2012/05/27(日) - 03:42
5月26日、カルデス〜パッソ・デッロ・ステルヴィオの219kmで行われたジロ第20ステージは最高標高のチーマコッピを含む最難関ステージ。勇敢な逃げでステルヴィオ峠頂上を制したのはトーマス・デヘント(ヴァカンソレイユ)だった。
今年のジロの「大会最高地点」を意味する「チーマコッピ」は、最終日前日のゴール地点に用意された。
ジロに何度も登場している伝説の峠ステルヴィオの標高は2757m。昨年のツール・ド・フランスで「史上最高標高のゴール」として話題を呼んだガリビエ峠(2645m)より更に112mも高く、イタリア国内における車両通行峠の中で最標高を誇る。
そしてステルヴィオ峠の頂上に用意されるゴールに至る道のりは長く険しい。2級山岳トナーレ峠の登りに始まり、レース中盤には登坂距離11.4km・平均勾配10.5%・最大勾配22%というモンスター級の1級山岳モルティローロを越える。そして最後にステルヴィオ峠の登坂距離22.4kmの長い上りが待つ。平均勾配は6.9%だが、空気の薄さが行く手を阻む。
この日の獲得標高はじつに6000mで、今世紀のグランツールでもっとも厳しいコースのひとつとなった。
レースは気温17度のやや涼しい中スタート。天候が悪化すると超級の峠は吹雪になる可能性もあるこの季節。ゴール地点の予想気温はこの時点で6度。良好な闘いのコンディションに。
序盤から13人の逃げグループが形成され、30km地点で集団に約40秒の差をつける。この13人には昨日のステージ覇者ロマン・クロイツィゲル(アスタナ)や山岳賞ジャージを着たマッテオ・ラボッティーニ(ファルネーゼヴィーニ)、山岳に強いエマヌエーレ・セッラ(アンドローニ・ジョカトーリ)、クリスティアン・ヴァンデヴェルデ(ガーミン・バラクーダ)ら数人の注目すべき選手を含んだ。しかしまだ先は長い。
トナーレ峠ではアンドレア・グアルディーニ(ファルネーゼヴィーニ)、ロバート・ハンター(ガーミン・バラクーダ)、ドミニク・ロラン(FDJビッグマット)、イバン・ベラスコ(エウスカルテル)の4人がチームカーに掴まって登ったとして審判からレース除外の厳しい処分を受け、バイクを降りた。
逃げグループと集団の差は一時6分ほどに開くが、後半に向けて徐々に縮まり出した。
レース中盤をすぎて大きな勝負どころとなるモルティローロ峠。あえぐような急勾配のなか抜けだしたのはレディオシャック・ニッサンのスイス人クライマー、オリバー・ツァウグ。これを追走するのはヴァンデヴェルデ、ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)、ホセ・セルパ(コロンビア、アンドローニ・ジョカトリ)、そしてアンドレイ・アマドール(コスタリカ、モビスター)ら。
モルティローロの頂上はツァウグ、アマドール、ヴァンデヴェルデの順で通過。
後方マリアローザ集団ではロドリゲスの様子見アタックがあり、ヘジダルがすぐさま反応して動きを沈静化した。下りに入ってパオロ・ティラロンゴ(イタリア、アスタナ)が落車するハプニング。しかし大きな怪我はなく再スタート。
ツァウグの後方でアタックをかけて飛び出したのがヴァカンソレイユ・DCMのマッテーオ・カラーラ(イタリア)とトーマス・デヘント(ベルギー)だ。デヘントは朝の時点で総合8位につけているが、クライマーとは認識されていないため、この時点で危険な動きと考える選手はいなかったのかもしれない。
モルティローロを下りきり、一路ステルヴィオへ。独走を続けるツァウグに、ダミアーノ・クネゴ(ランプレ)、アルベルト・ロサダ(スペイン、カチューシャ)、そしてカラーラとデヘントの4人が続く。
そしてイザギーレとニエベ(エウスカルテル)、カンゲルト(ラボバンク)、セルパ(アンドローニ)、アマドール(モビスター)が合流。長いステルヴィオ峠の上りが本格的に始まった。
後方マリアローザ集団はロドリゲス(カチューシャ)、ヘジダル(ガーミン)、バッソ(リクイガス)、ウラン&エナオモントーヤ(チームスカイ)、ガドレ(アージェードゥーゼル)、スカルポーニ(ランプレ)、クロイツィゲル(アスタナ)、カタルド(リクイガス)、ポッツォヴィーボ(コルナゴCFS)、に絞りこまれていた。
頂上まで20kmを残してバラバラと逃げる数グループの先頭とマリアローザ集団のタイム差は4分弱。
逃げも後方集団も、先頭引きを終えたアシスト選手が次々と離れ、人数を減らしていく。
残り17kmで先頭グループからデヘントがアタック。ニエベ(エウスカルテル)を連れて差を開いていく。一度は遅れたクネゴが喰らいつくが、強さを見せるデヘントは頂上まで12.7kmを残してさらに加速して独走に持ち込んだ。3分50秒の差があるが、頂上までは距離が長すぎると誰もが思った。
マリアローザ集団ではヴァンデヴェルデ(ガーミン)がヘジダルを従えて速いペースをつくり強力に牽引する。ロドリゲスらのアタックを封じるスピードがあったが、驚くことに先頭のデヘントとのタイム差は開き続けた。
ゴールまで残り10kmで4分52秒、そして7kmを切って5分35秒! 信じられないことに、5分40秒遅れの総合8位につけるデヘントにマリアローザの可能性さえ出てきた。
