第10ステージは第1ステージと同じコース、ソウルオリンピックパークへ戻り3km×20周のクリテリウム。個人総合など各賞はほぼ決まっているため、チームとしてはパク・ソンベクのステージ優勝を狙いスタートした。

第9ステージ、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインはチーム賞を獲得第9ステージ、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインはチーム賞を獲得 photo:Cyclisme Japon特別ルールにより最初の10周はニュートラル走行となりレースは事実上最後の10周で行われた。展開は大きな動きも無く集団スプリントに持ち込まれたが、パクはラスト300mの伸びがなく勝利することは出来なかった。優勝はできなかったが、チーム総合成績では、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインが1位を獲得した。

10日間に渡るステージレースも閉幕。今年はTV放映の増加や、海外チームの増加と韓国チーム数も厳選されヨーロッパスタイル寄りのレース展開になるなか、韓国選手の成長と大会自体の成長も伺えた。

【浅田監督のコメント】
今日のステージでは良い形でゴールまで来たが、パク・ソンホ(ソウルサイクリング)の爆発力に完敗した。全体的にはチーム全体の戦力が不十分であったこと、レース展開での判断ミスが個人総合優勝に繋げられなかった原因だと思う。良かった点としてはチームの攻撃力の強さを確認できたこと。エースが今一度武器を磨きなおすことですぐに勝利に繋げられると感じた。
個人的には今年初めて監督を務めた大会であったが、5日目くらいにやっとレースとの一体感が持てた。

第10ステージ Seoul Olympic park  ソウル オリンピックパーク 60km


【第10ステージ結果】
1.パク・ソンホ PARK Seon Ho (ソウルサイクリング):1h27m43s
2.チャン・スンジェ JANG Sun Jae (チーム ネオテル):+00s
3.ノーラン・ホフマン HOFMANN Nolan (チーム ネオテル):+00s
4.ワン・カンポ WONG Kam Po (香港チャイナチーム):+00s
5.ジョン・チュンギョ JEONG Cheung Gyo (クムサン カウンティ):+00s

8.ソウ・ジュニヨン:+00s
10.パク・ソンベク:+00s
19.清水都貴:+00s
35.菊池誠晃:+00s
36.福島晋一:+00s

【総合成績】
1.ロジェ・ブシャ BEUCHAT Roger (チーム ネオテル):34h51m21s
2.ジェイ・クロフォード Jai CRAWFORD (セイビング アンド ローン サイクリングチーム):+17s
3.ティム・ロー ROE Tim (セイビング アンド ローン サイクリングチーム):+1m14s
4.清水都貴 (EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン):+1m20s
5.パク・ソンベク PARK Sung Baek (EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン):+1m42s

9.福島晋一:+4m11s
48.ソウ・ジュニヨン:+1h16m24s
69.菊池誠晃:2h28m42s

photo&text:Cyclisme Japon

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