2009/02/04(水) - 16:34
オランダのナショナルカラーであるオレンジ色のジャージを身にまとう、国内唯一のプロツアーチーム・ラボバンク。今シーズンはシクロクロス元世界チャンピオンのラース・ボーム(オランダ)やニック・ナイエンス(ベルギー)、フアンマヌエル・ガラーテ(スペイン)が新加入した。
メインスポンサーは1996年からチームを支え続けているオランダの大手銀行ラボバンク。チームの年間予算はプロツアーチームの中でもトップクラスだ。サテライトチームとして「ラボバンク・コンチネンタル」と「ラボバンク・シクロクロスチーム」を運営しており、同国の若手育成も担っている。
今シーズン、プロツアーチームには6名が新たに合流した。若手の有力株だったトーマス・デッケル(オランダ)はチームを離れたが、チームは相変わらずオランダ人選手中心の布陣。所属する30名のうち18名が同国出身選手だ。
そんなオランダチームにあって、グランツールではロシア出身のデニス・メンショフがエースを担う。二度のブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝者のメンショフは、今シーズンもグランツールの総合成績を狙ってくるだろう。
弱冠22歳のロバート・ヘーシンク(オランダ)は、山岳に乏しい同国が生んだ新鋭クライマー。昨年はツアー・オブ・カリフォルニアの山岳ステージ優勝、パリ〜ニース総合4位、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合7位と、メキメキと頭角を現した。2004年にはオランダのU19TTチャンピオンに輝いており、ステージレーサーとしての更なる成長が期待されている。
過去に三度世界チャンピオンに輝いているオスカル・フレイレ(スペイン)は、グランツールやクラシックレースでも優勝経験豊富なエーススプリンターだ。スペイン出身者は他にも北のクラシックを得意とするフアンアントニオ・フレチャとペドロ・オリッリョが所属。今シーズンは第四のスペイン人・フアンマヌエル・ガラーテが加入した。
昨年のロンド・ファン・フラーンデレン2位のニック・ナイエンスも新加入。チームで唯一のベルギー人選手であり、母国のクラシックレースにはエースナンバーをつけて出場するだろう。ちなみにナイエンスの奥さんは、元ベルギーRR&TTチャンピオンのエヴィ・ヴァンダム。
コンチネンタルチームから昇格した23歳のラース・ボーム(オランダ)は、2007年の世界選手権U23TTの優勝者。2月1日に行なわれたシクロクロス世界選手権では、連覇が期待されながらも20位に沈んだ。しかしシクロクロスで磨いたそのパワフルな走りは、ロードレースにも活かされることだろう。
オランダ出身の選手としては他にも、2006年と2007年にナショナルTTチャンピオンに輝いているスタフ・クレメント(元ブイグテレコム)、スキル・シマノ時代の2006年にツアー・オブ・ベルギーを制しているマーティン・チャリンギ(元サイレンス・ロット)、そして若手のトム・スタムスニデル(元ゲロルシュタイナー)がチームに合流している。
使用するバイクは、コルナゴからジャイアントにスイッチ。ジャージデザインは腕の部分が白色に変更されている。
ラボバンク2009メンバー
マウリシオアルベルト・アルディラ(コロンビア)
ラース・ボーム(オランダ)ラボバンク・コンチネンタル
グレーム・ブラウン(オーストラリア)
スタフ・クレメント(オランダ)ブイグテレコム
ブラム・デフロート(オランダ)
マーク・デマー(オランダ)
フアンアントニオ・フレチャ(スペイン)
リック・フレンス(オランダ)
オスカル・フレイレ(スペイン)
フアンマヌエル・ガラーテ(スペイン)クイックステップ
ロバート・ヘーシンク(オランダ)
マシュー・ハイマン(オランダ)
ペドロ・オリッリョ(スペイン)
ディミトリ・コズンチュク(ロシア)
セバスティアン・ラングヴェルト(オランダ)
トム・リーザー(オランダ)
ポール・マルテンス(ドイツ)
デニス・メンショフ(ロシア)
コース・ムーレンハウト(オランダ)
バウク・モレマ(オランダ)
グリシャ・ニアマン(ドイツ)
ニック・ナイエンス(ベルギー)コフィディス
ヨースト・ポストゥーマ(オランダ)
カイ・レウス(オランダ)
トム・スタムスニデル(オランダ)ゲロルシュタイナー
ブラム・タンキンク(オランダ)
ローレンス・テンダム(オランダ)