ヴァンデヴェルデが素晴らしい仕事ぶりの集団牽引を終えて離脱すると、マリアローザ集団ではお互いを牽制しあうお見合い状態が始まった。最有力優勝候補になったヘジダルに力を使わせようとする総合上位陣の闘いは、あたかも昨年のツール・ド・フランスのガリビエ峠の闘いでカデル・エヴァンス(BMCレーシング)が強いられた孤独な闘いのようだった。今日アンディ・シュレクの代わりに逃げているのはトーマス・デヘントだ。
追走のペースは上がらず、残り3kmで5分16秒。力強く走り続けるデヘントのステージ勝利は確実なものになる。
ヘジダルがペースを上げると、ついて行けたのはロドリゲス、スカルポーニ、エナオモントーヤの3人。バッソはついに脱落してしまう。
そして今度はスカルポーニがアタック。ヘジダルとロドリゲスは少し離されてしまう。
先頭ではデヘントが驚異的な逃げ切り勝利を決め、これからゴールしてくる後続とのタイム差が明らかになるのを待つ。2位でフィニッシュしたのはクネゴ。3位はニエベ。
ゴールが近づくと鋭いアタックを見せたのはロドリゲス。スカルポーニを交わし、3分22秒差でフィニッシュ。ポイントを加算し、カヴェンディッシュからポイント賞のマリアロッサ・パッシオーネジャージを奪うことになった。
ロドリゲスに対してスカルポーニは12秒差でゴール。そしてヘジダルは14秒差でゴール。昨19ステージの借りを返すかたちとなった。”プリト”はマリアローザを今日も守った。
結果、デヘントは総合を8位から一気に4位に上げた。表彰台は目の前だ。
ヘジダルはロドリゲスに31秒差の2位につけた。明日のミラノでの最終ステージ個人タイムトライアルで逆転することは十分可能な差にとどめたと言えそうだ。しかし、デヘントに対しては3分36秒を失い、もうひとりの危険なライバルをつくることになってしまった。
独走力のあるデヘントは、タイムトライアルのスペシャリストとはいえないが、昨年のツール・ド・フランス第20ステージ個人TTでは4位になっている。つまり、グランツール最終日前日のTTという同条件で上位に食い込む力があることはすでに実証済み。そのスタミナとスピードは今日の走りで消耗するだろうが、デヘントのジロ総合優勝という可能性も十分に有り得る。
ミラノ〜ミラノ 31.5kmのタイムトライアルは、どんなドラマを待っているのだろう。マリアローザ争いは最後まで目の離せないものになりそうだ。
ジロ・デ・イタリア2012第20ステージ結果
1位 トーマス・デヘント(ベルギー、ヴァカンソレイユ・DCM)6h54'41"
2位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD) +56″
3位 ミケル・ニエベ(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ)+02′50″
4位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)+03′22″
5位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・ISD) +03′34″
6位 ライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ) +03′36″
7位 ジョン・ガドレ(フランス、アージェードゥーゼル・ラモンディアール) +04′29″
8位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、チームスカイ) +04′52″
149位 別府史之(オリカ・グリーンエッジ) +46′40″
個人総合成績
1位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 91h04'16"
2位 ライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ) +31″
3位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・ISD) +01′51″
4位 トーマス・デヘント(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM)+02′18″
5位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +03′18″
6位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD)+03′43″
7位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、チームスカイ) +04′52″
8位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、コルナゴ・CSFイノックス) +05′47″
120位 別府史之(オリカ・グリーンエッジ)+4h05'28"
ポイント賞 マリアロッサ・パッシオーネ
ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)
山岳賞 マリアアッズーラ
マッテオ・ラボッティーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア)
新人賞 マリアビアンカ
リゴベルト・ウラン(コロンビア、チームスカイ)
text:MakotoAYANO
