水分補給だけでなく身体に散水しながら走る
ホームストレートを走り続ける集団
観戦者にとってはありがたい、選手にとってもありがたいのか(?)向かい風が吹き始める。
この暑さ対策として会場内にはシャワーが設置、また大会運営協力として、地元沼津トライアスロンクラブが、冷えた水とスポーツドリンクの提供サービス。さらに伊豆土肥の名産品ところてんや、三島コロッケ、富士宮やきそばなども、元気な選手のエネルギー源として食すことができた。
さらに耐久レースでは選手だけでなく、バイクのケアも大切。こちらは沼津市のプロショップナカムラさんが、豊富な経験と技術で参加選手たちをサポート。いずれも参加者にとってはありがたいサービスに感謝。
給水サービスで大会を支えて頂いたのは、沼津トライアスロンクラブの皆さん
会場内に設置されたシャワーサービス。気持ちいい!
レース展開は想像通りBeach Racing、東海大学自転車部、そして益田篠崎ゴリタの3チームを中心に、トップ争いを繰り広げる。その中から東海大学が次第にリードを広げ、そのまま優勝。“一生の思い出創りをしたい”という夢を、見事に叶えた。
沼津のプロショップナカムラが参加者たちのバイクをサポート
あいつ !まだかなぁ?
地元の伊豆総合高校、集中力を維持して加速する
最後の選手交代にチーム全員の想いを込めて送り出す
勝因はズバリチームワーク。個人の能力を計算しつくした選手交代で、ラップタイムを維持できたとのこと。また残念ながら3位に終わったBearch Racing。さすがに大学生5人のパワーには及ばなかったか?早くも「来年はチームメンバーを見直して、再挑戦します!」とのリベンジ宣言を頂いた。
5時間のレースが終了、続々とゴールする選手たち
東海大学自転車部には、活動強化費として5万円が送呈された
東海大学自転車部には、活動強化費として5万円が送呈された
レース後の反省会?素晴らしい連帯感です
夏の耐久レースを楽しむ”秘策”を大公開
真夏のCSCという過酷な舞台での5時間耐久レースを乗り切るには、各チームそれぞれ秘策があるはず。そこでシクロワイアード編集部では、参加者の皆さんからさまざまな秘策を徹底取材。特にエネルギー&水分補給、そして女性ライダーからは特に紫外線対策について、秘策を伝授いただきました。
水分と塩分の補給には、トマトジュースが最適。
チーム“まりえ”
今年からトライアスロンを勧められ、今回はトレーニングとして参加の“まりえ”さんが手にしていたのは、トマトジュース。水分補給だけでなく、塩分も補給できる優れものの飲み物で、トライアスロンでも欠かすことができないとのこと。また紫外線対策には、運動前に日焼け止めクリームを塗りこみ、運動途中はスプレーを使用。そして運動後は化粧水でケアをされているとのこと。確かに美白を保たれております。
竹芝自転車倶楽部
混合の部 総合優勝の竹芝自転車倶楽部のピットには、市販のエナジーフードや団扇と一緒に、ミッキーの“パックンチョ”が広げられていた。「これだとクッキーで覆われているので、暑い日でもチョコを食べることができるのです。やっぱりチョコはパワーが出ますからね。」 なるほど、実践経験豊富なチームならではの補給食。また竹芝自転車倶楽部には、2名の女性ライダーが参加。気になる紫外線対策についても伺った。
市販のエナジーフードや団扇よりも、テーブルのド真ん中に広げられたミッキーの“パックンチョ”
紫外線対策について、詳しく教えて頂きました。竹芝自転車倶楽部の笹本さんと松田さん
「練習の時にはフェイスマスクを使っています。登山用品としても売られていて、これは日焼け対策だけでなく、排ガス対策にもなります。冬なら厚手を使い、防寒対策にもなります。日焼け止めは、定期的に塗るようにしています。さらに走り終わった後のケアも大切。メラニン色素の生成を抑えるサプリメント(ハイチオールCなど)を摂っています。サプリメントに含まれるL-シスイリンは、皮膚の代謝や肝臓機能の解毒作用にも関係するので、日焼け対策だけでなく、疲労回復の効果もあるようです。」
チーム オギワラーラ?