マーティン・チャリンギ(オランダ)サイレンス・ロット
ヨス・ファンエムデン(オランダ)
ピーター・ウェーニング(オランダ)
メインスポンサーは1996年からチームを支え続けているオランダの大手銀行ラボバンク。チームの年間予算はプロツアーチームの中でもトップクラスだ。サテライトチームとして「ラボバンク・コンチネンタル」と「ラボバンク・シクロクロスチーム」を運営しており、同国の若手育成も担っている。
今シーズン、プロツアーチームには6名が新たに合流した。若手の有力株だったトーマス・デッケル(オランダ)はチームを離れたが、チームは相変わらずオランダ人選手中心の布陣。所属する30名のうち18名が同国出身選手だ。
そんなオランダチームにあって、グランツールではロシア出身のデニス・メンショフがエースを担う。二度のブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝者のメンショフは、今シーズンもグランツールの総合成績を狙ってくるだろう。
弱冠22歳のロバート・ヘーシンク(オランダ)は、山岳に乏しい同国が生んだ新鋭クライマー。昨年はツアー・オブ・カリフォルニアの山岳ステージ優勝、パリ〜ニース総合4位、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合7位と、メキメキと頭角を現した。2004年にはオランダのU19TTチャンピオンに輝いており、ステージレーサーとしての更なる成長が期待されている。
過去に三度世界チャンピオンに輝いているオスカル・フレイレ(スペイン)は、グランツールやクラシックレースでも優勝経験豊富なエーススプリンターだ。スペイン出身者は他にも北のクラシックを得意とするフアンアントニオ・フレチャとペドロ・オリッリョが所属。今シーズンは第四のスペイン人・フアンマヌエル・ガラーテが加入した。
昨年のロンド・ファン・フラーンデレン2位のニック・ナイエンスも新加入。チームで唯一のベルギー人選手であり、母国のクラシックレースにはエースナンバーをつけて出場するだろう。ちなみにナイエンスの奥さんは、元ベルギーRR&TTチャンピオンのエヴィ・ヴァンダム。
コンチネンタルチームから昇格した23歳のラース・ボーム(オランダ)は、2007年の世界選手権U23TTの優勝者。2月1日に行なわれたシクロクロス世界選手権では、連覇が期待されながらも20位に沈んだ。しかしシクロクロスで磨いたそのパワフルな走りは、ロードレースにも活かされることだろう。
オランダ出身の選手としては他にも、2006年と2007年にナショナルTTチャンピオンに輝いているスタフ・クレメント(元ブイグテレコム)、スキル・シマノ時代の2006年にツアー・オブ・ベルギーを制しているマーティン・チャリンギ(元サイレンス・ロット)、そして若手のトム・スタムスニデル(元ゲロルシュタイナー)がチームに合流している。
使用するバイクは、コルナゴからジャイアントにスイッチ。ジャージデザインは腕の部分が白色に変更されている。
ラボバンク2009メンバー
マウリシオアルベルト・アルディラ(コロンビア)
ラース・ボーム(オランダ)ラボバンク・コンチネンタル
グレーム・ブラウン(オーストラリア)
スタフ・クレメント(オランダ)ブイグテレコム
ブラム・デフロート(オランダ)
マーク・デマー(オランダ)
フアンアントニオ・フレチャ(スペイン)
リック・フレンス(オランダ)
オスカル・フレイレ(スペイン)
フアンマヌエル・ガラーテ(スペイン)クイックステップ
ロバート・ヘーシンク(オランダ)
マシュー・ハイマン(オランダ)
ペドロ・オリッリョ(スペイン)
ディミトリ・コズンチュク(ロシア)
セバスティアン・ラングヴェルト(オランダ)
トム・リーザー(オランダ)
ポール・マルテンス(ドイツ)
デニス・メンショフ(ロシア)
コース・ムーレンハウト(オランダ)
バウク・モレマ(オランダ)
グリシャ・ニアマン(ドイツ)
ニック・ナイエンス(ベルギー)コフィディス
ヨースト・ポストゥーマ(オランダ)
カイ・レウス(オランダ)
トム・スタムスニデル(オランダ)ゲロルシュタイナー
ブラム・タンキンク(オランダ)
ローレンス・テンダム(オランダ)
マーティン・チャリンギ(オランダ)サイレンス・ロット
ヨス・ファンエムデン(オランダ)
ピーター・ウェーニング(オランダ)
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