2012/03/05(月) - 19:26
東京都八王子市の浅川河川敷で開催された東京シクロクロスの最高峰Aクラスの上位3人の選手たちのバイクを紹介しよう。
山本 和弘のキャノンデール・スーパーX
自分を含む上位3人以外をすべて周回遅れにして優勝した山本 和弘(キャノンデールレーシングチーム)は、キャノンデールの「スーパーX」を駆る。
スーパーXはキャノンデールの誇るリアルレーシング用シクロクロスバイクだ。
先日紹介したティム・ジョンソンのスーパーXがグリーンをあしらったカラーリングなのに対し、カズのバイクはホワイト&ブラックのツートンカラー。ティムのバイクとの違いはHi-Modであるかどうか。日本では完成車がアルテグラ仕様で用意されるこのモデルは扱いがシビアにならない非Hi-Modモデル。しかし形状はプロ仕様と同じ金型で作られ、やや重量があるもののその分タフさを手に入れている。
パーツはカズのスポンサーであるマヴィックのR-SYSホイールがインストールされ、タイヤはマキシスのシクロクロス用オールラウンドモデルのRAZE(レイズ)を使用する。クリンチャータイヤながらグリップ感と低圧での使用に向いたモデルだとのことだ。
ブレーキにはTRPのカンティを使用している。
向山 浩司のBOMA L'EPICE(エピス)
2011年東京シクロクロスの覇者向山 浩司(エスペランススタージュ・WaveOne山口) が駆るのは日本のカーボンバイクブランドであるBOMA(ボーマ)のシクロクロスマシン L'EPICE(エピス)。
日本で開発されたL'EPICE(エピス)は、東レT700カーボン製でフレーム重量1,190g、フォーク695g。軽快さ、速さ、耐久性を備えた本格フルカーボン・シクロクロスバイクだという。
ホイールにもBOMA製のカーボンディープリムホイールを使用する。向山選手によれば、ホイールは剛性、扱いやすさ、そして価格など、どこをとってもシクロクロスに非常に向いたものだという。
BOMAは小坂正則や丸山厚らといったシクロクロスのトップ選手にも機材サポートし、そのノウハウをフィードバックした製品づくりを行なっている。
チェーンリングにはスギノのシクロクロスチェーンリングを使用。タイヤにはTUFOを使用している。
鈴木祐一のスコットSCALE
現在はショップ店長、しかし過去にはBMX、シクロクロス、MTBの3種目で世界選手権日本代表選手として世界と闘ったという経歴をもつ鈴木 祐一(RiseRide)。今回のレースに選んだのはスコットSCALEのフルカーボン製ハードテイルMTBだ。
もっとも、数日前に落車で肋骨を折った疑いがあり、路面の振動が響かないようにサスつきのMTBを選んだということだ。
しかしそのマシンはかなり気合の入ったもの。フルカーボンで超軽量なフレームに、ホイールはEDGE(現ENVE)のフルカーボンリム、そしてデュガストのハンドメイドチューブラータイヤが貼られているのは、さながらXCワールドカッパーのバイクと同レベルの機材だ。鈴木は「機材だけは超一流です」と笑うが、最高のトレールライド性能をもつ組み合わせとのこと。
当然ながらフロントW仕様。ハンドル&ステムもEDGEのフルカーボン製で、軽量化を追求している。
photo&text:Makoto.AYANO
山本 和弘のキャノンデール・スーパーX
自分を含む上位3人以外をすべて周回遅れにして優勝した山本 和弘(キャノンデールレーシングチーム)は、キャノンデールの「スーパーX」を駆る。
スーパーXはキャノンデールの誇るリアルレーシング用シクロクロスバイクだ。
先日紹介したティム・ジョンソンのスーパーXがグリーンをあしらったカラーリングなのに対し、カズのバイクはホワイト&ブラックのツートンカラー。ティムのバイクとの違いはHi-Modであるかどうか。日本では完成車がアルテグラ仕様で用意されるこのモデルは扱いがシビアにならない非Hi-Modモデル。しかし形状はプロ仕様と同じ金型で作られ、やや重量があるもののその分タフさを手に入れている。
パーツはカズのスポンサーであるマヴィックのR-SYSホイールがインストールされ、タイヤはマキシスのシクロクロス用オールラウンドモデルのRAZE(レイズ)を使用する。クリンチャータイヤながらグリップ感と低圧での使用に向いたモデルだとのことだ。
ブレーキにはTRPのカンティを使用している。
向山 浩司のBOMA L'EPICE(エピス)
2011年東京シクロクロスの覇者向山 浩司(エスペランススタージュ・WaveOne山口) が駆るのは日本のカーボンバイクブランドであるBOMA(ボーマ)のシクロクロスマシン L'EPICE(エピス)。
日本で開発されたL'EPICE(エピス)は、東レT700カーボン製でフレーム重量1,190g、フォーク695g。軽快さ、速さ、耐久性を備えた本格フルカーボン・シクロクロスバイクだという。
ホイールにもBOMA製のカーボンディープリムホイールを使用する。向山選手によれば、ホイールは剛性、扱いやすさ、そして価格など、どこをとってもシクロクロスに非常に向いたものだという。
BOMAは小坂正則や丸山厚らといったシクロクロスのトップ選手にも機材サポートし、そのノウハウをフィードバックした製品づくりを行なっている。
チェーンリングにはスギノのシクロクロスチェーンリングを使用。タイヤにはTUFOを使用している。
鈴木祐一のスコットSCALE
現在はショップ店長、しかし過去にはBMX、シクロクロス、MTBの3種目で世界選手権日本代表選手として世界と闘ったという経歴をもつ鈴木 祐一(RiseRide)。今回のレースに選んだのはスコットSCALEのフルカーボン製ハードテイルMTBだ。
もっとも、数日前に落車で肋骨を折った疑いがあり、路面の振動が響かないようにサスつきのMTBを選んだということだ。
しかしそのマシンはかなり気合の入ったもの。フルカーボンで超軽量なフレームに、ホイールはEDGE(現ENVE)のフルカーボンリム、そしてデュガストのハンドメイドチューブラータイヤが貼られているのは、さながらXCワールドカッパーのバイクと同レベルの機材だ。鈴木は「機材だけは超一流です」と笑うが、最高のトレールライド性能をもつ組み合わせとのこと。
当然ながらフロントW仕様。ハンドル&ステムもEDGEのフルカーボン製で、軽量化を追求している。
photo&text:Makoto.AYANO
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