会社仲間の5名で、混合チームに参加の東條さん。CSC5kmは今回が初参加で、過去の経験からも一番厳しいコースとのこと。お肌については、極力紫外線にさらさないよう覆うことと、さらに1ヶ月に1回ほど、エステでお手入れをされているとのこと。今回も走行中はアームカバーとレッグカバーで、しっかりと対策されておりました。
走行中はアームカバーとレッグカバーを着用し紫外線をブロック
日焼止めはSPF30+をこまめに塗るというBeach Racing監督
Beach Racing チーム監督
今回は女性監督さまより、紫外線対策をお伺いした。日焼け止めによる対策を基本としているが、SPF50+よりも、SPF30+のものをこまめに塗るとのコト。30+は50+よりもサラサラしているので、汗と一緒に拭き取りやすく、むしろ拭き取りながら、こまめに塗りなおしたほうが、効果的とのコト。クルマのオイルも、高価なものを長く使うより、安価なものを定期的に交換したほうが良い、という考え方もあり、紫外線対策にも同じことが言えるということか?
Monster Girls
女子総合で優勝のMonster Girls。勝因はチームメンバーの粒が揃っていて、均等に走ることができたからとのこと。また紫外線対策については、こまめな日焼け止めを心がけており、運動中も塗るようにしているとのこと。あとはパックでケア。また“あまり気にし過ぎない”、といった意見も。対策は神経質にならず、程々にという心掛けも大切なポイントのようですね。
5時間耐久を終えても元気いっぱいのまさに“Monster Girls”
まだまだ強い日差しが続きます。読者の皆さん、参考にして頂けたら幸いです。
日本のパラサイクリング(タンデムバイク)の現状
本大会には2台のタンデムバイクが参加。日本パラサイクリング連盟の鹿沼由理恵さんと、パラトライアスリートの中澤隆さん。残念ながらヨーロッパでは普通に参加できるタンデムも、現在の日本では参加できるイベントが少ないとのコト。その理由は“タンデムは危険”という主催者側の判断が多いらしい。
パラトライアスリートの中澤隆さんとガイドの関口秀之さんの安定したライディング
「皆さんと一緒に走れるのは楽しい」日本パラサイクリング連盟の鹿沼由理恵さん
パラトライアスリート中澤隆さんもガッツポーズでゴール しかしそれは本当だろうか?危険か安全か、それは正しいバイクの扱い方ができるかどうかが問題なだけであり、バイクの種類によるものではないはず。
私自身レース前の試走でご一緒させて頂いたが、特に特別な気を使う必要は感じなかった。むしろ安定したライン取りに感心したほど。一人でも多くの方が参加できる、サイクルスポーツであることを望みたい。
また鹿沼さんからは 「普段走り慣れている5kmサーキットも、他の参加者の皆さんと一緒に走れるのはうれしい!」とのメッセージを頂いた。サイクリストの皆様、そしてイベント関係者の方のご理解とご協力をお願いいたします。
暑さの本番はまだこれから。皆さん、日ごろの身体のケアを大切に、夏バテせずに元気にサイクルライフをお楽しみ下さい。また来年の夏に、5kmサーキットでお会いできるのを楽しみにしております。
text & Photo:Haruo.Fukushima
梅雨もすっかり明けて元気に輝く太陽と、その日差しでサーキットの路面からの照り返しで一層熱気が高まる中、179チーム約450名の選手が灼熱の耐久レースに挑んだ”第16回CSC5時間耐久チームサイクルロードレース”。
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日本サイクルスポーツセンター(CSC)というサイクルロードレースファンなら耳にしただけでも起伏の激しいハードなコースが頭に浮かぶ。厳しいレイアウトに加え灼熱地獄での5時間耐久に挑むチームの皆さんは、スタート前のピットから元気はつらつとしており、さらに多くのチームが上位を狙っているというお祭りイベントながらも、勝利に向けての意気込みがひしひしと感じられた。まずはそんな参加チームの中から、シクロワイアードが注目したチームを紹介しよう。
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昨年の大会では事実上の市民ライダーチームのトップの成績を収めたBeach Racingは、若手3名の男子ライダーに女性指揮官の、色々な意味で何とも羨ましいチーム編成で優勝に挑む。
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静岡県富士市にある企業の職場仲間が中心。チーム名の由来は職場の地名(江尾)であり、ランニングクラブから、トライアスロンに発展したとのこと。今回は3チームの参加で、全チームで全クラス制覇を目指す。
混合の部にエントリーの「エノトラ 四天悩」は “嵐を巻き起こす!”と強気の宣言。静岡県東部が拠点ということもあり、各ライダーともにCSCの5kmサーキットは我が家の庭も同然。目標達成も、決して夢ではないか?
