マヴィック2013タイヤラインナップ　トップライダーを開発に迎え生まれた軽量・高グリップタイヤ

2012/12/07(金) - 19:48

フランスの総合ブランド、マヴィックより2013年モデルのロード用タイヤラインナップがリリースされた。ガーミン・シャープやリクイガス・キャノンデールのライダーと協力し、テストライドや実戦で繰り返し使用することで完成度を高め、軽量化とハイグリップを追い求めている。

マヴィックイクシオンプロ CXR グリップリンク/パワーリンク

イクシオンプロ CXRは、マヴィックの誇るエアロホイールCXR80と共に開発した最先端のエアロタイヤ。タイヤとホイール、そしてその間の溝を埋めるCXR01ブレードと共に1つの構造体として初めて考えられたホイールシステムに採用されたCXRリム専用タイヤ（登場時のスペシャルコンテンツはこちら）だ。

マヴィックイクシオンプロ CXR グリップリンク (c)アメアスポーツジャパン

マヴィックイクシオンプロ CXR パワーリンク (c)アメアスポーツジャパン

ホイール前衛投影面積の約85％を占めるタイヤのエアロ化を追求したことで生まれたイクシオンプロ CXR。トレッド中央部分をやや尖らせた形状とし、サイド部分にはスリットと特殊なトレッドパターンを設けることで小さな乱流を作り出し、空気の流れをスムーズにするという性能を持たせている。

微小なコブで小さな乱流を作り出し、全体の空力を高める（写真はフランスの発表会の時のもの） マヴィック独自の前後専用設計によるグリップリンク（フロント）とパワーリンク（リア）が用意され、性能の最適化を図っている。SSCロゴが貼られるトッププロ仕様のスペシャルタイヤだ。

マヴィックイクシオンプロ CXR グリップリンク/パワーリンク
サイズ：23c
重　量：230g
ケーシング：210TPI
価　格：13,650円

マヴィックイクシオンプログリップリンク/パワーリンク

前作のイクシオンをモデルチェンジさせ生まれたイクシオンプロ。グリップ力に優れる新しいコンパウンドを採用し、タイヤの肩部分にスリット状のトレッドパターンを設けたことで、ウェット路面でのグリップを増すことに成功しているという。

マヴィックイクシオンプログリップリンクチューブラー（SSCラベル） (c)アメアスポーツジャパン

マヴィックイクシオンプロパワーリンク（SSCラベル） (c)アメアスポーツジャパン

コンパウンド形状を最適化し、軽量化に貢献する チューブラーとクリンチャーの2モデルがラインナップされ、チューブラーはチューブレス仕様とすることで前作より60gの軽量化。クリンチャーは接地面に対してコンパウンドを乗せる範囲を最適化することで、グリップを維持しながら20gの軽量化を達成している。

マヴィックイクシオンプログリップリンク/パワーリンク（チューブラー）
サイズ：23c
カラー：SSCラベル、ホワイトラベル
重　量：230g
ケーシング：210TPI
価　格：10,500円

マヴィックイクシオンプログリップリンク/パワーリンク（クリンチャー）
サイズ：23c、25c
カラー：SSCラベル、ホワイトラベル（25cはホワイトラベルのみ）
重　量：190g
ケーシング：210TPI
価　格：6,300円

マヴィックイクシオンコンプ

マヴィックイクシオンコンプ (c)アメアスポーツジャパンイクシオンコンプは、毎日の走行にも耐えうるタフな性能が与えられたタイヤ。高密度ケーシングによって快適性と軽量性を実現し、全条件に対応するラバーコンパウンドによってグリップ力、効率、耐久性の最高の組み合わせを実現する。幅は23mmと25mmがラインナップされ、ニーズに合ったタイヤサイズをチョイスできる。重量は210gで、日頃の走行にも不安の無い数値だ。

マヴィックイクシオンコンプ
サイズ：23c、25c
カラー：ホワイトラベル
重　量：210g
ケーシング：210TPI
価　格：5,250円

マヴィックアクシオン

アクシオンはエントリーグレードにあたる、トレーニング/デイリーユース用タイヤ。重量は240gで、安全性とッ耐久性の高いラバーコンパウンドとトレッドパターンを採用する。レッドとホワイトのロゴパターンが用意され、目立ち過ぎず適度にカラーコーディネイトを行うことができる。23cと25cの2種類がラインナップされる。