photo:CorVos,Kei.Tsuji,Ricccardo.Scanferla
今年のジロの「大会最高地点」を意味する「チーマコッピ」は、最終日前日のゴール地点に用意された。
ジロに何度も登場している伝説の峠ステルヴィオの標高は2757m。昨年のツール・ド・フランスで「史上最高標高のゴール」として話題を呼んだガリビエ峠(2645m)より更に112mも高く、イタリア国内における車両通行峠の中で最標高を誇る。
そしてステルヴィオ峠の頂上に用意されるゴールに至る道のりは長く険しい。2級山岳トナーレ峠の登りに始まり、レース中盤には登坂距離11.4km・平均勾配10.5%・最大勾配22%というモンスター級の1級山岳モルティローロを越える。そして最後にステルヴィオ峠の登坂距離22.4kmの長い上りが待つ。平均勾配は6.9%だが、空気の薄さが行く手を阻む。
この日の獲得標高はじつに6000mで、今世紀のグランツールでもっとも厳しいコースのひとつとなった。
レースは気温17度のやや涼しい中スタート。天候が悪化すると超級の峠は吹雪になる可能性もあるこの季節。ゴール地点の予想気温はこの時点で6度。良好な闘いのコンディションに。
序盤から13人の逃げグループが形成され、30km地点で集団に約40秒の差をつける。この13人には昨日のステージ覇者ロマン・クロイツィゲル(アスタナ)や山岳賞ジャージを着たマッテオ・ラボッティーニ(ファルネーゼヴィーニ)、山岳に強いエマヌエーレ・セッラ(アンドローニ・ジョカトーリ)、クリスティアン・ヴァンデヴェルデ(ガーミン・バラクーダ)ら数人の注目すべき選手を含んだ。しかしまだ先は長い。
トナーレ峠ではアンドレア・グアルディーニ(ファルネーゼヴィーニ)、ロバート・ハンター(ガーミン・バラクーダ)、ドミニク・ロラン(FDJビッグマット)、イバン・ベラスコ(エウスカルテル)の4人がチームカーに掴まって登ったとして審判からレース除外の厳しい処分を受け、バイクを降りた。
逃げグループと集団の差は一時6分ほどに開くが、後半に向けて徐々に縮まり出した。
レース中盤をすぎて大きな勝負どころとなるモルティローロ峠。あえぐような急勾配のなか抜けだしたのはレディオシャック・ニッサンのスイス人クライマー、オリバー・ツァウグ。これを追走するのはヴァンデヴェルデ、ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)、ホセ・セルパ(コロンビア、アンドローニ・ジョカトリ)、そしてアンドレイ・アマドール(コスタリカ、モビスター)ら。
モルティローロの頂上はツァウグ、アマドール、ヴァンデヴェルデの順で通過。
後方マリアローザ集団ではロドリゲスの様子見アタックがあり、ヘジダルがすぐさま反応して動きを沈静化した。下りに入ってパオロ・ティラロンゴ(イタリア、アスタナ)が落車するハプニング。しかし大きな怪我はなく再スタート。
ツァウグの後方でアタックをかけて飛び出したのがヴァカンソレイユ・DCMのマッテーオ・カラーラ(イタリア)とトーマス・デヘント(ベルギー)だ。デヘントは朝の時点で総合8位につけているが、クライマーとは認識されていないため、この時点で危険な動きと考える選手はいなかったのかもしれない。
モルティローロを下りきり、一路ステルヴィオへ。独走を続けるツァウグに、ダミアーノ・クネゴ(ランプレ)、アルベルト・ロサダ(スペイン、カチューシャ)、そしてカラーラとデヘントの4人が続く。
そしてイザギーレとニエベ(エウスカルテル)、カンゲルト(ラボバンク)、セルパ(アンドローニ)、アマドール(モビスター)が合流。長いステルヴィオ峠の上りが本格的に始まった。
後方マリアローザ集団はロドリゲス(カチューシャ)、ヘジダル(ガーミン)、バッソ(リクイガス)、ウラン&エナオモントーヤ(チームスカイ)、ガドレ(アージェードゥーゼル)、スカルポーニ(ランプレ)、クロイツィゲル(アスタナ)、カタルド(リクイガス)、ポッツォヴィーボ(コルナゴCFS)、に絞りこまれていた。
頂上まで20kmを残してバラバラと逃げる数グループの先頭とマリアローザ集団のタイム差は4分弱。
逃げも後方集団も、先頭引きを終えたアシスト選手が次々と離れ、人数を減らしていく。
残り17kmで先頭グループからデヘントがアタック。ニエベ(エウスカルテル)を連れて差を開いていく。一度は遅れたクネゴが喰らいつくが、強さを見せるデヘントは頂上まで12.7kmを残してさらに加速して独走に持ち込んだ。3分50秒の差があるが、頂上までは距離が長すぎると誰もが思った。
マリアローザ集団ではヴァンデヴェルデ(ガーミン)がヘジダルを従えて速いペースをつくり強力に牽引する。ロドリゲスらのアタックを封じるスピードがあったが、驚くことに先頭のデヘントとのタイム差は開き続けた。
ゴールまで残り10kmで4分52秒、そして7kmを切って5分35秒! 信じられないことに、5分40秒遅れの総合8位につけるデヘントにマリアローザの可能性さえ出てきた。
ヴァンデヴェルデが素晴らしい仕事ぶりの集団牽引を終えて離脱すると、マリアローザ集団ではお互いを牽制しあうお見合い状態が始まった。最有力優勝候補になったヘジダルに力を使わせようとする総合上位陣の闘いは、あたかも昨年のツール・ド・フランスのガリビエ峠の闘いでカデル・エヴァンス(BMCレーシング)が強いられた孤独な闘いのようだった。今日アンディ・シュレクの代わりに逃げているのはトーマス・デヘントだ。