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ゼッケンNo.1、しかもご自身の名前をチーム名に冠するという、並々ならぬ情熱を持ったチーム“小高セツ子”。「いや~ 実はWEBの申し込みで、うっかりチーム名に、私の名前をコピ&ペーしちゃったのです。
主催者さんにはすぐに連絡したのですが『もう変えられない!』とのお答えでした。だからせめて、大会中のアナウンスとかでも、PRしないで下さいってお願いしているのです。」と、我がシクロワイアード編集部にも、強烈に自己PRして頂きました!(メディアにとっては大変ありがたいこと。感謝いたします!)
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混合の部に3チームと、ソロに2チームがエントリーのAwaR‘S。総勢12名体制で本大会に望む。目指すはこちらも全クラス制覇と意気込む。(ソロに出場のお二人は、すでに試走にお出掛け?)
東海大学自転車部
各チームがお祭り気分で盛り上がる中、秘かに闘志を燃やすチーム。4回生4名に1回生を加えた5名のチーム構成。無邪気な笑顔と裏腹の若さ弾ける肢体からは、優勝候補の筆頭にあげられる力感が溢れている。
「4回生にとっては、市民レースはコレが学生として最後の大会。一生の思い出創りの為にも優勝したい」 という、社会人にとってはなんとも羨ましい、学生ならではの純粋な想いで、5時間耐久レースに挑む。
灼熱の38℃のスタート、さらにヒートアップする激しいトップ争い
スタート時の気温はなんと38℃。競輪学校の教官の先導でスタートした集団も、総合争いのチームがしのぎを削るチーム以外は、あっという間に分断されていく。その後は観戦者には恵みとなる、さわやかな風が吹き始めた、選手にとってはホームストレッチでの向かい風となり….レース時間の経過とともに、参加者の皆さんの笑顔 (?)にも、一層輝きが増す。
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この暑さ対策として会場内にはシャワーが設置、また大会運営協力として、地元沼津トライアスロンクラブが、冷えた水とスポーツドリンクの提供サービス。さらに伊豆土肥の名産品ところてんや、三島コロッケ、富士宮やきそばなども、元気な選手のエネルギー源として食すことができた。
さらに耐久レースでは選手だけでなく、バイクのケアも大切。こちらは沼津市のプロショップナカムラさんが、豊富な経験と技術で参加選手たちをサポート。いずれも参加者にとってはありがたいサービスに感謝。
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勝因はズバリチームワーク。個人の能力を計算しつくした選手交代で、ラップタイムを維持できたとのこと。また残念ながら3位に終わったBearch Racing。さすがに大学生5人のパワーには及ばなかったか?早くも「来年はチームメンバーを見直して、再挑戦します!」とのリベンジ宣言を頂いた。
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夏の耐久レースを楽しむ”秘策”を大公開
真夏のCSCという過酷な舞台での5時間耐久レースを乗り切るには、各チームそれぞれ秘策があるはず。そこでシクロワイアード編集部では、参加者の皆さんからさまざまな秘策を徹底取材。特にエネルギー&水分補給、そして女性ライダーからは特に紫外線対策について、秘策を伝授いただきました。
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チーム“まりえ”
