2009/06/19(金) - 11:35
ルート・ドゥ・スッド開幕ステージで2位になった別府史之(日本、スキル・シマノ)。レース直後、ホテルに帰ったフミにインタビューした。僅差で勝利を逃したばかりということで機嫌は斜め。マッサージに行くまでの5分間のトークだ。
--惜しかった! お疲れ様でした! やはり悔しいでしょう?
悔しいです。ロマンディの再現のような2位でした。
--2007年のプロツアー戦、ツール・ド・ロマンディのデジャヴのようですね。僅差ですがどんなスプリントだったか描写してください。
ゴール前は勝つ気満々だったのですが、最後の最後で10cm届かなくて、ゴール後ハンドルを叩きました。
--10センチですか...。かけるタイミングが遅かった?それとも早かった?
少し出遅れたという感じです。
--今日はステージ優勝をはじめから狙って逃げたということですか?
ツール出場にむけて序盤から積極的に動きました。途中に2級(Col de Soulor 1474m)と3級(Col des Borderes 1156m)の山岳がありましたが、先週行ったオーストリア山岳合宿のおかげで楽に登れることができて良かったです。
--この2位はチームのツール出場枠に入るのに決定打になると思いますか?
いえ、まだわかりません。スキル・シマノには良い選手がいるし、みんなツールに向けてコンディションもいいです。最終段階に残っていますが、まだ安心できる結果ではありません。レースがまだまだ続くので、このまま良いコンディションのままレースを続けたいと思っています。
とりあえず今回の結果はチームに良いアピールになったので、良かったです。
--日本のファンとしてはスキル・シマノからも別府選手、そして土井選手、または2人が出場できることを願っていますが、可能性は今どうでしょうか?
--結果は29日に発表されます。チャンスはあるので、そこまで全力を尽くします。
--山岳賞ジャージと敢闘賞、そして総合上位。ツール・ド・フランス前のピレネーでのレースということで、いい選手が例年多く出場しているレースですね。ツールのピレネー山岳予行演習的な厳しいレースですが、この調子を維持していい走りを見せてください。
上位4人が3分45秒差をもって逃げ切り、同タイムでの総合2位、そして山岳賞ジャージを着て翌第2ステージに臨むフミ。スキル・シマノのツール・ド・フランス出場選手の決定まで後10日だが、このレースが選考基準のひとつとなることは間違いない。チームの仕事をこなすことが前提であり、チームメイトがライバルという側面も併せもつ闘いに注目しよう。
インタビュー:綾野 真
--惜しかった! お疲れ様でした! やはり悔しいでしょう?
悔しいです。ロマンディの再現のような2位でした。
--2007年のプロツアー戦、ツール・ド・ロマンディのデジャヴのようですね。僅差ですがどんなスプリントだったか描写してください。
ゴール前は勝つ気満々だったのですが、最後の最後で10cm届かなくて、ゴール後ハンドルを叩きました。
--10センチですか...。かけるタイミングが遅かった?それとも早かった?
少し出遅れたという感じです。
--今日はステージ優勝をはじめから狙って逃げたということですか?
ツール出場にむけて序盤から積極的に動きました。途中に2級(Col de Soulor 1474m)と3級(Col des Borderes 1156m)の山岳がありましたが、先週行ったオーストリア山岳合宿のおかげで楽に登れることができて良かったです。
--この2位はチームのツール出場枠に入るのに決定打になると思いますか?
いえ、まだわかりません。スキル・シマノには良い選手がいるし、みんなツールに向けてコンディションもいいです。最終段階に残っていますが、まだ安心できる結果ではありません。レースがまだまだ続くので、このまま良いコンディションのままレースを続けたいと思っています。
とりあえず今回の結果はチームに良いアピールになったので、良かったです。
--日本のファンとしてはスキル・シマノからも別府選手、そして土井選手、または2人が出場できることを願っていますが、可能性は今どうでしょうか?
--結果は29日に発表されます。チャンスはあるので、そこまで全力を尽くします。
--山岳賞ジャージと敢闘賞、そして総合上位。ツール・ド・フランス前のピレネーでのレースということで、いい選手が例年多く出場しているレースですね。ツールのピレネー山岳予行演習的な厳しいレースですが、この調子を維持していい走りを見せてください。
上位4人が3分45秒差をもって逃げ切り、同タイムでの総合2位、そして山岳賞ジャージを着て翌第2ステージに臨むフミ。スキル・シマノのツール・ド・フランス出場選手の決定まで後10日だが、このレースが選考基準のひとつとなることは間違いない。チームの仕事をこなすことが前提であり、チームメイトがライバルという側面も併せもつ闘いに注目しよう。
インタビュー:綾野 真