追走のペースは上がらず、残り3kmで5分16秒。力強く走り続けるデヘントのステージ勝利は確実なものになる。
ヘジダルがペースを上げると、ついて行けたのはロドリゲス、スカルポーニ、エナオモントーヤの3人。バッソはついに脱落してしまう。
そして今度はスカルポーニがアタック。ヘジダルとロドリゲスは少し離されてしまう。
先頭ではデヘントが驚異的な逃げ切り勝利を決め、これからゴールしてくる後続とのタイム差が明らかになるのを待つ。2位でフィニッシュしたのはクネゴ。3位はニエベ。
ゴールが近づくと鋭いアタックを見せたのはロドリゲス。スカルポーニを交わし、3分22秒差でフィニッシュ。ポイントを加算し、カヴェンディッシュからポイント賞のマリアロッサ・パッシオーネジャージを奪うことになった。
ロドリゲスに対してスカルポーニは12秒差でゴール。そしてヘジダルは14秒差でゴール。昨19ステージの借りを返すかたちとなった。”プリト”はマリアローザを今日も守った。
結果、デヘントは総合を8位から一気に4位に上げた。表彰台は目の前だ。
ヘジダルはロドリゲスに31秒差の2位につけた。明日のミラノでの最終ステージ個人タイムトライアルで逆転することは十分可能な差にとどめたと言えそうだ。しかし、デヘントに対しては3分36秒を失い、もうひとりの危険なライバルをつくることになってしまった。
独走力のあるデヘントは、タイムトライアルのスペシャリストとはいえないが、昨年のツール・ド・フランス第20ステージ個人TTでは4位になっている。つまり、グランツール最終日前日のTTという同条件で上位に食い込む力があることはすでに実証済み。そのスタミナとスピードは今日の走りで消耗するだろうが、デヘントのジロ総合優勝という可能性も十分に有り得る。
ミラノ〜ミラノ 31.5kmのタイムトライアルは、どんなドラマを待っているのだろう。マリアローザ争いは最後まで目の離せないものになりそうだ。
ジロ・デ・イタリア2012第20ステージ結果
1位 トーマス・デヘント(ベルギー、ヴァカンソレイユ・DCM)6h54'41"
2位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD) +56″
3位 ミケル・ニエベ(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ)+02′50″
4位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)+03′22″
5位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・ISD) +03′34″
6位 ライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ) +03′36″
7位 ジョン・ガドレ(フランス、アージェードゥーゼル・ラモンディアール) +04′29″
8位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、チームスカイ) +04′52″
149位 別府史之(オリカ・グリーンエッジ) +46′40″
個人総合成績
1位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 91h04'16"
2位 ライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ) +31″
3位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・ISD) +01′51″
4位 トーマス・デヘント(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM)+02′18″
5位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +03′18″
6位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD)+03′43″
7位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、チームスカイ) +04′52″
8位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、コルナゴ・CSFイノックス) +05′47″
120位 別府史之(オリカ・グリーンエッジ)+4h05'28"
ポイント賞 マリアロッサ・パッシオーネ
ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)
山岳賞 マリアアッズーラ
マッテオ・ラボッティーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア)
新人賞 マリアビアンカ
リゴベルト・ウラン(コロンビア、チームスカイ)
text:MakotoAYANO
photo:CorVos,Kei.Tsuji,Ricccardo.Scanferla
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