今年からトライアスロンを勧められ、今回はトレーニングとして参加の“まりえ”さんが手にしていたのは、トマトジュース。水分補給だけでなく、塩分も補給できる優れものの飲み物で、トライアスロンでも欠かすことができないとのこと。また紫外線対策には、運動前に日焼け止めクリームを塗りこみ、運動途中はスプレーを使用。そして運動後は化粧水でケアをされているとのこと。確かに美白を保たれております。
竹芝自転車倶楽部
混合の部 総合優勝の竹芝自転車倶楽部のピットには、市販のエナジーフードや団扇と一緒に、ミッキーの“パックンチョ”が広げられていた。「これだとクッキーで覆われているので、暑い日でもチョコを食べることができるのです。やっぱりチョコはパワーが出ますからね。」 なるほど、実践経験豊富なチームならではの補給食。また竹芝自転車倶楽部には、2名の女性ライダーが参加。気になる紫外線対策についても伺った。
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チーム オギワラーラ?
会社仲間の5名で、混合チームに参加の東條さん。CSC5kmは今回が初参加で、過去の経験からも一番厳しいコースとのこと。お肌については、極力紫外線にさらさないよう覆うことと、さらに1ヶ月に1回ほど、エステでお手入れをされているとのこと。今回も走行中はアームカバーとレッグカバーで、しっかりと対策されておりました。
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Beach Racing チーム監督
今回は女性監督さまより、紫外線対策をお伺いした。日焼け止めによる対策を基本としているが、SPF50+よりも、SPF30+のものをこまめに塗るとのコト。30+は50+よりもサラサラしているので、汗と一緒に拭き取りやすく、むしろ拭き取りながら、こまめに塗りなおしたほうが、効果的とのコト。クルマのオイルも、高価なものを長く使うより、安価なものを定期的に交換したほうが良い、という考え方もあり、紫外線対策にも同じことが言えるということか?
Monster Girls
女子総合で優勝のMonster Girls。勝因はチームメンバーの粒が揃っていて、均等に走ることができたからとのこと。また紫外線対策については、こまめな日焼け止めを心がけており、運動中も塗るようにしているとのこと。あとはパックでケア。また“あまり気にし過ぎない”、といった意見も。対策は神経質にならず、程々にという心掛けも大切なポイントのようですね。
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まだまだ強い日差しが続きます。読者の皆さん、参考にして頂けたら幸いです。
日本のパラサイクリング(タンデムバイク)の現状
本大会には2台のタンデムバイクが参加。日本パラサイクリング連盟の鹿沼由理恵さんと、パラトライアスリートの中澤隆さん。残念ながらヨーロッパでは普通に参加できるタンデムも、現在の日本では参加できるイベントが少ないとのコト。その理由は“タンデムは危険”という主催者側の判断が多いらしい。
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私自身レース前の試走でご一緒させて頂いたが、特に特別な気を使う必要は感じなかった。むしろ安定したライン取りに感心したほど。一人でも多くの方が参加できる、サイクルスポーツであることを望みたい。
また鹿沼さんからは 「普段走り慣れている5kmサーキットも、他の参加者の皆さんと一緒に走れるのはうれしい!」とのメッセージを頂いた。サイクリストの皆様、そしてイベント関係者の方のご理解とご協力をお願いいたします。
暑さの本番はまだこれから。皆さん、日ごろの身体のケアを大切に、夏バテせずに元気にサイクルライフをお楽しみ下さい。また来年の夏に、5kmサーキットでお会いできるのを楽しみにしております。
text & Photo:Haruo.Fukushima
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